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浅見も積極的にレスをつけようと思います。

305 COMMENTS

美山

初めまして 自閉症スペクトラム症の診断がついている息子がいます。
色々と困りごとはあるのですが、息子の感覚過敏を治す方法を探していたところ、本日こちらのサイトに辿りつきました。
希望を見つけた思いがします。

息子は特に聴覚過敏と触覚過敏が強くありまして、イヤーマフや肌触りのいい衣服などで対応しておりますが、感覚過敏ゆえの疲れやすさがあり、余裕がなくなると怒りが爆発しやすい状況です。
社会適応しようと頑張っているのですが、過敏性は努力で克服出来るものではないですものね。他に工夫していることは、無理になる前に休憩をとること、睡眠時間の確保を意識しています。

現在は就活中でして、職業訓練に通っております。そこでは様々なジャンルの軽作業を通じて、自分の得意不得意やストレス度合いを自ら知ることと、職場にどんな人物かを伝える「ナビゲーションブック」の作成をしているところです(得意、不得意、努力.工夫してる点、配慮をお願いしたいことなどを1枚にまとめた取説のようなものです)。

感覚過敏が治れば、ストレスがかなり減ると思いますし、社会適応もしやすくなりそうです。

何かおすすめの本や、家族や本人が出来ることなど、どんなことでもアドバイスをいただけると嬉しいです。
何から始めるのが良いでしょうか。
よろしくお願いいたします。

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ブルー

美山様

成人当事者のブルーと申します。

>感覚過敏が治れば
>何かおすすめの本

→花風社さんから「感覚過敏は治りますか?」が出版されていますが、お手に取られましたでしょうか。個人的に、感覚過敏への突破口を発見したのは花風社さんの大きな実績だと思っております。

息子さんの就活が上手くいくことを心から願っております。

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美山

ブルーさん
本のご紹介をありがとうございます。とても嬉しいです。
息子が幼い頃は情報を集めて走り回っていたのですが、中学生になる頃からは親として出来ることが変化してきて、最近の情報については知らないことが出ていたところでした。

何を検索して何から始めたらいいか、情報の渦に巻き込まれそうになっていたところを救われました。

花風社『感覚過敏は治りますか?』を検索すると、当事者や保護者の貴重な体験レビューがあって、強く興味を惹かれています。
自分で出来ることがまだあるって嬉しいです。是非読んでやれることをやってみます!

『感覚過敏は治りますか?』の読書と実践を第1ステップに、他の花風社さんの本へと興味を広げていこうと思います。
息子の就活応援もありがとうございます。

私もブルーさんのように手を差し伸べられる人でありたいです。
ブルーさんの日々の幸せを心よりお祈り申し上げます。

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浅見淳子

美山さま

登場遅れてすみません、浅見です。
ブルーさん、的確なアドバイスをありがとうございます。
『感覚過敏は治りますか?』を貫いている原理原則は「感覚過敏は、過敏というより、感覚の未発達」というとらえ方で、だからこそ、発達すると過敏が取れていく ということです。これは取り組みの方向性として、当たっているしやりやすいのです。参考になりますように。感覚過敏が治ると芋づる式に色々伸びていきますから、また何かあったら来てくださいね。

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美山

浅見社長
この度はご返信くださりましてありがとうございます。
ブルーさまに教えていただいてすぐに本を注文をしたので、届くのが楽しみです。

>「感覚過敏は、過敏というより、感覚の未発達」

この言葉を意識して読み進めて、息子と一緒に感覚を育てていこうと思います。

画期的な考え方に触れられたこと、このような相談の場を設けてくださっていること、誠にありがとうございます。

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麦茶

初めまして 高3の女子の母です。年長の時にand
とadhd 診断済みです。中学の時に、同じグループのトラブルで、不登校になり、高校は、定時制高校へ。そこでも、不登校になり、通信制高校へ転学しました。本人思うところあって、大学受験をしたいと言い出し、勉強に集中したいという理由で精神科クリニックで服薬を始めました。最初は、コンサータ次はストラテラ次はミックスで飲み始めました。みるみる寝ていることが多くなり、今は、15時間寝ています。もちろん、勉強は、していません。私も娘に薬を止めようと話しますが、飲んでいたほうが、自分は、良いと言って、飲むのを止めません。私自身も、どうすれば良いかわかりません。クリニックの先生は、相談しても薬の増量もしくは、変更のみです。

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浅見淳子

麦茶さん、ようこそ。

まあ精神科に行ったらそうなりますね。
代わるものがあるといいのですが。
療育整体とか、そういうのが代わりになります。
要するに大学受験勉強ができればいいので
薬より頭がすっきりしてはかどる手段を提示してあげればいいのではないでしょうか。
もし理詰めで解決したいタイプなら
今なら脳画像を撮ってもらえます。
よかったら花風社の夏祭り、秋祭りに申し込んでみてください。

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麦茶

浅見社長
ご返信ありがとうございます。2月に脳波測定を予約しました。本人が、言うところには、時間がかかりすぎると、受験勉強が間に合わないとのことで、受診したのですが、服薬の結果眠くて勉強になりませんでした。ただ、本人が、言うには、頭が痛いのが取れて、いいところがあると。今まで勉強するかわりに、アルバイトを熱心にしてきました。働くことは、好きで、バイト先でも、重宝がられたようです。(今は、勉強するからということで、お休みをもらっています。)バイトしながら、将来を考えたようで、進学したいと。ただ、学力が中1で止まっています。本人を信じて、親もできる限りのことをしていきたいと、こちらのブログを読ませて頂くたび、思ってきました。ありがとうございました。

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麦茶

去年夏祭りを拝聴して、脳波測定を親子で申し込みましたが、子どもは、やっぱりいいとのことで、母親の私のみ受けました。
薬のことで、話し合いをしたときに、私のデータをみて、やっぱり受けたいとなり、予約しました。諦めないでいると、次につながるのですね。

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浅見淳子

麦茶さん

色々情報があると、そのうち動く気になるかもしれませんね。頭痛は姿勢を整えることが大事だと思いますので、療育整体の本もぜひそのへんに転がしておいてください。

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麦茶

浅見社長
アドバイス有難うございます。
ここのところ、親の私が焦っておりました。(本人は、全く焦っておらず、何とかなるかも)
療育整体の本をリビングに置いておこうと思います。

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荒畑

そらさんへ

はじめまして。荒畑と申します。
子どもの発達に関わる仕事をしていますが、あまり「ザ専門家」という感じではありません。
ずいぶんタイミングが遅くなってしまいましたが、そらさんの相談を読んで感じたことを言語化させてください。

子どもは、どの子もだいたい3の倍数の年齢の時に精神的にも身体的にもグンと成長します。
3歳は、見えないことを想像する力が成長するので、自分のやりたいことを少し先の未来まで計画したり、
自分の体験をもとに空想をしたりする力が爆発します。
6歳は、自分と他者との境目がはっきりしてきている時期のように思います。
自分と他者との関係を意識し始めて、それまではなんとなく心に浮かんでいたことを話していただけだったのが、人に「自分の考えを伝えたい」という欲求が出てくる時期という印象です。
9歳は家族の外の世界の自分についての自我が生まれてくる時期。家の外に安心空間を作るべく、友達との関係を試行錯誤し始めます。
12歳は関心の比重が明らかに家族よりも自分の属する社会の方に傾いて、巣立ちする時期。作文の内容が小学校では家族のことだったのが、中学生になると面白いくらい部活や学校の友達の話か、自分の将来の話になります。

そして大事なのが、発達がぐんと伸びるときは、成長がいったん暴走します。加減ができないです。
力を出し切ることよりも加減する方が難易度が高いので仕方のないことです。
だから、親御さんは何が起きたのかとびっくりしてどうにかしようと思ってしまうことも多いですが、
暴走してるな~成長してるんだな~って見守っていると、必ず加減ができるようになります。
私は、その暴走を「いけないこと」と思っている大人たちがそれを「二次障害」と呼んでるように思いますし、
それを押さえつけると、加減が分からないままなので、「強度行動障害」とかいう現象がおきるのではないかと思っています。
(二次障害も強度行動障害も直接出会ったことがないので、予想の範囲ですが)

そして、目下発達暴走中の子ども自身については、まず、食欲が増したり、睡眠時間が長くなったりすることがあります。
そして、精神的には、突然新しい世界がバーンと開けてしまうので、ちょっと不安になるらしく、スキンシップを必要とする子が多いです。
たとえ「くそばばあ」と言われてしまう反抗期でも、さりげないスキンシップは必要ではないかと思います。

で、そらさんの6歳の娘さんは、今、自分の考えを人に伝えたい時期に来ているのではないでしょうか。
大人の話の途中で割り込むのは、その話についてひらめいたことをその場で伝えたいという成長なのではないのかな?まだ待ってから話すとかの加減ができないだけでは?と思います。
そして、目下発達爆走中なので、リラックスしにくくなるので、身体も固くなるかな。
あちこち注意が移るのも発達がグンと進んでいる時期だからという気がします。

幼稚園の先生の話に割って入ることがあるのをどうにかするのは、先生の仕事なので、そらさんが気に病むことではないです。
そらさんの娘さんのおかげで、先生がスキルアップできるのね、くらいの気持ちでいていい気がします。
そして、おうちでは、娘さんの話をさえぎらずにいっぱい聞いてください。
やりきってしまえば必ず次の加減する段階が訪れます。

言葉というのは、思考するためにあるものです。言葉を尽くして人に伝えることは思考力を育みます。
家庭で豊かに会話することは、先々の読解力にもつながります。
家庭での会話が「ながら」になってしまうという点がスマホとか携帯ゲームの最大の罪だと私は思っています。

そして、私たちは自分が体験したこと以外のことを思いついたり実践することはとても難しいです。
自分の話をきちんと聞いてくれたという体験をした子こそが、人の話をきちんと聞けるようになります。

怒鳴り散らす旦那さんも言語化の発達のどこかの部分を取り残してきてしまったのかもしれませんね。
状況が分からないので、勝手なことを言ってしまいますが、そらさんやお子さんが危険な状況にならないのであれば、その場ででも後からでもいいので、旦那さんにそらさんの意見を返すことも必要かもしれないです。
やり過ごすことは会話ではないので、旦那さんが成長しないため、現状はあまり変わらなそうです。
そらさんやお子さんが危険な状況になるのならば、公的な介入についても考える必要があります。
怒鳴り散らされることがあまりにも繰り返されるのは、子どもの人権侵害になります。
そこまでのことではなくて、でも、そらさんの意見を伝えるのが難しいときは、廣木道心さんが答えを持っています。人は肚がきまって軸ができるとだいたいのことは解決します。
廣木さんは本もいいけど、会う方がもっとおすすめです。機会があればぜひ。

あと、スキンシップについてですが、手をつないだり、抱っこしたり、抱きしめたり、身体に触れたりするときに人差し指や親指よりも少しだけキュッと気持ちを込めて小指を添えてみてください。相手に伝わるものが全く違いますし、こちらの身体も楽になりますよ。
それと、頬~首の横から後ろの方~肩甲骨の少し上あたりに触れることもおすすめです。ゆっくりじんわり触れてくださいね。リラックス神経である副交感神経に直接働きかけることができるので、まずはそらさん自身に自分で触れてみてください。

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そら

荒畑さん、コメント頂いたのに返信が遅くなり申し訳ありません。
話を聞いてあげると、人の話も聞けるようになるんですね。なるほどと思いました。
先日、狭いスペースで踊っていたせいで男の子の体に手を当ててしまい、その子も乱暴な子だったせいで謝ったけど怒られて何回も蹴られて泣いて帰って来ました…。
聞いた時は相手への怒りが先行しましたが、後から「なぜ狭い所で踊るの?踊る時間じゃないのに?ここで踊ったらどうなるか考えられないの?」と娘への疑問がうかび、叱ってしまいました。キョロキョロするくせに周りの事を考えられないところがあります。もうどうしたらいいのか…。
夫にも少しずつ気持ちを伝えるようにしています。少しだけど、子どもへの接し方が改善しています。良ければまたアドバイス頂けたら嬉しく思います。

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荒畑

そらさん
「何度も蹴られ」た娘さん、頭の中真っ白だったでしょうね。いつか「やめて!」って言い返せるようになるといいですね。
ちなみに、人を何度も蹴るのは犯罪なので、このケースは蹴った相手がアウトです。
そらさんが園と冷静に話をしてください。
娘さんとはどうしたら暴力を受けることを回避できるのか、暴力を受けたときはどう対処するのかを話してください。

娘さんについては、踊って身体を緩めていたのかもしれないし、狭いところで踊ることで難易度が少し上がるのでそれが楽しかったのかもしれない。
「なぜ狭い所で踊るの?」の答えは色々思い浮かびます。
場所とか時間をわきまえるのは、失敗を繰り返した後にちゃんと学びます。
人って「思ってたのと違った!」ということを経験して、思ってたことと現実に起きたことの溝を埋める作業を繰り返した時に発達します。
失敗しないと人は成長しません。
そして、トライ&エラーを繰り返すことが大事です。
失敗は繰り返します。
でもその都度自分で考えて少しずつ成長してるということが大事です。
自分で考える…がミソです。親にできるのは提案だけです。
ただし、命にかかわることはある程度命令でいいと思っています。

今回の場合は、
「暴力に近寄られないようにはどうしたらいいのか」、「暴力に巻き込まれたら何をすべきか」は命にかかわることだからやるべきことを示し、
「場所と時間をわきまえて踊ったほうがいいね」は、どうしようか?…と本人と一緒に考える
ということを私だったらするかなと思います。
そして、何よりも「何があろうと暴力については絶対に相手が悪い。あなたは悪くない。」と伝えてほしいです。

失敗があった時や思ってたのと違う!という時は何か学びが隠れていると思っていると、どんな経験も無駄じゃなくなります。

暴行の被害者である娘さんを叱ってしまったというそらさんの失敗は、娘さんにきちんと謝って「お母さんも失敗するけど頑張ってる」姿を示してもらえたらいいなと思います。

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そら

浅見社長、お返事遅くなり申し訳ありません。
こよりさんのアドバイス拝見しました。ありがとうございます!本も読んでみます。ありがとうございます。

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