「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

我が家の治った自慢

発達障害の診断がついたり、グレーゾーンと疑われたお子さんだけど

・こんな風に治ったよ
・こんなことしたら治ったよ

というエピソードをどんどんお寄せください!

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たんぽぽ

息子が中学生の頃から参加していたボランティア団体が、先般解散しました。主要メンバーの方々の高齢化も一因なのですが、何より支援先の地域が自走できるようになった土壌がすっかり築かれたゆえに迎えた終焉です。実行力に秀でた方々で、いつも温かくて活気に溢れた気のいい空間でした。素敵な方々に囲まれて過ごした経験は、息子にとって何よりの宝となっています。

ボランティアは、途上国にボールや本を送る活動でした。初めは金銭を送っていたけどどこかで盗まれてしまってうまく届かない、そこで運動面や教育面で寄与できるようにと物資を送る活動に切り替えたとのことです(それでもうまく届かないこともたびたびだったようですが)。現地の人々が皆でスポーツを楽しむようになったら離職率も減ったとのこと。息子は、日本からの物資の箱詰め等、輸送手続きを主に手伝っていました。そのうち、農業支援や教育支援も行うようになり、それらの活動も地域に根づいたとのことです。息子もいつか現地に行けたら、と思っていたようですが、その前に解散となりました。でも、この活動参加がきっかけで、高校生の時にアフリカに1ヶ月ボランティアに行く体験ができました。

最後の会報に息子も寄稿していいよと言っていただき、留学先から寄越した文の一部です。

「◯◯の皆様は知識がなくても、なかなか活動に参加できなくても、いつも温かく受け入れてくださいました。大学のゼミの先生から、「あなたの長所は、何事にも興味を持ち、問題と向き合おうとするところだ」と仰っていただいたことがあったのですが、こうした姿勢は、互いの個性を尊重し、楽しく活動することをなによりも大切にする皆様の影響が大きかったのではないかと思っています。英語の成績も特別良くはなかったのですが、それでも外国語や国際系の分野や交流に興味を持てたのも、◯◯のお陰だと感じています。」

これはどこに書いたらいいだろう?雑談のお部屋かな?と思ったのですが、いいこと書くなあと思ったので「自慢」とさせてください。(現在、留学も楽しんで奮闘中です。そのうちまたご報告したいです)

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yoyoyo

秋に判定上は中度→重度知的障害になった娘ですが、最近ぐんぐん伸びています。

「◯◯だから今日はこっちを先にしようか」という説明で日常生活のルチンを変更したり、「今日のおやつはお終い。また明日食べようね」で楽しみを先送りしたり、話を理解して自分なりに納得して行動できるようになりました。

また、字が綺麗に(当社比)なりました。画数の多い漢字でも線を等間隔で引き、バランスよく書けるようになりました。

算数では繰り上がり、繰り下がりの計算に苦戦していましたが、本人が理解しやすい方法を模索して丁寧に教えたところ、できるようになってきました。

時間の概念が身について未来の予測ができるようになったり、「後でやれるから今やらなくても大丈夫」と思えるようになったり。
目の見え方や細かい身体の使い方も変わってきたのでしょう。
計算する様子を見ていると、ワーキングメモリも向上しているようです。

できることが少しずつ増えると好循環にはまり、どんどん伸びていくのだなと感じます。

親がやったこと。
美味しいご飯を作って、質のよい睡眠が取れるようにする(お風呂でマッサージしたり、身体が硬い部分をさすったり)。
本人が楽しみにしている活動を一緒に楽しむ。
「障害があるからやっても仕方ない」と思わずに何でも経験させる(健常者と同じことはできなくても、できる範囲で)。
一日一度はギューっと抱きしめる。

普通の子育ての中にちょっとだけわが子専用のサポートを組み込むこと。「そんなのじゃなくて何か特別な方法が知りたい」という考えを親が捨てることが、子を治そう(変えよう)と躍起になるよりも先なのだと思います。

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