ホーム全て会議室いま会議室で話していること 智くんの成長をみんなで見守るお部屋 SHARE ツイート シェア はてブ Google+ Pocket LINE 『発達障害、治った自慢大会!』の殿(しんがり)を務めた智くん一家のお話。 重度の障害があってもどんどん治っています。 日々楽しいエピソードがたくさん! みんなで見守りましょう。 409 COMMENTS 智ママ 2025年12月12日 STと歯科の帰りに、京都市役所前地下街の『ゼスト御池』のATMで、 母方祖父母からのお小遣いはゆうちょ、 父親の給与から出た自分のバイト代は別の金融機関、 とお金の出どころを完全に分けて、一万円ずつ入金させてみました。 一万円が機械に消えていったことに、息子は身動ぎをしてショックを受けていました。通帳の数字が増えていることを確認して、納得はしましたが、 「お財布の中の一万円が数字に変わってしまった」ことが感覚としてピンとこなかったらしく、しばらく怪訝な顔をしていました。 その後、ドン◯ホーテの店舗の入り口にある機械で、カード会員証に5000円チャージ積み増しのうち、3000円の入金を息子に操作させてみるとか、 ド◯キホーテのそばにあるパン屋さんの自販機で、600円のパン詰め合わせお買い得セットを買うのに、1000円札を自販機に入れてみるとか、(お釣りも確認させる) 『お金が機械に吸い込まれて、処理されて、通帳の数字やチャージの金額や、商品に変わって出てくる』という現象を実際に実地訓練してガンガン学んでいっていました。 ただお金を入金するのが面白いだけかと思っていたら、 「お母さん!余計なものは買いませんよ!」と本来の用件である、おやつにしている『たけのこの里』12箱と『きのこの山』2箱をショッピングかごに入れたあと、母親があらかじめ作ってきた買い物メモ以外の品は全部却下して買わせないようにしていたので、 小学校のお金教育&私宅の金銭感覚の教育は母親の私よりも堅実に進んでいるようです。 最近は「ポイントを貯めますか?使いますか?」と聞くようになってきたので、 ポイントが貯まると金券として、またはお金の代わりに使えることを理解したようです。 中度知的発達でも、金銭教育をしっかりしておけば、欲求に耐えやすい堅実な金銭感覚は養えることがわかりました。 岐阜や名古屋に行きたかったら、まとまったお金を準備できないといけないので、頑張って稼ぐことと、稼ぎを欲求で散財してしまわないようにすること、 必要があればお母さんの財布をあてにすることを覚えたようです。 だんだん近畿のおばちゃんみたいな、しっかりしている金銭感覚になってきた息子です。 返信する 智ママ 2025年12月7日 息子は英語が好きですが、 (英語特有の子音の発音が聞いていて格好いい、と思ったようです。小さい頃から、しきりに真似しています。) 支援級の英語の授業は幼稚園年長レベルのYouTubeを見せる+板書での日本人支援級教諭の説明 だけで終わっているため、 「単発でいいから、本気の英語体験をさせてやりたいな」 と思っていたところ、市教育委員会の主催で『英語村〜English village』があると知り、興味半分で申込み、抽選に当たりました。 東福寺そばの市立高校に息子を連れていき、そのまま会場の教室に送り出し、母親らは設けられた控室に講座終了時間まで待機。という形になりました。 周りを見ると、支援級からの英語村への参加は、息子だけでした。 14:00-16:00が、天井が高いため暖房が少しだけしか効いてない教室の机と椅子に座って、スマホでたまっていた育児記録をつけ、息子の作品をラインとメールで処理していたら、すぐに過ぎてしまいました。 「どう見ても、支援級からの参加は息子1人だけみたいだし、周囲の公立小普通級高学年からの参加組から浮いていたし、現場で肩身の狭い思いをしてないといいけど…」 と微かに心配しながら市立高校のピロティで待っていると、 意気揚々と「やあ、お母さん!英語、終わりました!」「とても楽しかったです! また、いきたいです!」とにこにこでやってきて報告してくれたので、心配は杞憂に終わりました。 実は、受付に『市教育委員会のお偉いさん』が来ておられていて、 たまたま息子の通う小学校も彼女の担当区だったので、息子の通う小学校が 『インクルーシブ教育に特に優れていて、なおかつ発達の子の指導も上手くいき、教師の指示が通って、なおかつ何もなくても大人しく待機できる。というレベルの発達の子が、なんと支援級全員』 という、『〇〇の奇跡』(〇〇は小学校名が入ります)で有名な小学校で、実際に研究発表でも優れたいいものを出している、ということで見学してきたこともある方でした。 ですので、息子の顔と名前も知っていて、「〇〇小の息子くん」と名前を聞いただけで「あの子か!この講座に来たの?勇気あるねえ!」となり、普通級高学年対象で組まれた講座内容に息子がついていけるか、少し心配で、まるで母親のように、陰からそうっと見ていたそうなのですが。 予想に反して、支援級ながらにハキハキと使え、知っている単語をフルで使って、英単語一語文で答え、講師からの質問のやりとりを成立させる。ということを、普通に行っていたので、舌を巻いて、送迎係の母親に挨拶とお礼の報告にみえた。ということだったそうです。 「お母様が思い切って参加してくださったおかげで、私どもにも新しい視点が生まれました!ありがとうございます!」 と、 現在の京都市の公立小では支援級の英語教育がほぼYouTubeだけで、 日本人支援級教諭が年長児クラスの英語を教えるだけで終わっていると言うのに、 そこの生徒が、小学校普通級高学年対象の少人数グループでの英語圏外国人講師のリードで、知的な配慮を講師側が少ししてあげれば、全く問題なく少人数グループに混ざって受講が可能。 という新境地を開いてくれたので、それが障害児教育に関しても、英語教育に関しても、まったく目からウロコだったようで、たいそう感謝されました。 え…私は単に、息子が英語が好きだから、隙間の日に英語体験ができるなら。と、無料で参加できる、英語村の英会話講座に申し込んで参加しただけなんだけど。 ひょうたんから駒になった… と展開に驚きましたが、お礼を述べて退出してきました。 帰りは東福寺で紅葉を見てから市バスで東山三条に出て、ごはんを食べて帰りました。 夫にラインで報告すると 「息子、ただそこにいるだけで、また新境地を拓いたな!よしよし!」 「息子は、既存の思い込みの枠を破壊して、ことごとく風穴を開けていくな!たとえそれがお硬い公教育でも!」 と満足している様子の返信がやってきました。 今後の市の教育委員会の障害児教育の方針がどう変わるか、楽しみです。 当人は「クマが出てこなくて、よかったです〜」「僕たちは食べられずに済みました〜!」とホッとしながら帰途についていたので、全然、展開の重大さがわかってないと思います。 返信する 智ママ 2025年12月4日 息子が『ピタゴラス◯ッチ』の『ピタゴラじゃんけん』でTV相手にじゃんけんをして、たまに勝つようになりました。 『にほんごであ◯ぼ』も楽しんで聴いています。 「念願の子どもは授かったけど、一緒に見て楽しみたかった『ピタゴラ◯イッチ』『に◯んごであそぼ』がわからないんじゃ、楽しみが減っちゃったねえ。大人が見て楽しめる面白さがあるから、あれ、子どもが生まれたら一緒に見たかったんだけど」 6年越しに願いが叶いました。 返信する 浅見淳子 2025年12月5日 智ママさん よかったです。よくお父さんたちがキャッチボールの夢がかなわなかった~とか言いますが、たにし家では野球チームに入ったし、思いがけなく夢がかないますね。 返信する 智ママ 2025年12月6日 私宅の子どもへの望みが、夫婦とも 「『に〇んごであそぼ』『ピタゴラス〇ッチ』を親子で見て理解して楽しむ」ことだったので、 器質的障害・多発奇形とわかった時点で 「これだと、あかんか〜?」と残念に思ってましたが、私が好きなのでつけてました。 小2超えたあたりで反応が出始め、療育整体1年目で明らかに反応がよくなり、+呼吸法でさらによくなり、+PBMで内容を理解して喜んで視聴するようになりました。 次は古典文学・現代文を楽しむこと、中1数学で習う、『置換の法則』を足し算レベルで理解することです。 (音読ドリルで古文漢文の音読はわりとしてますが…) 返信する 智ママ 2025年12月2日 最近と言っても、ここ1、2週間レベルのことですが、報告します。 息子が起きて電気の豆球がつけっぱなしになっていると「お母さん、豆球を消してあげますね」とこちらに伝えながら電気を消すことを普通にするようになりました。 私が薬を出すと「お母さん、お茶をついであげますね」とその場で私用のお茶をつぐなど、『小6多発奇形のマネージャーまたはヤングケアラー?』みたいになってきました。 あまり頻繁に褒めない私が 「息子はよく気がつくようになってきたね」 「関西で気が利く人はモテるんだよね。」 とポロッと褒めたのをばっちり頭に入れてしまったらしくて、 小6の多発奇形ミニ執事が我が家に誕生してしまいました。 特に近畿で働く上で必要なのが、 ・どんなときでもルーティンを回す (情動の安定性が高いこと) ・その場における問題点に気づいて早めに対処できること (こちらでいう『気づきの早い人』に近づくこと) ・柔らかな物腰や物言いが常態化していること なので、公立小支援級ではそちらの特訓をしているそうですが、 (上流階級向けの漬物店舗などのホワイト店舗勤務では必須の項目なので、そちらに就職させて『できるだけ長持ちする働き方』を会得させたい、支援級担任の親心) 私宅では、母親があれこれかまわれすぎると「少しそっとしといてくれる?」と不機嫌になる気難しい性質があるので、 百貨店の接客にも通じる 『ほどほどに心理的距離をとって、当人のやる気や自主性に任せておく。顧客からヘルプが出たときだけ、ささっと駆けつけて対応する。アドバイスを求められない限り、決して指図をしない』ことを、自然と母親の対応で学んでいっています。 物言いや物腰、人への接し方は、 普段からできるようになっておかないと、働く現場ですぐにできるわけではないので、 6年後の就業に向けて、今からコツコツいこうと思っています。 小1のときの支援級担任は 「気づく力なんてまだまだ上のレベルです!とんでもない!」と言ってましたが 小6の2学期で『気づける男』に近づいてきている息子です。 これからもどんどんいきます。 返信する 智ママ 2025年11月26日 三連休は、初日尼崎市立花にQEEG検査に親子3人で出かけていたのですが、 その後は連続して父子でNF(京〇大学学園祭)に出かけていきました。 昨年、空き日に私が息子を連れてNFに行ったときは、落語研究会の高座での噺を聞いても座っているだけで終わっていた息子、 今年は5月から11月の半年間のPBM効果か、噺を聞いていて「あははは!」と頻繁に笑っていたそうです。 知能が上がったので、笑いを理解して笑えるようになったのだと思われます。 そして息子に甘い父親が、鉄道研究会・生物研究会・野生動物研究会・京大カレー研究部・農学研究会、 それぞれの展示と模擬店に連れていき、 2時間、300人の行列に並んで、京大カレー研究部の力作カレーを食べたり、 野生動物でワニの串焼きを食したり、 農学研究会でこれからシメられるアイガモとアヒルを間近に見たり、 などと『日本一頭はいいけども、強烈な変人が集まる』という頭のネジが斜めに入るような展示と模擬店で、公立小では決してできない体験を積んできました。 中川先生によると、 発達の脳は、元々ドーパミン分泌能力が低く、のめり込んで夢中になることで、やっと人並みのドーパミン量を得られる脳の造りらしく、 「智くんは、幸運にも、鉄道やエレベーターといった、夢中になれるものと出会えたので、脳内でドーパミンの分泌が起き、しかもそれが頻繁だったので、意欲の発生や積極性といった、脳の発達が進むことに繋がったのでしょう」 と指摘されていました。 息子が目をキラキラさせるレベルにハマって喜ぶ体験のあとは、必ず1週間経つか経たないかあたりで、プラスの変化が見られているので、今年もNF効果が期待できるかも。 と楽しみにしております。 返信する 智ママ 2025年11月22日 先月のSTで、言葉の聞き取りを見て 「促音(『けっか』のた『っ』のように、詰まる音)の表記はまだまだやけど、他の拗音は書けてるので、聞く力はありますね」 と分析されていた息子です。 ボイタ法を始めて2ヶ月半(正味のボイタ法だと1ヶ月半)になりますが、 PTで「智くんの姿勢、かなり矯正されてきましたね!胸郭も膨らんできた!これはいい感じですよ!」と褒められています。 小学校の連絡帳では「拗音(『きゃ きゅ きょ』などの小さい『ゃ』『ゅ』『ょ』のこと)のみキレイに書けている段階から、促音も聞き取って書くことができるようになってきました!」と報告があり、 「え…3週間前後で促音が聞き取れるようになったってこと?そんなんアリか?」 と訝しんでいましたが、支援級担任は公立小勤務なので嘘は言わないと思い、ここに報告します。 機序としては、 ボイタ法で胸郭が広がり、酸素を多く吸い込めるようになる →さらにボイタ法の直後に療育整体を施すので、血流が良くなる時間帯が長く続き、酸素飽和度の高い血液が脳にも流れる →PBMで脳内ミトコンドリアが活性化してるので、 栄養+酸素+PBMの刺激+普段の刺激+血流アップとなる →脳神経がシナプスの刈り込みを行い、必要な回路のみ残るので、発達が進む →聞き取りの力が伸びて、促音が聞き取れるようになったので、書き取りの表記ができるようになる というのが、1カ月半〜3週間でできたようです。 本日QEEG検査ですので、本日はバタンキューかもしれませんが、結果が判明次第、また報告いたします。 返信する 浅見淳子 2025年11月22日 今、療育整体の三冊目を作っていて本当に思うのですが、血流よくするってこんなによくなるものなのですね。智くんが好例ですね。 返信する 智ママ 2025年11月23日 QEEG検査に行ってきました。 結論から言いますと、 平均の脳波年齢 前回→今回 8.5歳→9.4歳 PBMを開始したのは今年5月からでしたので、11月までの半年で脳波年齢の平均値が1歳伸びていたことがわかりました。 以前の検査では、前頭葉が尖って突出していたのが、全般的に数値が似通ってきていて『満遍なく発達が進んで、脳波年齢が上がってきている』ことがわかりました。 心機能が成長による身体の大型化で落ちてきているので、通常の心拍数が上がっていて、その結果、『不安や緊張が高い』と判定されていましたが、当人はのんびりと親子3人での外出を楽しんでいて、全くイライラしていなかったので「またしても脳出血系の脳室拡大で失われた脳組織を補うために、短くて太い脳波を出している状態が続いていることが、AIでそう解釈される」という結果になりました。 そして、驚くべきことに、脳の各部位の連携がとれるようになっていて、 脳梁全欠損のために脳梁が一片たりとも無いのに、脳の各部位を接続して情報を処理していることもわかりました。 『まだ脳波年齢の伸びが見込める』ということで、重度用のPBMは継続。バイオ・フィードバックはアプリが来週終わり頃に改変される予定なので、装置でMATCHゲームができるようになっていれば、また指先に装置をつけて訓練再開となることになりました。 息子は遺伝子異常により形質発現に必要な蛋白質を作る機能が半分ないので、 (遺伝子の形質発現能が常人の半分のみ) 同じ発達の促しを行っても、人より結果が出てくるスピードが遅いのですが、 それでもPBM訓練を開始してから10日ほどで目に見えてわかる変化が出てきました。 知的発達だけの事例だと、PBMだけで毎週、育てている親御さんが気づけるほど、反応が出てくるのが速いそうです。 今のところ、PBMをいきなり行うよりは、 バイオ・フィードバックを行って、呼吸を整える訓練を身につけておき、 その他の発達援助を活用して脳の機能を上げておき、最後にPBMで仕上げる。という形のほうが、 費用対効果がハッキリ出るそうなので、中川先生としてはそちらをお勧めしたいとのことでした。 以上で報告を終わります。 返信する 過去のコメントを表示 浅見淳子 へ返信する コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。 添付ファイル アップロードファイルの最大サイズ: 32 MB。 画像, 音声, 動画, 文書, スプレッドシート, 対話型, テキスト, アーカイブ, コード, その他 をアップロードできます。 Youtube、Facebook、Twitter および他サービスへのリンクは自動的にコメント内に埋め込まれます。 ここにファイルをドロップ
智ママ 2025年12月12日 STと歯科の帰りに、京都市役所前地下街の『ゼスト御池』のATMで、 母方祖父母からのお小遣いはゆうちょ、 父親の給与から出た自分のバイト代は別の金融機関、 とお金の出どころを完全に分けて、一万円ずつ入金させてみました。 一万円が機械に消えていったことに、息子は身動ぎをしてショックを受けていました。通帳の数字が増えていることを確認して、納得はしましたが、 「お財布の中の一万円が数字に変わってしまった」ことが感覚としてピンとこなかったらしく、しばらく怪訝な顔をしていました。 その後、ドン◯ホーテの店舗の入り口にある機械で、カード会員証に5000円チャージ積み増しのうち、3000円の入金を息子に操作させてみるとか、 ド◯キホーテのそばにあるパン屋さんの自販機で、600円のパン詰め合わせお買い得セットを買うのに、1000円札を自販機に入れてみるとか、(お釣りも確認させる) 『お金が機械に吸い込まれて、処理されて、通帳の数字やチャージの金額や、商品に変わって出てくる』という現象を実際に実地訓練してガンガン学んでいっていました。 ただお金を入金するのが面白いだけかと思っていたら、 「お母さん!余計なものは買いませんよ!」と本来の用件である、おやつにしている『たけのこの里』12箱と『きのこの山』2箱をショッピングかごに入れたあと、母親があらかじめ作ってきた買い物メモ以外の品は全部却下して買わせないようにしていたので、 小学校のお金教育&私宅の金銭感覚の教育は母親の私よりも堅実に進んでいるようです。 最近は「ポイントを貯めますか?使いますか?」と聞くようになってきたので、 ポイントが貯まると金券として、またはお金の代わりに使えることを理解したようです。 中度知的発達でも、金銭教育をしっかりしておけば、欲求に耐えやすい堅実な金銭感覚は養えることがわかりました。 岐阜や名古屋に行きたかったら、まとまったお金を準備できないといけないので、頑張って稼ぐことと、稼ぎを欲求で散財してしまわないようにすること、 必要があればお母さんの財布をあてにすることを覚えたようです。 だんだん近畿のおばちゃんみたいな、しっかりしている金銭感覚になってきた息子です。 返信する
智ママ 2025年12月7日 息子は英語が好きですが、 (英語特有の子音の発音が聞いていて格好いい、と思ったようです。小さい頃から、しきりに真似しています。) 支援級の英語の授業は幼稚園年長レベルのYouTubeを見せる+板書での日本人支援級教諭の説明 だけで終わっているため、 「単発でいいから、本気の英語体験をさせてやりたいな」 と思っていたところ、市教育委員会の主催で『英語村〜English village』があると知り、興味半分で申込み、抽選に当たりました。 東福寺そばの市立高校に息子を連れていき、そのまま会場の教室に送り出し、母親らは設けられた控室に講座終了時間まで待機。という形になりました。 周りを見ると、支援級からの英語村への参加は、息子だけでした。 14:00-16:00が、天井が高いため暖房が少しだけしか効いてない教室の机と椅子に座って、スマホでたまっていた育児記録をつけ、息子の作品をラインとメールで処理していたら、すぐに過ぎてしまいました。 「どう見ても、支援級からの参加は息子1人だけみたいだし、周囲の公立小普通級高学年からの参加組から浮いていたし、現場で肩身の狭い思いをしてないといいけど…」 と微かに心配しながら市立高校のピロティで待っていると、 意気揚々と「やあ、お母さん!英語、終わりました!」「とても楽しかったです! また、いきたいです!」とにこにこでやってきて報告してくれたので、心配は杞憂に終わりました。 実は、受付に『市教育委員会のお偉いさん』が来ておられていて、 たまたま息子の通う小学校も彼女の担当区だったので、息子の通う小学校が 『インクルーシブ教育に特に優れていて、なおかつ発達の子の指導も上手くいき、教師の指示が通って、なおかつ何もなくても大人しく待機できる。というレベルの発達の子が、なんと支援級全員』 という、『〇〇の奇跡』(〇〇は小学校名が入ります)で有名な小学校で、実際に研究発表でも優れたいいものを出している、ということで見学してきたこともある方でした。 ですので、息子の顔と名前も知っていて、「〇〇小の息子くん」と名前を聞いただけで「あの子か!この講座に来たの?勇気あるねえ!」となり、普通級高学年対象で組まれた講座内容に息子がついていけるか、少し心配で、まるで母親のように、陰からそうっと見ていたそうなのですが。 予想に反して、支援級ながらにハキハキと使え、知っている単語をフルで使って、英単語一語文で答え、講師からの質問のやりとりを成立させる。ということを、普通に行っていたので、舌を巻いて、送迎係の母親に挨拶とお礼の報告にみえた。ということだったそうです。 「お母様が思い切って参加してくださったおかげで、私どもにも新しい視点が生まれました!ありがとうございます!」 と、 現在の京都市の公立小では支援級の英語教育がほぼYouTubeだけで、 日本人支援級教諭が年長児クラスの英語を教えるだけで終わっていると言うのに、 そこの生徒が、小学校普通級高学年対象の少人数グループでの英語圏外国人講師のリードで、知的な配慮を講師側が少ししてあげれば、全く問題なく少人数グループに混ざって受講が可能。 という新境地を開いてくれたので、それが障害児教育に関しても、英語教育に関しても、まったく目からウロコだったようで、たいそう感謝されました。 え…私は単に、息子が英語が好きだから、隙間の日に英語体験ができるなら。と、無料で参加できる、英語村の英会話講座に申し込んで参加しただけなんだけど。 ひょうたんから駒になった… と展開に驚きましたが、お礼を述べて退出してきました。 帰りは東福寺で紅葉を見てから市バスで東山三条に出て、ごはんを食べて帰りました。 夫にラインで報告すると 「息子、ただそこにいるだけで、また新境地を拓いたな!よしよし!」 「息子は、既存の思い込みの枠を破壊して、ことごとく風穴を開けていくな!たとえそれがお硬い公教育でも!」 と満足している様子の返信がやってきました。 今後の市の教育委員会の障害児教育の方針がどう変わるか、楽しみです。 当人は「クマが出てこなくて、よかったです〜」「僕たちは食べられずに済みました〜!」とホッとしながら帰途についていたので、全然、展開の重大さがわかってないと思います。 返信する
智ママ 2025年12月4日 息子が『ピタゴラス◯ッチ』の『ピタゴラじゃんけん』でTV相手にじゃんけんをして、たまに勝つようになりました。 『にほんごであ◯ぼ』も楽しんで聴いています。 「念願の子どもは授かったけど、一緒に見て楽しみたかった『ピタゴラ◯イッチ』『に◯んごであそぼ』がわからないんじゃ、楽しみが減っちゃったねえ。大人が見て楽しめる面白さがあるから、あれ、子どもが生まれたら一緒に見たかったんだけど」 6年越しに願いが叶いました。 返信する
浅見淳子 2025年12月5日 智ママさん よかったです。よくお父さんたちがキャッチボールの夢がかなわなかった~とか言いますが、たにし家では野球チームに入ったし、思いがけなく夢がかないますね。 返信する
智ママ 2025年12月6日 私宅の子どもへの望みが、夫婦とも 「『に〇んごであそぼ』『ピタゴラス〇ッチ』を親子で見て理解して楽しむ」ことだったので、 器質的障害・多発奇形とわかった時点で 「これだと、あかんか〜?」と残念に思ってましたが、私が好きなのでつけてました。 小2超えたあたりで反応が出始め、療育整体1年目で明らかに反応がよくなり、+呼吸法でさらによくなり、+PBMで内容を理解して喜んで視聴するようになりました。 次は古典文学・現代文を楽しむこと、中1数学で習う、『置換の法則』を足し算レベルで理解することです。 (音読ドリルで古文漢文の音読はわりとしてますが…) 返信する
智ママ 2025年12月2日 最近と言っても、ここ1、2週間レベルのことですが、報告します。 息子が起きて電気の豆球がつけっぱなしになっていると「お母さん、豆球を消してあげますね」とこちらに伝えながら電気を消すことを普通にするようになりました。 私が薬を出すと「お母さん、お茶をついであげますね」とその場で私用のお茶をつぐなど、『小6多発奇形のマネージャーまたはヤングケアラー?』みたいになってきました。 あまり頻繁に褒めない私が 「息子はよく気がつくようになってきたね」 「関西で気が利く人はモテるんだよね。」 とポロッと褒めたのをばっちり頭に入れてしまったらしくて、 小6の多発奇形ミニ執事が我が家に誕生してしまいました。 特に近畿で働く上で必要なのが、 ・どんなときでもルーティンを回す (情動の安定性が高いこと) ・その場における問題点に気づいて早めに対処できること (こちらでいう『気づきの早い人』に近づくこと) ・柔らかな物腰や物言いが常態化していること なので、公立小支援級ではそちらの特訓をしているそうですが、 (上流階級向けの漬物店舗などのホワイト店舗勤務では必須の項目なので、そちらに就職させて『できるだけ長持ちする働き方』を会得させたい、支援級担任の親心) 私宅では、母親があれこれかまわれすぎると「少しそっとしといてくれる?」と不機嫌になる気難しい性質があるので、 百貨店の接客にも通じる 『ほどほどに心理的距離をとって、当人のやる気や自主性に任せておく。顧客からヘルプが出たときだけ、ささっと駆けつけて対応する。アドバイスを求められない限り、決して指図をしない』ことを、自然と母親の対応で学んでいっています。 物言いや物腰、人への接し方は、 普段からできるようになっておかないと、働く現場ですぐにできるわけではないので、 6年後の就業に向けて、今からコツコツいこうと思っています。 小1のときの支援級担任は 「気づく力なんてまだまだ上のレベルです!とんでもない!」と言ってましたが 小6の2学期で『気づける男』に近づいてきている息子です。 これからもどんどんいきます。 返信する
智ママ 2025年11月26日 三連休は、初日尼崎市立花にQEEG検査に親子3人で出かけていたのですが、 その後は連続して父子でNF(京〇大学学園祭)に出かけていきました。 昨年、空き日に私が息子を連れてNFに行ったときは、落語研究会の高座での噺を聞いても座っているだけで終わっていた息子、 今年は5月から11月の半年間のPBM効果か、噺を聞いていて「あははは!」と頻繁に笑っていたそうです。 知能が上がったので、笑いを理解して笑えるようになったのだと思われます。 そして息子に甘い父親が、鉄道研究会・生物研究会・野生動物研究会・京大カレー研究部・農学研究会、 それぞれの展示と模擬店に連れていき、 2時間、300人の行列に並んで、京大カレー研究部の力作カレーを食べたり、 野生動物でワニの串焼きを食したり、 農学研究会でこれからシメられるアイガモとアヒルを間近に見たり、 などと『日本一頭はいいけども、強烈な変人が集まる』という頭のネジが斜めに入るような展示と模擬店で、公立小では決してできない体験を積んできました。 中川先生によると、 発達の脳は、元々ドーパミン分泌能力が低く、のめり込んで夢中になることで、やっと人並みのドーパミン量を得られる脳の造りらしく、 「智くんは、幸運にも、鉄道やエレベーターといった、夢中になれるものと出会えたので、脳内でドーパミンの分泌が起き、しかもそれが頻繁だったので、意欲の発生や積極性といった、脳の発達が進むことに繋がったのでしょう」 と指摘されていました。 息子が目をキラキラさせるレベルにハマって喜ぶ体験のあとは、必ず1週間経つか経たないかあたりで、プラスの変化が見られているので、今年もNF効果が期待できるかも。 と楽しみにしております。 返信する
智ママ 2025年11月22日 先月のSTで、言葉の聞き取りを見て 「促音(『けっか』のた『っ』のように、詰まる音)の表記はまだまだやけど、他の拗音は書けてるので、聞く力はありますね」 と分析されていた息子です。 ボイタ法を始めて2ヶ月半(正味のボイタ法だと1ヶ月半)になりますが、 PTで「智くんの姿勢、かなり矯正されてきましたね!胸郭も膨らんできた!これはいい感じですよ!」と褒められています。 小学校の連絡帳では「拗音(『きゃ きゅ きょ』などの小さい『ゃ』『ゅ』『ょ』のこと)のみキレイに書けている段階から、促音も聞き取って書くことができるようになってきました!」と報告があり、 「え…3週間前後で促音が聞き取れるようになったってこと?そんなんアリか?」 と訝しんでいましたが、支援級担任は公立小勤務なので嘘は言わないと思い、ここに報告します。 機序としては、 ボイタ法で胸郭が広がり、酸素を多く吸い込めるようになる →さらにボイタ法の直後に療育整体を施すので、血流が良くなる時間帯が長く続き、酸素飽和度の高い血液が脳にも流れる →PBMで脳内ミトコンドリアが活性化してるので、 栄養+酸素+PBMの刺激+普段の刺激+血流アップとなる →脳神経がシナプスの刈り込みを行い、必要な回路のみ残るので、発達が進む →聞き取りの力が伸びて、促音が聞き取れるようになったので、書き取りの表記ができるようになる というのが、1カ月半〜3週間でできたようです。 本日QEEG検査ですので、本日はバタンキューかもしれませんが、結果が判明次第、また報告いたします。 返信する
智ママ 2025年11月23日 QEEG検査に行ってきました。 結論から言いますと、 平均の脳波年齢 前回→今回 8.5歳→9.4歳 PBMを開始したのは今年5月からでしたので、11月までの半年で脳波年齢の平均値が1歳伸びていたことがわかりました。 以前の検査では、前頭葉が尖って突出していたのが、全般的に数値が似通ってきていて『満遍なく発達が進んで、脳波年齢が上がってきている』ことがわかりました。 心機能が成長による身体の大型化で落ちてきているので、通常の心拍数が上がっていて、その結果、『不安や緊張が高い』と判定されていましたが、当人はのんびりと親子3人での外出を楽しんでいて、全くイライラしていなかったので「またしても脳出血系の脳室拡大で失われた脳組織を補うために、短くて太い脳波を出している状態が続いていることが、AIでそう解釈される」という結果になりました。 そして、驚くべきことに、脳の各部位の連携がとれるようになっていて、 脳梁全欠損のために脳梁が一片たりとも無いのに、脳の各部位を接続して情報を処理していることもわかりました。 『まだ脳波年齢の伸びが見込める』ということで、重度用のPBMは継続。バイオ・フィードバックはアプリが来週終わり頃に改変される予定なので、装置でMATCHゲームができるようになっていれば、また指先に装置をつけて訓練再開となることになりました。 息子は遺伝子異常により形質発現に必要な蛋白質を作る機能が半分ないので、 (遺伝子の形質発現能が常人の半分のみ) 同じ発達の促しを行っても、人より結果が出てくるスピードが遅いのですが、 それでもPBM訓練を開始してから10日ほどで目に見えてわかる変化が出てきました。 知的発達だけの事例だと、PBMだけで毎週、育てている親御さんが気づけるほど、反応が出てくるのが速いそうです。 今のところ、PBMをいきなり行うよりは、 バイオ・フィードバックを行って、呼吸を整える訓練を身につけておき、 その他の発達援助を活用して脳の機能を上げておき、最後にPBMで仕上げる。という形のほうが、 費用対効果がハッキリ出るそうなので、中川先生としてはそちらをお勧めしたいとのことでした。 以上で報告を終わります。 返信する
STと歯科の帰りに、京都市役所前地下街の『ゼスト御池』のATMで、
母方祖父母からのお小遣いはゆうちょ、
父親の給与から出た自分のバイト代は別の金融機関、
とお金の出どころを完全に分けて、一万円ずつ入金させてみました。
一万円が機械に消えていったことに、息子は身動ぎをしてショックを受けていました。通帳の数字が増えていることを確認して、納得はしましたが、
「お財布の中の一万円が数字に変わってしまった」ことが感覚としてピンとこなかったらしく、しばらく怪訝な顔をしていました。
その後、ドン◯ホーテの店舗の入り口にある機械で、カード会員証に5000円チャージ積み増しのうち、3000円の入金を息子に操作させてみるとか、
ド◯キホーテのそばにあるパン屋さんの自販機で、600円のパン詰め合わせお買い得セットを買うのに、1000円札を自販機に入れてみるとか、(お釣りも確認させる)
『お金が機械に吸い込まれて、処理されて、通帳の数字やチャージの金額や、商品に変わって出てくる』という現象を実際に実地訓練してガンガン学んでいっていました。
ただお金を入金するのが面白いだけかと思っていたら、
「お母さん!余計なものは買いませんよ!」と本来の用件である、おやつにしている『たけのこの里』12箱と『きのこの山』2箱をショッピングかごに入れたあと、母親があらかじめ作ってきた買い物メモ以外の品は全部却下して買わせないようにしていたので、
小学校のお金教育&私宅の金銭感覚の教育は母親の私よりも堅実に進んでいるようです。
最近は「ポイントを貯めますか?使いますか?」と聞くようになってきたので、
ポイントが貯まると金券として、またはお金の代わりに使えることを理解したようです。
中度知的発達でも、金銭教育をしっかりしておけば、欲求に耐えやすい堅実な金銭感覚は養えることがわかりました。
岐阜や名古屋に行きたかったら、まとまったお金を準備できないといけないので、頑張って稼ぐことと、稼ぎを欲求で散財してしまわないようにすること、
必要があればお母さんの財布をあてにすることを覚えたようです。
だんだん近畿のおばちゃんみたいな、しっかりしている金銭感覚になってきた息子です。
息子は英語が好きですが、
(英語特有の子音の発音が聞いていて格好いい、と思ったようです。小さい頃から、しきりに真似しています。)
支援級の英語の授業は幼稚園年長レベルのYouTubeを見せる+板書での日本人支援級教諭の説明
だけで終わっているため、
「単発でいいから、本気の英語体験をさせてやりたいな」
と思っていたところ、市教育委員会の主催で『英語村〜English village』があると知り、興味半分で申込み、抽選に当たりました。
東福寺そばの市立高校に息子を連れていき、そのまま会場の教室に送り出し、母親らは設けられた控室に講座終了時間まで待機。という形になりました。
周りを見ると、支援級からの英語村への参加は、息子だけでした。
14:00-16:00が、天井が高いため暖房が少しだけしか効いてない教室の机と椅子に座って、スマホでたまっていた育児記録をつけ、息子の作品をラインとメールで処理していたら、すぐに過ぎてしまいました。
「どう見ても、支援級からの参加は息子1人だけみたいだし、周囲の公立小普通級高学年からの参加組から浮いていたし、現場で肩身の狭い思いをしてないといいけど…」
と微かに心配しながら市立高校のピロティで待っていると、
意気揚々と「やあ、お母さん!英語、終わりました!」「とても楽しかったです!
また、いきたいです!」とにこにこでやってきて報告してくれたので、心配は杞憂に終わりました。
実は、受付に『市教育委員会のお偉いさん』が来ておられていて、
たまたま息子の通う小学校も彼女の担当区だったので、息子の通う小学校が
『インクルーシブ教育に特に優れていて、なおかつ発達の子の指導も上手くいき、教師の指示が通って、なおかつ何もなくても大人しく待機できる。というレベルの発達の子が、なんと支援級全員』
という、『〇〇の奇跡』(〇〇は小学校名が入ります)で有名な小学校で、実際に研究発表でも優れたいいものを出している、ということで見学してきたこともある方でした。
ですので、息子の顔と名前も知っていて、「〇〇小の息子くん」と名前を聞いただけで「あの子か!この講座に来たの?勇気あるねえ!」となり、普通級高学年対象で組まれた講座内容に息子がついていけるか、少し心配で、まるで母親のように、陰からそうっと見ていたそうなのですが。
予想に反して、支援級ながらにハキハキと使え、知っている単語をフルで使って、英単語一語文で答え、講師からの質問のやりとりを成立させる。ということを、普通に行っていたので、舌を巻いて、送迎係の母親に挨拶とお礼の報告にみえた。ということだったそうです。
「お母様が思い切って参加してくださったおかげで、私どもにも新しい視点が生まれました!ありがとうございます!」
と、
現在の京都市の公立小では支援級の英語教育がほぼYouTubeだけで、
日本人支援級教諭が年長児クラスの英語を教えるだけで終わっていると言うのに、
そこの生徒が、小学校普通級高学年対象の少人数グループでの英語圏外国人講師のリードで、知的な配慮を講師側が少ししてあげれば、全く問題なく少人数グループに混ざって受講が可能。
という新境地を開いてくれたので、それが障害児教育に関しても、英語教育に関しても、まったく目からウロコだったようで、たいそう感謝されました。
え…私は単に、息子が英語が好きだから、隙間の日に英語体験ができるなら。と、無料で参加できる、英語村の英会話講座に申し込んで参加しただけなんだけど。
ひょうたんから駒になった…
と展開に驚きましたが、お礼を述べて退出してきました。
帰りは東福寺で紅葉を見てから市バスで東山三条に出て、ごはんを食べて帰りました。
夫にラインで報告すると
「息子、ただそこにいるだけで、また新境地を拓いたな!よしよし!」
「息子は、既存の思い込みの枠を破壊して、ことごとく風穴を開けていくな!たとえそれがお硬い公教育でも!」
と満足している様子の返信がやってきました。
今後の市の教育委員会の障害児教育の方針がどう変わるか、楽しみです。
当人は「クマが出てこなくて、よかったです〜」「僕たちは食べられずに済みました〜!」とホッとしながら帰途についていたので、全然、展開の重大さがわかってないと思います。
息子が『ピタゴラス◯ッチ』の『ピタゴラじゃんけん』でTV相手にじゃんけんをして、たまに勝つようになりました。
『にほんごであ◯ぼ』も楽しんで聴いています。
「念願の子どもは授かったけど、一緒に見て楽しみたかった『ピタゴラ◯イッチ』『に◯んごであそぼ』がわからないんじゃ、楽しみが減っちゃったねえ。大人が見て楽しめる面白さがあるから、あれ、子どもが生まれたら一緒に見たかったんだけど」
6年越しに願いが叶いました。
智ママさん
よかったです。よくお父さんたちがキャッチボールの夢がかなわなかった~とか言いますが、たにし家では野球チームに入ったし、思いがけなく夢がかないますね。
私宅の子どもへの望みが、夫婦とも
「『に〇んごであそぼ』『ピタゴラス〇ッチ』を親子で見て理解して楽しむ」ことだったので、
器質的障害・多発奇形とわかった時点で
「これだと、あかんか〜?」と残念に思ってましたが、私が好きなのでつけてました。
小2超えたあたりで反応が出始め、療育整体1年目で明らかに反応がよくなり、+呼吸法でさらによくなり、+PBMで内容を理解して喜んで視聴するようになりました。
次は古典文学・現代文を楽しむこと、中1数学で習う、『置換の法則』を足し算レベルで理解することです。
(音読ドリルで古文漢文の音読はわりとしてますが…)
最近と言っても、ここ1、2週間レベルのことですが、報告します。
息子が起きて電気の豆球がつけっぱなしになっていると「お母さん、豆球を消してあげますね」とこちらに伝えながら電気を消すことを普通にするようになりました。
私が薬を出すと「お母さん、お茶をついであげますね」とその場で私用のお茶をつぐなど、『小6多発奇形のマネージャーまたはヤングケアラー?』みたいになってきました。
あまり頻繁に褒めない私が
「息子はよく気がつくようになってきたね」
「関西で気が利く人はモテるんだよね。」
とポロッと褒めたのをばっちり頭に入れてしまったらしくて、
小6の多発奇形ミニ執事が我が家に誕生してしまいました。
特に近畿で働く上で必要なのが、
・どんなときでもルーティンを回す
(情動の安定性が高いこと)
・その場における問題点に気づいて早めに対処できること
(こちらでいう『気づきの早い人』に近づくこと)
・柔らかな物腰や物言いが常態化していること
なので、公立小支援級ではそちらの特訓をしているそうですが、
(上流階級向けの漬物店舗などのホワイト店舗勤務では必須の項目なので、そちらに就職させて『できるだけ長持ちする働き方』を会得させたい、支援級担任の親心)
私宅では、母親があれこれかまわれすぎると「少しそっとしといてくれる?」と不機嫌になる気難しい性質があるので、
百貨店の接客にも通じる
『ほどほどに心理的距離をとって、当人のやる気や自主性に任せておく。顧客からヘルプが出たときだけ、ささっと駆けつけて対応する。アドバイスを求められない限り、決して指図をしない』ことを、自然と母親の対応で学んでいっています。
物言いや物腰、人への接し方は、
普段からできるようになっておかないと、働く現場ですぐにできるわけではないので、
6年後の就業に向けて、今からコツコツいこうと思っています。
小1のときの支援級担任は
「気づく力なんてまだまだ上のレベルです!とんでもない!」と言ってましたが
小6の2学期で『気づける男』に近づいてきている息子です。
これからもどんどんいきます。
三連休は、初日尼崎市立花にQEEG検査に親子3人で出かけていたのですが、
その後は連続して父子でNF(京〇大学学園祭)に出かけていきました。
昨年、空き日に私が息子を連れてNFに行ったときは、落語研究会の高座での噺を聞いても座っているだけで終わっていた息子、
今年は5月から11月の半年間のPBM効果か、噺を聞いていて「あははは!」と頻繁に笑っていたそうです。
知能が上がったので、笑いを理解して笑えるようになったのだと思われます。
そして息子に甘い父親が、鉄道研究会・生物研究会・野生動物研究会・京大カレー研究部・農学研究会、
それぞれの展示と模擬店に連れていき、
2時間、300人の行列に並んで、京大カレー研究部の力作カレーを食べたり、
野生動物でワニの串焼きを食したり、
農学研究会でこれからシメられるアイガモとアヒルを間近に見たり、
などと『日本一頭はいいけども、強烈な変人が集まる』という頭のネジが斜めに入るような展示と模擬店で、公立小では決してできない体験を積んできました。
中川先生によると、
発達の脳は、元々ドーパミン分泌能力が低く、のめり込んで夢中になることで、やっと人並みのドーパミン量を得られる脳の造りらしく、
「智くんは、幸運にも、鉄道やエレベーターといった、夢中になれるものと出会えたので、脳内でドーパミンの分泌が起き、しかもそれが頻繁だったので、意欲の発生や積極性といった、脳の発達が進むことに繋がったのでしょう」
と指摘されていました。
息子が目をキラキラさせるレベルにハマって喜ぶ体験のあとは、必ず1週間経つか経たないかあたりで、プラスの変化が見られているので、今年もNF効果が期待できるかも。
と楽しみにしております。
先月のSTで、言葉の聞き取りを見て
「促音(『けっか』のた『っ』のように、詰まる音)の表記はまだまだやけど、他の拗音は書けてるので、聞く力はありますね」
と分析されていた息子です。
ボイタ法を始めて2ヶ月半(正味のボイタ法だと1ヶ月半)になりますが、
PTで「智くんの姿勢、かなり矯正されてきましたね!胸郭も膨らんできた!これはいい感じですよ!」と褒められています。
小学校の連絡帳では「拗音(『きゃ きゅ きょ』などの小さい『ゃ』『ゅ』『ょ』のこと)のみキレイに書けている段階から、促音も聞き取って書くことができるようになってきました!」と報告があり、
「え…3週間前後で促音が聞き取れるようになったってこと?そんなんアリか?」
と訝しんでいましたが、支援級担任は公立小勤務なので嘘は言わないと思い、ここに報告します。
機序としては、
ボイタ法で胸郭が広がり、酸素を多く吸い込めるようになる
→さらにボイタ法の直後に療育整体を施すので、血流が良くなる時間帯が長く続き、酸素飽和度の高い血液が脳にも流れる
→PBMで脳内ミトコンドリアが活性化してるので、
栄養+酸素+PBMの刺激+普段の刺激+血流アップとなる
→脳神経がシナプスの刈り込みを行い、必要な回路のみ残るので、発達が進む
→聞き取りの力が伸びて、促音が聞き取れるようになったので、書き取りの表記ができるようになる
というのが、1カ月半〜3週間でできたようです。
本日QEEG検査ですので、本日はバタンキューかもしれませんが、結果が判明次第、また報告いたします。
今、療育整体の三冊目を作っていて本当に思うのですが、血流よくするってこんなによくなるものなのですね。智くんが好例ですね。
QEEG検査に行ってきました。
結論から言いますと、
平均の脳波年齢
前回→今回
8.5歳→9.4歳
PBMを開始したのは今年5月からでしたので、11月までの半年で脳波年齢の平均値が1歳伸びていたことがわかりました。
以前の検査では、前頭葉が尖って突出していたのが、全般的に数値が似通ってきていて『満遍なく発達が進んで、脳波年齢が上がってきている』ことがわかりました。
心機能が成長による身体の大型化で落ちてきているので、通常の心拍数が上がっていて、その結果、『不安や緊張が高い』と判定されていましたが、当人はのんびりと親子3人での外出を楽しんでいて、全くイライラしていなかったので「またしても脳出血系の脳室拡大で失われた脳組織を補うために、短くて太い脳波を出している状態が続いていることが、AIでそう解釈される」という結果になりました。
そして、驚くべきことに、脳の各部位の連携がとれるようになっていて、
脳梁全欠損のために脳梁が一片たりとも無いのに、脳の各部位を接続して情報を処理していることもわかりました。
『まだ脳波年齢の伸びが見込める』ということで、重度用のPBMは継続。バイオ・フィードバックはアプリが来週終わり頃に改変される予定なので、装置でMATCHゲームができるようになっていれば、また指先に装置をつけて訓練再開となることになりました。
息子は遺伝子異常により形質発現に必要な蛋白質を作る機能が半分ないので、
(遺伝子の形質発現能が常人の半分のみ)
同じ発達の促しを行っても、人より結果が出てくるスピードが遅いのですが、
それでもPBM訓練を開始してから10日ほどで目に見えてわかる変化が出てきました。
知的発達だけの事例だと、PBMだけで毎週、育てている親御さんが気づけるほど、反応が出てくるのが速いそうです。
今のところ、PBMをいきなり行うよりは、
バイオ・フィードバックを行って、呼吸を整える訓練を身につけておき、
その他の発達援助を活用して脳の機能を上げておき、最後にPBMで仕上げる。という形のほうが、
費用対効果がハッキリ出るそうなので、中川先生としてはそちらをお勧めしたいとのことでした。
以上で報告を終わります。