「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

20歳過ぎても治る!

さて、今日は治った界の真打、味噌ぴさんの治った自慢をさらにいただきましたのでご紹介します。

我が家の治った自慢

全文引用します。

常連宣言を済ませているので安心(笑)して、忘れていた大切な次の自慢を。
今朝のたらこさんのTwitterで気づいたんですが、虚弱という言葉からかけ離れた健常さを身に着けた長男です。モリモリ食べていた筈の離乳期を過ぎたら超偏食で食の細い子になっていました。小中学校の9年の給食はいつも担任から給食費を返したいと嘆かれたものでした。通信制高校と併用して通った隣町のフリースクールには本当に伸ばして貰って、ここの給食でようやく偏食が治りかけて来ました。友達を意識し残す罪悪を意識し、皆で作ったものを分け合って食べる喜びを知り・・・。けれど小食は変わらず。
栗本先生にお会いした頃から徐々に胃弱が治り始めました。大好物を食べ過ぎて胃を壊してという負の連鎖から、食べたいものをたくさん食べられる身体に変わって行き、風邪を引かなくなり、引くと高熱が十日も続いていた子が一日で治るようになり・・・どんどん変わって行きました。そうして身長180cmの彼の体重は60㎏になった日小躍りして喜んだ母ですが(だって50㎏なかったので)、70㎏まであとすこし!というガッチリした体つきになって来ました。そして今も色々取り組んでいるので、身体はまだまだ治りそうです。

そう。もう一人の真打(花風社クラスタにはいっぱいいらっしゃいます)のたらこさんがツイッターで「偏食が治り、食が太くなってくるときには子どもの地力が伸びる。風邪引かなくなる、引いても熱出さなくなる、体力がつく、表情が豊かになる、興味関心が広まる」みたいなことを書いていらして、それを「そういえば」と味噌ぴさんが受けていらしたのを見かけた。

もちろんたらこさんのおうちの発達も素晴らしいのですが、味噌ぴさんのおうちの何が際立っているかというと、これが起きたのが20歳過ぎてからだということ。

そして私はそれが信じられるのです。だって藤家さんがそうだったもの。20歳過ぎて、っていうか30歳近くなって虚弱体質を克服した。そして今もどんどんどんどん強くなっている。台風が来ても崩れない。

私がご子息にお会いしたのはすでに虚弱という感じではなかった時期でしたが、先日ひみつのお部屋でお写真を拝見し「こんなにたくましくなられたのか!」とびっくりしました。

逆に言うと、私がお会いした頃はまだパートタイマーで働く人の身体だったかもしれない。でも今はフルタイムで働ける人の身体です。

そしてこの始まりが「食」なんですよね。
藤家さんにとってかつて、食べるのはつらいことだった。
「走り込み」みたいに「食べ込み」という表現をしていました。

そもそも赤本こと『自閉っ子、こういう風にできてます!』

で語っていたように、藤家さんは食べ物の種類も知らなかったです。
おそろしく食に関する経験がなかった。

それが食べられるようになり、回転寿司に行って自分で選べるようになり(以前は考えられませんでした)色々食べるようになって体力がついた。

そして風邪引いて熱が出ても下がるようになった。

実は私が、当初自閉っ子たちと自分の違いを感じたのはこれです。
風邪引いて一晩で熱が下がるのは私の中で常識だった。
何日も熱が下がらない人なんて、家族にも職場にも一人もいなかったからです。
丈夫な家系に生まれて体力のある人たちの集う業界に入るとこういう思い込みができあがります。

だから単純に、一晩で熱が下がらない人は根性がないんだと思っていた。
ところが藤家さんもニキさんもすごく頑張り屋。
なのに下手すると何週間も熱を出しているんです。

これは根性の問題ではないと思った。身体が違いそうだと思った。
そこから長い道のりを経て栗本さんまでたどりついたわけです。
黄色本こと『自閉っ子の心身をラクにしよう!』

芋本こと『芋づる式に治そう!』

を作って知ったことは、そもそも内臓にも未発達があるかもということ。
味噌ぴ家はここにヒントを得た。

それから胃弱が治ったんですね。
全身が整うと今まで弱かった消化器系が整った。

そして快進撃

フルタイム勤務。

そしてお母様にソフトクリームをご馳走。
旅のお部屋をごらんください。

旅のお部屋

いいですね。
夏の花風社クラスタ
お金を稼ぐようになった自閉っ子たちからの親孝行話がどんどん入ってきます。
治るが勝ち。
働くが勝ち。
皆さんもお子さんに何かご馳走してもらえる日を目指して発達援助に励みましょう!

1 COMMENT

味噌ぴ

子どもから奢られるとなんでも美味しさ5割増しになります(笑)。
社長にお会いした5年前より10㎏ほど増量しました。印象が変わると思います。親から見てもずいぶんと逞しくなったものだと、そして彼に逞しいという言葉を使える日が来るなんて本当に夢のようです。5年前は偏食は治ったけど小食で、熱もまだ3日くらいは下がりませんでした。正直言うと彼の二十歳の誕生日は高熱でベッドに寝ていたので、親子してため息ついたのを今も憶えています。
だから、本当に声を大にして言いたいです。二十歳を過ぎても多岐に渡って芋づる式に治って行きますよ!と。今もモリモリ治っています、と。

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