「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

我が家の治った自慢

発達障害の診断がついたり、グレーゾーンと疑われたお子さんだけど

・こんな風に治ったよ
・こんなことしたら治ったよ

というエピソードをどんどんお寄せください!

1,111 COMMENTS

智ママ

歩くのに上体がブレていて、物をたくさん持って歩けないので、将来の就業のための作業訓練がほとんど進められなかった9歳息子でしたが、PTで教わった大腰筋を含む体幹の筋肉のストレッチを施した上で、刺激を入れて筋トレに入ることで、だいぶ改善されてきました。

気になる点として、担任教諭から、『足先が内向きになっていて、脚全体が内巻きに巻いていて、歩き方がなんか、変』なのでPTとリハビリ病院の小児科に相談してみてください。と頼まれて、PTとリハビリ病院小児科での受診の際に質問してみました。

そうすると、土踏まずの縦のアーチと、拇指球と小指の根元を結ぶ足の横のアーチとが、どちらも筋肉の低緊張のためにほぼペタンコになっていて、足の裏で体重を支えるのが難しいから、足先を内側に向けることで土踏まずと横のアーチにかかる負担を減らし、足先の負担を更に減らして歩くために、脚全体を内巻きにして歩くことで、骨格全体を変えて、長く歩くことに特化していたことがわかりました。

脚全体のバランスが取れないので、上体を揺らして更にバランスをとろうとした結果、上体のブレが大きく、腕を歩くのにバランスを取るのに使わなければならないため、物を持つ機能と、視覚の情報処理の機能を犠牲にして、ただとにかく、歩いて移動することに特化して進歩していたことがわかりました。

「ウチの整形外科にかかって、靴の中に敷く中敷きを作って、足の裏から補助してみては?」と小児科の医師か強めに打診されましたが、それでは根本の解決にならないので、できれば最初はPTや筋トレで改善を促してみようか?と思い、いったん、それは保留にしてもらいました。

足の裏の筋肉の強い弱い(息子の場合は先天的な遺伝子異常で、筋肉の緊張が全身、少し弱いです)が、歩く姿勢に響いて、それが物を持てない・視界が狭くなるので社会知の進歩が進まないことにつながっていることは、私には初知見だったので、ここに記載して報告します。

一般の発達だけのお子さんが、足の裏がペタンコで以上の症状が出て困っておられる場合は、足裏を鍛えて、土踏まずの縦のアーチと横のアーチを作れるように促しつつ、大腰筋周囲の筋肉のストレッチを毎晩かお風呂上がりに行うことで、歩き方の矯正をして、姿勢も矯正して、視界を広げることで認知力を上げて、社会知も進歩と発達を、全部促すことは、まったくお金をかけずに可能であることも、追加でここに報告しておきます。

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智ママ

一見、息子の上体が左右に揺れて歩く、独特のスタイルは、小脳が人より小さいことからくる、治せないものかと思いこんでいましたが、実は小脳よりも筋肉の低緊張からくる、脚の2つのアーチが弱いことからくる不具合を、全身を使って補佐して、大好きなお散歩に特化して進歩した結果、発達の進度もやや犠牲にして進歩していただけでした。

そのことがわかり、その修正法もあることがわかったので、これからまだ伸びる余地があることになり、今後、また息子の世界や、将来の可能性が広がるかもしれない。と、楽しみです。

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智ママ

1年生の時には、ただぼんやりと椅子に座って机についていただけの息子が、ライバルを想定して負けまいと頑張るようになりました。

2年生に軽度発達の子と、中度発達の子がいるのですが、同じ教室で学んでいる軽度発達の小2の子には一目置いている息子は、隣の教室で授業を受けている、まだ言葉の少なめな、中度発達の小2の子にライバル心を燃やしているらしく、『◯◯ちゃんには負けない!』と言わんばかりに、生活技能の訓練では遮二無二がんばって、その子に勝てるように頑張るのですが、そうそう一気に技能は上がらないので、焦れて、プライドが傷ついた悔しさのあまりに、立ったまま、しくしく泣いているときもあるそうです。

3年前は席についているだけでぼんやりしていて、教諭の指示は通るけれど、ほとんどオウム返しだった子が、今ではライバルを設定して、遺伝子発現上の遺伝子異常も器質的障害も、まったくない中度発達のおっとりした子を仮想ライバルに見立てて、『この子には負けない!』と意地になって修練を積むようになるまで、人の認識や自分の立ち位置の認識ができるようになりました。

息子にライバル視されている小2の子は、マイペースに課題をこなすタイプなので、息子の競争心は空回りしているようですが、育成級の担任はその気持を利用して、うまく息子のやる気を汲み出すように誘導していっています。

この子が多発奇形で生まれたときは、人と競い合って己の能力を高め合うことができるようになるなんて、考えつきもしませんでしたが、
一人前に、低学年児並みに競争心が芽生えて、自分なりに頑張ることを覚えたので、進歩に驚いています。
これからも進歩が楽しみです。

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智ママ

人と競り合おうとする多発奇形の子は、私の聞く限りでは、今まで症例として聞いたことがないので、息子が新境地を切り開いていっているようです。
(小3なのに、ライバル心をもっている対象の小2の子、ごめんなさいね。でも息子の生活技能が格段に伸びてきて、とても助かっています。育成級にいてくれて、ありがとう!)

そもそも多発奇形で生まれて、他者をライバル視できるようになるまで知的に発達できた・他者と比較できるだけの知力を得られた事例がほぼないので、医学的に非常に珍しい現象を、我が子で見せてもらっています。

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智ママ

小3の育成級在籍の息子の、ぶぶ漬け市の小学校の版画展に入選した作品です。

普通級小1レベルと同等かな?と思っていたら「お母さん、息子さんの版画作品のレベルは普通級小2レベルはいってますよ。四角や丸の重なりでの表現は、小1では出ないです」と育成級担任男性教諭から指摘を受けました。

育成級や支援級だけの作品を集めた展示会に出されたものの彩色違いの作品ですが、とりあえず息子の通っている小学校で一人だけ入選したということで、快挙でした。

以下に版画を載せます。

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智ママ

『プリキュア』からの『日曜美術館』を見て、展示会に作品を撮影しに行くのに、のんびり雨上がり待ちをしていた家族三人でした。

「神田橋先生、新刊出さはったんやて」と浅見社長のTweetと『管理人からのメッセージ』を読んで、夫と私が会話していたら、息子が

「『かんだばし』と『たんばばし』って、にてますね」と脚韻を踏んでツッコミました。

「『神田橋』は、先生(精神科医師)で、『丹波橋』は、ぶぶ漬け市の地名!(伏見区丹波橋)」と真面目な夫はきちんと訂正していましたが、脚韻を踏んで指摘した息子に驚いて「多発奇形で生まれたのに、音韻の違いを指摘できたのは、うちの子が初めてやで!」となり、夫の許可を得て、ここに報告の書き込みをすることにしました。

とくに音韻を鍛えることは、You Tubeの、超◯生の『歌ってみた』シリーズと米津玄◯の楽曲が母親の好みなので、暇な時間に延々BGMとしてかけている以外のことは、全くしていないのですが、耳は健聴な息子は、耳から脚韻のフレーズを覚えて、知っている地名と単語の組み合わせで、即座に韻を踏めるようになっていたようです。

「子どもの生活には、無駄ってないんだなあ。」と驚かされた、三人で過ごす日曜日の朝でした。

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智パパ

補足します
丹波橋は親子で府外に向かうときに必ず通る駅で
交わる2私鉄ともに特急も止まる要衝ですから
知らず知らずのうちに記憶していたのだとおもいます

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浅見淳子

たしかに似てますね。
でも大人は気づかないかも。

子どもって音の面白さにはまる時期がありますよね。
おやじが退行するとおやじギャグになりますが。
智くんもいつかおやじギャグを言うのかなあ。
そのころ私は生きていないでしょうが。

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智ママ

親父ギャグを言えるようになるまで生きた先天性心疾患の人はあまりいないので(半数近くが25-35歳までに心不全に陥って亡くなられると、息子が2歳のときのデータで出てました)、
40過ぎておじさんになって親父ギャグを飛ばせていたら、母親としてはそちらが嬉しいですね。

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智ママ

先日、コロナに感染した男性教諭が、一週間休みました。
金曜日に「来週、〇〇せんせい、くる?」と登下校中に、何回も訊いていた息子。
日曜日には「なんと!明日なら!〇〇先生と、一緒に!授業が、受けられます!」と『ジャパ◯ットたかた』の商品解説員そっくりの口調で、嬉しさをPRしていました。

「・・・い、いや、それはいいんだけど・・・そこまで張り切って、先生との授業を売り込まんでも・・」
とは思いましたが、面白いな、と思ったので、小学校への連絡帳にそのまま書いておきました。

翌朝。闘病のため、更に痩せ細った男性教諭に、一週間分の連絡帳の提出と、昨日あった会話を報告すると、ノリのいい男性教諭が「今なら!なんと!〇〇(先生の名字)が!下取りで!一人ついてきます!」とジャパネットた◯たの真似をしてノリツッコミのフリをしてみせたので、
育成級の母親たちは「いやー。それ、人身売買やわ!」とウケて笑っていました。

一週間分の、我が家の連絡帳を読み始めた男性教諭、思わず笑ってしまうときの、ヒュッとする息の吸い込みで、咽頭が刺激されたらしく、ゲホゲホゲホ!と咳き込んで、
「笑いで咳が止まらん・・・いやー、智ママさんちの連絡帳は、今の僕には、とんでもないレベルの苦行ですわ!」と苦笑いで連絡帳を閉じ、途中でお手上げになっていました。

発達が治ってくると、その子の隠された個性が出てくるというのは、ここで他の方にも報告されていたので覚悟はしていましたが、
息子の場合、「・・そこで、その笑いをとる?しかも、天然で!」となるような言動が多くなり、毎朝の連絡帳タイムが、育成級教諭たちの癒やしの時間になっていて、男性教諭が休んでいたときには、残る二人が、我が家の連絡帳を回し読みをして、朝から笑っていたそうなので、
「・・・いや、あったことを、そのまま書いているだけなんだけどなあ・・・」
とこちらは思いながら、毎日コツコツと、連絡帳にその日あったこと、あった会話を書いていっています。

以上、多発奇形なのに、ジャパ◯ットたかたの売り込み方そっくりに担任教師との授業を母親に売り込んだ、9歳の息子の話でした。
(たまにしかテレビを見せていないのに、どうやってあの独特の、声を張り上げる売り込み方を覚えたのか、とんと謎です)

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浅見淳子

智くんかわいいですね。そっちの資質があったのか!

時々コロナに罹ってとてもやつれる人いますね。でもすぐに回復しますけど。

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智ママ

浅見社長
コメントありがとうございます。

『ジャパ◯ットたかた』は、たまにテレビをつけて、チャンネルを変えたときにしか見たことがないので、いつ覚えたのか、謎です。

九州産の私は、ボケもツッコミも育った文化圏になく知らないので、いきおい
「あったことをそのまま報告して、天然で、誰も傷つけない笑いをとる」
だけしかしていないのですが、本家の関西人(ぶぶ漬け市民と鮒ずし市民)に非常に
好評なので、まあ、そんなもんかな?と思って観察しています。

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智ママ

息子の通う小学校の作品展に展示された『ちかてつ』のひらがな書きの書道です。

ここまでキレイに書けるようになりました。

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智ママ

先週の日曜日に「お母さん、僕は、樟葉(くずは)に行きたいです」と15時になって、烏丸御池駅で申し出た息子。
いつの間にか、You Tubeでお気に入りの画像を呼び出して見ているうちに、樟葉の情報を得て、興味を持って行きたくなったようです。

先週は駅近のチケットショップに息子から連行されて、京阪の株主優待券往復分を買わされた母親でしたが、代わりに算数の足し算のドリルを買いました。
それから一週間、樟葉ゆきをプランニングしていたようです。

くずはモールに初めて行きました。

息子が3歳のとき入院中に、枚方の子が夜中2時に緊急入院してきて、その子がまたいい性格(『性格がいい』の反対)の2才児でした。
自分の要求が通るまで騒ぎ続ける心不全の子で、ご両親は、その男児がおそらく長くは生きられないと思われたので、『せめてこの世の名残に』と左心室形成不全のその子を『あるがまま』で甘やかし続けた結果、モンスター級の2才児に振り回されてヘトヘトになっていました。
少し仲良くなってくると、「うちは、枚方市と言っても、『樟葉』ですから!」と府外出身の私に鼻高々で言っていたので、「こんなにプライドの高い人が自慢できるなんて、樟葉って、どんな高級住宅街のショッピングモールがあるんだろう?」と少し興味があって、くずはモールのお客ウォッチングをしてきました。

まあ広さがあること!2階建ての部分を歩き回って息子と探検してきましたが、とにかく広い敷地でした。ぶぶ漬け市の、富裕層が住むと言われる北山エリアを含む北大路イオンモールのお客層(ぶぶ漬け市の中でもそこそこの高級住宅地を含むエリア)と較べて、服装が明るくカラッとしていて、若いご家族連れが多いのが目立ちました。

息子お目当ての京阪特急車両の展示はお休みで、GW前にまた車両展示が再開されると案内嬢から説明されてわかった息子は、「それなら、お母さん、枚方市に行きましょう!」と旅の予定を延伸され、京阪で近くの繁華街でもある枚方市に足を伸ばしました。

そこで商業ビル2棟分のエレベーター行脚をしたあと、慣れない繁華街と道に疲れ果てた母親が「もう帰る」と言い出したのを宥めながら、息子は行きたいだけビル内を探検して、京阪の快速急行に乗ってぶぶ漬け市まで帰りました。

あらかじめ、「You Tubeで得た情報を、現地に確認しに行きたい!」と一週間、You Tubeを使って京阪漬けで鉄道の勉強をして、「樟葉の京阪車両展示を見に行こう」というのは母親には黙って提案して、
(車両だけだと母親が食いつかないので、くずはモールのショッピングセンターを餌に釣った)
現地に行ってから「お母さん、ここに京阪の展示があるんです」と明かす、芸の細かい策略を巡らせるようになったことが、今まで見られなかった成長でした。

お勉強の方はさっぱり進みませんが、人とのやり取りに関しては、かなり成長が見られているので、驚いた日曜日の夕方でした。

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浅見淳子

勝手に治った自慢のお時間です。

数年前、沖縄に行ったとき、支援員の方が「最近放課後デイに出てこないけど」と訪問したご家庭でわかったこと。

それはすっかりお子さんが地域に溶け込み、地域で友だちができて、放課後デイが必要なくなったということでした。

今朝、鍵赤ですが、同じようなことをつぶやいていらっしゃる読者の方がいらしたので、勝手に治った自慢する許可をいただいてきました。

これまでは友だちと遊ぶのは年に数回で、心配もしたそうです。でもまあ帰宅後の過ごし方なんか自由だよね~と構えていたところ

最近いったいどうした? と思うくらい友だちの家、自宅、公園等で遊んでいるそうです。次の約束とかもして帰ってくるそうです。お母様としてはうれしいですね。

何かが定型になったのだと思いますね。
周囲の子が違和感を持たなくなった。

という治った自慢のお話でした。

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智ママ

本日、息子は社会科見学で一日、普通級の子達や育成級の子と一緒に、バスに乗ってお出かけでした。

15時のお迎えに行くと、興奮気味で、一日ずっと付添をしていた担任教諭が
「息子さん、今日、お弁当を食べた公園の遊具がある場所で、普通級の子(女児)と一緒にシーソーに乗って、遊んだんですよ!」「(手術して作った鼻を落ちて顔面を打って、潰したら困るので)落ちて顔を打たないように、僕がかたわらについてましたけどね。思わず、『シャッターチャンス!』と何枚も撮りました!」
と証拠の写真をデジカメで見せてくれました。

生後2ヶ月で「多発奇形なので、どうなるかわかりません。寝たきりもありです」と医師から宣告された子が、3歳時点でも全く歩けず、唸り声は出るものの言葉は一つも出ず、3歳の4月での心理検査で重度判定になり、
発達中度重度の混成2歳児クラスに、3歳ではあるもののお情けで混ぜてもらって、週2で療育に通っていた息子。

その後、9歳までの6年間で、徐々に発達が伸びて、9歳にして、優しい健常児の女児ではありますが『智ちゃんと一緒に、皆(4人)でシーソーしても、いいよ?』と思ってもらえるくらいまでには、振る舞いもコミュニケーションも普通に扱ってもらえるくらいには、成長していました。

3歳児のときは、同じ療育園の軽度発達のお子さんからでさえ、別な生き物のような目で見られて、遠くを歩いて避けられていた息子。
9歳でその印象をひっくり返して、普通級の子と、事故防止の育成級の担任の付添つきではありますが、ほぼ対等に遊ぶことができるようになりました。

母親としては感涙ものですが、当人は寝る前に「まつしませんせいのしてくれた、『にゅうりょく』、お母さん、僕にしてください」と手を差し出して申し出て、まだまだ伸びる気満々でいるので、まだ発達が進むだろうと思います。

久々に感動したので、ここに報告しました。

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智ママ

今年のぶぶ漬け市の小中学校支援級の作品展に提出した、小3息子の飛行機を模した版画です。
紙の正面にドドンと課題を置くのは、息子の持ち味の表現のようです。

どちらかというと飛行機というより、ロケットに見えますが、まぁ、題には『ひこうき』と書いてあったので、飛行機なのでしょう。
ばれんを使っての摺り上げと、色の選択と混色、彩色は、当人が全部指定してしたそうです。

昨年よりも知的レベルが上がったので、作品の精度も上がりました。

来年の作品展が、楽しみです。

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智ママ

「お母さん、今日、療育園に行く」と息子が地下鉄を降りるなり言い出したので、4歳5歳時代を過ごした療育園に出かけてみました。

「うわー、智ちゃん!見違えるようになっちゃって!」と古参の保育士が二人、想定していた以上に喜んで、笑顔で対応してくれました。

そこの療育園はぶぶ漬け市でも『治る子は治して幼稚園や保育園に差し戻す療育園』として有名で、鮒ずし県からも越境して子どもを預けに来る親子もいるほどのところなのですが、
その実態は、『獅子の谷落とし』という子どもを判別して伸びる子伸びない子を振り分け、伸びない子には「施設と作業所の往復になるよ」と宣告して絶望に保護者を突き落とし、それでも食いついてくる保護者だけ優先的に応対する、という儀式を施し、

伸びる余地のある軽度に近い中度・軽度の子には、社会のルールをSST的に教えこんで、体幹を鍛えて前庭覚を刺激して発達を促し、社会的なルールを習得して、団体行動がも問題なく取れるようになった子を幼稚園に差し戻す。という手法でした。

息子は重度で多発奇形だったこともあり、3歳でおむつも取れていなかったし、あるけるようになったばかりだったので、当然ながら「金の卵を生む雌鳥」として区分され、ひたすら通わせて利用料を稼ぐツールとして機能していました。

それが、9歳で立ったまま、これからの行動予定を堂々と宣言するくらいには中度発達が維持されたので、7歳の発達検査で中度判定を勝ち取ったため、小卒も内定したし、顔も「発達が中度で、小学校で接遇の訓練を受けるなら、社会にふれるから、顔を作っておこうかね」と形成外科医が将来を想定して、重度の子には施さない、自然な鼻を作ってくれたので、顔立ちまで変わってしまった息子の様子を、「小3でも伸びてる!」と、驚きの様子で見ていました。

療育園の保育士がプロとして、伸びて幼稚園に差し戻す子を見るとき独特の、『子どもの可能性を調べて、これからの伸びしろを判定する目』で、
かつて重度で、器質的障害もある多発奇形でもあったことから、『まるっきり発達を投げられていた、雌鳥用の人員だった子』であった息子を見ていたのを見て、なんとなく、長年の恨みのような残念感が、晴れるような気がしました。

『9歳にして、4歳5歳のときに療育園の保育で感じていた無念感を、やっと100%見返せたよ!やったね!』と言った感じでしょうか。
もう、多発奇形生まれの重度発達児で、器質的障害もあるから。と自動的に『金の卵を生む雌鳥』にされていた息子は、もうそこにはいませんでした。
社会に出る一員として、小学校で接遇を学べるレベルの、器質的障害のある知的中度の子が、そこにいました。

やっと復讐(前向きな復讐ですが)ができた!とうきうきしながら療育園を退出してきた、土曜日のお昼でした。

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智ママ

現在、息子のクラスでは、朝の会でヨガマットを持ってきて各自の下に敷いて、『猫ちゃん体操』という、体幹を伸ばすストレッチを10分間だけ取り入れています。
初めて半年ですが、全体の子の発達が徐々に底上げされてきた感があります。
おしゃべりが活発になり、クラス平均の判断力がアップしてきました。

もっと体幹をじっくりほぐしてから刺激を入れたほうが、伸びは大きいと思いましたが、全体に一度に指示を出して体操をさせるので、なかなか個別にじっくり取り組むわけにはいかないようです。
息子のPTの結果から昨年度に計画されて、今年度から始められた試みですが、家庭の方針とは関係ない小学校の授業でも発達が伸ばされていくのは、とても良いことだと思いました。

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智ママ

昨日、鞍馬口駅から北大路駅まで、念願の町探検に連れて行ってもらった息子。
大喜びで北大路側のショッピングモールを見て回ってきました。

帰りがけに、母子でお出かけ恒例の『烏丸御池駅で列車鑑賞』をさせていると、
周囲に誰もいないのに「ついてくるなって、言ってんだろ!」と虚空に向かって怒鳴り続ける、髪がベタベタ気味で、顔の周りに長髪がやや乱れている、まだ若いお兄さんが地下鉄から降りてきて、コンコース方向へ歩いていきました。

思わず、大きな音声に、スマホから顔を上げて見やった母親に、息子は冷静に「気にしないでください。じっと見たらいけませんよ」と、スルーを推奨。
「母親の私より、スルー力、相当高いじゃない!」と私は舌を巻きながら、黙って息子と二人で息を潜めて、若いお兄さんが通り過ぎるのを待ちました。

小学校の育成級で、突飛な行動をするクラスメイトを生暖かくスルーするスキルが、担任教師の指導もあって、著しく磨かれてしまったらしく、冷静な不審者対応をした息子に感心してしまった、19時30分でした。

これから春分の日にかけて、太陽の照る時間が徐々に伸びるにつれ、当地でも、精神的な不調から極度に不審な言動をとる人が多く出るので、対策をしておこうと思ったことでした。

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浅見淳子

智ママさん

こういう時期だから、どっかの自分の毛を抜いて食べるキモイ人もくるかもですね。スルー推奨です。

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智ママ

浅見社長
コメントありがとうございます。

私も、あそこまではないですが、睡眠不足と記憶の噴出が激しい時期には、なぜか気になって睫毛を抜く癖が出る時があったので、「せっかくだし!」と、自分で工夫して対処してみました。

睡眠を自然な形でしっかり取ることと、トラウマ処理をしておくこと、リラックスを心がけること(栗金にセルフ入力とセルフ縦横、指いい子の組み合わせ)、それに塩化Mgを気がけて摂取することで、癖が全く出なくなるまで、簡単にいけました。
↑発達のお子さんで抜毛症が出ているお子さんに、親御さんがどうぞ試してみてください。当事者でもOKでした。

あの人も発達を治さないだけでなく、抜毛症も食毛症も、頭の毛をツルツルに剃ることでしか対応できていませんね。どちらにせよ、『根本的に治さない』のが彼の趣味というか、生きがいになっているのでしょう。せっかく改善する余地が大幅にあるのに、気の毒な人だと思いますが、当人の意思次第ですね。

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智ママ

療育整体を10月半ばから始めて、3ヶ月強が経過しました。

器質的障害のある(脳梁全欠損、脳室拡大、小脳が人より明らかに小さい)息子の、平地を歩くときの上体の左右のブレが明らかに小さくなり、ゆらゆら揺れずに真っ直ぐ歩けるようになりました。
骨軸で立ててる、ってこのことを言うんでしょうか。

しゃんとして歩けるので、視界も広がりやすくなったからか、強度の弱視で眼鏡をかけても、左目は0.2しか見えませんが(右目は黄斑部低形成で0.03-0.05、矯正しても視力が望めません)、
他者の観察が鋭くなってきて「今日、〇〇さん泣いてはった」「今日は〇□さんが体操してた」などと、その日学校であったことを私に帰り道に話してくれるようになり、
気に入らないことがあると「何でだよー!」と笑いながら(あえて笑うことで私の反応をマイルドにするよう図らい、それを読み取っている)口答えをするようになってきました。

そして、声かけをすると、右・左と、足を連続して出して、ランドセルを背負った状態でも階段を上り下りことができるようになりました!
(小脳が人よりかなり小さくても、発達して、思うように身体を動かすことができるようになっています)

増やしたのは毎晩の松島第一操作と松島第二操作、それにたまに足の、療育整体だけでしたが、明らかに10月から息子は発達してきています。

ここに報告します。本当に、ありがとうございます。

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智ママ

免許証更新のために、家族三人で駅前の自動車運転免許更新センターに行ってきました。

絶えず夫にピタリとついて、置いていかれないように細心の注意を払った9歳息子は、初めての場所で緊張している様子でした。
最後に優良運転者の講習を受けるのですが、さて息子を一人だけにしておけない。夫婦のどちらかが子ども用のプレイルームで一緒に講習を受けないとならない、ということになり、係官が「どっちにする?」と訊いたら、父親と手をつないだ息子。そのまま別室のプレイルームに消えていきました。

それからヨドバシの地下のスーパーで買い物をして帰りましたが、講習の感想を問われた息子、
「うーんとね、車がブッブーっていって、ダメが多かった(事故の事例を多数放送していた)!免許って、難しいんだね!」
・・・まあ、中度知的で9歳だと、優良運転者のための講習のビデオは、こんな感想になるんですね。
「うん、でも、本質は突いてるな!」
「多発奇形でも多動や奇声がないから、おとなしくしているぶん、いろいろなところに連れて行って社会勉強をさせてやれるな!息子みたいなケースだと、運転免許なんてありえへんからな」
と、夫は満更でもない様子で、買ってきた冷凍たこ焼きを食べています。

私は更新のハガキをなくしたままの更新になりましたが、二人まとめて更新できて、よかったねよかったね。となったことでした。

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