さて、ますます充実している「我が家の治った自慢」です。
毎日毎日どなたの書き込みをご紹介させていただこうか迷うのですが、ここあさんの場合には「前回待って良かったな」っていう感じです。
7月18日に書き込んでくださった書き立てほやほや治った自慢からご紹介しましょう。
息子やりました!
6年の1学期ももうあと2日で終わり。小学校は連日総合テストの日々です。
漢字が最大の難関である息子は5年生の時、各学期のまとめ漢字テストは二、三度支援級で予備テストをしてから交流級で本番を受けていました。だからある程度点が取れるのは当然。のはずが、その割には…という結果でした。
今年の担任は甘くなく、ちゃんと予備テストなしで皆と同じ条件で総合テストを受けさせてくれました。
そしたら!
国語→文章題:表100点、裏89点
漢字50問:88点!!
幼児期から読むのだけは得意で4歳で絵本や図鑑の説明文をスラスラ音読、知らない漢字も前後の文章から察して読めてしまい、そうするうちにどんどん読み方を覚えてしまう子でした。
反対に書くのはてんで苦手で
・続けて練習すると3文字目以降は違う字に変身してしまう&腕が疲れて10文字とかとても書けない
・勿論枠や行内になんて収まらない
・1つの文字で一部分はすごく大きく一部分はすごく小さい等バランスもぐちゃぐちゃ
・漢字だけでなくひらがな、カタカナ、数字も他人が読めないことが多々ある
なので他教科でも正解なのに読めない字だから✕、という事もしょっ中。どこまで理解できてるかテストでは判断できない状態でした。
それが今では、社会、理科は家でろくに復習しないのに単元テストではほぼ満点、今回の総合テストでも共に98点。
算数はうっかりとせっかちが災いして点を落としがちですが、落ち着いて解き直させるとちゃんと正解できる。
特に漢字は今は小さい枠でもきれいに収まるし、細かい違いも気付く事ができるようになり、なん文字書いても疲れなくなってきっちり練習できたのでちゃんと結果が出せたんだなと思います。
これもひとえに身体アプローチと栄養アプローチのおかげ!!
黄本芋本を始め、南雲さんの本、情報与えていただいた「向日葵のかっちゃん」も大変参考になりました。
そして低学年時、まだ栗本さんの本が発売される前に何よりお手本になったのが大地くん本!!
彼とご両親、先生が実践されている事をたくさん真似して、少しずつ息子に合うようやり方調整して。
当時の私の一番の心の寄りどころでした。
今でも度々読み返している、大好きなシリーズです。
そんな感じで、皆様のおかけで書字障害もどきは完全に治りました😊
中学校入学に向けて夏休みも「食う」「寝る」「遊ぶ」を大切にしながら更に実力を伸ばしていきたいと思います☆
ここあさんは長い間頑張っていらした。栗本さんが全国巡業しているおかげで、直接みてもらう機会もあった。あと、花風社クラスタの応用力のあるお母さんたちから多くを学んでいた。
花風社クラスタのお母さんたちは、一律に一日何分と決めて金魚やったり、ビタミンなんとかを何グラムとかやっているわけではありません。みんな事情が違う。お子さんにアレルギーがあれば口にできるものも限られている。そもそも経済力、家族の理解、お母さんがどれくらいの時間を割けるか、みんな違う。それでも子どもをよくみながら自分のできる範囲でやっているという志は同じ。そして長年みていて感心するのは「おたくはいいわね」とかそういうくだらない会話が全く出てこないことです。
ここあさんは応用力をこのお母さんたちから学んだと思います(お父さんもいらっしゃいますが)。
そして長年の成果がこの6月19日の書き込みでした。
上記書き込みから一ヶ月前です。
初めて書き込みさせていただきます。
息子(小6)の治ったこと。
・睡眠障害
・季節の変動による体調不良
・感覚過敏(触覚と聴覚)
・噛み癖
・夜尿
・常同行動
・拘りの強さ
・自分の世界に入り込む癖
他にもあるかもしれませんが、今思いつく限りでもこれだけ治りました。
就学前に治ったものもあれば、ついこの前まで悩みに悩んでいたものもあります。
やった事は
・ひたすら外遊び
・足裏合わせ
・金魚やでんでん太鼓、ブルブル体操
・藤川理論を元に高たんぱくビタミン
一時期クラスメイトとのトラブル続出で本人も苦しんでいましたが、それも先生方の協力と本人の努力で今ではそれなりにクラスにとけ込んでいます。
何より本人には根性がありました。
一昨年初めて嫌がらせされた時、「もう行きたくない。前校に戻りたい。」と泣いたのは一度きり。休みたいとも言わず、登校渋りもせず毎日時間には笑顔で登校した強さが乗り越えられたひとつの要因ではないかとも思っています。
そしてその強さはきっと体が出来上がってきていたからこそ保てたものではないかと思います。
花風社に出会っていなかったら様々な解決法と出会う事もなく、体もさらに弱くなっていろんな事をクリアできなかったと思います。本当にこの出会いには感謝しています。
まだまだ課題は残っていますが、これからも少しずつ治していけると信じて前に進みます。
『発達障害は治りますか?』が出たときのことを思い出します。
あのとき出版直後に、神田橋先生の教えを実行に移し「おねしょしなくなった」という方がいました。先生にご報告すると「うれしいねえ」とおっしゃいました。そしてこう付け加えられました。「うれしいけど、それはまだ一次障害の治癒ではない」。
その後、その意味がわかりました。
そのおねしょしなくなった方がどうなったかというと、それまで出ていなかった言葉をしゃべりはじめたのです。
その後栗本さんの知見を経てきた私たちだから当たり前だと思いますが、内臓が育ったのですね。内臓が育つのが言葉が出る前段階というか条件だったのかもしれません。
そしてここあさんのおうちは、こういう諸々が治ったというご報告が6月19日あって、その後期末のテストで学力の伸びが確認できた。その書き込みが7月18日。
たった一ヶ月。
その間に、実はできるお子さんだったのが、顕在化したわけです。
というか親御さんはわかっていた優秀なところが、社会的に認められるかたちで表現できる力がついたのです。
これが障害が治る→資質が開花する
っていうことですね。
ここあさん、おめでとうございます。
さらなる治った自慢をお待ちしていますね。