ホーム全て会議室いま会議室で話していること なんでも相談していいお部屋 SHARE ツイート シェア はてブ Google+ Pocket LINE 発達障害に関する事 メンタルヘルス なんでも相談してみましょう。 浅見も積極的にレスをつけようと思います。 294 COMMENTS 荒畑 2024年11月8日 そらさんへ はじめまして。荒畑と申します。 子どもの発達に関わる仕事をしていますが、あまり「ザ専門家」という感じではありません。 ずいぶんタイミングが遅くなってしまいましたが、そらさんの相談を読んで感じたことを言語化させてください。 子どもは、どの子もだいたい3の倍数の年齢の時に精神的にも身体的にもグンと成長します。 3歳は、見えないことを想像する力が成長するので、自分のやりたいことを少し先の未来まで計画したり、 自分の体験をもとに空想をしたりする力が爆発します。 6歳は、自分と他者との境目がはっきりしてきている時期のように思います。 自分と他者との関係を意識し始めて、それまではなんとなく心に浮かんでいたことを話していただけだったのが、人に「自分の考えを伝えたい」という欲求が出てくる時期という印象です。 9歳は家族の外の世界の自分についての自我が生まれてくる時期。家の外に安心空間を作るべく、友達との関係を試行錯誤し始めます。 12歳は関心の比重が明らかに家族よりも自分の属する社会の方に傾いて、巣立ちする時期。作文の内容が小学校では家族のことだったのが、中学生になると面白いくらい部活や学校の友達の話か、自分の将来の話になります。 そして大事なのが、発達がぐんと伸びるときは、成長がいったん暴走します。加減ができないです。 力を出し切ることよりも加減する方が難易度が高いので仕方のないことです。 だから、親御さんは何が起きたのかとびっくりしてどうにかしようと思ってしまうことも多いですが、 暴走してるな~成長してるんだな~って見守っていると、必ず加減ができるようになります。 私は、その暴走を「いけないこと」と思っている大人たちがそれを「二次障害」と呼んでるように思いますし、 それを押さえつけると、加減が分からないままなので、「強度行動障害」とかいう現象がおきるのではないかと思っています。 (二次障害も強度行動障害も直接出会ったことがないので、予想の範囲ですが) そして、目下発達暴走中の子ども自身については、まず、食欲が増したり、睡眠時間が長くなったりすることがあります。 そして、精神的には、突然新しい世界がバーンと開けてしまうので、ちょっと不安になるらしく、スキンシップを必要とする子が多いです。 たとえ「くそばばあ」と言われてしまう反抗期でも、さりげないスキンシップは必要ではないかと思います。 で、そらさんの6歳の娘さんは、今、自分の考えを人に伝えたい時期に来ているのではないでしょうか。 大人の話の途中で割り込むのは、その話についてひらめいたことをその場で伝えたいという成長なのではないのかな?まだ待ってから話すとかの加減ができないだけでは?と思います。 そして、目下発達爆走中なので、リラックスしにくくなるので、身体も固くなるかな。 あちこち注意が移るのも発達がグンと進んでいる時期だからという気がします。 幼稚園の先生の話に割って入ることがあるのをどうにかするのは、先生の仕事なので、そらさんが気に病むことではないです。 そらさんの娘さんのおかげで、先生がスキルアップできるのね、くらいの気持ちでいていい気がします。 そして、おうちでは、娘さんの話をさえぎらずにいっぱい聞いてください。 やりきってしまえば必ず次の加減する段階が訪れます。 言葉というのは、思考するためにあるものです。言葉を尽くして人に伝えることは思考力を育みます。 家庭で豊かに会話することは、先々の読解力にもつながります。 家庭での会話が「ながら」になってしまうという点がスマホとか携帯ゲームの最大の罪だと私は思っています。 そして、私たちは自分が体験したこと以外のことを思いついたり実践することはとても難しいです。 自分の話をきちんと聞いてくれたという体験をした子こそが、人の話をきちんと聞けるようになります。 怒鳴り散らす旦那さんも言語化の発達のどこかの部分を取り残してきてしまったのかもしれませんね。 状況が分からないので、勝手なことを言ってしまいますが、そらさんやお子さんが危険な状況にならないのであれば、その場ででも後からでもいいので、旦那さんにそらさんの意見を返すことも必要かもしれないです。 やり過ごすことは会話ではないので、旦那さんが成長しないため、現状はあまり変わらなそうです。 そらさんやお子さんが危険な状況になるのならば、公的な介入についても考える必要があります。 怒鳴り散らされることがあまりにも繰り返されるのは、子どもの人権侵害になります。 そこまでのことではなくて、でも、そらさんの意見を伝えるのが難しいときは、廣木道心さんが答えを持っています。人は肚がきまって軸ができるとだいたいのことは解決します。 廣木さんは本もいいけど、会う方がもっとおすすめです。機会があればぜひ。 あと、スキンシップについてですが、手をつないだり、抱っこしたり、抱きしめたり、身体に触れたりするときに人差し指や親指よりも少しだけキュッと気持ちを込めて小指を添えてみてください。相手に伝わるものが全く違いますし、こちらの身体も楽になりますよ。 それと、頬~首の横から後ろの方~肩甲骨の少し上あたりに触れることもおすすめです。ゆっくりじんわり触れてくださいね。リラックス神経である副交感神経に直接働きかけることができるので、まずはそらさん自身に自分で触れてみてください。 返信する そら 2024年11月25日 荒畑さん、コメント頂いたのに返信が遅くなり申し訳ありません。 話を聞いてあげると、人の話も聞けるようになるんですね。なるほどと思いました。 先日、狭いスペースで踊っていたせいで男の子の体に手を当ててしまい、その子も乱暴な子だったせいで謝ったけど怒られて何回も蹴られて泣いて帰って来ました…。 聞いた時は相手への怒りが先行しましたが、後から「なぜ狭い所で踊るの?踊る時間じゃないのに?ここで踊ったらどうなるか考えられないの?」と娘への疑問がうかび、叱ってしまいました。キョロキョロするくせに周りの事を考えられないところがあります。もうどうしたらいいのか…。 夫にも少しずつ気持ちを伝えるようにしています。少しだけど、子どもへの接し方が改善しています。良ければまたアドバイス頂けたら嬉しく思います。 返信する 荒畑 2024年11月28日 そらさん 「何度も蹴られ」た娘さん、頭の中真っ白だったでしょうね。いつか「やめて!」って言い返せるようになるといいですね。 ちなみに、人を何度も蹴るのは犯罪なので、このケースは蹴った相手がアウトです。 そらさんが園と冷静に話をしてください。 娘さんとはどうしたら暴力を受けることを回避できるのか、暴力を受けたときはどう対処するのかを話してください。 娘さんについては、踊って身体を緩めていたのかもしれないし、狭いところで踊ることで難易度が少し上がるのでそれが楽しかったのかもしれない。 「なぜ狭い所で踊るの?」の答えは色々思い浮かびます。 場所とか時間をわきまえるのは、失敗を繰り返した後にちゃんと学びます。 人って「思ってたのと違った!」ということを経験して、思ってたことと現実に起きたことの溝を埋める作業を繰り返した時に発達します。 失敗しないと人は成長しません。 そして、トライ&エラーを繰り返すことが大事です。 失敗は繰り返します。 でもその都度自分で考えて少しずつ成長してるということが大事です。 自分で考える…がミソです。親にできるのは提案だけです。 ただし、命にかかわることはある程度命令でいいと思っています。 今回の場合は、 「暴力に近寄られないようにはどうしたらいいのか」、「暴力に巻き込まれたら何をすべきか」は命にかかわることだからやるべきことを示し、 「場所と時間をわきまえて踊ったほうがいいね」は、どうしようか?…と本人と一緒に考える ということを私だったらするかなと思います。 そして、何よりも「何があろうと暴力については絶対に相手が悪い。あなたは悪くない。」と伝えてほしいです。 失敗があった時や思ってたのと違う!という時は何か学びが隠れていると思っていると、どんな経験も無駄じゃなくなります。 暴行の被害者である娘さんを叱ってしまったというそらさんの失敗は、娘さんにきちんと謝って「お母さんも失敗するけど頑張ってる」姿を示してもらえたらいいなと思います。 返信する 浅見淳子 2024年11月6日 そらさんへ こよりさんからのアドバイスです。 https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/322/comment-page-125/#comment-12790 こよりさんはこの本の著者です。 接し方が参考になりますよ。 よろしければ。 返信する そら 2024年11月25日 浅見社長、お返事遅くなり申し訳ありません。 こよりさんのアドバイス拝見しました。ありがとうございます!本も読んでみます。ありがとうございます。 返信する 過去のコメントを表示 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。 画像アップロード(PNG, JPG, JPEG)
荒畑 2024年11月8日 そらさんへ はじめまして。荒畑と申します。 子どもの発達に関わる仕事をしていますが、あまり「ザ専門家」という感じではありません。 ずいぶんタイミングが遅くなってしまいましたが、そらさんの相談を読んで感じたことを言語化させてください。 子どもは、どの子もだいたい3の倍数の年齢の時に精神的にも身体的にもグンと成長します。 3歳は、見えないことを想像する力が成長するので、自分のやりたいことを少し先の未来まで計画したり、 自分の体験をもとに空想をしたりする力が爆発します。 6歳は、自分と他者との境目がはっきりしてきている時期のように思います。 自分と他者との関係を意識し始めて、それまではなんとなく心に浮かんでいたことを話していただけだったのが、人に「自分の考えを伝えたい」という欲求が出てくる時期という印象です。 9歳は家族の外の世界の自分についての自我が生まれてくる時期。家の外に安心空間を作るべく、友達との関係を試行錯誤し始めます。 12歳は関心の比重が明らかに家族よりも自分の属する社会の方に傾いて、巣立ちする時期。作文の内容が小学校では家族のことだったのが、中学生になると面白いくらい部活や学校の友達の話か、自分の将来の話になります。 そして大事なのが、発達がぐんと伸びるときは、成長がいったん暴走します。加減ができないです。 力を出し切ることよりも加減する方が難易度が高いので仕方のないことです。 だから、親御さんは何が起きたのかとびっくりしてどうにかしようと思ってしまうことも多いですが、 暴走してるな~成長してるんだな~って見守っていると、必ず加減ができるようになります。 私は、その暴走を「いけないこと」と思っている大人たちがそれを「二次障害」と呼んでるように思いますし、 それを押さえつけると、加減が分からないままなので、「強度行動障害」とかいう現象がおきるのではないかと思っています。 (二次障害も強度行動障害も直接出会ったことがないので、予想の範囲ですが) そして、目下発達暴走中の子ども自身については、まず、食欲が増したり、睡眠時間が長くなったりすることがあります。 そして、精神的には、突然新しい世界がバーンと開けてしまうので、ちょっと不安になるらしく、スキンシップを必要とする子が多いです。 たとえ「くそばばあ」と言われてしまう反抗期でも、さりげないスキンシップは必要ではないかと思います。 で、そらさんの6歳の娘さんは、今、自分の考えを人に伝えたい時期に来ているのではないでしょうか。 大人の話の途中で割り込むのは、その話についてひらめいたことをその場で伝えたいという成長なのではないのかな?まだ待ってから話すとかの加減ができないだけでは?と思います。 そして、目下発達爆走中なので、リラックスしにくくなるので、身体も固くなるかな。 あちこち注意が移るのも発達がグンと進んでいる時期だからという気がします。 幼稚園の先生の話に割って入ることがあるのをどうにかするのは、先生の仕事なので、そらさんが気に病むことではないです。 そらさんの娘さんのおかげで、先生がスキルアップできるのね、くらいの気持ちでいていい気がします。 そして、おうちでは、娘さんの話をさえぎらずにいっぱい聞いてください。 やりきってしまえば必ず次の加減する段階が訪れます。 言葉というのは、思考するためにあるものです。言葉を尽くして人に伝えることは思考力を育みます。 家庭で豊かに会話することは、先々の読解力にもつながります。 家庭での会話が「ながら」になってしまうという点がスマホとか携帯ゲームの最大の罪だと私は思っています。 そして、私たちは自分が体験したこと以外のことを思いついたり実践することはとても難しいです。 自分の話をきちんと聞いてくれたという体験をした子こそが、人の話をきちんと聞けるようになります。 怒鳴り散らす旦那さんも言語化の発達のどこかの部分を取り残してきてしまったのかもしれませんね。 状況が分からないので、勝手なことを言ってしまいますが、そらさんやお子さんが危険な状況にならないのであれば、その場ででも後からでもいいので、旦那さんにそらさんの意見を返すことも必要かもしれないです。 やり過ごすことは会話ではないので、旦那さんが成長しないため、現状はあまり変わらなそうです。 そらさんやお子さんが危険な状況になるのならば、公的な介入についても考える必要があります。 怒鳴り散らされることがあまりにも繰り返されるのは、子どもの人権侵害になります。 そこまでのことではなくて、でも、そらさんの意見を伝えるのが難しいときは、廣木道心さんが答えを持っています。人は肚がきまって軸ができるとだいたいのことは解決します。 廣木さんは本もいいけど、会う方がもっとおすすめです。機会があればぜひ。 あと、スキンシップについてですが、手をつないだり、抱っこしたり、抱きしめたり、身体に触れたりするときに人差し指や親指よりも少しだけキュッと気持ちを込めて小指を添えてみてください。相手に伝わるものが全く違いますし、こちらの身体も楽になりますよ。 それと、頬~首の横から後ろの方~肩甲骨の少し上あたりに触れることもおすすめです。ゆっくりじんわり触れてくださいね。リラックス神経である副交感神経に直接働きかけることができるので、まずはそらさん自身に自分で触れてみてください。 返信する
そら 2024年11月25日 荒畑さん、コメント頂いたのに返信が遅くなり申し訳ありません。 話を聞いてあげると、人の話も聞けるようになるんですね。なるほどと思いました。 先日、狭いスペースで踊っていたせいで男の子の体に手を当ててしまい、その子も乱暴な子だったせいで謝ったけど怒られて何回も蹴られて泣いて帰って来ました…。 聞いた時は相手への怒りが先行しましたが、後から「なぜ狭い所で踊るの?踊る時間じゃないのに?ここで踊ったらどうなるか考えられないの?」と娘への疑問がうかび、叱ってしまいました。キョロキョロするくせに周りの事を考えられないところがあります。もうどうしたらいいのか…。 夫にも少しずつ気持ちを伝えるようにしています。少しだけど、子どもへの接し方が改善しています。良ければまたアドバイス頂けたら嬉しく思います。 返信する
荒畑 2024年11月28日 そらさん 「何度も蹴られ」た娘さん、頭の中真っ白だったでしょうね。いつか「やめて!」って言い返せるようになるといいですね。 ちなみに、人を何度も蹴るのは犯罪なので、このケースは蹴った相手がアウトです。 そらさんが園と冷静に話をしてください。 娘さんとはどうしたら暴力を受けることを回避できるのか、暴力を受けたときはどう対処するのかを話してください。 娘さんについては、踊って身体を緩めていたのかもしれないし、狭いところで踊ることで難易度が少し上がるのでそれが楽しかったのかもしれない。 「なぜ狭い所で踊るの?」の答えは色々思い浮かびます。 場所とか時間をわきまえるのは、失敗を繰り返した後にちゃんと学びます。 人って「思ってたのと違った!」ということを経験して、思ってたことと現実に起きたことの溝を埋める作業を繰り返した時に発達します。 失敗しないと人は成長しません。 そして、トライ&エラーを繰り返すことが大事です。 失敗は繰り返します。 でもその都度自分で考えて少しずつ成長してるということが大事です。 自分で考える…がミソです。親にできるのは提案だけです。 ただし、命にかかわることはある程度命令でいいと思っています。 今回の場合は、 「暴力に近寄られないようにはどうしたらいいのか」、「暴力に巻き込まれたら何をすべきか」は命にかかわることだからやるべきことを示し、 「場所と時間をわきまえて踊ったほうがいいね」は、どうしようか?…と本人と一緒に考える ということを私だったらするかなと思います。 そして、何よりも「何があろうと暴力については絶対に相手が悪い。あなたは悪くない。」と伝えてほしいです。 失敗があった時や思ってたのと違う!という時は何か学びが隠れていると思っていると、どんな経験も無駄じゃなくなります。 暴行の被害者である娘さんを叱ってしまったというそらさんの失敗は、娘さんにきちんと謝って「お母さんも失敗するけど頑張ってる」姿を示してもらえたらいいなと思います。 返信する
浅見淳子 2024年11月6日 そらさんへ こよりさんからのアドバイスです。 https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/322/comment-page-125/#comment-12790 こよりさんはこの本の著者です。 接し方が参考になりますよ。 よろしければ。 返信する
そらさんへ
はじめまして。荒畑と申します。
子どもの発達に関わる仕事をしていますが、あまり「ザ専門家」という感じではありません。
ずいぶんタイミングが遅くなってしまいましたが、そらさんの相談を読んで感じたことを言語化させてください。
子どもは、どの子もだいたい3の倍数の年齢の時に精神的にも身体的にもグンと成長します。
3歳は、見えないことを想像する力が成長するので、自分のやりたいことを少し先の未来まで計画したり、
自分の体験をもとに空想をしたりする力が爆発します。
6歳は、自分と他者との境目がはっきりしてきている時期のように思います。
自分と他者との関係を意識し始めて、それまではなんとなく心に浮かんでいたことを話していただけだったのが、人に「自分の考えを伝えたい」という欲求が出てくる時期という印象です。
9歳は家族の外の世界の自分についての自我が生まれてくる時期。家の外に安心空間を作るべく、友達との関係を試行錯誤し始めます。
12歳は関心の比重が明らかに家族よりも自分の属する社会の方に傾いて、巣立ちする時期。作文の内容が小学校では家族のことだったのが、中学生になると面白いくらい部活や学校の友達の話か、自分の将来の話になります。
そして大事なのが、発達がぐんと伸びるときは、成長がいったん暴走します。加減ができないです。
力を出し切ることよりも加減する方が難易度が高いので仕方のないことです。
だから、親御さんは何が起きたのかとびっくりしてどうにかしようと思ってしまうことも多いですが、
暴走してるな~成長してるんだな~って見守っていると、必ず加減ができるようになります。
私は、その暴走を「いけないこと」と思っている大人たちがそれを「二次障害」と呼んでるように思いますし、
それを押さえつけると、加減が分からないままなので、「強度行動障害」とかいう現象がおきるのではないかと思っています。
(二次障害も強度行動障害も直接出会ったことがないので、予想の範囲ですが)
そして、目下発達暴走中の子ども自身については、まず、食欲が増したり、睡眠時間が長くなったりすることがあります。
そして、精神的には、突然新しい世界がバーンと開けてしまうので、ちょっと不安になるらしく、スキンシップを必要とする子が多いです。
たとえ「くそばばあ」と言われてしまう反抗期でも、さりげないスキンシップは必要ではないかと思います。
で、そらさんの6歳の娘さんは、今、自分の考えを人に伝えたい時期に来ているのではないでしょうか。
大人の話の途中で割り込むのは、その話についてひらめいたことをその場で伝えたいという成長なのではないのかな?まだ待ってから話すとかの加減ができないだけでは?と思います。
そして、目下発達爆走中なので、リラックスしにくくなるので、身体も固くなるかな。
あちこち注意が移るのも発達がグンと進んでいる時期だからという気がします。
幼稚園の先生の話に割って入ることがあるのをどうにかするのは、先生の仕事なので、そらさんが気に病むことではないです。
そらさんの娘さんのおかげで、先生がスキルアップできるのね、くらいの気持ちでいていい気がします。
そして、おうちでは、娘さんの話をさえぎらずにいっぱい聞いてください。
やりきってしまえば必ず次の加減する段階が訪れます。
言葉というのは、思考するためにあるものです。言葉を尽くして人に伝えることは思考力を育みます。
家庭で豊かに会話することは、先々の読解力にもつながります。
家庭での会話が「ながら」になってしまうという点がスマホとか携帯ゲームの最大の罪だと私は思っています。
そして、私たちは自分が体験したこと以外のことを思いついたり実践することはとても難しいです。
自分の話をきちんと聞いてくれたという体験をした子こそが、人の話をきちんと聞けるようになります。
怒鳴り散らす旦那さんも言語化の発達のどこかの部分を取り残してきてしまったのかもしれませんね。
状況が分からないので、勝手なことを言ってしまいますが、そらさんやお子さんが危険な状況にならないのであれば、その場ででも後からでもいいので、旦那さんにそらさんの意見を返すことも必要かもしれないです。
やり過ごすことは会話ではないので、旦那さんが成長しないため、現状はあまり変わらなそうです。
そらさんやお子さんが危険な状況になるのならば、公的な介入についても考える必要があります。
怒鳴り散らされることがあまりにも繰り返されるのは、子どもの人権侵害になります。
そこまでのことではなくて、でも、そらさんの意見を伝えるのが難しいときは、廣木道心さんが答えを持っています。人は肚がきまって軸ができるとだいたいのことは解決します。
廣木さんは本もいいけど、会う方がもっとおすすめです。機会があればぜひ。
あと、スキンシップについてですが、手をつないだり、抱っこしたり、抱きしめたり、身体に触れたりするときに人差し指や親指よりも少しだけキュッと気持ちを込めて小指を添えてみてください。相手に伝わるものが全く違いますし、こちらの身体も楽になりますよ。
それと、頬~首の横から後ろの方~肩甲骨の少し上あたりに触れることもおすすめです。ゆっくりじんわり触れてくださいね。リラックス神経である副交感神経に直接働きかけることができるので、まずはそらさん自身に自分で触れてみてください。
荒畑さん、コメント頂いたのに返信が遅くなり申し訳ありません。
話を聞いてあげると、人の話も聞けるようになるんですね。なるほどと思いました。
先日、狭いスペースで踊っていたせいで男の子の体に手を当ててしまい、その子も乱暴な子だったせいで謝ったけど怒られて何回も蹴られて泣いて帰って来ました…。
聞いた時は相手への怒りが先行しましたが、後から「なぜ狭い所で踊るの?踊る時間じゃないのに?ここで踊ったらどうなるか考えられないの?」と娘への疑問がうかび、叱ってしまいました。キョロキョロするくせに周りの事を考えられないところがあります。もうどうしたらいいのか…。
夫にも少しずつ気持ちを伝えるようにしています。少しだけど、子どもへの接し方が改善しています。良ければまたアドバイス頂けたら嬉しく思います。
そらさん
「何度も蹴られ」た娘さん、頭の中真っ白だったでしょうね。いつか「やめて!」って言い返せるようになるといいですね。
ちなみに、人を何度も蹴るのは犯罪なので、このケースは蹴った相手がアウトです。
そらさんが園と冷静に話をしてください。
娘さんとはどうしたら暴力を受けることを回避できるのか、暴力を受けたときはどう対処するのかを話してください。
娘さんについては、踊って身体を緩めていたのかもしれないし、狭いところで踊ることで難易度が少し上がるのでそれが楽しかったのかもしれない。
「なぜ狭い所で踊るの?」の答えは色々思い浮かびます。
場所とか時間をわきまえるのは、失敗を繰り返した後にちゃんと学びます。
人って「思ってたのと違った!」ということを経験して、思ってたことと現実に起きたことの溝を埋める作業を繰り返した時に発達します。
失敗しないと人は成長しません。
そして、トライ&エラーを繰り返すことが大事です。
失敗は繰り返します。
でもその都度自分で考えて少しずつ成長してるということが大事です。
自分で考える…がミソです。親にできるのは提案だけです。
ただし、命にかかわることはある程度命令でいいと思っています。
今回の場合は、
「暴力に近寄られないようにはどうしたらいいのか」、「暴力に巻き込まれたら何をすべきか」は命にかかわることだからやるべきことを示し、
「場所と時間をわきまえて踊ったほうがいいね」は、どうしようか?…と本人と一緒に考える
ということを私だったらするかなと思います。
そして、何よりも「何があろうと暴力については絶対に相手が悪い。あなたは悪くない。」と伝えてほしいです。
失敗があった時や思ってたのと違う!という時は何か学びが隠れていると思っていると、どんな経験も無駄じゃなくなります。
暴行の被害者である娘さんを叱ってしまったというそらさんの失敗は、娘さんにきちんと謝って「お母さんも失敗するけど頑張ってる」姿を示してもらえたらいいなと思います。
そらさんへ
こよりさんからのアドバイスです。
https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/322/comment-page-125/#comment-12790
こよりさんはこの本の著者です。
接し方が参考になりますよ。
よろしければ。
浅見社長、お返事遅くなり申し訳ありません。
こよりさんのアドバイス拝見しました。ありがとうございます!本も読んでみます。ありがとうございます。