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智くんの成長をみんなで見守るお部屋

『発達障害、治った自慢大会!』の殿(しんがり)を務めた智くん一家のお話。
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智ママ

昨日、立花にQEEG検査に行ってきました。

全体の脳年齢は9.8歳で、前回の9.2歳から上がっていました。
驚いたことに、脳内出血がある右の後頭部の位置にまだ生き残っている脳の部位が、脳年齢13,2歳と出て、実年齢の11.5歳を上回っていました。
左前頭葉も12.3歳と出て、この部位も実年齢を超えていました。

脳年齢>実年齢ということは、
遺伝子異常により形質発現は健常者の半分しかない息子の脳でも、脳を成長させて、
脳年齢(その年齢だとこんな脳はパターンが出ます、とAIに情報が蓄積されています)が実年齢を超える以上の結果を、
(脳の機能がアップして、息子のできることや生活の質が上がった事が数値に出た)

中川先生の持つノウハウ+療育整体+PT(大腰筋のストレッチと股関節のストレッチ、それにゆるい体感筋トレの組み合わせ)で出せる。
ということだと言えます。

実生活で観察されたことを報告します。
バイオ・ニューロ・フィードバックとPBM開始前は、生活上の指示を出しても、一回の指示のあと「わかった」といって、取りかかるまでにタイムラグが空くので、動いているうちに指示の内容を忘れかけてしまって、
動き始めたあとに、また指示を出さないと、指示した内容が完全に遂行できない。
というメモリの弱さがありました。

最近は、一回指示を出したら、そのまま「〇〇するということで、いいですね?」と息子が自主的に指示を復唱して確認をとり、その後に実行する。しかも、実行しながらでも指示が頭の中に残っている。という形で、
『一回の指示で完全に遂行することができる』状態を作れるようになったため、
忙しい時間でも、私が指示と見守りを何回も繰り返さなくなって、一回で指示が通るようになったので、とても助かっていました。
それが、脳年齢>実年齢の測定結果として出てきたのだと分析・考察しています。

今回、左前頭葉が12.3歳となったということは、前頭葉が成長して機能アップしたということと同義と捉えていいので、これからは社会に出るにあたって制御・振る舞いに使われる前頭葉にPBM装置を当てて、その部位の発達を促す。という実験内容の変更が決まりました。

次のQEEG検査は二ヶ月半後です。

中川先生から脳機能アップに関しての指摘と提案がありましたので、お伝えします。

よくQEEG検査に来られるお子さんが、癇に障ったらしく「いや!」と感情を込めて不愉快や拒否を表出することがあるのですが、
その表出が一心同体になっている親御さん(多くが母親です)に向けてのものと同じレベルの子と、
息子のように、第三者へも「ココのこういうところが嫌です」と自分なりの理由・説明を述べた上で不愉快・拒否を表出できる子とでは、
後者のほうが、圧倒的にQEEG検査も受けさせやすいし、脳機能の訓練の結果も上がりやすい。
(同じ検査・訓練を施しても、結果が後者のほうがいい)
という傾向が見られるそうです。

なので、できれば、QEEG検査を受ける前までに、第三者にも自分の感情・不愉快を論理的に(少なくとも初見の中川先生に)表出できるようになっておいてから、
(自分と他者は違う人間であることを理解して、自分の感情を説明できる芽ができていう状態で)
QEEG検査とその後のメソッドを受けられると、より効率の良い結果が得られるでしょう。とのことでした。

私の個人的意見としては、
QEEG検査一回、単体だけなら、自費としてまあまあな値段ですが、
一連の機器レンタル+半年の指導+結果チェックのQEEG検査と、全体こみの値段だと、庶民には決して簡単に出せる金額ではありませんので、
せっかくなら効率の良い受け方をして、お子さんの脳の機能を伸ばせていかれたらいいな。と思いました。

中川先生からの伝言も含めての、息子のQEEG検査結果の報告は、以上です。
今日から新しい形態でのPBM装置を使った実験に入ります。

また、変化があったら、マメにこちらに報告します。

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