「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

智くんの成長をみんなで見守るお部屋

『発達障害、治った自慢大会!』の殿(しんがり)を務めた智くん一家のお話。
重度の障害があってもどんどん治っています。
日々楽しいエピソードがたくさん!
みんなで見守りましょう。

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智ママ

息子に、洗濯物干しのバイトを発注し、自宅で干しかた・手順をマンツーマンで教えています。

支援学校中学部・高等部には、この実習はカリキュラムにありません。
ですが、B型・またはA型で、クリーニング工場のタオル・シーツたたみと袋かけがあり、一般障害枠でも洗濯物のタタミとアイロンかけ、袋かけでクリーニング工場のスタッフ募集があるのを見たことがあり、障害枠でないといま時給1200円は出るので、そこにも入れる余地を作っておこう!というわけです。

2ヶ月前に手始めにタオルの干し方を教えたのですが、手順を口頭で説明してすぐに見本にやってみせ、実際にやらせてみせても、オタオタするばかりで、ほぼ現場でモノになるまで、何枚タオルを干させたらいいんだろう・・・となるような状態でした。
PBMを3ヶ月連続使用したのち、さきほど、タオル干しから下着・体操服・自分の通学着まで一連の流れで教えながら干させてみました。今回は、手順を理解して、たどたどしくはありますが、いちおう、どれも形になるまでに干すことができました。
タオルだけでなく、その他の洗濯物も、あと3回ほど連続して干させて、作業を入れ込んでおけば、そのうち一人でできるようになる見込みができました。

2ヶ月前の家庭での実習時より、明らかに理解力と実行力が上がっていて、説明を理解してすぐに試す。という行動がスムーズにとれるようになっていました。

洗濯機の操作は、洗いのセットが50円、洗濯機から出すのが50円、きれいに干したら50−100円(手伝われたら50−80円になる)なので、効率の良い稼ぎをするために、一刻も早く仕事を覚えて、任せてもらえるようになろう!という意欲の高さが見られました。

勤務態度の改善も観察されたので、PBMで、ボーッとしがちだった息子が、意欲面も含め、人間としてかなり進歩してきているのがわかります。
11月までの試験機関で、どれだけ進歩するか楽しみです。

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智ママ

三連休前の参観・懇談で、高等支援3校ぶんの学校説明会のチラシをもらいました。
(京都市では、小6・中1で高等支援の保護者説明会があって、前もって受験準備ができるように期間を設けてあります。)

授業参観では、お勉強の進度はビリから2番め程度であるにも関わらず、社会性と対人交流の質の高さ・立ち居振る舞いの完成度の高さから、
「息子さんは、学習面は絶望的ですが、社会性はクラスで一番です!」
「対人交流もトラブルなし!作業従事も、いったん手順を入れるまでは一歩一歩ですが、いったん入ったらほぼ永遠に近く、一人ででも作業できます!わからないところは質問するし、助けを求めるのがまだギリギリになりがちですが、ほぼB型は、どこでも行けるレベルに来てます!」
と、1学期に太鼓判を押されていました。

実際、授業での発表を見てみると、息子の対応や発言、振る舞いがほぼ自然で、普通級の子と違和感がないレベルまできていて、
先日あった職業体験実習でも、補佐無しで、店頭の接客や商品開発に小学生として参加させてもらえるまでは、社会性と振る舞い、礼儀正しさが自然に身についていることが学級通信で確認されました。
そして、参観での授業態度も、申し分ないレベルにできていました。

「息子さん、これだけ社会性その他ができていたら、ワンチャン高等支援も受験したら通るかもしれませんよ?あそこ、学業より、授業態度やマナー、立ち居振る舞いを徹底的に仕込むし、伸びしろがあるかどうかを面接でみるから。息子さん、今のままでも、面接だけだったら、じゅうぶん高等支援での要求レベルをクリアできます!
(お勉強は全然無理ですが)」
とも指摘されていたので、療育手帳を利用して、
・仁和寺のそばの高等支援校
・清水寺の近くの高等支援校
・そして京都市の障害児教育界の『灘高』と呼ばれる、支援級でもトップクラスの子が入るか入らないかレベルに難しい高等支援校
を、それぞれ二日間で、親子で実地見聞にいってきました。

単に、九州出身で地の利がない私が、小6保護者説明会の開始時間に間に合うように行けるよう、下見の下見に息子を同行させただけだったのですが、

「お母さん!ここに来るときは、ここで乗り継ぎをしたらいいですね!僕はここからの帰り、29番と59番から乗ろうかなあ。10番は、最後にとっておきます!(仁和寺近くの高等支援)」
「ここなら、午後から発達の受診に行くのが、簡単で済みますね!(清水寺近くの高等支援)」
「お母さん!ここは静かですね!バス停そばのコンビニも大きいです!(京都市高等支援の『灘高』)」
と、通う気満々でシュミレーションしながら初めての道を歩いて、校内探検ならぬ地域探検気分でいたので、

「いや、それ、下見の下見だけど、君、まず小2レベルの算数と国語をクリアしないとだろう!希望を持つことは自由だけれども・・・筆記があるんだよ?」
と私が頭を抱えてしまう一幕がありました。

それぞれ、「遠い」「授業内容が高度で難しすぎる」「障害枠に強いから、入学できたらあとはおまかせコースで、親が就職活動のときに就業条件を精査してやればいいけれども、入るまでが至難の業」「うちの療育園からは、高等支援に行けた事例はまだいない、あそこ(高等支援)は、公立中で支援級に入れられた子が、猛勉強して、やっと入れるレベルだから」と前評判をひととおり聞いていたものの、

「受験するだけなら、内申書と筆記試験と面接だよね?冥土の土産に一度受験してみるのも思い出になって、いいかも」とのんきに思って、保護者説明会にいく申し込みをしたのですが、親が準備する前に、
「ここ、面白そうですね!毎日、地下鉄とバスに乗れますし!」(そっちかい!)
と、学校の立地と環境を、すっかり息子が気に入ってしまいました。

高等支援の『京都市の障害児教育界の【灘高】』と、清水寺近くの高等支援を、それぞれ息子が気に入ってしまったので、
(『灘高』だと京大のすぐ近くなので、立ち寄った京大病院で、院内探検と、エレベーター行脚して帰りに楽しめる!と思ったらしいです)
『フリーター、家を買う』ならぬ「生後2ヶ月で寝たきり候補だった二桁多発奇形、地元の高等支援受験準備を始める」となる展開に、「そんなんアリか?」となって、半分クラクラになりながら、実地見聞の日帰りの旅から帰ってきました。

息子の今までが、
公立小の志望動機が「列車の音を聞きながら、机について座れて授業を受けること」
公立中の志望動機が「校舎の3階でお弁当を食べながら、部活動を見られること」
高等支援の志望動機が「帰りに京大病院でエレベーターをチェックできること」「市バスと地下鉄を使って、毎日五条坂(清水寺の近くの有名な坂)を通過すること」
という、
「それ、学校でお勉強の内容を深めたいんじゃ、ないんかーい!」と母親がツッコミいれたくなるような、実に素朴な動機です。

公立中支援級2年の、かつて同じ支援級だった憧れのお姉さまも、高等支援を目指して勉強中なので、たぶんこのままいくと、息子もまた高等支援に追いかける気満々で、家庭学習に熱心に取り組むようになると思います。

母親としては、息子の恋にかこつけて、家庭学習の学習内容や仕事の従事能力・仕事の幅が伸びたら万々歳なので、今の小6の普通級の女子と、公立中支援級の憧れのお姉さまの存在に、頭が上がらない思いでいっぱいです。

そして、単なる母親の下見が目的だったのに、息子の進学への動機づけが自動的に仕上がってしまって、父親はラインの向こうで「寝たきり候補だった多発奇形が、高等支援進学を視野に下見の旅を楽しんでくるとは!」と、焚きつけて喜んでおります。
母親としては、「たとえダメ元でも、受験先を選べるまでに、息子の知的発達が進んだ」ということが、嬉しいです。
ありがとうございます。

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智ママ

浅見社長
公立小支援級→支援学校中学部への勧めの謳い文句として、
『中学の三年間なんてあっという間ですからね!しっかり(B型作業所への)訓練が積める、支援学校がいいですよ!将来の預かり先である福祉施設のショートステイのつてもありますし!支援学校を通すとすぐ情報が得られるんですよ!』
と、「将来への備え」の情報を餌に、知的発達の伸びがはかばかしくない子の親御さんを
支援学校に行かせる勧誘が高学年に入る前あたりから始まります。

私宅は無理に支援学校を利用しなくても、地域の障害者支援センターや児童福祉センター、地域の保健師での緊急時ショートステイと、スマホで視察を調べて片っ端から打診・実地見聞する形で、得られた情報は、支援に頼らず、独力で頑張って育てているママさんに回す形でネットワークを作っているので、それでいこうかな。と思っています。

意外と、ネットを使って自力で探して電話をかけて問い合わせをしていくほうが、新規の立ち上げ施設や問い合わせの重ねかたで人員の良し悪しもわかってくるので、

下手にラクできる情報を餌に支援につながるよりは、一人でできることをガンガンやって、『どうしても』なときだけ支援を使うようにするほうが、公金を無駄に使わなくて住むし、子どもの経過がよいので進路の幅が規定の支援の路線より広がるし、無駄に支援漬けにして能力を伸ばさずに終わらせる結果を招かなくて済むので、結果的にいいかもしれないです。

私は公益と息子の可能性が上がることの方に、時間とエネルギーを使いたいので、そうしています。
公立小・公立中の進路指導と生徒のネットワークは一生モノなので、こちらを選んで正解でした。5歳の時点で、下手に支援にスポイルされに行かなくてよかったです。

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智ママ

体育大会の練習が1限2限と続き、担任ズの一人が5日間出席停止になる風邪で休みなので、残る2人が駆り出されて誰も支援級についてない!という事態が今朝、あったとか。

日直の息子は、先生がいなくてもルーティンどおりに、淡々と朝礼を始めて、進行を務めていたそうです。
担任がそれを発見して大感激して『【自己判断でやるべきことをする】ことができているまでになりました!』と、連絡帳の日誌に書いてありました。

まだルーティンに沿っている形ではありますが、
「先生まだ来てはらへんけど、時間がきたから、自分達で朝礼と朝の会をしておこう」と自主性が出てきて嬉しい限りです。

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智ママ

息子の家庭学習での変化を報告します。

国語の読解で、中くらいの文章をまず読み、内容を頭に入れた状態で設問を読み、設問の趣旨を理解して、脳内から短期記憶で入った中くらいの文章の情報を引き出し、口頭で回答して母親に確認し、あってると初めて解答欄に答えを書く。という行動が見られました。
脳梁が一片もないのにどうやって情報を処理して引き出しているのか見当がつきませんが、見た目は6歳の普通級小1レベルに近づいてきました。

算数は、『3と8、大きい方を丸で囲みなさい』(BF前は4割の正答率)とか、1ずつ増える数列を見せて『11より3大きい数字は何ですか』(PBM前は数えている途中で混乱して解けなかった)という問題にはスラスラ解けるようになったものの、
1ずつ増える数列はマス埋めできましたが、
2ずつ増える数列は法則性を見つけきれず、当てずっぽうに数を言って、とにかく答えたことにしてしまおう!という変な胆力のあるところを見せていました。
(そんなところ、似なくていいのに母親に似たようです)

算数の設問を解く意欲は前より上がって嫌がらなくなり、解法を頭の中から呼び出す作業も速くなりました。

「朝、1ページ5分で解ける!」が売りの某ドリルを、1日2教科各科目3ページずつで、飽きないように続けられることを主目的にしていますが、
前回の報告のときより、息子は先天的欠損で脳梁が一片もない脳であるにも関わらず、前交連だけで普通の子(小1の2学期から3学期レベルですが)とあまり変わらないようなレベルまでは、脳の情報処理能力が上がってきたことを、ここに報告いたします。

遺伝子異常からの心疾患・心疾患からの知的発達・器質的障害もこみでの症例でこれだけ改善が見られたということは、脳に器質的障害がないケースだともっと早くに結果が大きく出ることも考えられるので、これは一般の発達だけの方にも期待できそうです。

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智ママ

PBMでどれぐらい変化があったかという目安を報告します。

夏休み前:担任が国語の時間に、文法を教えるために一文のみの読解をやらせて、それて正答率が7割行ったらいいほう。
(PBMは毎日継続)
夏休み中:宿題として、一文読解のプリントをやる。正答率10割いく。
(PBMは毎日継続)
夏休み後2週間:中くらいの文章を読解させて解く問題を3問解き、3問とも正解する。
(PBMはずっと毎日継続)
一日3ページずつと課題料は軽くして、当人のやる気が落ちないレベルにとどめておく。

本日、息子にさせているドリルの内容に関して、支援級担任に電話にて質問。
・中文読解はだいたいできていること
・中文の課題文を読んだあとも、内容が頭に残っていて、問題文を読んでも記憶情報が消えていないので回答できるようになったこと
・文法に関しては、主語述語は完璧だが、修飾語・目的語に関してはかなりあやふやなこと

を報告して「今こんなところなんですけれども、息子にどんなドリルをやらせていったらいいでしょうかねえ?」と質問すると、担任の先生が絶句して
「え?もうそこまで来てるの?」と慌てていました。

体育大会の準備が毎日続くので、算数も国語も時間が取れていなくて、小学校ではほとんどしていないようですが、
私としては、せっかく息子の学習能力が伸びてきて、やる気が維持できているようなので、算数も国語も、できるところを増やすべく、試してみたいのです。

PBMと並行での、家庭学習をそれなりに進めてみようと思います。

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智ママ

本日、口唇口蓋裂の治療の形成外科と、STでした。

形成外科は、雑談を形成外科医師が振りながら、反応や応答をみて、鼻や口の中の変化があるか、顔立ちがどう変化しているかをデジカメで撮影。
(学会発表用の症例報告と授業で使用します。息子の症例を出すと、医学生の食いつきが違うそうです。)
形成外科医師「…また、語彙が増えましたねえ!高学年でも伸びてる!これはいい!」
私「二桁の多発奇形でここまで伸びてる事例がいないので、データ取られてます。あと、進路は公立中支援級にします。」
形成外科医師「ハハハ、そりゃいい!どんどんやってください!」
形成外科は、口唇口蓋裂の患者が世間に適応できてナンボの診療科なので、息子の経過のよさを手放しで喜んでくれました。

STは「智くんが喜ぶと思って、ボーナスステージを準備しといたで?」と鉄道オタク6人衆(うち生徒は1人だけ、残りのスタッフは皆教員)が提出した、という、『鉄オタ選手権』の問題並のマニアな鉄道問題集を息子にやらせていました。

絵の6つ描かれているカードを見せて、息子にひらがなで書かれた単語を読ませ、それに匹敵する絵を指差させる。という「音読できる能力」を調べる検査もサクサクこなしていたので、今日はかなり暇でした。

ST「智くん!これだけスラスラひらがなが読めたら、余裕で(公立中)支援級いけまっせ!」
私「白〇総合支援(高等学校)から下りてきた公立中支援級担任が、授業見学中、中2生徒が落としたプリントを息子が恭しく両手でもって渡したのを、中2男子生徒が片手でパッととってしまったのを見て、『私の教えている生徒が、小6で支援学校しか行けないと目されている、多発奇形のお勉強のできない子に、マナーや社会性で完全に負けるなんて!』と顔を真っ白にして驚いていたんですよね。」
私「その後の校内案内を担当した教頭先生も舌を巻いて「きみはそのままでも、『職業体験』にいけるね!普通級でも、ここまでできる子はそうそういないですよ!」と感嘆されたんですよね」

ST「そうでしょう、そうでしょう!〇河(総合支援学校という高等支援学校)は、障害枠メインでの就職がほとんどですから、とりわけマナーにも厳しいんですよね!そこの教員が青ざめたということは、これはいけますよ!」
ST「智くん、これだけ応答がはっきりしていて社会性もあるなら、支援学校ではもったいない。音読も進んでいますし理解も十分です!ぜひ、公立中支援級を卒業しましょう!智くんなら、いけます!」

と、アニメ『忍たま乱〇郎』の「いけいけどんどん!」を地で行くレベルの形成外科医師とSTズでしたので、私は「は、はぁ…」と気圧されながらお礼を述べて帰ってきました。

形成外科医師は半年に一度の受診なので、変化がわかりやすかったようです。
STも、毎月一度なので、変化が少しずつみてとれて、指導していて愉しいようです。

いけるところまでは、いこうと思います。

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智ママ

『なんちゃって鍵っ子』を開始してから二週間目ですが、早速、自宅を出るときに鍵を閉めようとして、ランドセルのいつものポケットに鍵が入っていないことに気づいて、青ざめて「お母さん、鍵が見つかりません。落としました。」と、玄関のドアを開けて自宅に戻ってきました。
(前日にドアを自力で開けているので、自宅に鍵があるはずですが、それは思い至らなかったようで、鍵を落としたことにショックを受けていました。)

鍵は、ランドセルのいつものポケットの、隣のポケットに入り込んでいただけでしたが、それでも「鍵の管理が悪くてなくしかけた」ことは強烈な体験になったらしく、しょぼんとして小学校に登校していきました。
「鍵を落としたかもしれない!」とドキッとして探し回ることは、鍵っ子あるあるな体験なので、本当になくしてしまう前にその体験ができてよかったです。

鍵の取り扱いに慎重になることも、一人で行動するときには大切なステップなので、これから少しずつ自立できる活動に進んでいってほしいものです。

体育祭で日◯大の「集団行動」を簡易化したものを、高学年で演技することになったと小学校の連絡帳に書いてありました。

「え?二桁の多発奇形・中度知的1名と、中度発達1名込みの集団で、そんなこと練習できるの?」
と◯体大の「集団行動」をYou Tubeで確認してみたら、相当難度が高かったので、
「こんなの無理だろーーー」とパソコンの前で騒いでいました。

トイレから出てきた息子「無理じゃないですよ!僕、できました!」
訓練を始めて一週間目で「集団行動」のとっかかりができてついていけるぐらい、知的にアップしていました。
親の私が想定していたより、かなり知的にアップしてきているようです。
担任の先生も期待しているようです。

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浅見淳子

智ママさん

89歳の母、よくなくしものをしたとさわぎますが、だいたい自宅から出てきます。年寄りも一緒ですわ。

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智ママ

浅見社長

管理のしやすいなくしもの(だいたい行動パターンが決まっていて、家の中に落ちている)は助かりますが、「道のどこかで落としてきた」場合は、短期記憶以外にも中期記憶が必要になるので、短期も中期も記憶が怪しくなってきている高齢者は、日頃のきちんとぶりが決め手になりますね。

息子の場合、どちらも興味が薄いことは、記憶からあっさりと流れていってしまいがちなので、道で落として鍵をなくしたときのスペア対策は、もうしてあります。

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智ママ

ここ一ヶ月くらいで、パソコンに近づいて画面を見る・宿題のプリントもドリルも、顔を20㌢ぐらいにしてかぶりついて解く・中間の距離を見るときには目を細めるか、薮睨みのように顔を斜めにして焦点を合わせようとする、という『どう見てもそれ、見えてないやろ?』となるような行動が目立ってきたので、本日、定期検診で大学病院の眼科に行ってきました。

結果:左目の機能には異常も変化もなし。右目は黄斑部低形成なので視力は矯正しても0.04程度。知能が上がったので、「自分が見えてない」ということを感覚的にやっと理解できて、ピントを合わせようとすることができるようになっただけ。
眼鏡のレンズは生活しやすくできる処方Maxでいっているので、このまま経過観察して、眼鏡をかけて遠視性弱視のトレーニングを続けてください。

ということでした。

眼科医「もう11歳なので、視力の改善はほとんど望めないのですが、11歳で、こんなに知的に上がるという変化が見られているので、まだまだ伸びしろはありえますよ!やれるだけ、やってみましょう!」
「11歳でこれだけ知的が伸びるということ自体、非常に珍しいことですね」
とのコメントが出ました。

とりあえず、PBMは11月まで続けることが決まったので、毎日続けて、遠視性弱視は眼鏡をかけ続けて暮らさせて、ピントを合わせる機能が少しでも上がるようにしておきたいと思います。

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智ママ

息子は発語が3歳半で、会話できるようになったのも4歳近くなってやっと一語文と早くはなかったのですが、
PBMを頭頂部二箇所に変えてから3週間が経ちました。

学校であったことを事細かに報告してくれるようになり、帰宅すると四六時中話しているか、寝室で人形と積み木を使って病院ごっこをしているかになりました。
話の内容も、一つの事柄について、3文から4文で、あったことの報告とその時の思いを告げて、それから精神分析の寝椅子に転がっての自由連想法のように、次々に芋づる式に浮かんだことを口にしていく。(息子の場合は私に延々と語るパターンです。)という、なんとも不思議な展開を見せるようになりました。

内面の言語化と、記憶の言語化能力が、また突出して上がってきたようなのです。

それと同時に、息子の場合、
今までは自身の体験を、脳にある箱に、ざっくばらんに放り込んで、必要に応じて記憶のビデオテープを取り出して再生し、使える知識・体験の合体物としてモニターに再生しながら、いま現在に使う。という、発達特有のパターンを使って、
ときどきやってくる問題や、物事の展開を処理しているのですが、

母親を相手に、自由連想法+やや傾聴型の対応で、ふんふんと聞いてもらっているうちに、PBMの効果もあって、それまでと比べて格段の速さで、脳内の情報箱の整理がついたらしく、物事への対応力が増してきました。

一番驚いたのが、今まで何かあると親の指示のみに従っていたのが、
『自分で問題点を見つけて、自力で対応しようとして、できないことは即座に母親に報告・相談して、その判断・指示を仰ぐ』ということができるようになったことです。

今までは毎回、母親の指示がないと、入浴後のお風呂の蓋を閉じないまま出てくることがほとんどでしたが、
「お母さん、お風呂の蓋は、閉めてきていいですか?」と居間にいる母親に訊いて、確認をとってから自主的にお風呂の蓋を閉めて、浴室から出てくる。という行動が見られました。完全な自主性とまではいきませんが、自分で判断して、お伺いを立てて、実行する。という、理想的な言動が見られました。

帰宅してからの報告では、
「今日、6年生の教室(普通級)にいって、〇〇さんとお話してきたの」「こんなこんなお話をしたの」と、話の内容までわざわざ報告してくれるので、私は息子の話を聞いているだけで、だいたい状況が把握できる。ということになっています。

以前は『頑張ってもこれぐらいの息子さんだから、手伝ってあげる』な、どちらかというと、お情けで女子と男子に口をきいてもらう関係だったのが、
『通常運転だとこれぐらいが普通の息子さんだから、そういうものとして、仲間として口を利いて挨拶して話をする』という、
仲間の一員として、ハンディはあるけれども、頑張って伸びてきている支援級の子として仲間にいれてもらい、休み時間のひとときを過ごす。という、理想的な交流が成り立っていることが、息子の話のしかたと、普段親子二人で通りかかったときに、たまたま道を歩いている6年生に挨拶をして手を振る関係でわかりました。
母親がそれを見て、息子の待遇に安心して相手の子たちに感謝する。という図式が普通に起きるようになってきました。

息子が5歳のときに、大阪の弁天町に栗本さんの講座に連れて行って、見てもらったことがあるのですが、
「前歯が抜け出すとき(5−6歳)と、犬歯・小臼歯が抜け出すとき(10−11歳)に、多くの発達の子は、発達がグンと伸びる」ということを伺っていたので、それが今、PBMとのダブル効果で出ているのかな?と思っています。

両側性口唇口蓋裂上の前歯が4本欠損しているので、犬歯や小臼歯が次々に抜けると、噛み合わせが半分減り、食欲もどんどん出てきたのにゆっくりしか食べられなくなり、
給食や晩ごはんの調整が大変ですが(自力でハサミを使っておかずを小さくする訓練中です)、とにかくやれることをやりながら、発達の経過が良くなるように働きかけ続けています。

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智ママ

先程、夏休みの宿題である、自由研究または図画工作1点または読書感想文1本などの、『自由課題1点』の課題が仕上がりました。

昨年は2回休みを入れないと原稿書きができなかったのが、今回は一気に20分かけて書き上げられたので、集中力とやり遂げる力が、バイオ・ニューロ・フィードバックとPBMの組み合わせで身についていたことがわかりました。

「僕は小学校6年生なんですから、お母さんは手伝わないでください!」
と自分でやり遂げたいという意思も見られました。

これであと2日、思いっきり遊べます。

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智ママ

息子の夏休みの自由研究の課題です。
茄子とトマトと玉葱と豚挽肉で、茄子入りボロネーゼスパゲッティを作りました。

昨年は夏休みの課題に、卵と玉葱の炒飯をポスター発表することで、
「智ママさん!炒飯は、中2クラスの調理実習ですよ!」
と担任が舌を巻いてましたが、

今年は
・豚挽肉のパック開け(弱視で見えない)
・トマト缶の缶開け(筋力が足りない)
・スパゲッティのお湯切り(腕力が足りない)
だけ母親が補助して、あとは口頭で指示を飛ばすだけで作れました。

確実に知能があがってきてるので、小5の夏より指示が通って、監督しやすい印象がありました。
バイオ・ニューロ・フィードバックしたからか、油が多少はねても怖がって逃げたりしないし、
PBMで知的に上がったので作業がサクサク進んでいました。

小5で卵と玉葱の炒飯だと→中2レベルなら、小6で茄子トマト入りボロネーゼだとどうなるんだろう…と思いますが、明日写真をプリントして、ポスター発表用の原稿を製作することにします。

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智ママ

母親付添で外出する際に、鍵の開け締めをリュックに入れた鍵で一人で行えるようになったので、一人で鍵を持っての外出をさせてました。(母親は自宅待機)
とりあえず帰宅時も鍵開けができたので、二学期から鍵っ子デビューできることになりました。

私は小3で共働きの実両親に引き取られたときから鍵っ子だったので、何が必要でどういう配慮がいるかはある程度把握できます。
・鍵を落とした時の指示
・一人で留守の自宅に帰ったときの子どもへの準備と指示
・母親を戸外で待つときの暇つぶしツールと指示
をきっちり準備しておけば、私が通院や買物でどうしても下校時刻までに帰宅できなくても、問題は起きにくいかと思います。

小学校の担任の許可も得たので、二学期から多発奇形の『なんちゃって鍵っ子』の誕生となりました。
夫は驚き呆れています。

これからも自立に向けてどんどんいきます。

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智ママ

勉強がはかばかしくなかった息子の、読解力が上がりました。

夏休みの課題の短文のプリントが、全部、終わってしまったので、『毎朝5分で解ける』というドリルで、中くらいの小1国語の読解問題を解かせてみたところ、読みはつっかえていましたが、問題を私が読み直すと答えを即答し、しかも正解していました。

さらに驚いたことに「まだやりたいです!」と言って、見開きで3ページ分(細かく数えると6ページ分)をあっさり解いてしまったのです。
それでも足りず、5-6歳向けの音読は見開き6ページ分をあっさり読み上げ、アルファベットも大文字はサクサク書いていました。

以前報告した時よりも、さらに知的に上がってきている感がありました。

日常生活では、朝、ぼんやりしている母親に「今日はごはん、何にしますか?」ときいてきて「僕はよく気がつくので、任せてください!」とそりゃ自分で言うたらあかんやろ!なツッコミがあっておかしくない天然上から目線系の発言があり、

昼には「お母さん、これ全部食べていいんですか?」「お母さんは食欲ないんですか?」と茶碗につがれたおじやの量と、母親の食欲の変化を観察して健康観察するなどの発言がありました。

夏休み前よりは『相手の変化を捉えて、自分なりに考えて対応する』という、対人技能が上がってきています。

当人の中学への進学意思が固いこともあり、これからはドリルの数を増やして知的な作業に満足する分量の目安を探ってみようと思います。

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