「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

講演会情報のお部屋

各地で受けられる花風社関連の講座です。
主催者様の情報アップも大歓迎。

148 COMMENTS

たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第8話「卒業」

令和5年3月17日。
息子、小学校を卒業しました。
周りの人が好きで、周りの人に好かれた息子。
楽しい楽しい学校生活でした。

小学校入学前に、身体アプローチ、栄養の大切さと出会い、それまで種々あった困りごとが治っての小学校生活のスタート。
本当に本人楽しそうでした。

そしてその卒業式の様子。
背筋がピンと伸び、立派に卒業証書を受け取った姿に大感動。

療育整体に出会ったおかげです。一日数分、取り組みとも言えないくらい簡便なアプローチ。

卒業式の動画をFacebookに掲載したところ、

「立派なお姿に涙がでます・・・。」

「素晴らしい!」

「泣けます(T_T)」

「凛としていて、堂々としていて感動しました!!かっこいい」

とのコメントをいただきました。

息子には「姿勢を良くしなさい」と言ったことはありません。
姿勢を良くするよう、絵カードで示したこともないです。

指示や言葉や視覚支援じゃないんだよ。
愛する我が子の体に直接アプローチするんだよ。

そう思う。

みなさんありがとう。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第7話「発刊」

令和4年12月中旬の「療育整体」発刊発表から、花風社さん、すごい勢いで進まれています。

本の出版って、じっくり進む印象を持っていましたが、実際のスピード感は全く違っています。

これ面白いな。

主な動きはこんな感じ。

令和5年1月26日
   表紙案ができる

  同年1月27日
   巻末大河マンガ「しんちゃん物語」公開

  同年2月2日
   帯ができる

加えて、浅見さんがネットに上げてくれた様子から、本の内容や体裁がどんどん整っていっているのが伝わってきました。

帯に書かれた言葉がもう秀逸。

「発達障害にまつわる苦労 もうそれを終わりにしよう」

そうなんです。
苦労はすっ飛ばして、治すための具体的行動に速攻取り掛かれる。
それが療育整体の凄さ。

スピード感に驚きながら、発刊の日が近づいてきて、気持ちの高揚を感じる日々。
指折り数えながら発刊の日を待ち望んでいました。

ここでちょっと話は逸れます。
令和5年2月22日のこと。
息子が4月からお世話になる中学校の先生に、「発達障害、治った自慢大会!」を献本しました。
目を通していただけたら、息子のキャラクターや我が家の考え方をおわかりいただけると思って。
あれこれ息子や我が家のことを説明するより手っ取り早いし(笑)
改めて、本に関わらせていただいたことに感謝です。

先生にお会いした際、本を差し出して、

僕 「こんな本がありまして。。。」
先生「あっ!読んだことありますよ。」
僕 「えっ!!」
先生「はい、ネットで知りまして。」
僕 「実は第3部に登場する高松市の家族って、我が家なんですよ。」
先生「えっ!!!!!!」

先生は、身体アプローチのことを知ってから、あきらめてなるもんかとの思いで、子ども達と接していらっしゃるとのこと。
改めて本を熟読されるそうです。
良い出会いとなりました。

話は戻ります。

いよいよ、令和5年2月23日、花風社さん創立27周年の日、「療育整体」発刊!!
直販で予約させていただいていたので、速攻届きました。

3冊購入。

1冊は自分用。

1冊は保管用。

そしてもう1冊は、どなたかに献本するつもりで。

第6話「積極的受け身」で、僕、療育整体を広く広めようとは全く思っていないと書かせていただきました。
しかし、この方!と思った方には、丁寧に真心込めてお伝えします。
献本用本の1冊は、後日、前述の先生にお渡ししました。

(続く)

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たにし

第6話「積極的受け身」

先日、浅見さんが「仕事って受け身なものなんですよね。」とコメントされていました。

わかりますわかります。

今の僕の行動は「積極的受け身」です。

花風社さん、浅見さんに出会った頃、

「こんなに効果がある取組みが家庭でできるなんて素晴らしい。このことは広く広めないと。」

と思っていました。

実際に、保育所の当事者親の会に花風社本を持ち込み、熱く語ったり。
そして、説明しても実行に移らない親御さんがいたら、ガッカリもしていました。
平成20年代の終わり頃はそんな感じ。

さて現在。

今は、花風社さんメソッド、療育整体を広く広めようとは、全く思っていません。

そう、ま・っ・た・く 思っていません。

もちろん説明・紹介する機会があれば、丁寧にさせていただきます。
その情報を受け入れるかどうかは、受け手様次第。
追っかけて行って説得したり、議論する気は全くありません。
反論されても「ああそうですか。」で終わり。
人それぞれが信じる道を進めばいい。

令和の時代に入り、今までの経験、自分がいただいた知見をお話しする機会をいただくようになりました。
親御様、支援者様、様々なお立場の方々、100名は優に超える方々へ。

僕がお伝えさせていただいた知見を、実際に日々の生活に取り入れられている方は、そのうち一部の方。(追跡調査している訳ではないので推測ですが。)

そんなものだと思います。

全体からしたら、割合的には少ないんでしょうが、今交流してくれている方で、実際に生活が豊かになり、幸せ度が増したと喜ばれている方は何人もいらっしゃいます。

良かったです。
嬉しいです。

今後も、花風社さん、松島さん、療育整体の情報発信をさせていただきます。

決して押し付けはしません。

その情報をキャッチして、興味を持たれた方には、丁寧に真心込めて対応させていただきます。

今回の療育整体高松講座、その考えの元に行動しました。

告知段階、講座当日、その後と。

自分で「高松スタイル」と名付けています。
次回以降、それも含めてお話しします。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第5話「勢い」

栄えある四国一号認定である旨の認定証をセルフで作り(笑)、ヘラヘラする毎日を送っていた令和4年の12月。

その中旬に衝撃のニュースが飛び込んできました。

なんと、花風社さんが、松島さんの療育整体の本を発刊予定とのこと!!

これは驚いた。なんてタイムリーなんだ。

ひょっとして浅見さんは、僕の認定を機に、本を発刊されることにしたのかも?(←絶対違う(笑))

妄想はさておき、とてもとてもうれしいタイミングです。

浅見さん&松島さん、こんな動きをされていました。

◉浅見さんと松島さんの出会い
・・・令和4年の9月

◉花風社さん主催の松島さん講座開催
・・・令和4年10月

◉療育整体講座、受講者200名突破
・・・令和4年11月

◉「療育整体」発刊発表
・・・令和4年12月

すごい勢いで物事が進んでいきます。

うまくいく時ってこんな感じなんですね。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第4話「セルフ」

「療育整体師」に認定していただいたところですが、特に認定証は発行していないそうなので、セルフで作っちゃいました(笑)

療育整体の魅力はセルフケア。
認定証もセルフ(笑)
認定証にお金かける必要なんてなし。

松島さんは、認定の更新制度も採られていません。
お免状の更新にお金取ったりしません。
一度認定されたら、ずっと療育整体師。

ちなみに、松島さんに、
◉セルフで認定証を作ること
◉認定証の表現内容
◉認定証を自慢すること(笑)

の御承認をいただきました。
データは松島さんに提供済。
ワードデータなので、お好きなように加工可能。
文言はセルフで。

僕、自分で「栄えある」とか打っちゃってるし(笑)

その後、全国各地で開催される療育整体講座で、このセルフ認定証が活用されることになります(ドヤ顔)

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第3話「四国初療育整体師の決意」

「発達障害は治らなくて、手も足も出ない」
だから
「社会が理解して配慮すべし」

ほんの10年前、そんな事が言われていました。
今もまだ。

しかし、松島さんが4時間半本気で話してくれてもまだ言い足りない程、発達障害に対する知見は溢れています。

手も足も出ないなんてありえません。

今回学んだ「療育整体」は、時と場所を問わず、簡単に施術可能なこと。

施術なんて大げさな言葉も不要なくらい。

この一日集中講座受講により、晴れて「療育整体師」の仲間入りを果たしました。

松島さんにお聞きすると、僕、四国初の「療育整体師」だそうな。

この「療育整体師」とは、松島さんが代表を務める「発達キッズ協会」さんが認定するもの。

免許ではありませんし、何か特殊技能が身についたり、有資格者だけに許される仕事ができるようになるわけではありません。

僕は何もかわっていません。

ただし、どなたかの相談に乗る際、僕は「療育整体師」の集中講座を受けている者であるということを知っていただけると、相手さんの心に少しでも希望がわくのでは?

そういう期待があります。

松島さんは、「療育整体」だけやっていたらいい訳ではないとおっしゃっています。

家族、栄養、日々の生活などを大切にすることが土台になって、「療育整体」が生きると。

そこが実際に、娘さんを発達させてきた方の、生きたお言葉です。

今回、京都まで有料講座を受講しに行きましたので、それなりの金銭的負担は生じましたが、それ以上のものを得ることができました。

学んだ知見は一生もの。かけがえのない宝物を手に入れました。

この宝物を、息子のため、家族のため、社会のために生かしていきたい。

そんなことを思いました。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第2話「一日集中講座」

朝6時に高速バスに乗り込み、昼は、やよい軒でカツ丼をかきこみ現地入り。

現地入りすると、午前の「体験講座」が続いていました。
気配を消して隅っこに座って待っていると、講座を終えた松島さんから、キラキラの笑顔でご挨拶。

お互いつい、「お久しぶりです」と言葉を交わしたものの、実はリアルでは初対面(笑)

松島さん、優しさとパワーがみなぎってくるお方。
数年来の友人みたいに親しく接してくれたのが嬉しかったです。

12時定刻に会が始まり、まずは理論からお話してくれました。

「療育整体」は、ビックリするほど簡単に出来て効果も実感でき、それは、理屈で説明できるものなんです。

松島さんが仰っていました。
「″わからない″じゃないんです。わかるんです。」

そして、速攻その場で効果が出るのに驚き。
13時から16時半まで、みっちりと実技の時間。
計4時間半のロングラン。

松島さん、全力で説明してくださりました。
ほとんど立ちっぱなし、喋りっぱなし。
本気の対応がうれしかったです。

聞くほうも本気になりますね。
僕も参加者の皆さんも、たくさんの知見を学ぼうと前のめりでした。
スマホで撮影する人、メモを取る人、タブレットで記録する人、しっかりと聞き入る人等々。
会場全体が熱気に包まれた雰囲気。

花風社講座もそうですが、この会も、明るく楽しい希望あふれるものでした。

ここが、昔々参加していた勉強会とは違うんよね。
前向きな方々が集まると、自然と会の雰囲気が良くなりますね。

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たにし

令和6年3月17日(水)、松島眞一さんの「療育整体講座 in高松」が、開催されました。
午前の部、午後の部ともに、開催1か月前には満席となり、当日は、松島さん曰く「完璧なる成功」との盛会に。
松島さん、参加者の皆様、御理解・御協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

この度、松島さん・療育整体との出会いから、高松講座開催までの物語「しんちゃん高松物語 2024春」を書かせていただきます。

なお、自分自身の備忘録も兼ねていますので、事務手続き上の話も多々あろうかと思います。文章長いかもしれませんが、御容赦ください。

後に講座主催者として続かれる方の参考にもなれば幸いです。

ではスタート。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第1話「出会い」

令和4年10月、花風社さんから、「松島眞一」さんという方のオンライン講座を開催されるとの報が。
何やら「療育整体」というものらしい。
その体験講座。
ん?
何それ??
興味があるものは、即断即決即実行がモットーなので、早速申込み、受講。

オンラインの画面には、満面の笑みで、後光がさす方がいらっしゃいました。
声は少し高めのトーンで心地よい響き。
そして、たいして面白くない(失礼 笑)ネタでも、笑いに繋げるトーク力の持ち主。

その方が、松島眞一さん。

教えて頂いた療育整体は、驚くほど簡単で、息子もすぐに気に入ってくれました。

これは良い。

受講後、日々実践していると、今度はなんと、京都で一日集中講座開催の報が!!

前述のとおり、秋にオンラインで「体験講座」を受講していたので、次は、一日集中講座が受講な状況となっていました。

東京を拠点に活動されている松島さんが、関西方面まで来られる。
これは流れが良い。
この流れに乗るべし。
物事が上手く行くのはこんな時。
このタイミングを逃すな。

そんな気持ちで申し込み、当日京都に向かいました。

時は令和4年12月3日。

(続く)

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しんちゃん

~発達する療育整体体験会&一日集中講座In立川のご案内~
◆日時◆5月21日㈰
◆時間◆
10時~11時半(対面・体験会)
12時~16時半頃(対面・一日集中講座)
◆開催場所◆ 立川市内施設
◆受講資格◆
1、オンライン・発達する療育整体~ 超・はじめて入門講座
2、療育整体体験会
3、花風社講演会
4.上記以外
療育整体講座(コラボ企画等)
1~4のいずれか1つ受講修了者のみ受講可能です。
◆受講修了者は「療育整体師」として認定します。
◆親子参加可能(事前相談)
◆当日「体験会」「一日集中講座」連続参加可能
~注意事項~
●配布資料改定の為●
2023年5月より体験会、1日集中講座受講費用+各資料代を合算させて頂きます。
体験会参加費+資料代200円
1日集中講座受講費+資料代500円
体験会+1日集中講座連続受講者は
資料代500円(体験会資料はお渡ししません)
●ペア得制度中止について●
2023年5月よりペア得制度を中止させて頂きます。
●受講費はお振込み又は現地払いになります。
お振込みの場合、振込手数料はご負担をお願い致します。
◆お申し込み方法◆
1、療育整体体験会
2、療育整体一日集中講座
受講をお申し込みになられる方は下記のアドレスに
すべて記入の上、ご送信をお願い致します。
確認次第、詳細メールを返信させて頂きます。
◆メールアドレス◆
devkids2020@gmail.com
◆記載事項◆
◎件名
「体験会受講」または「一日集中講座受講」希望と記載してください。
◎本文
1、お名前
2、ご住所
3、ご連絡先
4、受講動機(簡単で結構です)
5、発達支援者又は当事者保護者、その他(具体的… もっと見る
6、お支払方法 お振込み又は現地払い
以上
宜しくお願い致します。

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yasu

昨日はありがとうございました。

割と細かいところまで話が及んで、情報としては結構多かった印象です。
「セルフ」の要望が多かったように思いましたが、これは自分が技をマスターして子どもや家族に施すのと並行して、自分自身にも施したいという要望が多いということでしょうかね。コロナ禍で勤務形態が大きく影響を受けた人は多いので、その影響もあるのかもしれないなと思いました。

未就学~小学校低学年で発達の課題を指摘されても、その後特に大きな問題が無く学校生活が送れている子は私の周りでは結構いて、過剰診断だったんじゃないかと思える反面、これらの子ども達は例外なく学業成績は不良で、未解決の課題が残っているんじゃないかと思っていたりもします。

栄養療法が有効だと思われても、そもそも食事が取れなければその方法は使えないのと同様、勉強面で有効とされる方法もそれ以前のところでの躓きがあればいくら塾だ、ドリルだといっても意味が無いですね。子どもの年齢によりますが、特定の科目の学業成績や家庭学習の成績は、発達のアセスメントとしても使えるかもしれません。

講演とは直接関係ありませんが、以前から子どもの発達を見るには先祖代々遡って、という話がありましたけど、それは或る意味当然かと思います。自分が子どもに接するとき、自分自身がその年齢の時にどうだったかを頭の中で参照しますから。最もわかりやすいのが勉強の教え方で、自分の親が教えてくれた手法をそっくりそのまま自分の子どもに適用していたりします。代々伝わる家庭の味とか、家庭の雰囲気というのも同様ですね。「ミーム」という便利な言葉がありますが、まさにこれでしょうかね。

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シア

Yasuさん

私の周囲でも「知能に見合った学力」を持っている人は(仮/元)当事者でも少ない印象です。
IQが高くても多くの人が普通の学校を出ていて一流の学校を出ている人は早期診断を受けた人では稀なのではないでしょうか。

例えば3歳以前に診断を受けている人(自分も含めて)なら児童発達支援事業所に就学前~幼稚園直前まで通所して比較的高い言語知能を持っていて(上位5パーセント以内)で日東駒専卒のような人が多いです。

個人的な意見ですが学校は普通のところを出られれば進路は開かれますからちょっとだけ知能は高めくらいに持っていけていたらいいのではないかなと思います。

また学校では「特別支援教育のエリート」より「Fランでも平凡な学校の落ちこぼれ」の方が見込みがあると社長も仰っていましたがなるべく一般の環境でやっていけるかが支援を受けつつ高い水準を保つことより優先されると思います。

確かにそのご家庭なりのやり方があると思いますが特別なレシピでは決してなくなるべく普通の子育ての範囲・環境で育った方が周囲に馴染みやすいと思います。 

どうなんでしょうね…その後家庭の味付けがその子の学業に影響してもいるのでしょうから偏食同様勉強もなるべく偏った得意教科・苦手教科のようなものはないほうがよくアレルギーのようなものがなければ先入観を外していった方がいいのではないかなと思います。

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シア

補足です。
学習障害(学習困難)は得意科目・不得意科目の差が大きいような人に多く見られたためそういう人は学校で苦戦していったり自信を失ってしまって普通の学校には進めずナントカ枠とか一芸枠のようなものに進んでいったように思います。
それでそういう特別枠・異能のような人がうまくいくかと言ったらその中でも非常にまれになってきます。
知能のバランス・発達のバランス・それから適応している環境のバランスもよい(生活の基盤が特別な環境でない)ことがその後の適応をよくしていくのではないかなと思います。

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yasu

シアさん、コメントありがとうございます。

知能指数(検査)ですが、今では就学後に特別支援を受けるために受けさせられることが多いと思います。がしかしWISC検査の場合、未就学児の年齢の子どものデータは多くないことや、成長するにつれ数値は変わり得ることから、現場での扱いは参考程度だろうと思っています。まあ数字が非常に高ければ大事するのはもちろんですが低いからといって一生涯そのままと決めつる必要はないかと思っています(笑)

学校の勉強が不良の件ですが、これは私の単なる仮説ですけど、日常生活(動作や感情のコントロール)にリソースが取られてしまって、学業の方へ回すリソースが枯渇しているのではないかと。

栄養療法の藤川メソッドの本の中に、「ビタミンカスケード」という話が出てきますが、これのパクリです(笑)。これは、ビタミンを身体の中に入れても、重要度(必要性)の高いところから順々に使われていき、末端部分には最後に届くというものです。藤川先生オリジナルではなくて、三石先生という人の発案らしいですが。

学業成績が悪いと通知表が悪かったり受験に成功しなかったりと深刻(?)ですけど、生存には必須ではないので身体にとって優先順位が低いのかもしれないと思っています。

学校生活を通常級で送れていても、学業成績が不良ですと支援の重力からは逃れられない(今度は学習に対する支援が入ります)ので、支援の重力を振り切って自由になるには、もうひとこえ欲しいところですね。勉強ですと陰山ドリルの「たったこれだけシリーズ」ができるようになるのが一つの目安だと思っています。

なるべく一般の環境でやっていけるかが優先、というのはその通りかと思います。特別に準備された環境であれば力を発揮しますよ、というのは実務では使えません。「特別に準備された環境」を「潤沢な予算」と置き換えてみるとわかりやすいですね。

家庭の味付けについては、長くなりましたのでまた別途。

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智ママ

『療育整体+α』講座を受講しました。
最初から自分の腕を利用して施術を試して会得しようとしていたら、日頃の疲れがたまりすぎていて上腕までパンパンだったからか、腕から手先が一気にほぐれて楽になったと思ったら、猛烈な眠気が襲ってきて、たまに立ったり座ったりしながら、パソコンの前でノート記載を続け、なんとか講座終了まで2時間半、うっかり寝てしまわずにもちました。

受講後、布団の中で2時間寝てしまい、その後、息子と約束していた散歩に出かけましたが、それでも眠気が取れずに、移動中の地下鉄の中でウトウトしていました。

一晩寝たら、かなりスッキリして、デスクワークが捗るようになったので、疲れから癇癪もち状態になっていた私には、とても良い結果をもたらしたようでした。

2月で少し休める週は今週だけで、また来週からは通院の付添の日々が始まります。
マメなセルフケアで癇癪の爆発を避けるべく、工夫して生活しようと思います。

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いぬこ

療育整体+αのご講座に参加させて頂きました。
終始濃い内容で充実した時間でした。
松島さんの声は聴きやすくて、お優しくて
おもしろく、耳と目でしっかり記憶できました。
自身も背術して頂けたり、セルフでできる
ことを合間にやったりして、身体が緩むことを
体感しました。
ほーっと解れて、帰りの車中でふわふわと
寝てしまいました。
配信の方はとても楽しみにされてください(^^)
貴重なお時間をありがとうございました。
おかげさまで今日はぐっすり眠れそうです。

改めまして、創立27周年おめでとうございます。ますますのご発展をお祈り申し上げます。新刊がとっても楽しみです!

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浅見淳子

いぬこさん

ご参加いただききれいなお花をいただきありがとうございました!
ご一家で療育整体をお役立ていただけますと幸いです!
ご家族にもよろしくお伝えくださいませ!

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たんぽぽ

誤字ごめんなさい、経験的優しさ=優れた×機能的思考  〇帰納的思考 でした。

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たんぽぽ

昨日(2月18日)の読書会、ありがとうございました。直前になって申し込みご迷惑をおかけしたのですが、視聴できて本当に良かったです。

浅見さんの仰る(「応用力講座」でも仰っていた記憶があります)
「目標を大雑把に定める」ということは、即ち「抽象的思考を高める」「自身を、社会を俯瞰的に捉える」ということだと受け取りました。

自身を取り巻く狭い範囲で、目に見える事象のみや一つの障りになるもの(昨日は学習障害を例に挙げていらっしゃいましたが)のみを標的として、一対一で即、そのことだけの改善を試みるのは視野狭窄であり、根本的な解決には繋がらない。私も、子どものちょっとした振る舞いとか癖とかに目を尖らせている時期がありましたが、すこぶる具体的なレベルでしか物事を捉えないと、そこをぐるぐるしているだけなのだから、一歩思考のレベルを高めて広範囲を見通そうとすることが必要なのだなあと改めて思いました。

具体的な事象に囚われているときは、一つの問題がマシになったように見えてもまた別の形で問題がすぐ出てくるし親の疲労は溜まるばかりだし、頑張っているのに闇から抜け出せない感覚が自分でもわかります。本にすがろうとしても、「〇の声かけ、×の声かけ」とか(浅見さんは以前牛乳パックとも仰っていましたが)具体レベルで対処する提案本の多いこと。対して花風社本は、社会の姿を見せてくれるもの、個別の家庭の頑張りを見せてくれるもの(それでいて、それが「正解」ではなく、何をいいとこ取りするかは読者に委ねられているもの)、考え方を変える一つのきっかけとなり得るもの(身体を整えることに目を向けるとか、内臓に注目するとか、それはもう多彩なアプローチ)ばかりで、私にとってはとてもありがたいものでした。

人体の仕組みを知り、社会の仕組みを知る、その中で…ということが大切というお話、とてもよかったです。社会の制度化に都合のいいように利用されない自分を作るためには、まずは自身(文字通り自分の「身」)を自分で頼りにできることが何をおいても不可欠。これは本当に、改めてすごい視点だなあと思いました。ミクロな視点もマクロな視点も、確固たる自身の拠り所があってこそ自在に操れるものなのだろうなとお話を聞いて思いました。

話は変わりますが、浅見さんのブログ(「治しやすいところから治す」)の、「苦労と優しさ」の記事もとても興味深く拝読しました。
浅見さんがご自身の優しさだと仰るのは、言うなれば先見的優しさ=優れた演繹的思考が生み出す優しさなのかなと思いました。加えて、ご自身とは逆の立場に下世話な忖度をしないことで生み出される優しさというか。

対して、松島さんの優しさは、言うなれば経験的優しさ=優れた機能的思考が生み出す優しさなのかなと思いました。加えて、ご自身の経験から卑屈にならないことで生み出される優しさというか。すこぶる対照的な優しさに見えますが、お二人とも他者やよりよい社会のために闘う覚悟があって、潔くて、温かい視点があって、と根底にあるものは共通していて、そこから生まれる発信はとても力強く思いました。

新刊の『療育整体』は、両面からの力強い優しさがタッグを組んだ、とても魅力的な本なのだろうなと思います。楽しみにしております。

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