「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

智くんの成長をみんなで見守るお部屋

『発達障害、治った自慢大会!』の殿(しんがり)を務めた智くん一家のお話。
重度の障害があってもどんどん治っています。
日々楽しいエピソードがたくさん!
みんなで見守りましょう。

567 COMMENTS

智ママ

大津祭に行ってきました。

朝からバテていたので
「大津祭の帰りに食べる1個98円のおにぎりを8個、お母さんの代わりに1人で買ってきてくれない?」
と、レシートの裏側に『しゃけ・うめ・こんぶ・シーチキン×2』とおにぎりの具の種類を書いたメモを薬用のビニール袋に入れ、コインで1200円をメモと同じ袋に入れて持たせ、スーパーに送り出しました。

40分経って、おにぎりを持って帰った息子。メモの書き方が悪かったのか、おにぎり2個(梅と昆布)に何故かシーチキンフレーク3缶を買ってきて袋に入れていました。

どうやら、初めてのお使いで緊張して、店内で訳がわからなくなり、店員さんに助けを求めたまではよかったのですが、メモにある『シーチキン』の文字を見た店員さんが早飲み込みして缶詰の場所を案内したので、そこで安心して、とりあえずシーチキン缶を3個、買物カゴに入れてしまったようです。
それでも、息子の記憶のなかにはお出かけ用として梅と昆布のおにぎりはあったので、そちらはちゃんと買ってきた。ということのようでした。

会計はセルフレジでするように言って、全部コインで持たせましたが、1人でコインを出すのに緊張したのか、店員さんに手伝ってもらったそうです。

普段は親がついて買物の監督をしていたので「1人でぜんぶ、何でもする」という状況が怖かったようです。
それでも、「お母さんしんどいから、代わりにおにぎり買ってきて!もし、大津祭にいきたいなら、だけど」という母親の申し出には乗りたかったらしくて、何とかして大津祭に行きたさに、勇気をふるって1人で買い物をしてきた(おにぎりを買うお使いをしてきた)ということでした。

約束どおり大津祭にJRで出かけて、大津駅から歩いて少しの『曳山の駐車場』になっている場所で曳山が13基現れるのを全部見て、写真を撮ってから、歩行者天国になっているメインストリートの道端で、ひと休みして帰ってきました。

山の名前が曳山の飾りつけのテーマになっているので、
「これは『殺生石山』といって、玉藻の前という妖狐がお坊さんから法力で封じられたという話をテーマにしたお人形の飾りつけ」
「これは『孔明祈水山』といって、戦いの場で水乞いをした昔の中国人の孔明という軍師の話をテーマにした山だよ」
と、母親が説明しているのを、息子は全部聞いていました。文学部の素養があると日本のお祭りの山車のテーマが理解できてより祭見物が楽しくなるのですが、まだ漢字仮名交じり文が読めないので(ルビが振ってあると少し読めます)母親の説明をBGMに聞きながら、大津の昔からの文化の勉強をしていました。

・お祭りにはとてもお金がかかるので、街に裕福な商品が何人もいる栄えている街でないと曳山が作れないこと
・人手もかかるので、街のコミュニティがしっかりしていて、町衆の文化の伝承ができるだけの活気や人脈がないと人が集まらないこと
・曳山のように飾り立てた山車を巡行させるには、昔から街全体が商売で活気がある土地でないと難しいこと
・これらが今もできるくらい、JR大津駅の前の土地は一等地で栄えた場所とされていること
を息子に説明したら「ふーん」と耳学問をしていました。

これまではお出かけの準備(飲食物の調達)は父親任せか、母親が事前に自転車で走り回って買ってきた買い置きを、ビニール袋に入れて持っていく。というパターンでしたが、今度から『いきたくなったら母親からお金を預かって、買物リストのメモを書いてもらって買物にいってくる』(母親はその間にマイペースに出発準備をすることができます。)という手法で、突然のお出かけにも対応できることになりました。

お使いは健常児でも、5歳6歳あたりから、何回も失敗して買物上手のコツを掴んでいくので、生活技能の1つの習得として、これからもマメにお使いを頼もうと思います。

返信する
智ママ

鳴〇高等支援(名乗りは総合支援学校ですが、職業科は実質高等支援と同じレベルです)に中1生&保護者見学に行ってきました。

公立中が気合を入れて『普段通りの制服・普段通りの上靴』で普段の息子の状態がでやすい環境設定をしてくれたので、大荷物で地下鉄東西線と市バスを乗り継いで到着しました。

・福祉科(介護・福祉)
・メンテナンス科(清掃)
・クリーニング科
を見学させていただきました。

〇滝高等支援は技術者養成でトップを誇り、就労後の10年勤続率もトップなので、どの発達の親御さんも鳴〇高等支援に行かせたがります。

発達の診断が辛めで、ちょっとでも発達が見られるとすぐ発達と判定して支援級に送るので、そのトップ層が見学に来ていて、説明会の教室が埋まっていました。

おそらく療育園→公立小支援級→公立中支援級のコースでそこに座っているのは息子だけで、唯一総合支援学校中学部に中学部から手厚い支援を望んでいるレベルの子が一人いるくらいでした。

しかし、
・先生の説明中まったく身動ぎしない
・福祉科では自主的に車椅子を押しに行く
・クリーニング科では洗いをかける装置に目をキラキラさせる
・メンテナンス科では自主的に掃除器具に触りに行く
・他の中学校からの支援級男子生徒を差し置いて、やる気が溢れて行動に出ているレベル
・礼儀正しさと挨拶がほぼ完璧で、中1生の時点で鳴〇の高2高3生徒並みにピシッとできる

という状態だったので、見守りと監督についていたごま塩頭の教員がめちゃめちゃニコニコしながら息子のことを見守っていました。

最後の見学会の後の生徒用アンケートで、思いっきり金釘文字の平仮名だけでの回答をして担当者の先生に持っていったので、
担当者の先生「え?平仮名?(こりゃあかんわ…)」
→担当者の先生「このプリント、どなたのですか?〇〇中学の智ママさん」
私「〇〇中学でなくて□〇中学ですが、智ママは私宅です」
息子「□〇中学ですよ!『智ママ』(名字)は僕です!」(さらにそこで手を挙げる)
とあろうことが担当者の先生に天然でツッコミいれてしまったので、
担当者の先生「え?は?(この子、金釘文字の平仮名しか書かれへんのに、応対とコミュ力は標準よりしっかりしてるやないの!敬語もサラッと使えてるし…所作もきちんとしてるし。これは、ありえないわ…)」
と軽く混乱される。という一幕がありました。

はい、発達あるあるで、ウチの息子、
『座学や書字は全然ダメだけど、コミュ力と礼儀正しさとやる気と所作だけは完璧』
という事例なんです…

「これは、いけるで!」という目でポッと出の息子を眺める、副校長と担当者の先生、見守りの監督の先生でした。

帰宅後に公立中支援級担任にそれらを電話報告し、
先生方の感触と、当人の意欲度、それを踏まえての普通の授業で行う清掃・洗濯などの実技の受験対策、高等支援受験対策としての書字や記憶の強化方針について『公立中でできることを増やす』プランを保護者と教員で練り上げていました。

私宅は単に学校の見学ですが、
公立中側からすると鳴〇受験希望者が出てきた際に対策や発達を伸ばすノウハウが確立していると、支援級の進学率を上げられるので、Win-Winの関係になっています。

支援級で知的レベルと学業がビリの息子が、社会性と意欲と礼儀正しさ、所作がピカイチでほぼ先頭を走っている。けれど2年以内に心臓手術。という非常に難しいケースを手がけて志望校に入れるように誘導しようとする公立中支援級担任の先生には頭が下がります。

まだ中1で、中2になると〇滝で各職業科の体験学校見学会があるので
息子「お母さん、また来年も鳴〇に連れて行ってください!お願いします!」
「他の高等支援の見学はいつですか?」
と予約が入りました。

自宅ではクリーニング科を目指して、洗濯機の操作だけでなく、ハンガーにTシャツや制服をかけて渡す、という工程を訓練するようになりました。

夫のライン「21箇所の多発奇形の子(しかもまだ中1生)を各高等支援がそれぞれ争奪戦になるなんて、前代未聞だな」
私のライン「ありえへんけどな。恐ろしいことに、それが現実になりかけてるわ…」
(いや、知的や学力の面がアレだから、そんなに簡単にはいかないと思いますが…まぁ、珍しい事例ではありますね。)

珍道中の息子の高1からの進学準備ですが、コツコツいきます。

返信する
智ママ

日本工芸展に行ってきました。
グランプリは今年も竹工芸品でした。
ありえない組み方と曲げ方が見事でした。

私としては、漆を塗り重ねた緑の板をカットして、格子の模様を作り、それを箱に組み立てて小さなタンスにした工芸品が印象に残りました。

息子は七宝焼に興味があったらしく「銀細工のガラス、凄いですね!綺麗ですね!これ、どうやって作るんですか?」と感想を述べられるようになってきていました。
毎日のPBM訓練が、着実に結果を出しているようです。

息子は「中学生になって初めての工芸展ですね!」と大喜びで高〇屋7階の会場を巡り、母親が工芸品を欲しがらないように、後ろからそーっとついて歩いて、見張っていました。

工芸展のあと、同じ7階で工芸の展示と、イラストレーターの展示即売会があっていて、それを見ました。
こちらも前年はちらっと見て「もうエレベーターに行きましょうよ」とすぐ言い出していたのが、今年はじっくり鑑賞できて「これはリスですね」「色がカラフルですね」とコメントを出せるようになっていました。

高〇屋から出て少し歩くと、歩道で行先がわからなくて困っている外国人観光客カップルがいたので”Where are you going to?”(当地流の言葉だと『どこ行かはりますん?』)と声をかけ、スマホを覗かせてもらって確認し、いきたいところを指で示して”300m”とか”Here(指さす),there(向こうを指さす),down!(京都市営地下鉄烏丸線烏丸御池ホームから、京都市営地下鉄東西線ホームの階下を指さす)”と、Broken Englishで2件ほど案内をしました。

息子は英語でのやり取りを聞いて目をキラキラさせていました。

外国人観光客からすると、パッと見た目知的のある息子は『私のおまけ(地元の母子連れとはわかる)』で、英語も達者でないのでほぼ空気のように無視なのですが
(見知らぬ旅先で迷子になりかけていて、不安でしかたがないため、私にしか集中できない)
息子からすると、京都市では珍しく外国人観光客に声をかけて英語で『どこ行かはりますん?』と助け舟をだす母親がヒーローに見えるらしく、母親を見る顔が輝いていました。

「英語って、凄いんですね!僕、もっと英語を勉強します!」
と京都市営地下鉄東西線ホームのベンチでバテて座っている母親に宣言して、案内の余韻を楽しんでた息子でした。

知的系母子連れだと、すぐ地元の人間と判断されるからか、日曜日16:10に北野天満宮そばの北野白梅町バス停でも
『金閣寺いきたいんやけど、バス停どこなん?』
とフィリピン人女性から英語で尋ねられて
『金閣寺ゆきはあっちですよ』と指さして『ありがとう!』となり
「あの人、今から金閣寺行っても、たぶん拝観は終わりやで…?」「大丈夫でしょうか…」となって心配になっての会話を親子でしたことでした。

息子は英語を聞くのが楽しいらしいので、ヒアリングマラソンなんかいいんじゃないかな?でもその前に日本語をきちんと使えないとね。と思って見ています。

中1になっても、知的発達は改善してくるようです。

京都市だと街なかでの案内は、ほぼ外国人観光客相手の英会話になっているので、息子からすると、街歩きと簡単な英会話を楽しめる、一粒で二度美味しい社会体験になっているようです。

気候もよくなってきましたし、ちまちま外出してみることにします。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


アップロードファイルの最大サイズ: 32 MB。 画像, 音声, 動画, 文書, スプレッドシート, 対話型, テキスト, アーカイブ, コード, その他 をアップロードできます。 Youtube、Facebook、Twitter および他サービスへのリンクは自動的にコメント内に埋め込まれます。 ここにファイルをドロップ