「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

我が家の治った自慢

発達障害の診断がついたり、グレーゾーンと疑われたお子さんだけど

・こんな風に治ったよ
・こんなことしたら治ったよ

というエピソードをどんどんお寄せください!

1,085 COMMENTS

智ママ

腸活で発達を促そう界隈でとても有名な、スマホカバーサイズの小さなふりかけを試しに購入して、毎日近く小さじ2~大さじ1くらいをにがりごはんにふりかけて食べさせていました。

一週間すると、便の量が3倍になっていて、『これは菌活がいい感じに始まったんと違うか?』と思って上げる頻度は天然に任せていると、1日1回だけでなく、多い日は2回大をするようになりました。

そして更に2週間後の今日。
今まで漫然と与えられた課題をこなすだけだった息子が、ラクしてYou Tubeを見るために、わざと易しいレベルの5歳向けのドリルばかり選んで、枚数を稼ぎ、ズルして(効率よく手を抜いた?)課題を早く終わらせようとする小細工をし始めました。

明らかに2週間で知恵がまたついてきています。
発達は進んでいるようですが、思わぬ副産物の悪知恵に驚き呆れてしまった母親でした。

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智ママ

息子が一泊二日の宿泊訓練に、普通級の子達とその担任教師(2人とも男性)と、育成級担任の男性教諭と一緒に行ってきました。
初日は現地の最高気温23℃でしたが、それでも海に入る、海に飢えているぶぶ漬け市民と、市民の子ども達でした。

本来なら波打ち際で担任教諭と一緒に遊ぶだけのプランだったのですが、普通級の担任教諭の手が空いたのを見つけて、育成級教諭と一緒に3人でカヌーに短時間乗れたそうです。初の小舟体験で、乗っている間はキャアキャア歓声をあげっぱなしだったとか。

その後、少年自然の家特有のキャンプファイヤーにフォークダンスで、心優しい女の子と一緒に踊ってもらえた息子(女の子さん、わざわざ手を繋いで踊ってくれて、どうもありがとうございます)。
初めてガスコンロの火以外の炎を見て印象に残ったらしく、翌日の息子だけのカリキュラムでは、先生方と3人で乗ったカヌー体験と、キャンプファイヤーの火の粉をあげて燃え盛る炎と、それを取り囲むみんなの姿をプラ板にマジックで描いていました。

描いてる精神年齢は2歳〜3歳児くらいかもしれませんが、海の中に魚が泳いでるのを描くとか、火の粉まで細かいところを描くとかは、知的中度とはいえ、9歳児の観察眼だと思います。

支援学校に行くと宿泊訓練はないから!ということで強烈に育成級担任が推していた少年自然の家での宿泊訓練でしたが、当人はなかなかの貴重な体験をすることができたようです。

最後に。荷物として持たせた特大の40㍑リュックがずっしり重くなりパンパンだったので、(息子だけ筋力が弱くて先生方の車でリュックを運んだり、先生方に持ってもらったりしていた)「これは相当グチャグチャやな」と覚悟して自宅に帰りました。
リュックを開けてみると、何故か海水浴に使った水着とラッシュガードが、半袖体操服と短パンと、海水浴用のバスタオルと、入浴用のバスタオルと一緒に水泳バッグの中にぎゅうぎゅうに詰まっており、全部海水でコンタミしていたので、ことごとく荷物の9割は洗濯機で洗うことになりました。
発達児あるあるの「めんどくさいから、とりあえず全部押し込んじゃえばいいか」が起きたらしいです。

写真は2日目午前中に作成したプラ板のキーホルダーです。

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yoyoyo

取り上げていただき、ありがとうございます。

娘は特に言語の遅れが著しく、こちらの言うことも本人からの訴えも言葉でのコミュニケーションに苦労してきました。
「ご飯のふりかけを自分で選ぶ」は数年前からやっています。
初めは自分で食べたいふりかけ小袋を取り出すだけ。しばらくして「何にした?」と聞くと「サケ」と答えるようになり、次いで「サケ」と宣言してから選ぶようになりました。
しかし、なかなか複数の選択肢から選んで伝えることは難しく、「サケ」と「のり玉」どっちにする?と聞いても答えられず、実物を見せて本人が選び取ることが続きました。
今回のように実物見せず言葉だけの質問(しかも3択)に言葉で返答したのは初めてです。

ここに至るまでの道のりはそれなりにあります。

いきなり、言葉でのコミュニケーションという親が期待する結果を求めても、根っこの問題が解決しないことには難しい。
娘のふりかけ例でいえば「これを食べたい」という欲求、「自分で選ぶ」という経験、他人に伝えたら欲求が満たされたという経験の積み重ね、そして目の前になくても言葉で映像が目に浮かぶようにならないとできない。

「治る」のためには障害があるからできるわけがない、何か特別な方法をしないといけない、という親の心理的ストッパーを外し、時間はかかっても丁寧に普通の子育てをすることにつきるなあと思います。

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智ママ

平仮名のなぞり書きだけだと、鼻歌交じりでサクサク書けるようになった息子に、カタカナをドリルで再度させてみると、もう完全に忘れてしまっていて、なんとなくの感触だけ残っている状態からの、再チャレンジになりました。

ただカタカナを漫然とするだけでは面白くないので、『名=タ+ロ』というふうに、部首っぽくばらばらにして、音で書き順を入れていくと、書き取りノートに文字に点々や薄く書いて、それを鉛筆でなぞらせる手法より、「『早』は、『日』が『十』個!」「『貝』は、『目』に足が(2本)生えた!」とあっさり書けるようになったので、息子は視覚優位ではなく、完全に聴覚優位であることがわかりました。
(3歳まで強度の弱視であることがわからず、知的障害が重すぎて指示が通らないので、視力測定不能となりそのまま裸眼で過ごしていたので、日常生活をほとんど失明と同じ状態で過ごしていたことが、息子の世界認識能に大きく響いたみたいです)
音声で漢字をバラバラにして入れる手法は、最初は漢字1つを書くために2つ漢字を覚えないとなので、かなり難しいと思ったのですが、見本を書いて見せて、それを見ながら薄い字をなぞらせる手法より、入る率が高かったです。

ここに、強度の弱視と重度中度の発達の重複障害のお子さんを育てているママさんパパさんが、お勉強系の情報を求めて、読みに来られることは稀だとは思いますが、
ひとまず器質的障害が軽くなくても、遺伝子異常による多発奇形18箇所奇形でも、簡単な漢字は、親のかけ声だけでサクッと書けるようになるまで進歩したことは、ここに報告します。

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智ママ

昨日、小学校に息子を迎えに行くと、研究授業での息子の様子に感動した、普通級指導の逞しい男性教諭と、校長先生が、わざわざ私の迎えを待っていました。

「いやー、息子さん、入学当初と比べると、本当によく喋るようになりましたね!」と、親としては『え?そこですか??」となるような内容から褒められ始めました。『発達障害は、治らない』『知的障害も、治らない』という息子にとっては誤った啓発が社会の隅々まで行き届いていたのに、それが息子の発表を見ていて教師陣の中で覆ったことが、男性教諭の言葉から垣間見られました。

『発達障害は治らない』とされているのに、疾患だらけの器質的障害もある、多発奇形の息子は確実に治ってきて、入学当初と比べるとできることが格段に増えて、英語を皆の前で発表できて、しかも知的障害が軽くはないのに天然で笑いを取りにきて、教師陣から、卑下するタイプではない笑いをとって平然としている様子が、ぶぶ漬け市の関西人にとっては驚嘆すべき事象だったようです。
(知的にかなり進度が上がってこないと、笑いをとりにくるのは不可能なのです)

「(息子さんは)雰囲気も悪くないし、可愛らしいし、歌も踊りもなかなかだし、我が校のアイドルになれますよ!」と指摘されて、『いや、アイドル路線を歩ませるつもりはなくて、普通の小学生路線を目指しているのですが・・・』と内心当惑した、芸事に打ち込むことにあまり関心がない元九州人の母親でした。

就学相談前の、かつての息子のレベルを知っている校長先生は、最近までの息子の進歩に驚嘆しきりで、手にしたファイルのメモ用の書類には、多々、育成級での研究授業内容で得られた知見がびっしり書き込まれていました。

「最近は、〇〇ちゃん(3年生の同じ中度発達・知的の男児)とライバル関係になっていて、お互いに『〇〇さんには負けへん』『息子さんには負けへん』と競り合って、お互いに伸びていっているんですよ〜」と育成級女性教諭が紹介すると、
『中度知的・発達の子どもたちが、お互いを人として意識して、できることを競い合って互いに伸びていく』という普通級でしか見られないと思っていたことが、育成級の発達中度の子でも見られるようになってきている。という事象に
「へえ!そんなことがあるんですね!」とまたしても想定外の進歩だったようで、非常に驚いて声が裏返っておられました。

いや、息子の周囲では、伸びることは当たり前のことで、周囲に影響されてできることが増えてきたり、クラスメイトをライバルと認識できるようになって、頑張ることが増えて、結果、できることが互いに増えてくるのも、ごく当たり前のことなんですが。

『発達障害は、治らないから、周囲が理解して配慮し続けててあげないといけない』という、困ったキャンペーンがぶぶ漬け市にも定着してしまったので、息子の通う小学校の2つ隣の小学校では、成績がふるわないと児童福祉センターの心理判定に子どもをどんどん送って発達障害に仕立てて、育成級に隔離して普通級の成績を保たせ、それに外れたなんちゃって発達障害児は、全員支援学校中等部行の教育しか受けさせられず、本来、本当に支援が必要な、息子クラスの中度知的・発達のお子さんは、最初から定員オーバーで支援学校初等部にしかいけなくなる。という、本末転倒な状態が続いていて、地域の保健センターも問題視はしているものの、校長裁量でしていることなので、誰も手が出せない。ということが起きています。

そうまでして『成績優良な小学校の我が校』を作りたい校長先生がいる一方で、息子の通う小学校では特別にそこまで作為をしていなくても『育成級の子たちが、とにかく伸びる、指導者と児童に恵まれた小学校』となりつつあります。

息子の受けたPTの内容のメモをコピーして、支援学校指導歴5年を超える男性教諭に渡していたので、
それを活用した男性教諭が、朝の活動でヨガマットを敷いて、その上で『猫ちゃん体操』などの体幹を伸ばしてほぐす柔軟体操を朝5−10分だけ子どもたちにさせているうちに、全体の発達が促されてきて、生活面も改善され、遅刻ばかりしていた生徒は間に合うように来るようになったり、授業の進度も進めて大丈夫なくらい理解力がついたり、と、
とにかく息子ばかりでなくクラス全体が10ヶ月くらいの朝の体操のおかげで伸びてきたので、育成級の指導内容が底上げされてきたことはあると思います。

育成級で一番のドベだった息子が発達が良くなって、ビリから二番目のお子さんに追いついて「追いつけ追い越せ」をしていること自体が、教師陣には驚嘆の素だったらしく、非常に感心され、称賛されてしました。

『その指導はお母さんがワンオペでも家庭で頑張っておられるから、できることだと思います!』と称賛するために、わざわざ私の迎えをまっておられたのだそうです。

コツコツしてきて普通だけれど、伸びてよかったね。となった、水曜日の研究受賞発表会の放課後でした。

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智ママ

すみません、研究受賞ではなく、研究授業のタイプミスでした。
訂正いたします。

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智ママ

本日、小学校の教師たちの教育研究発表会で、息子が研修に来た普通級の教師陣の前で、英語を発表します。
皆の前で”I’m happy.”を始めとして、英語で発表するのだそうです。

そして、それは小学校教育的に見ても、特別支援教育的に見ても、非常に価値のあることなので、昨日、
「どうか息子さんは、明日のSTを休んで、研究発表に出て欲しいんです!お願いします!」
と、担任教師から強い要請がありました。
私も通院の付添・入院の付添だらけで、最近疲れが溜まっている感が強いので、本日のSTは休むことにしました。
形成外科の受付は、電話連絡をするとかなり不服そうでした。

ぶぶ漬け市の教育委員会は、かなり保守的ではありますが、
御所南小学校が全国に先駆けて教育実習的な先進的な研究をして、スーパー教育校として国から補助が大きく下りるほど、その成果が目覚ましく、東京からもマンションを近隣地に買って越してくる人がいるほどなのだそうですが、
(あまりにマンモス校になったので、御所東を分岐させて教育の質を担保したようです。大学病院への通院の際に、バスから御所東小学校のピカピカの校舎が見えます)

各小学校は「我が校も御所南に続け!」と、教育の成果を競い合っているらしく、その中で息子が、『英語を理解する初めての中度知的・発達の多発奇形児(かなり大きい器質的障害あり)』として、初めて英語のセリフ?自分の状態を皆の前で発表することになったようです。

それを外出先で担任教師からの電話で知らされ、驚いた私。
息子に「英語を話せるようになった多発奇形は、息子が初だね!」と帰りがけに言うと、息子は歩きながら、得意げにエヘヘと笑っていました。

毎日、コツコツ発達を促して、自力でのできることを増やすための家庭学習を続けていたら、いつの間にか、息子はかつて女子中学生だった母親のように、教育実習的なモルモットが務まるようになっていました。
(母親はイジメのきつい公立中学進学を避けるために、国立大学付属中学に受験して入って、勉学的にはそこそこ楽しい3年間を過ごしました)

どうやら、息子が育成級での大きな隠し玉らしいのですが、
(そりゃ器質的障害のある遺伝子異常系の多発奇形児が、英語をパラパラ話すなんて、全国でも聞いたことがない快挙ですから)
それが務まるまで能力が伸びて、英語が楽しめながら勉強できてよかったね。と思った火曜日の夕方でした。

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智ママ

息子の手術入院の間、自宅が空くので、防犯のために「ぶぶ漬け市のホテル代、いま高くて一人一泊16,000円とかザラなんだけど、よかったら、こっちに来て宿泊して市内観光して楽しんだら?近鉄の夜行バス代だけであとは飲食費と現地交通費に使えるよ?」と誘ったら、老人ホーム入所費用の足しを作ろうと、必死で節約生活ばかり送っている郷里の実両親が、孫息子との生活と格安の料金に釣られて、ぶぶ漬け市への節約の旅にやってきました。

さすがに3回もワクチン接種して、年齢が75歳前後だと、実父は大腸癌を患って経過観察中のこともあり、老化の進度が著しく、『以前はこんな動きじゃなかったのにな』と思うほど、動きや思考回路の程度に変化が見られました。

昨日は、カムカムエブリバディのファンだった実両親が、太秦の映画村に息子を連れて観光にでかけ、帰りに市営地下鉄に乗って、乗りつぶしをして帰ってきました。

そして今日は、まだ元気で、しきりに外に行きたがる息子を、京阪を使って、大阪の梅田に連れて行ってもらいました。
実父は大学時代に大阪に住んで通学していたので、梅田や天神橋筋商店街はわりと知っているし、大体の地理はわかるといっていたので、「危険なところも知っているし、孫息子と老いた妻を連れて危険地帯には入らないだろう」と推測して、実父に往復の京阪のきっぷを渡して、「梅田でいいけん、息子を連れて行ってやってくれんね?」と頼んでみると、気の良い返事で3人ででかけて行きました。

そして留守の間に、私はのんびり衣類の買い物をして、切符も補充して、英語を習いたがる息子のために、5歳児向けのアルファベットのドリルと計算のドリルを買って帰宅しました。

そうしたら、実母から「智くんが案内人をしてくれています。老人向けで助かっています」と連絡メールが入っていました。

実父!50年前に現役大学生だったときに、大阪はたいてい回って知っていたんじゃないの??器質的障害もある多発奇形の孫息子に案内されて、梅田の地下街を観光して回っていて、しかもペースがゆっくりなので、老人向けでほんとに助かってます。って、どういうこと??

75歳前後の健常男性が、夫婦で、9歳孫の、遺伝子異常由来の多発奇形児に案内されてる???まるっきり、立場が逆転してるじゃないか!!

と、ぶぶ漬け市の自宅でスマホ片手に狼狽えた母親でした。

息子は、脳出血のために脳が1/6なくても、その他の回路に、梅田の地下街の立体地図をインプットして、母方祖父母を案内するのに、今までお出かけして探検した記憶をフル活用して、得意げに案内して回れるということがわかり、唖然としてしまったことでした。

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智ママ

実父→50年前、貧乏大学生だったときは、ウィンドウショッピングするしかなかったキタの梅田界隈を、聖地巡礼のように時間を気にせず、ぐるりと回れて、しかも今回は孫息子と妻も一緒で、感動の追憶状態

実母→福岡に高速バスで出ないと味わえない超巨大・高級デパートや、巨大書店を思う存分孫と一緒に見られるので、もうワクワク状態

息子→いつもの大阪行きが母方祖父母と一緒なので、楽しみ倍増状態

私→3週間ぶりにのんびりできる二日間が過ごせるので、骨休めができて嬉しい

社会的には→癌の実父に看病の実母と、孫息子の気晴らしに往復の株主優待券を提供したので、気が乗らない実両親に親孝行となり、よき状態

以上の近江商人の『3方よし』ならぬ『5方よし』なので、特に問題はないのですが、想定外の展開に慌ててしまったことでした。

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智ママ

9歳の息子が、育成級で始業前にジェンガをしていた3人に「僕も混ぜて」と言って椅子をもっていきました。「いいよ」と仲間に混ぜてもらって、ジェンガをしていました。

息子が一番知的障害が強いので、ジェンガはどうしても二回目三回目で崩れてしまいますが、そこは辛抱強いタイプの発達の子三人、何回でも積み直してまた再開していました。

今までは他の人が遊んでいるのを見ても、「ふーん」といった感じで眺めているだけのことが多かった息子でしたが、今回、初めて自分から「混ぜて」と参加の意思を表明して自然に混ざることができるようになるまで、社会性が発達していることがわかりました。

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素敵ですね☆
私も輪に入るのが苦手で、子供は更に苦手なので、素敵だなぁと思って読ませて頂きました。

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智ママ

児童館に、帰宅ついでに寄ってきました。

自宅で、自宅学習の一環として、4歳の音読ドリルを毎日一定量(3−2ページ)させているのですが、
小学校でもひらがなの読みができているので、児童館での、海洋生物の名前と番号を一致させるとパチンとハマるパズルに取り組んで、今までは形だけを頼りに片っ端から試していって、疲れて途中で止めてしまっていたのが、最後までこつこつと嵌め込んでいって完成させるようになれるまでになっていました。
そして、まだ半分絵から読み取っていますが、1歳児向けの平仮名と絵の小さな絵本を手にして、「ひこうき」「じどうしゃ」「じてんしゃ」と読み上げて楽しむことができるようになっていました。

絵本を読んで楽しむ多発奇形児は、息子が初めてだと思います。
(絵だけを眺めて推測して言葉を出す多発奇形児は、息子の他にもう一人います)

平仮名が読めると遊びの質も集中力も違うので、良い方向に進歩したことがわかった、木曜日の夕方でした。

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たにし

息子、中学入学後、初の定期テストでした。

元気に発達している息子の今の課題は、学力・勉強面で、正直この点においては、目覚ましい発達ではなく、徐々に徐々に徐々に前進といった感じです。

中学レベルの問題は、今の息子にはなかなか厳しい。。。

妻とも話していたのですが、中間テストでは、0点ではなく、少しでも問題を解けたらいいなと考えていました。

国、数、英に絞りテスト対策。

妻は手作りの問題を作ってくれ、息子はコツコツ真面目に取組みました。

何度も何度も。

あきらめそうになった時、僕から厳しい言葉をかけ、決してあきらめさせず、泣きながら課題をこなしたこともあります。

最初は全く解けなかった、覚えられなかったのが、少しずつ少しずつできるように。

解け出すと、表情に自信がみなぎってきました。

担任の先生から、連絡帳に以下のコメントをいただいています。

(原文のまま)
「数学の計算(皆と同じ問題で)ほぼ正解でした。国もよくできていました。」

本当によく頑張りました。

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智ママ

息子の指の力と握力が弱いので、どうしてもペットボトルの蓋が開けきれず、親が遅寝していると、息子は飲まず食わずで列車のおもちゃと一緒に時間を潰して過ごしていることが多かったので、小3までは自力で開ける訓練をしていたのですが、どうにも開けられないので、先日、諦めて100均で介護用品でもある、ペットボトルを開ける装置を3つ買ってきて、1つ外出用のリュックに入れて装備としました。

それから一週間後。
お母さん、自分で開けました!と言って、優雅にペットボトルから紅茶をコップに注いで飲んでいる息子。
まだ、ペットボトルのフタを開ける装置の使い方を教えていないのに・・・・

入れ違いでペットボトルの蓋が開けられるようになったので、今日も母親が昼寝をしている間に、のどが渇いたらしく、紅茶ではなくミネラルウォーターの蓋を開けて「美味しいお水(スポーツドリンクと間違えている)、飲んでいいですか」と言いながら自分で蓋を開けて注いで飲んでいました。

これで、万一、母親になにかあっても、息子は自宅で助けを待ちながら、ジュースと水で、食料は冷蔵庫を踏み台に乗って開けて、食べられそうなもの(たいていお菓子ですが)をとって食べることで、助けが来るまで、何とか生きていくことができます。
(念の為、2日ラインやツイートの更新がなかったら、ぶぶ漬け市に夫が駆けつけて息子を救出する手はずになっています。実家の両親は連絡が絶えて4日後に到着予定です。)

これで、私も安心して、夏場は深夜から夜明けまで作業していたあと、昼寝や遅寝ができるので、ありがたい限りです。

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智ママ

本日、心臓受診と術前検査の抱き合わせの検査が続きました。
朝寝坊でギリギリの時間にでかけたので、検査は長蛇の列かな?と思っていたら、心電図も採血もレントゲンも、あっさり終わり、心エコーもすぐに終わりました。10:00近くに大学病院に入ると、さくっと3時間待ちなので、11:30に地下の売店のイートインコーナーで生協のほか弁を買って、自分も食べながら息子に食べさせました。
おかずのおかわりがいるか訊くと「No,thank you!」英語で答えたので驚いてしまいました。小学校で英語の授業は受けていますが、それだけで、特に英会話はさせていません。授業内容を記憶して、さっと応用したようです。

母国語が英語じゃないのに、英語を話そうとする多発奇形は、世界広しといえども、うちの息子だけじゃないかなあ?と思いながらラインで夫に報告すると、たいそう喜んでいました。

心臓の受診の際に、担当の心臓医師に報告すると、いつもはクールな心臓医師は、あまりのことに笑いだして、へえ~!といった感嘆の表情で、息子を見やっていました。
たぶん、大学病院始まって以来、多発奇形で生まれたのに英語を話そうとする子は、初めてだったと思われます。

小学校の授業に沿うか、少し先取りして家庭学習をしていれば、それなりに脳室拡大でも、遺伝子異常があっても、興味のあることにはどんどん手を伸ばすようになるのだな、と驚いた心臓の受診日でした。

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シア

小学校で英語の授業があるのっていいですね。
外国語は母国語の土台ができてきてから表現の幅が広がるのでちょうどいいというのが定説です。
楽しみながら好きなことを学べるというのは一生の財産になります。

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智ママ

シアさん
コメントありがとうございます。

実際、夫はドイツから5歳頃に帰国して、日本の幼稚園に、家庭内でも家庭外でも、語学研修も文化研修も何もない中、幼稚園に放り込まれて、日本語を習得して会話しないと、にっちもさっちもいかない環境に突然置かれたのですが、
5歳までに習得していたドイツ語も日本語習得の途中で失ってしまい、国語(日本語)は得意で言語もそこそこ操れますが、いまだにネイティブで育った私と口喧嘩しても、勝てないレベルの日本語しか、咄嗟には操れません。
言葉が出てこなくなるのだそうです。
反対に、ドイツ語と言語形態が似ている英語の習得は早く、仕事上、外国人スタッフと英語でのディスカッションもできるくらいは習得できました。

言語回路が、幼い夫の中で、ドイツ式に組み上がりかかっていたところに、外界では断ドイツ語、急激な日本語が入ってきて、対外的に、言語を発生させる回路がかなり発達に支障をきたしたようなのです。

この経験から、夫は息子に対して、確実に日本語が母語であるという確証が積まれない限り、どれだけ息子が英語の音に興味を示しても、英会話を習いたがっても、英語習得はTVの語学くらいしかさせませんでした。
ルーツとなる言語能力を習得していなくては、就学後にコミュニケーションに支障をきたして、生活が不便になることを、体験から知っていたからです。

息子は国籍も日本人、中身も相当日本人なので、日本人女性にしては気性がやや激しい母親のもと、わりと安定して育っています。
しかし、途中でドイツ語の世界観が壊れて、ある日突然、日本語の幼稚園世界が侵入してきた夫には、『いつ侵入されて、また内面世界を壊されるかわからない』という潜在的な恐怖感があり、急激に話を進められることを極端に嫌がります。
(この頑固さと慎重さはドイツ的です)

反対に、「これは何としても手に入れたい」となると、人でもモノでも、てこでも譲らず根こそぎ獲りに行くので、そこはドイツの大陸の気質が出たんだろうな〜。と思って観察しています。息子も一個二個までは、これは!と思った欲しいものは、人に譲らないで獲りに行くところがあります。

「生育歴と文化的素質の差異が、これだけ気質と性格、能力に影響を及ぼすのだなあ」と、日本人100%の私は、夫と息子を面白く観察して、思考体型を組んでいっています。

英会話を習わせるにも、日本人特有の忖度や、言わないで済ませる暗黙の了解を、人一倍会得しにくい息子に、出来上がった幼稚園児ばかりがやってくる幼児英会話教室は、難しいのではないか?と思って、
日本語の習得と、正しい日本語を話せるようになることに重点を置いた、日本人の母親の、半分ドイツの夫と1/4ドイツの息子に対しての考察でした。

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智ママ

度重なる外出と出先での買い物で、家族の力関係やお財布事情がわかってきた息子が、昨日になって、私と髪を切りに行きたい!と言い出しました。

父親が暇にしているので、「お父さんと行ってくれば?」と打診しますが、どうしても私と一緒がいい!と主張します。
「・・それは、お母さんとだと、財布の紐が緩いから、途中で、なにか良いものを買ってもらえるからか?」と訊くと「はい!」と笑顔で即答していました。

夫婦間では、押しの強い母親がお土産を購買しやすいことと、お金の管理は、父親はしっかり財布の紐を締めているので、簡単には買ってもらえないけれども、母親と一緒だと、わりとひと押しすれば、サクッと買ってもらえること。などを、多発奇形の穴の空いた脳に、ひたすらデータをインプットして蓄積して、確実に利益があるように、結論を出したようです。

しっかり観察して自分に有利になるように計算して申し出ているので、思わず笑ってしまいました。
私は息子一人しか育てたことがないのでよくわかりませんが、健常児の3歳?4歳?ぐらいにはなっているでしょうか。

意外とちゃっかりした一人っ子に育っているので、今後が楽しみです。

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