「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

智くんの成長をみんなで見守るお部屋

『発達障害、治った自慢大会!』の殿(しんがり)を務めた智くん一家のお話。
重度の障害があってもどんどん治っています。
日々楽しいエピソードがたくさん!
みんなで見守りましょう。

393 COMMENTS

智ママ

脊柱側弯症の悪化防止に、ボイタ法をほぼ毎晩、施術してから療育整体をして寝ています。素人目にも、だんだん骨格の歪みがなくなってきているようで、息子の歩く姿勢が良くなってきました。

三週間前、私の仙腸関節の腰痛の検査でレントゲンを撮ったついでに、息子の脊柱側弯症もレントゲン撮影をしてもらって、進行度合いを確認したのですが、
「まだ診断をつけられるところまで悪化してないですね。様子を見ましょう。明らかに痛みが出たり、姿勢が曲がってきたら、また受診してください」
と整形外科医から言われました。
そして、受診時にボイタ法を習って、毎晩施術して3週間は経過していたのですが、明らかに5月下旬の遺伝科受診のときより、息子の姿勢の歪みが減っていたので驚きました。

PTの指摘では、「毎日ボイタ法を施術して、骨格矯正を働きかけてみて、そのうちに骨格が治ってきたら
(ごく軽度の脊柱側弯症なりかけのケースだと、骨格矯正ができて、ほぼ普通と同じ状態までもっていけるケースもあるとか)
毎晩のボイタ法は止めていい」とのことだったので、とりあえずできる限り、毎晩ボイタ法を続けて、その経過観察をしているところです。

個人的に、私自身は、
セルフボイタ法と、
合気道の手首を撚る柔軟体操と、
手首の内側を伸ばすストレッチと、
腰痛対処にもなる股関節周辺の筋肉のストレッチ
を組み合わせていると、かなり忙しくて休めた感がなくて身体がガッチガチに固まって、思考も硬直化してしまいそうなところを、少し止めることができて、時間をかけてストレッチを丁寧に30分ほどかけておけば、かなり気分もほぐれることがわかりました。

息子の場合、私よりも性格が穏やかで、
ポリヴェーガル理論で言う「緑」が豊富な状態なので、
神田橋先生のように『雑談療法』っぽく、たわいのないことをボイタ法の施術のときに話をすることで、息子は気分が固まらずに済むし、
私は息子の癒やしパワーで「赤緑」の気持ちがほぐされる+私自身は施術中は傾聴スタイルに近く、息子の話したい欲(会話をして、受け止めてもらっている感を実感したい)が自然に満たされて、親子間で気の交流が成立して、なぜか二人ともそれなりに整う。
という、不思議な現象が起きています。

療育整体だとあっという間に済んでしまうので、会話が短くて、施術後に寝たまま漫然と息子が会話して、私がふーん。とたまに相槌をうちながら、会話の内容を確認する、というトークタイムになってしまいますが、
それがあると、息子はイライラしなくて済むので、助かっているようです。

私個人は、息子や私の通院が立て込んだり、小学校の行事やPTA代わりの図書ボランティアに駆り出されたり、忙しくて疲れてイライラしやすくなると、なぜか顎が落ちて重だるくなってくるので、一人でいるときに、両手を顎に当てています。
手で持ち上げるように刺激しておくと、少し体調の持ちが良くなるので、鰓弓神経?に関連するところに反応が出るくらいまで、私の発達が進んできたのかもしれないなあ。と思っています。

一番は、過剰に気負って、無理に早く成果を挙げようと力みすぎなくても、
肩の力を抜いて、心の力みが脱力できるような考え方にもっていき、自身の中の自然破壊に気づいて、少し立ち止まる。というきっかけを得られたので、
吉里先生の『ポリヴェーガル理論』の本は、日頃生活と、家事育児と、将来のためのタスク処理でいっぱいいっぱいになってしまいがちな、ママ側の基本姿勢と心身の再調整のツールとして、とても役に立つなあ。というのが一読後の実感でした。

また、PT訓練の待ち時間などを使って、『ポリヴェーガル理論』を、少しずつ読み込んでいこうかと思います。

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智ママ

昨日より、学園祭シーズンの11月が始まりました。

今朝は、朝9:30に到着するようにして父子で出発して、
京都府立医科大の学園祭『トリアス祭』二日目
→東〇高等支援の学園祭
→京都〇〇大学の学園祭二日目
と、学園祭のはしご3軒に出かけていました。

京都〇〇大学の学園祭は、気さくな展示と綺麗な構内、模擬店が息子のお気に入りで、よく出かけています。

今年はPBM半年で知的にレベルアップしたからか、
・切り取った紙に磁石をつけて、クリップの釣り針で魚を釣る、という『魚釣り』、
・毎年展示している『スライムをつくろう』の科学実験
(今年は保護者に薬液を混ぜてもらうのではなく、自力で攪拌していました)
をどちらもこなしている写真が、リアルタイムで送られてきました。

昨日夕方の時点で、母親と美術部、写真部、ボードゲーム部の展示はあらかじめ見ていたのですが、
昨年と違って、展示内容を言葉で表現したり、ちらっと見たりしていました。

知的に上がったので、観るだけの展示も楽しめるし、参加型の展示も楽しめるので、
とても有意義な学園祭だったようです。

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智ママ

どっとこむに投稿したあとに送られてきた写真です。
漢方研究会でハーブ入り入浴剤を作るのに、乾燥ハーブを量り取る操作をしています。

昨年よりも巧緻性が増してきたからか、そこそここぼしてはいますが、8割の材料をを入れられたようです。

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智ママ

高等支援学校3校目(岡崎道そば)を見てきました。
知的に強いというだけあって、五条坂のバリバリ接客に強い高等支援よりも、おっとりとして、よく言えばマイペース、悪く言うと活気が少ないレベルの生徒さんが多かったです。
ゆっくりさん向け(京都市では、洛中の人は、知的の子のことを、こう言います)
の高等支援ですが、地域へのパイプと人脈はかなりあって、『皆で育てながら就業に向けて育成する』というスタンスで、ゆるめの実習をガンガン積んでいって、就職率100%に近い実績を普通に残す学校でした。

「・・・これは、息子、このまま伸びなくても、この学校には面接だけならほぼフリーパスで入れるレベルかもね」
「あとは、心疾患でもキャリアを積んでいけるように、どういう職種を選んで修練を積ませるか、だね」
などと思いながら、個人的に、
・心疾患で16歳のときに、手術前3ヶ月行動制限がかかること
・手術入院+自宅待機期間で2週間、合計一ヶ月欠席すること
・手術後も3ヶ月ぐらいはフルパワーで動けないこと
を相談してみると、「心臓だとしかたないので、それを計画に含んで実習に参加して、その実習の成果でいくしかないですね」という、『攻め』の言葉が返ってきました。

全部の高等支援のカリキュラムや内部の授業の感触、その後のレベルを予測した『高等支援レポート』は、息子の支援級ママ友ラインの間で大好評で、
「来年は、ぜひウチも、高等支援を見学しに行くわ!直に見てみたい!」
という小6・小5・小4のワーキングマザーのママさんがレスポンスをくれていました。

今日は、たまたま小学校についていったので、支援級担任と話をする機会に恵まれたのですが、
書く高等支援の特徴と、息子がこのまま全然伸びなくても、岡崎道の高等支援と、鳴滝の高等支援は、面接だけならほぼフリーパスレベルで入れそうなことを伝えると、
「いや、それだともったいないから、五条坂の高等支援を目指しましょうよ!」
と、最難関レベルの接客にバリバリ強い高等支援(ホテルのレストランの障害枠に就職も、普通にアリ)を推されたので、
「ええ〜!そんな展開、アリなの?」となって自宅に帰ってきたところです。

息子は心疾患配慮もしないとなりませんが、両親の私達と違って人が大好きなので、接客学にならないため、接遇のパターンを入れたら普通にお運びさんとメニュー紹介などで、戦力になります。算数が難しいのでレジ打ちだけは難しいですが。

生後2ヶ月で、あまりの奇形の多さから
「この子のレベルだと、普通に寝たきりもあり」
「いけて支援学校、小学校なんてとんでもない!」
「将来は普通だと生活介護、もし逆立ちしてもB型行けることがあったら御の字」
とNICU医師から宣告された息子、
小6の時点で、京都市で一番難しいとされる接客に強い高等支援を、普通に目指すことになりました。

さっそく、平日に各高等支援で開催されている、学内カフェにお茶をしにいって、レベルを確認してくることにします。
(自宅で、そのレベルまでの手立てをつける予定です。)

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智ママ

話が重複しますが、報告します。
10月17日(金)の夕方から仙腸骨関節を傷めたらしく、ぎっくり腰バージョンになって、左腰が痛くて、長時間起きていられない状態が、三日間続きました。

その間、息子のケアは最低限、長くは台所に立てないので、ごはんもそれほど手をかけてやれず、『そこにあるものを食べる』しかない状態に置かれました。
いつもメンタル系で寝込んでいるときは「お母さん、お腹が空きました」と言えば、そこそこの料理が出てくるのですが、身体で寝込んでいると身動きがほとんどとれず、ポリヴェーガルでいう『青全開に限りなく近い』状態になっているので、

「・・・寝ているんですか。それなら、僕は炊き込みご飯を、一人で食べます」
と一人で判断し、寝ている母親に宣言して、炊飯器に残っている菌の炊き込みご飯を茶碗についで、それだけを食べて飢えを凌いでいました。

母親が起きていても、痛みで気が立ってガルガルしているので、彼なりに空気を読み、
自主的に洗濯物を取り込んでおけば、タオルだけたたんで収納場所に収めにいったり、
食べたら、すぐにお皿を運んでいっていいかきいて、下膳したり、
朝、母親が起きてこられないと判断すると、作りおきのお好み焼きを冷めたままかじって朝食にしたり、
登校日は、朝起きたら、自分で出発準備をして、できないところだけ母親にヘルプを求めたり、
と、『緊急時の息子なりのヘルプ対応+サバイバル』ができるようになっていました。

講座の質問にもありましたように、講座受講時、私は腰痛で『鎮痛薬で痛みを散らしても、ほとんど赤』の状態でやっと座れていただけだったので、質問の文面が誤字だらけになってしまっていて、申し訳ありませんでした。
ですが、ひとまず、息子に自分の『赤』を伝染させずに、無事に保たせることには、なんとか成功しました。
そして、PBMの訓練+その他の手法を駆使してのことではありますが、母親の大事のときにも、緊急事対応で稼働できるように、息子が空気を読めるように育っていることに、感謝したことでした。

本日、また高等支援の見学ですので、行ってまいります。

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智ママ

宇多野と、五条坂寄りと、岡崎道よりの高等支援の見学会シーズンで、私宅だけ訳あり専業主婦なので、代表者として、一校一校ずつ見に行っています。
感触としては、息子の発達度合いがもう少し伸びたら、少数精鋭育成のカフェ系接客ができる高等支援にも、馴染みながら学べるようになれるかな?というところです。

金曜日の、技能が売りになっている高等支援(ビルメンテナンス・清掃・クリーニング・介護補助・保育補助をメインに育成している)は、
息子がそのまま3年間発達が伸びなくても、なんとか行けるレベルで、心疾患と筋肉の組成が弱くて非力・室内での作業しか長く続けられないという条件がなければ、ぜひここに進学させたい!と思える高等支援でした。

16歳で心臓弁の交換を予定しているので、
・どうしても手術の前後3ヶ月は車椅子・または杖をついての登下校となること
・心臓手術2週間と自宅待機期間1週間ずつで1ヶ月は休まないとならなくなるので、実習のプログラムをどうしたらいいでしょうか?ということ
・そのままでもB型もしくは就労B型でも、支援学校高等部を飛び級で入ったとしても、そのまま就労できるレベルに仕上がっているのですが・・・ということ
を、高等支援の校長先生に個別で相談してみたところ、

『小6の時点で就労B・B型に飛び級で入っても通用するレベルの仕上がり』という説明に校長先生が非常に強く興味をもたれて、
「それは、支援学校とB型なんてもったいないです!ぜひ、我が校に入って、しっかり学んで卒業していっていただきたいですね!」
と自衛隊の『羽ばたけ青春!』のノリで、技能系高等支援に勧誘されていました。

「え・・『フリーター、家を買う』でなくて『二桁の多発奇形、高等支援に勧誘される』って、これ、どういうこと?」となりながら帰宅して、夫にラインをすると、
「勧誘される二桁の多発奇形なんて、息子が初めてだ!」と大喜びしていました。

金曜日の夕方から仮眠してる間に、仙腸関節を傷めたようで、ほぼ半日寝たきりだったり、土曜日はヨイヨイで午前中に息子を連れて整形外科に受診したり。とギリギリだったのですが、
月曜日が発達受診だったので、ヨレヨレのまま親子二人で総合病院に出向いて、発達医師に報告してみました。

「うん、僕の担当するここでの患者さんは、ほぼ寝たきりで、生活介護に進まれる方がほとんどです。」
「息子さんだけが、ただ一人だけ、飛び抜けて経過が良い、という状況です。」
「僕はその(就労界隈の)感覚はよくわからないけれども、支援学校の先生が、智くんのことを、『飛び級でも支援学校高等部に行ける』『就労BでもB型でも、そのまま入っても通用する』というレベルで、高等支援の先生が勧誘されるぐらいなら、もう行けるところまで行ってええんとちがうかなあ?と、思いますよ」
と医師サイドからもゴーサインが出るようになりました。
(息子の発達医師は、積極的には治さないのですが、わりと社会の公費負担を気にして、簡単に療育には繋げないようにしようとか、その人の作業所や障害枠での仕事における充実感とか、達成感とか、成長を重視するタイプの医師です。)

小学校や支援学校は、二桁の多発奇形、というだけでB型作業所しか息子に進路を示しませんでしたが、医師や高等支援の先生は、行けるなら、高等支援いって、羽ばたいてみたら?という進路を示してくれました。
中川先生に報告すると「私も、そう思います。」と息子の進路をどんどん進めることを推してくださいました。

夫「8年前、総合病院の頭越しに息子を伸ばしておいて、よかったな」
息子は社会性と言語が高くて飛び抜けていますが、認知と学習が弱いので、そこが伸びれば、社会でそこそこ役立てる人間に育つのではないかな?と想定しています。

腰痛で寝込んでいた3日間、PBM訓練だけしかできませんでしたが、そろそろバイオ・フィードバックとボイタ法を再開してみようと思います。

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浅見淳子

私からみると智くんは、最賃以上のお給料をもらう人だと思うので、親御さんよりも安心しているかもしれません。行けるところまで行く、という方針に賛成です。

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智ママ

浅見社長
GOサインありがとうございます。
心疾患の手術が16歳で入って術後3カ月はテキパキできないこと、手術入院で1ヶ月近く休むけれども、実習参加はどうしたらいいだろうかということを片っ端から高等支援で個人的に尋ねていますが、

「もうそういう特徴のある子なので、それでもいけるように手立てをつけよう」という形で前向きな意見を先方の校長先生や指導教官からいただいております。

「病気だから仕方ない、休んで穴が悪例けれどもそれはどうしようもないことだから」の支援学校と、
「休むのはしかたないけれども、その後、それをどう補うかができればいい」の高等支援では、仕事に対しての基本な考え方が根本的に違うので、私としては、息子により質の良い考え方で社会に臨んでもらいたく、高等支援推しでいこうと思います。

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智ママ

なんちゃってボイタ法アレンジバージョンをここに書き記しておきます。
必要な方は使ってみてください。

みぞおちの高さにある肋骨の間の筋肉に沿って、指での刺激を入れると、
ボイタのポイントから外れていても、肋骨筋肉が緩んできて、胸郭が広がりやすくなります。
(息子のPTからそう解釈がありました)
一回3の刺激は0秒から長いと15分くらいまで、される側の状態に合わせて、施術する側が加減してください。

どこかわからんところを押すのは怖い!という人、赤ちゃんの肋骨を押すのが怖い人は、みぞおち周囲の肋骨の間を指で15秒ずつ刺激してあげる形でもいいと思います。

これをセルフで自分にやると、胸郭が開いて呼吸が楽になるので、ママの疲れをとるのにも短時間でお役立ちかもしれないです。
(体が緩みますので、セルフでやるぶんは、寝落ちしていい状況で行ってください)

ADHDみのある人の、脳内の霞を緩和するのにとてもお役立ちでした。
本来、肢体不自由児向けの手技ですが、発達の改善にも転用できそうなので、ここに書いて提供しておきます。

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智ママ

自宅で
PBM(脳細胞のミトコンドリアの活性を上げる)
バイオ・フィードバック(血中酸素濃度を上げる)
にがり塩のお風呂(Mgイオンを経皮補充)
ボイタ法(胸郭を広げて酸素を取り込みやすくする)
療育整体(脳への血流UPを促す)
股関節と大腰筋ストレッチ(姿勢維持のための固まった筋肉を緩めるのと、ストレッチで刺激を入れて代謝を上げる)

を、母親が疲労で倒れる寸前で、もう動けないとき以外は、毎日、施しています。

その結果、今まで『数の分解』と『一桁の引き算』が全くお手上げだった息子ですが、具体物(数えるもの)があれば、簡単な引き算ができるようになりました。

うちでは、『さくらんぼ算』の前段階の『数の分解』を理解させるのに、
ドラッグストアのプライベートブランドのビタミンB群錠剤を10個出して、それを動かして教材にしています。

終わった錠剤は、机の上に直置きされてたため汚染源となるので、息子が4個、私が6個、計算のドリルが終わったら一気に飲んで『ビタミンB群の多めの補充』にしています。

日常生活では、母親の声の調子や話し方で、母親の状態をさっと読み取ったり、料理を盛りつける音を聞きつけて「お母さん、お皿を運びましょう」と母親の背後斜め近くに立ったりと、
『多発奇形で生まれたけれども、中度知的発達としては【シゴデキ】な小6男児』となってきて、

日常の指示が通りやすいだけでなく、朝の修羅場のときに「お母さんは水筒の水チェックをお願いします!僕は靴下を履きますから!」と状況を読んで、母親に指示を出すことがたまにあるようになりましたので、

母親の私は驚いております。

話の内容も荒削りな会話から、相手の反応をみて話題を変えたり、質問をする前のワンクッション言葉がつくなどの細やかさが出てきて、
以前より対人関係が円滑に進むようになっているのでは?となるときが多くなりました。

まだ2週間程度なので、今後の変化が楽しみです。

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智ママ

STで聞き取った言葉を書き取る訓練がありました。
『まど(窓)』と、『まと』
『まち(街)』と、『マッチ』
『ちず(地図)』と『チーズ』
『おじさん』と、『おじいさん』
すべて、耳で聞いて、聞き取った音だけで脳内変換し、言葉を呼び出して書き表す。という、小2レベルの内容です。
昭和30年代の昔は、小1から小2まで、教師が言った言葉を聞き取って書き表す。という『書き取り』が行われていたそうです。

脳梁が一片たりともなくても『書き取り』ができるという事例自体が大変珍しいらしく、仕上がりにSTが大喜びしていました。

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智ママ

毎日、小学校最後の思い出づくりに!と体育大会の出し物の練習が続いています。
毎日、おやつのあとにPBMを20分、させています。

連日の体育大会の練習に力が入りすぎて、練習の途中で動きがフラフラしてきたり、無表情になって目がうつろになってきたりしてきて、
(心臓に負担がきて苦しくなると、いつもそうなります)
それに気づいた支援級担任が、慌てて脈を計測して安全を確認した後に、別室の教室に隔離して休ませるということが一週間続いていたので、
大学病院に報告・相談して、心臓受診を一ヶ月早めて、検査を4つ受けました。
24時間計測のホルター型心電図もとりました。

各検査の結果、息子の心臓自体はさほど悪化してなくて、むしろ心不全ホルモンなどの結果などは、調子が良くなっている部分もあることがわかりました。
体育大会の出し物の練習を、これまでの5/6または3/4の負荷に減らして、息子の様子を見ながらならば、練習を継続してもいいことになりました。

知的発達と心機能の悪化の関連は大きいので、息子の心機能・健康関連の情報も全部中川先生にはお伝えしているのですが、
「そろそろPBMとバイオ・フィードバックも同時に行ってみましょう」
と指示が出ました。

バイオ・フィードバックの装置は、半年間ビニールパックの中に保管していて、すっかり電池が切れていたので、さっそく充電し終わったら、いつもの場所にひょこっとおいた拍子にわからなくなって大騒ぎで探しました。
私が探して散らかしたものを、ついでに片付けるのに手間がかかるので、息子とスマホとバイオ・フィードバック装置を一緒にして放置していたら、

一年前はゲームの『マークを3つ揃える』が理解できなくて、
母親にMATCHゲームをやらせて、ゲームが仕上がっていくのを、呼吸担当で、呼吸をしながら見ているだけで終わっていた息子が、
一人で模索して、グッズを3つ揃えては消しを繰り返して、淡々とゲームを一面クリアするまでになっていました。
(明らかに、半年前のバイオ・フィードバックだけのときよりも、PBMの成果で、やる気や知能が上がっていることがわかりました。)

今まで、バイオ・フィードバックのときは、私が隣に10〜15分はついていないといけなかったので、私が作業や家事をしてる傍ら、一人で呼吸やゲームをしてくれると、とても助かります。

『遺伝子異常・染色体異常のケースでも、知的障害の改善にかなり成果を上げている』
というPBM装置ですが、息子の場合、年齢が11歳でも、遺伝子異常のために形質発現能が常人の半分しか機能していなくても、そしてそのために「頑固な知的発達が変化しないだろう」日本の医師から生後2ヶ月・3歳・5歳で、それぞれ異なる科で宣告されていても、PBMで、そこそこの結果が出せるようにまでなったようです。

いまから2ヶ月、PBMとバイオ・フィードバックの併用での訓練が続きますが、また変化がありましたら報告いたします。

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智ママ

単なる報告と読み物です。目を通していただければ、幸いです。

体育大会が近づいている息子、昨日、ボイタ法のレクチャー2回目をしてきました。
ボイタ法(少し間違って覚えて施術していましたが)だけ行った結果、骨格の歪みがかなり矯正されかけてきていて、「いい感じですね」ということでした。

一定レベルに矯正されるまで、毎日ボイタ法を施術しておくように指示がありました。
母親の体調の許す限り、ずっと続けてみようと思います。

リハビリ病院から街経由で帰宅して、お風呂に入ろうとした息子。
思春期男子特有の『少年臭さ』が出てきているので、体臭がややきつくなっていて、蝿と虻(ハエとアブ)が、服を脱いだ息子と一緒に浴室へ入っていきました。

息子「あぁーーーー!!あっちへいけ!!」(言葉で追い払おうとしている)
息子「君達!!それでいいと、思っているのか!」(蝿と虻にお説教をしている)
息子「嵐電の電車が紫色だったから・・・」(虫と一緒に入浴している恐怖を紛らわすために、大好きな電車のことを思い出して唱えて、虫の存在を忘れようとしている)

ブーーーーン、という羽音が二重になって聞こえ、

息子「あぁーーーー!!こっちにくるな!くるな、って言ってるだろーーー!!」
(浴室に存在する虫を無視して、楽しいことを思い出して脳内で忘れようとしたが、努力虚しく、息子の匂いにつられて、蝿と虻が飛んできた)

というひとりごとと絶叫が、風呂のドアを開け放した浴室から聞こえてきて、

私「息子。双翅目(蝿や虻の仲間の部類で、主な羽が2枚なのが特徴)に日本語でお説教して、それ、聞いてもらえると思ってるんか??」
「・・・いや、生物種の壁があるだろ?そりゃ無理じゃないか?」
と笑いながらパソコンの前でツッコミをいれていました。

ややあって、蝿と虻が浴室から出ていったらしく、非常に静かになりました。
浴槽のお湯に、やっと安心して、しっかり浸かれたようでした。

息子は、5歳のときには、母親と散歩中に、近所の気のいいおじいさんから
「ぼん!今日も散歩か!ええ子やな、コレやるわ!」
と突然、手のひらに蝉の抜け殻をのせられて、
恐怖のあまりわあわあその場で号泣して、おじいさんから蝉の抜け殻を撤去されて、ピタリと泣き止んだくらいの、相当な、筋金入りの虫嫌いです。

それが、6年ほどで飛んでいる虫に対して「あっちへいけ!」と言ったり、双翅目を相手にお説教をしたりして、「なんとかどこかへ行ってもらおう」という工夫を、ただ恐怖に怯えるだけでなく、現実的に立ち向かえるようになったのは、進歩でした。
(蝿や虻が叩けたらいいのですが、残念ながら息子の筋力の速さでは叩き殺せません)

今度から、虻・蝿・蜂専用の殺虫スプレーを買ってきて、部屋に設置しておくことにします。

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