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浅見淳子

おはようございます。

お盆の昨日は、読書などしてまったり過ごしました。富良野の方から立派なメロンを二つもいただき、一つが食べごろになったので、切って半分母に届けました。夜は生ハムと一緒に頂きました。生ハムとメロンはなぜあんなに合うのでしょうね。

さて、たにしさんが『脳の中身を見てみよう』の感想をくださっています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-80/#comment-13232

たしかに、昔は心拍数とか血圧とか、病院で測るものだった。それが今はすぐ測れるものになりました。有酸素運動していても、心拍数の上がり方を一つの目安にして運動量をコントロールしたりしています。医療機関でしかできなかったことが、家庭でできるようになっている。

それが脳波にも及んだ、ということですね。そして昔と違うのは、ただ測定するのと違い、それをただちにAIに解析させて、ビッグデータと照らし合わせ、標準からの逸脱を測定したり、今後どういう手立てを取るのがいいのかわかったり。そしてたにしさんご指摘のとおり、マシーンを使うニューロモジュレーションだけではなく、療育整体はここで大事なツールになってくるのです。

たにしさんはご子息を中川先生のもとに連れて行ったばかりですから、感想にも臨場感がありますね。どこのコーナーに書けばいいですかというご質問がありましたので、雑談のお部屋と愛読書のお部屋と二つに書いていただきました。

たにしさんもそうですけど、お子さんにQEEGを受けさせた親御さんたちはよく「思ったとおりだった」と言います。普段から観察しているお子さんの困難や長所。それがまさに脳波で割り出されているようですよ。

どうも全員を「グレーゾーン」と診断し、TMS一辺倒を勧めるクリニック(しかも高額で)があるらしく、それで社会問題化しているようですが、田中先生中川先生路線はTMS一辺倒どころか、田中先生に至っては小児にTMSは使わない方針のようです。難しいことはわかりませんが中川先生が「小児はもっと自分で治せる力があるから」的なことをおっしゃっていましたね。だから脳波を撮ったあとは、バイオフィードバック、ニューロフィードバック、大人ならTMS、PBM、そして療育整体とバラエティ豊かな方法が用意されているということです。

それと、たにしさんが感想の中で、本の中で私がAIに色々質問している態度について触れてくださっていますが、日本の発達ギョーカイの情報統制に打ち勝つには、AIは非常に強い味方です。

日本でも間違ったかたちでQEEGを展開した例もあるようですから、既得権益を手放したくない従来ギョーカイはあれこれ言ってくるかもしれません。その中にはなんとか研究所とかそういう肩書のある人もいるかもしれません。著作もあるかもしれません。でもそういう人が「むやみやたらに」反対しているのをみたら、質問してやればいいのです。「それで、あなた何人治しました? 松島眞一さんみたいに治す方法広めた人ですか?」と。

そうじゃないなら黙っていてもらいましょう。日本のギョーカイは、治す方には一ミリも寄与しない穀つぶしに公金と肩書を与えています。たぶん方々の分野でこういうことをやっているから、日本は落ちぶれたのでしょう。

そういう人に対抗するときに、AIは強いツールなのですね。何しろ日本の既得権益にも国民皆保険にも忖度ないし、多言語を情報源としますので、あっさり情報をくれるのです。

日本でいかに専門家がQEEGをインチキ扱いしようと、「どこを測定するか描いて」と言ったらさっさと持ってきてくれたのが本書のP27にある図です。三秒くらいかな。日本の発達有識者()にきいたらまず否定から入るでしょうけど、AIはニンゲンではないので利権にがんじがらめになっていませんから。

私はこれから療育整体の本を一冊作り、その後も出版をやるとしたら、おそらく反医療がテーマになると思うのですが、反医療まで行かなくても、「支援者あてにしてたらいつまでも治らないわ」活動はしていくと思いますね。本というかたちかどうかはわかりませんが。

ではでは皆様
楽しい残りの休暇を。

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浅見淳子

おはようございます。

遊びまくったおとといとは打って変わって、昨日は大事なお仕事&楽しいプチ饗宴、の日でした。お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

智ママさんが新刊の感想を書いてくれました。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/1164/comment-page-15/#comment-13229

そうなのです、ニューロモジュレーションは日本に(出版的には)未紹介の分野でした。平凡な紹介のされ方としては、

・新分野が見つかる
・日本への紹介はまず専門家ベース
・専門家同士であれこれと情報のやり取りを(無駄に)行いなかなか社会実装されない
・数年たってようやくエンドユーザー(保護者当事者)の知るところとなる。
・そのころには立派なライセンス経済圏ができていてなんだか高いものになっている

という経路をたどるのですが、今回ニューロモジュレーションmeets発達障害 を最初に本にしてしまったのが花風社で

花風社はご存じのとおり「専門家、使えねえ」というところから発している会社なので

いきなりエンドユーザー向けに作ってしまったのですね。

「こういうの日本でも始まりました。わりとお手頃な値段で」という本がしょっぱなに出てしまう。

それを田中伸明先生は「偉業」と呼んでいるわけです。

リケジョの智ママさんはそのあたりをわかってくださったと思います。ありがとうございます。

そして今日は終戦記念日です。80年目ですね。

戦争を知らない私たちは、恵まれた時代を生きたもんです。
そのことに感謝したいですね。

ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日はライドのお稽古等、遊びきって、疲れ果てて帰ってきました。スーパーで買ったお惣菜をパックあけするだけのディナー。最高。

コロナ以降、とにかく自炊ぐせがついちゃった。旅行している時以外は自炊になって変な癖をつけさせてしまったような気がします。自炊は慣れると楽だし安いしおいしいし。

いつもは買い食いナイトでもサラダぐらいは作りますが昨日はサラダも買ってきた。夫はおいしくないと文句を言っていましたがおいしくなくたって作らずに食べられるのはいいことです。作る方はそう思いますよね。

明るいうちに眠くなったんですけど、なんとか暗くなってから寝ました。

今日は打って変わって大事なお仕事の日です。

ではでは皆様、楽しいお盆休みを。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日は母とお墓参りに行きました。そして天ざるを御馳走してもらい鯵寿司を夫のお土産に買って帰ってきました。曇っていた分そんなに暑くなくて、いいお墓参り日和でした。

帰ってきてシャワー浴びて少し昼寝したつもりが、夕方になっていてびっくりしました。平和なお盆の休暇です。今日はライドのお稽古に行ってきます。

山本文緒さんのうつ病闘病記『再婚日記』を読んでいます。このうつ病日記は単行本で出たとき、いろいろクレームが寄せられたそうです。発達界隈にいるとデジャブなクレーム「恵まれた人が闘病記を書かないで」みたいなやつ? それと「あなたの例が一般化されると困る」ってやつ? いつも不思議なんですけど、闘病記なり手記なりは、その人の体験だと読み手はわかっているので、わかっていながらそこに自分にとって有益な情報を読み取ろうとするのが読書という営為なので、一人の人が全員を代表すると思っている人のほうが少数派なんですけど発達の世界ではなかなかそれが通じない。うつ病界隈もそうなのかな、と思いました。

著者の最期の記録を私は読んだばかりなわけですが、すい臓がんになったとき著者は「なんで私が」と思ったそうです。それで、お酒もたばこも13年間やっていない、というのを読んで、読んでいる私も「なぜこの方が?」と思ったわけですが、なんのことはない、十数年前の生活を見ると、かなり不規則でした。食事も外食がち。喫煙。はしご酒。運動嫌い。

別に運動をするのは健康づくりのためではなく、私の場合にはたんに気持ちいいからなのですが、ChatGPTに「運動習慣とガンのかかりにくさは関係があるか」きいたところ、あるというエビデンスは出ているみたいですね。とくにガンの種類によって違って、乳がんとかはわりと関係があり、すい臓がんは関係が薄いみたいです。まあ、運動習慣があると心肺機能や筋肉には影響があるので、それが免疫力にもつながっているようです。こういうのも日本の不思議な医療のもとでは「トンデモ」なのかもしれませんが、一応AIはそう言っていましたよ。

で、このうつ病闘病記に寄せられたクレームの一つが「恵まれた人の体験はどうのこうの」があったみたいなんですけど(このへんも発達界隈そっくり)、私が思ったのは「人気作家のように華やかな仕事について人脈もお金もあると、不規則な生活が楽しいものになってしまうんだな」でした。あと山手線の内側に住んでいるのも。

華やかな生活と無縁でうつになって不規則な生活をしている人というのは世の中にいっぱいいると思うのだけど、人気作家の場合人やお金に恵まれているためにその不規則な生活がenjoyableになってしまい、強化子が多すぎて、それこそ病まないと抜け出せなかったかもしれないな、とそんなことを思いました。

そしてこの方は軽井沢に移住してそこで最期を迎えるわけです。
軽井沢はきっと、よかったんだろうな。
自然もあれば、おしゃれなお店とかもあるみたいだ(数十年も行っていないのでわかりませんが)。

引き続き読んでみます。

ではでは皆様も
楽しいand/orのんびりとした休暇をお過ごしください。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日は発達に関係ないけど、自分が今考えていることをnoteに書きました。
題して「うちらの世代は死ぬのがいいわ」です。

https://note.com/asami_kafusha/n/nfe4e604f37f4

あとに続くロスジェネの老後問題がありますが、一つの解決方法として我々の世代が早死にするといいわけです。注射打っちゃった人が多数いるので期待が持てますね。

で、私自身も長生きを望んでいないのですが、どうやって死ぬかがまだ見えないところがあります。

でもきっと、早死にできるんだと思います。反医療なので。

で、昨日はこの本を読みました。
『無人島の二人』

https://amazon.co.jp/dp/B0DFB3JJKW

山本文緒さんは、好きな作家のひとりです。未読のものもありますが。
ほぼ同年代だったのに、亡くなったときはびっくりしました。すい臓がんだったということです。すい臓がんは発見されにくいとよく聞きますが、見つかったときは放射線治療に間に合わなかったそうです。余命四ヶ月。それでも一応抗がん剤を打ったのですが、あまりのつらさに一度でやめて緩和ケアを選んだそうです。

そして早期退職した旦那様に支えられながら、最期の日々を送られました。私は、がんで死ぬ最期の日々ってどんなのかな、と思って読みました。自分もがんになったら、治療は受けたくないなと思っていますが、緩和ケアがなかったらどうなるのだろう、とか。

その結果、緩和ケアがあってもつらい日々だということがわかった、という感じです。それと、亡くなる前の人間がどういうことを考えるのか、作家さんが書き残してくださったのはとてもありがたいことですね。

ご冥福をお祈りいたします。未読のものも大事に読んで行きます。

ということで次は山本さんの何を読もうかなと思ったら、この方入院までしたうつに苦しんだ数年があるらしく、その間の闘病記も書いていらっしゃると知りましたのでこちらをぽちりました。

https://amazon.co.jp/dp/B009GPMG98

これを読んでいきたいと思います。

山本さんは毎年人間ドックを欠かさず、十三年間お酒もたばこも手を付けていなかったそうです。40歳のときにうつで入院するまで、入院経験がなかったそうです。そしてすい臓がんで入院して、入院生活にへきえきとしたこと。尊厳が守られないような、そういう表現がありました。

私も普段の医クラの態度とかをみていて、どうしても彼らの管理下に入る気にはならず、入院して治療を受けたりするよりは「死ぬのがいいわ」と思っておりますので、昨日のnoteを書きました。

お盆だから死の話をしてもいいでしょう。で、今日はお墓参りに行ってきますね。noteのタイトル写真に選んだのは飛行機から撮った江ノ島で、あの付近で父が眠っているのでこの写真にしようと思いました。

ではでは皆様
楽しい夏休みを。
お仕事の方もがんばってくださいね。
私は新刊の取次搬入を済ませてから夏休みを取る予定です。

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