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仕事のお部屋

就活、職場でのこと、将来の展望・・・。
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808 COMMENTS

シア

こんにちは。
医療情報のお部屋に書こうか迷いましたがこちらに書きます。

「仕事をすることで芽生える能力がある。」
ということが判っています。

統合失調症の認知機能検査にBACSと言う系統があります。
日本語版の改良型であるBACS-Jなど派生型も知られます。
統合失調症においては古くから「職場復帰できるかどうかを調べたい」と研究開発が進められてきました。
この検査の特徴は「結晶化知能」が調べられることで遂行機能と言う項目がありこれが仕事をするうえでも大事な能力なのです。
遂行機能とは実行機能でもあり同時に物事を計画して実行する能力をそう呼びます。

ところでこのBACSを様々な人に施行するとほかの能力が低くても平均以上の遂行機能能力を持つ人がいることが判ってきました。
知的障害の人も平均以上の遂行機能を持つ人もいてそういう人は仕事をするうえで有利になるでしょう。
この結晶化知能の興味深いところは「未就労の人」は全体に低く作業に習熟しているような人は先ほど述べたように知的障害の人でも平均以上の遂行機能を持つ人が少なくないということです。

健常者でも学生とか生産活動をしてきた経験の少ない人はそれほど高くないことが判っているのです。
そして知的障害や精神疾患を抱えた人でも仕事をしてきた経験のある人は遂行機能が高いのですね。
つまり「仕事をすることで伸びる能力」が存在しそれは知的障害やそのほか脳機能障害の人/精神疾患でも同様なのです。

職リハなどがデイケア以上に有効であることが判っていますし「障害があるから仕事ができない」ではなくて仕事にチャレンジすることで開花する能力があると導き出されるのがBACSなど一群の検査が示していることなのです。
このような検査でわかる遂行機能は「成果物を提出する形式」「結果を導き出すこと」で測定することができるのですがそのような検査はウェクスラーには存在していないことにも留意しなければなりません。
ウェクスラーは詳細に知能が判るとされますが動作性や言語性のような下位項目を調べて総合的な知能はそれらを均して表わしているのです。

他方成果物出力型の検査はそれらに似た項目もわかりますがそれぞれの能力を組み合わせて結果を出すことで「作業遂行能力があるか」を導き出すことを目標としているのが大きな違いです。

このような検査はマイクロソフトのMOS検定なども同様で企業が求める能力とは個々の知識ではなく表計算ソフトなどで成果物を作り上げる結果を評価するものなどが好まれます。
私も研究所でBACS改訂版を試験しましたが確かにそれと似た感想がありました。
仕事をしたり作業をしていろいろ作り上げていく経験がないとむつかしいかもしれません。
それでもどの言語を使う人でも試験ができるように工夫されたもので検査はよくできているなと感じました。

まとめ

働いて仕事を実際にこなしていくことで開花する能力がありそれこそが成果物を出していく生産的な実行機能・遂行機能なのです。
ハンディキャップがあってもそれらの能力は健常でも未就労の学生などが及ばないものがあるのです。
「『○○障害』だから…むつかしいから仕事ができないだろう。」と考えるのではなくチャレンジしていくことによって「できるようになる」と考え積極的に取り組んでいくべき道が社会には広がっていると思うのです。

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シア

こんにちは。

共同作業をすることになっていろいろやっています。
お互いフォローしあってサポートしたりするのもいいと思います。
ずっと一人だけで作業してましたがこういうことも経験するもんです。

多くの仕事では協働が前提となるでしょうから助け合いとか協力できるような経験があることが望ましいかもしれません。
こういうことで古くは部活動などで経験したマインドも役に立つと気づきます。

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シア

こんにちは。

めんどくさがらずになるべく楽しく仕事ができた方がいいのではないかと考えるようになりました。

私は2011年から副業として作業をするようになってこれに今専念するようになってからは七年ほどです。
いままでいくつか仕事をしてきた経験から面白いと言うことはないと思っていたしつまらないと思う時も当然あって当たり前でそれが前提だと思っていました。

しかしそれでもなんとなくですが最近は楽しくなるべくやれた方がいいんじゃないかと思うようになったんです。
個人的な思いと言うか考えでなのですがやっぱりなんとなくですけど楽しくやれた方がいいんじゃないかと思うんです。

これはどんな作業でもそうです。
お金をいただくから人がやりたくないことをなり替わってやることになっているのかもしれませんけどそれでもそういう作業もなるべくなら好きになって前向きにやって行くのがいいんじゃないかと思います。

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シア

こんにちは。
皆さんは「めんどくさいな。」「うわぁめんどくさいね。」って思って口に出すことがありますか。
もしそう「めんどくさい・めんどくさい」言うことがあったらとてもいい処方箋があるのです。

会社員時代の同僚に非常に営業センスがあり事業部法人でもトップセールスで法人営業部を侵食する勢いの同僚がいたんです。
彼は会社で大学の奨学金を返済すると業界でさらにステップアップしていったのです。

その彼が私に教えてくれたことがあり私はそれを大事にしているのですがそれは「正しく現実を認知する」ことなのです。

冒頭「めんどくさい」「うわぁめんどくさいね。」と言った表現を取り上げました。
これを「正しい認知」に置き換えると表現が変わります。
例を挙げると「そこそこめんどくさい」「まぁまぁめんどくさい」「すごいめんどくさい」「うわぁめんどくさいね。」の順にめんどくさいの度合がレベルアップします。

※「めんどくさい」にもいろいろあるぞと言うことなんですね。
めんどくさい…これを実際にどの程度めんどくさいのかきちんと言葉で「その程度」をあらわす言葉で表現しなおすとどうでしょう。

巷に認知行動療法なるものがありますが実際は「現実を正しく認識する」手法であり「めんどくさい」を「めんどくさくない」と思おうとしても絶対に不可能です。
ただし「ちょっとだけめんどくさいかな?」と言う水準の場合それをちゃんと程度で表すことにより現実を正しくめんどくさがることができるのです。

仕事と言うのはある程度負荷がかかるので「めんどくさい」ことはあります。
営業には営業のめんどくささがあり作業には作業のめんどくささがあります。
しかし「営業の方が比較的めんどくさくない」「細かい作業などものすごくめんどくさい」と言う場合その人は営業に向いています。
その反対の人もいるかもしれません。
ただしく現実を認識し挑戦していくことで危うくなくなることがあるでしょう。

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