ホーム全て会議室いま会議室で話していること 管理人よりメッセージ SHARE ツイート シェア はてブ Google+ Pocket LINE 管理人より日常の連絡事項と思いつき。 レスも歓迎します! 3,506 COMMENTS 浅見淳子 2025年12月13日 おはようございます。 昨日、バーツが4.9円になったときき、かつての二倍だな、と思いました。 で、バンコクで見た、買春していたおっさんたちのことを思い出した。 彼らも大変だろうな、今。 お姉さん買うのに二倍の円が必要になった時代。 あの頃、不思議で仕方なかったんですよね。 バンコクで年越しとか、よくあったわけです。とくに正月気分もなく、元旦の朝普通の朝ごはんを食べていると横に売買春カップルが一緒にごはん食べているわけ。日本人のおっさんとタイ人のきれいなお姉さんね。 お姉さんはおっさんを「パパさん」とか呼んでいた。 パパさんはたしかに日本人の、普通に電車通勤していそうなおっさんだったので(中年以上) このおっさんがお姉さんと大晦日を過ごす間家族どうしてるの? ってことでした。 なんとなく、正月は家族と過ごすもんだ、みたいなのがあって。 でも「みいちゃんと山田さん」読んで初めて気づいたんですよ(鈍い)。 あのおっさんたち家族いなかったんだろうな、とか。 見かけはごく普通の日本人のサラリーマンなんだけど、考えてみればその年恰好の人に家族がいるとは限らないわけで。だったらきれいなお姉さんと元旦の朝を迎えたいかもしれない。 私が「みいちゃんと山田さん」を読んだのは読者のあかりさんがここの雑談コーナーで教えてくださったからなんだけど、読んで解けた謎があるのでそのこと書いておきますね。 よく、知的障害の子に福祉がつながらないと風俗に流れる、みたいな嘆きが主として福祉関係者から出てきます。 で、私は福祉関係者に基本的に不信感を持っているので「何がいかんの?」みたいな気持ちも実は持っていた。だってさ、福祉に行ったって自分たちのいいように管理して金づるにするだけ。それだったら風俗方面に行って(どれだけコアなものかどうかはともかく)少なくともお金だけは手に入ったほうがかえって幸せなんじゃないかしら、みたいな気持ちも実はあった。 でもそれは、私が「風俗産業」の解像度が低い見方しかしていなかったからだと思った。 たんに、身体を金に換える仕組みがあり、それはまあ汚れ仕事なんだけど、報酬が多い。 その程度の解像度。 その産業を仕切っている人たちとか、客層とか、そういうのは考えていなかった。だって身近な存在じゃないからね。 でも「みいちゃんと山田さん」を読んで、風俗産業を仕切っているやつらは福祉で働いている人たちより搾取がひどいし、客もひどいのが時々混ざっている、そういう人たちが知的障害の人たちを色々な意味で搾取する、っていうこと。 一つ思ったのは、男の性欲どうしようもないわ、っていうこと。 女の身体も扱いづらいけど、男も大変そうだねえ。 それでバンコクのおっさんたちを思い出したんだけど あの人たちは夜を過ごしたおねえさんを朝食の場につれてくるだけマシだったんだと思う。 私があのとき見抜けなかったのは、あの一見普通に見えたおじさんたちが、もしかしたら今なら「弱者男性」なのかもしれないな、っていうこと。 それで思い出したんだけど 50まで独身の人が結婚する確率は低いとか調査で見たので 小田原の大先生が結婚した時、本当にうれしかったなあ。 私がどれだけうれしがっていたか、目撃していた人はたくさんいると思う。 高松で発表したから、たにしさんも知っていると思う。 本当にうれしかったんだよね。 彼にパートナーができたのはね。 まあともかく 「みいちゃんと山田さん」を読んだおかげで「風俗産業よりは福祉につながったほうがマシ」ってわかりました。 あ、それと 私が持っているバーツ現金は、もしかしたら二倍になっているかもしれないから、機会があったら円にしてみようと思いました。 智くんも金銭感覚がしっかりしてきたようですよ。 すごいね、実地訓練。 智くんの成長をみんなで見守るお部屋 ではでは皆様 楽しい週末を。 返信する 過去のコメントを表示 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。 添付ファイル アップロードファイルの最大サイズ: 32 MB。 画像, 音声, 動画, 文書, スプレッドシート, 対話型, テキスト, アーカイブ, コード, その他 をアップロードできます。 Youtube、Facebook、Twitter および他サービスへのリンクは自動的にコメント内に埋め込まれます。 ここにファイルをドロップ
浅見淳子 2025年12月13日 おはようございます。 昨日、バーツが4.9円になったときき、かつての二倍だな、と思いました。 で、バンコクで見た、買春していたおっさんたちのことを思い出した。 彼らも大変だろうな、今。 お姉さん買うのに二倍の円が必要になった時代。 あの頃、不思議で仕方なかったんですよね。 バンコクで年越しとか、よくあったわけです。とくに正月気分もなく、元旦の朝普通の朝ごはんを食べていると横に売買春カップルが一緒にごはん食べているわけ。日本人のおっさんとタイ人のきれいなお姉さんね。 お姉さんはおっさんを「パパさん」とか呼んでいた。 パパさんはたしかに日本人の、普通に電車通勤していそうなおっさんだったので(中年以上) このおっさんがお姉さんと大晦日を過ごす間家族どうしてるの? ってことでした。 なんとなく、正月は家族と過ごすもんだ、みたいなのがあって。 でも「みいちゃんと山田さん」読んで初めて気づいたんですよ(鈍い)。 あのおっさんたち家族いなかったんだろうな、とか。 見かけはごく普通の日本人のサラリーマンなんだけど、考えてみればその年恰好の人に家族がいるとは限らないわけで。だったらきれいなお姉さんと元旦の朝を迎えたいかもしれない。 私が「みいちゃんと山田さん」を読んだのは読者のあかりさんがここの雑談コーナーで教えてくださったからなんだけど、読んで解けた謎があるのでそのこと書いておきますね。 よく、知的障害の子に福祉がつながらないと風俗に流れる、みたいな嘆きが主として福祉関係者から出てきます。 で、私は福祉関係者に基本的に不信感を持っているので「何がいかんの?」みたいな気持ちも実は持っていた。だってさ、福祉に行ったって自分たちのいいように管理して金づるにするだけ。それだったら風俗方面に行って(どれだけコアなものかどうかはともかく)少なくともお金だけは手に入ったほうがかえって幸せなんじゃないかしら、みたいな気持ちも実はあった。 でもそれは、私が「風俗産業」の解像度が低い見方しかしていなかったからだと思った。 たんに、身体を金に換える仕組みがあり、それはまあ汚れ仕事なんだけど、報酬が多い。 その程度の解像度。 その産業を仕切っている人たちとか、客層とか、そういうのは考えていなかった。だって身近な存在じゃないからね。 でも「みいちゃんと山田さん」を読んで、風俗産業を仕切っているやつらは福祉で働いている人たちより搾取がひどいし、客もひどいのが時々混ざっている、そういう人たちが知的障害の人たちを色々な意味で搾取する、っていうこと。 一つ思ったのは、男の性欲どうしようもないわ、っていうこと。 女の身体も扱いづらいけど、男も大変そうだねえ。 それでバンコクのおっさんたちを思い出したんだけど あの人たちは夜を過ごしたおねえさんを朝食の場につれてくるだけマシだったんだと思う。 私があのとき見抜けなかったのは、あの一見普通に見えたおじさんたちが、もしかしたら今なら「弱者男性」なのかもしれないな、っていうこと。 それで思い出したんだけど 50まで独身の人が結婚する確率は低いとか調査で見たので 小田原の大先生が結婚した時、本当にうれしかったなあ。 私がどれだけうれしがっていたか、目撃していた人はたくさんいると思う。 高松で発表したから、たにしさんも知っていると思う。 本当にうれしかったんだよね。 彼にパートナーができたのはね。 まあともかく 「みいちゃんと山田さん」を読んだおかげで「風俗産業よりは福祉につながったほうがマシ」ってわかりました。 あ、それと 私が持っているバーツ現金は、もしかしたら二倍になっているかもしれないから、機会があったら円にしてみようと思いました。 智くんも金銭感覚がしっかりしてきたようですよ。 すごいね、実地訓練。 智くんの成長をみんなで見守るお部屋 ではでは皆様 楽しい週末を。 返信する
おはようございます。
昨日、バーツが4.9円になったときき、かつての二倍だな、と思いました。
で、バンコクで見た、買春していたおっさんたちのことを思い出した。
彼らも大変だろうな、今。
お姉さん買うのに二倍の円が必要になった時代。
あの頃、不思議で仕方なかったんですよね。
バンコクで年越しとか、よくあったわけです。とくに正月気分もなく、元旦の朝普通の朝ごはんを食べていると横に売買春カップルが一緒にごはん食べているわけ。日本人のおっさんとタイ人のきれいなお姉さんね。
お姉さんはおっさんを「パパさん」とか呼んでいた。
パパさんはたしかに日本人の、普通に電車通勤していそうなおっさんだったので(中年以上)
このおっさんがお姉さんと大晦日を過ごす間家族どうしてるの? ってことでした。
なんとなく、正月は家族と過ごすもんだ、みたいなのがあって。
でも「みいちゃんと山田さん」読んで初めて気づいたんですよ(鈍い)。
あのおっさんたち家族いなかったんだろうな、とか。
見かけはごく普通の日本人のサラリーマンなんだけど、考えてみればその年恰好の人に家族がいるとは限らないわけで。だったらきれいなお姉さんと元旦の朝を迎えたいかもしれない。
私が「みいちゃんと山田さん」を読んだのは読者のあかりさんがここの雑談コーナーで教えてくださったからなんだけど、読んで解けた謎があるのでそのこと書いておきますね。
よく、知的障害の子に福祉がつながらないと風俗に流れる、みたいな嘆きが主として福祉関係者から出てきます。
で、私は福祉関係者に基本的に不信感を持っているので「何がいかんの?」みたいな気持ちも実は持っていた。だってさ、福祉に行ったって自分たちのいいように管理して金づるにするだけ。それだったら風俗方面に行って(どれだけコアなものかどうかはともかく)少なくともお金だけは手に入ったほうがかえって幸せなんじゃないかしら、みたいな気持ちも実はあった。
でもそれは、私が「風俗産業」の解像度が低い見方しかしていなかったからだと思った。
たんに、身体を金に換える仕組みがあり、それはまあ汚れ仕事なんだけど、報酬が多い。
その程度の解像度。
その産業を仕切っている人たちとか、客層とか、そういうのは考えていなかった。だって身近な存在じゃないからね。
でも「みいちゃんと山田さん」を読んで、風俗産業を仕切っているやつらは福祉で働いている人たちより搾取がひどいし、客もひどいのが時々混ざっている、そういう人たちが知的障害の人たちを色々な意味で搾取する、っていうこと。
一つ思ったのは、男の性欲どうしようもないわ、っていうこと。
女の身体も扱いづらいけど、男も大変そうだねえ。
それでバンコクのおっさんたちを思い出したんだけど
あの人たちは夜を過ごしたおねえさんを朝食の場につれてくるだけマシだったんだと思う。
私があのとき見抜けなかったのは、あの一見普通に見えたおじさんたちが、もしかしたら今なら「弱者男性」なのかもしれないな、っていうこと。
それで思い出したんだけど
50まで独身の人が結婚する確率は低いとか調査で見たので
小田原の大先生が結婚した時、本当にうれしかったなあ。
私がどれだけうれしがっていたか、目撃していた人はたくさんいると思う。
高松で発表したから、たにしさんも知っていると思う。
本当にうれしかったんだよね。
彼にパートナーができたのはね。
まあともかく
「みいちゃんと山田さん」を読んだおかげで「風俗産業よりは福祉につながったほうがマシ」ってわかりました。
あ、それと
私が持っているバーツ現金は、もしかしたら二倍になっているかもしれないから、機会があったら円にしてみようと思いました。
智くんも金銭感覚がしっかりしてきたようですよ。
すごいね、実地訓練。
ではでは皆様
楽しい週末を。