「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

智くんの成長をみんなで見守るお部屋

『発達障害、治った自慢大会!』の殿(しんがり)を務めた智くん一家のお話。
重度の障害があってもどんどん治っています。
日々楽しいエピソードがたくさん!
みんなで見守りましょう。

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智ママ

自宅で
PBM(脳細胞のミトコンドリアの活性を上げる)
バイオ・フィードバック(血中酸素濃度を上げる)
にがり塩のお風呂(Mgイオンを経皮補充)
ボイタ法(胸郭を広げて酸素を取り込みやすくする)
療育整体(脳への血流UPを促す)
股関節と大腰筋ストレッチ(姿勢維持のための固まった筋肉を緩めるのと、ストレッチで刺激を入れて代謝を上げる)

を、母親が疲労で倒れる寸前で、もう動けないとき以外は、毎日、施しています。

その結果、今まで『数の分解』と『一桁の引き算』が全くお手上げだった息子ですが、具体物(数えるもの)があれば、簡単な引き算ができるようになりました。

うちでは、『さくらんぼ算』の前段階の『数の分解』を理解させるのに、
ドラッグストアのプライベートブランドのビタミンB群錠剤を10個出して、それを動かして教材にしています。

終わった錠剤は、机の上に直置きされてたため汚染源となるので、息子が4個、私が6個、計算のドリルが終わったら一気に飲んで『ビタミンB群の多めの補充』にしています。

日常生活では、母親の声の調子や話し方で、母親の状態をさっと読み取ったり、料理を盛りつける音を聞きつけて「お母さん、お皿を運びましょう」と母親の背後斜め近くに立ったりと、
『多発奇形で生まれたけれども、中度知的発達としては【シゴデキ】な小6男児』となってきて、

日常の指示が通りやすいだけでなく、朝の修羅場のときに「お母さんは水筒の水チェックをお願いします!僕は靴下を履きますから!」と状況を読んで、母親に指示を出すことがたまにあるようになりましたので、

母親の私は驚いております。

話の内容も荒削りな会話から、相手の反応をみて話題を変えたり、質問をする前のワンクッション言葉がつくなどの細やかさが出てきて、
以前より対人関係が円滑に進むようになっているのでは?となるときが多くなりました。

まだ2週間程度なので、今後の変化が楽しみです。

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智ママ

STで聞き取った言葉を書き取る訓練がありました。
『まど(窓)』と、『まと』
『まち(街)』と、『マッチ』
『ちず(地図)』と『チーズ』
『おじさん』と、『おじいさん』
すべて、耳で聞いて、聞き取った音だけで脳内変換し、言葉を呼び出して書き表す。という、小2レベルの内容です。
昭和30年代の昔は、小1から小2まで、教師が言った言葉を聞き取って書き表す。という『書き取り』が行われていたそうです。

脳梁が一片たりともなくても『書き取り』ができるという事例自体が大変珍しいらしく、仕上がりにSTが大喜びしていました。

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智ママ

毎日、小学校最後の思い出づくりに!と体育大会の出し物の練習が続いています。
毎日、おやつのあとにPBMを20分、させています。

連日の体育大会の練習に力が入りすぎて、練習の途中で動きがフラフラしてきたり、無表情になって目がうつろになってきたりしてきて、
(心臓に負担がきて苦しくなると、いつもそうなります)
それに気づいた支援級担任が、慌てて脈を計測して安全を確認した後に、別室の教室に隔離して休ませるということが一週間続いていたので、
大学病院に報告・相談して、心臓受診を一ヶ月早めて、検査を4つ受けました。
24時間計測のホルター型心電図もとりました。

各検査の結果、息子の心臓自体はさほど悪化してなくて、むしろ心不全ホルモンなどの結果などは、調子が良くなっている部分もあることがわかりました。
体育大会の出し物の練習を、これまでの5/6または3/4の負荷に減らして、息子の様子を見ながらならば、練習を継続してもいいことになりました。

知的発達と心機能の悪化の関連は大きいので、息子の心機能・健康関連の情報も全部中川先生にはお伝えしているのですが、
「そろそろPBMとバイオ・フィードバックも同時に行ってみましょう」
と指示が出ました。

バイオ・フィードバックの装置は、半年間ビニールパックの中に保管していて、すっかり電池が切れていたので、さっそく充電し終わったら、いつもの場所にひょこっとおいた拍子にわからなくなって大騒ぎで探しました。
私が探して散らかしたものを、ついでに片付けるのに手間がかかるので、息子とスマホとバイオ・フィードバック装置を一緒にして放置していたら、

一年前はゲームの『マークを3つ揃える』が理解できなくて、
母親にMATCHゲームをやらせて、ゲームが仕上がっていくのを、呼吸担当で、呼吸をしながら見ているだけで終わっていた息子が、
一人で模索して、グッズを3つ揃えては消しを繰り返して、淡々とゲームを一面クリアするまでになっていました。
(明らかに、半年前のバイオ・フィードバックだけのときよりも、PBMの成果で、やる気や知能が上がっていることがわかりました。)

今まで、バイオ・フィードバックのときは、私が隣に10〜15分はついていないといけなかったので、私が作業や家事をしてる傍ら、一人で呼吸やゲームをしてくれると、とても助かります。

『遺伝子異常・染色体異常のケースでも、知的障害の改善にかなり成果を上げている』
というPBM装置ですが、息子の場合、年齢が11歳でも、遺伝子異常のために形質発現能が常人の半分しか機能していなくても、そしてそのために「頑固な知的発達が変化しないだろう」日本の医師から生後2ヶ月・3歳・5歳で、それぞれ異なる科で宣告されていても、PBMで、そこそこの結果が出せるようにまでなったようです。

いまから2ヶ月、PBMとバイオ・フィードバックの併用での訓練が続きますが、また変化がありましたら報告いたします。

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智ママ

単なる報告と読み物です。目を通していただければ、幸いです。

体育大会が近づいている息子、昨日、ボイタ法のレクチャー2回目をしてきました。
ボイタ法(少し間違って覚えて施術していましたが)だけ行った結果、骨格の歪みがかなり矯正されかけてきていて、「いい感じですね」ということでした。

一定レベルに矯正されるまで、毎日ボイタ法を施術しておくように指示がありました。
母親の体調の許す限り、ずっと続けてみようと思います。

リハビリ病院から街経由で帰宅して、お風呂に入ろうとした息子。
思春期男子特有の『少年臭さ』が出てきているので、体臭がややきつくなっていて、蝿と虻(ハエとアブ)が、服を脱いだ息子と一緒に浴室へ入っていきました。

息子「あぁーーーー!!あっちへいけ!!」(言葉で追い払おうとしている)
息子「君達!!それでいいと、思っているのか!」(蝿と虻にお説教をしている)
息子「嵐電の電車が紫色だったから・・・」(虫と一緒に入浴している恐怖を紛らわすために、大好きな電車のことを思い出して唱えて、虫の存在を忘れようとしている)

ブーーーーン、という羽音が二重になって聞こえ、

息子「あぁーーーー!!こっちにくるな!くるな、って言ってるだろーーー!!」
(浴室に存在する虫を無視して、楽しいことを思い出して脳内で忘れようとしたが、努力虚しく、息子の匂いにつられて、蝿と虻が飛んできた)

というひとりごとと絶叫が、風呂のドアを開け放した浴室から聞こえてきて、

私「息子。双翅目(蝿や虻の仲間の部類で、主な羽が2枚なのが特徴)に日本語でお説教して、それ、聞いてもらえると思ってるんか??」
「・・・いや、生物種の壁があるだろ?そりゃ無理じゃないか?」
と笑いながらパソコンの前でツッコミをいれていました。

ややあって、蝿と虻が浴室から出ていったらしく、非常に静かになりました。
浴槽のお湯に、やっと安心して、しっかり浸かれたようでした。

息子は、5歳のときには、母親と散歩中に、近所の気のいいおじいさんから
「ぼん!今日も散歩か!ええ子やな、コレやるわ!」
と突然、手のひらに蝉の抜け殻をのせられて、
恐怖のあまりわあわあその場で号泣して、おじいさんから蝉の抜け殻を撤去されて、ピタリと泣き止んだくらいの、相当な、筋金入りの虫嫌いです。

それが、6年ほどで飛んでいる虫に対して「あっちへいけ!」と言ったり、双翅目を相手にお説教をしたりして、「なんとかどこかへ行ってもらおう」という工夫を、ただ恐怖に怯えるだけでなく、現実的に立ち向かえるようになったのは、進歩でした。
(蝿や虻が叩けたらいいのですが、残念ながら息子の筋力の速さでは叩き殺せません)

今度から、虻・蝿・蜂専用の殺虫スプレーを買ってきて、部屋に設置しておくことにします。

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