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花風社創立25周年記念のお部屋

おかげさまで花風社創立25周年記念のお部屋です。

70 COMMENTS

浅見淳子

創立25周年記念読書会その2
「自閉っ子におけるモンダイな想像力」編レポを貼っておきます。
花風社の変遷がよくわかると思います。

・啓発→(裁判)→治そう

・ニキさん→脱ニキさん(治そう路線)

・不安の強い親の存在知らず→治そうと言い始めて不安の強い親たちから噛みつかれる→不安の強い親の仕組みがわからず戦う→あっちは烏のようにこっちを警戒しているだけで元々無縁な存在だと知ってギョーカイにまかせることにする。花風社は健全な人たちにマーケットを絞る

の変遷がわかる連載になりました。
よかったら読んでください。

https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/77b3aa92cb08ac4d626745c657c51cb8

https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/cf5ddfeafb60364d5ba497c60faecbcb

https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/089d76810010d63435e8e8c150ec1181

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yasu

「自閉っ子におけるモンダイな想像力」読書会

本日は読書会をありがとうございました。

ニキさんについての本は楽しく書かれているので(当事者にとっては大変だろうとは理解しています)、「モンダイな想像力」というのをfunnyとstrangeの混合であるかのように感じていました。実生活でそれをカバーできるような強みがあれば、こういった想像力の特性はご本人の個性の一部として認識され、強みになるのではと考えていたので、「障害」という認識はあまり持っていませんでした。

がしかし、浅見社長が被害を受けた案件や、名古屋大生の殺人事件など、「想像力の障害」が関係すると思われるような事件がいくつか起きています。本日の話から、不安(緊張)、選択の不自由さが想像力の障害に一役買っているのではという話がずいぶんと出ていましたけど、そうであればまずはこれらを取り除くことが最優先になりますね。

想像力というと精神の要であり、「考える」ことなのだから肉体から切り離されてて自由だというような印象がありますが、想像力も身体を土台としており、土台が不安定であればその質や方向が容易に影響されてしまう(=劣化してしまう)というのは、きちんと認識する必要がありそうです。なので向精神剤などの薬物投与を受けると、当然のことながら想像力も影響を受けるのでしょう。

荒唐無稽の想像力と言っても、『赤毛のアン』のアン・シャーリーのような想像力とタリウム少女のそれとは、実社会での受容度は全く異なります。個人の資質の違いだと簡単に片づけてしまわずに、個々に詳しく見なければと思います。

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浅見淳子

yasuさん、このたびは読書会にご参加いただき、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。私もブログにまとめる予定ですが、私はニキさんの想像力の障害を「かわいい」と感じながらも、それをかわいいで済ませていいのか、というジレンマにずっと悩んできた気がします。今回想像力のことを考えるようになったのは、昨日も繰り返しましたとおりこの一年の新型コロナ騒動を見たからです。
詳しくはブログに書きますが、想像力の障害は「治す」の標的症状ではなくても、勝手に治ってしまうかもしれません。それでもユニークさは保たれるなあ、なんて藤家さんたちを見ていると思ったりします。今後ともよろしくお願いいたします。

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