知的障害でもクレジットカードは取れますか？

今月はクレジットカードの支払いがどんときて生きづらい私。
突然の奄美旅行とか（日にちが迫っていてネット上ですぐに決済しなければならなかった）新調したMacBookとか。高額商品が重なってしまったんですよね～。
でも実は私、いつもは現金主義だったりします。
ポイントとかあんまり重視していない。
今って通販が多いから、どうしてもクレジットカード使う機会が多いでしょ。飛行機とかの予約もだいたいクレジットカードで支払いでしょ。だから現金で払える機会にはできるだけ現金使うんですよね。

ところで現代生活にはあると便利なクレジットカードですが、これって知的障害の人、取れるのでしょうか？
取った人はいるみたいですよ。
そしてその条件が

だそうです。

よく保険に加入できるかも話題になりますが、手帳持ちでも入れるかことあるごとに保険会社にきいているみたいですね、皆さん。そして既往欄に「自閉症・知的障害」と書いても入れる人はいる。その条件がやはり

だそうです。

支援者は安易に手帳取得や服薬を勧めるかもしれないけど、手帳返上して五年経ってからだからローンが組めたとか、そういう現場の声も大事にした方がいいと思いますね。
支援者が安易に手帳を勧めるのは、障害者になってサービス利用してくれないと（支援者たちの）金にならない、っていう面もあるのですから。手帳取得はいいけど、あっちの都合かこっちの都合かよく考えないとね。

そして、薬が必要な状態なのに保険に入るためあるいはクレジットカードを取るためにのむのを我慢、なんていうのはばからしいけど、のまないで済むのならそっちの方がいい、っていうことですね。
そしてのまなくて済むようになったらやめればいい。医師の指導のもとで。
そのための方法が今はあることを藤家さんは『断薬の決意』で書いてくれている。

そして断薬に至るまでに栗本さんのコンディショニングにずいぶん助けられたようですね。
今も働き続ける上で大事にしている習慣、それがコンディショニング。

薬が必要なこともある。
薬を断つのは本当に大変。
健康によくないことは確か。
この情報を元に、それぞれが決めるしかない。
そして世間は
・服薬していないこと
を評価する。

一方で服薬を勧める医療や教育や福祉の人は、クレジットカードや保険、ローンのことなんか考えていないしそもそも将来仕送りしてくれるわけでもない。
皆さんを社会人として評価するのは医療教育福祉の人じゃありません。
実社会です。
実社会は服薬していないことを評価する。
服薬するときには、それを考慮に入れておきましょうね。