「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

診察室であまり聴けない医療情報

・どうやら治る人もいるらしい
・身体アプローチに効果があるらしい

等、発達援助を巡る新しい動きを伝える論文を紹介したり、医療との付き合い方を話し合うお部屋です。

149 COMMENTS

yasu

専門医の認定が厳しくなっているという話は私も聞いたことがあります。学会に出席して所定の単位を取得しなければならず、患者さんを多く抱えている先生は結構大変なようです。一方で診断マーカーや治療マーカーの研究開発が進んで疾患や病態が細分化されていくし、病態にあった薬も開発されてくると思うのでスペシャリストはそれなりに必要だと思うのですよ。ただ今後はAIが助けになると思うので、現行の専門医制度がよいか疑問はあります。

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yoyoyo

yasuさんの投稿内の「同じ内容でもどのような立場で学ぶかで発想は影響を受ける」に関連して一言。

同じ医療従事者でも立場や専門性、勤務先によって発想は影響を受けます。
例えば脳血管疾患におけるリハビリテーションは基本的に「残された機能」を上手く使えるよう訓練したり環境を整えたりして出来ることを増やします。日々その中にドップリ浸かっていると(言い方を変えればそれだけ一生懸命やっているということ)、「治す」という発想が湧きにくくなるのかもしれません。

こんな笑い話があります。
道端に倒れている人がいました。
循環器内科医は心電図を取り、神経内科医は脳波を取り、内分泌専門医は甲状腺を触る。(一般人は「大丈夫ですか?」と声をかける。)
専門性が違えば咄嗟に思いつく疾患が異なるという笑い話です。

医学領域では専門が細分化されることで高度な技術を習得し、その道においてスペシャリストとなる。それはそれで意味のあることです。しかし、道を極めれば極める程、他分野に関しては目が曇ってくる可能性があること、立場が違えば異なる発想が出てくること、自分の常識は他人の非常識かもしれないことを認識しておかなければなりません。

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yoyoyo

自分の専門分野の物差しでのみ物事を捉え、それを絶対正義として他人に押しつける「専門家」は注意した方が良いですね。

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yasu

yoyoyoさん

医療もどんどん細分化されて、これじゃマズイと考えて「総合診療科」を作ったりするんですよね。細分化の延長線上で”総合”を考えるとこうなるんですが、なんかちょっと違うよなあと思っているんですが。スペシャリティを尊敬する、一般よりも専門の方が格が上であるという意識が元凶であるように思っています。専門の方が偉い意識が日本特有なのかわかりませんが、その道を究めることが美徳とされる風土と無関係じゃないかもしれません。

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yoyoyo

日本病院総合診療医学会という学会の「認定医」制度がありますね。「専門医」ではなくて「認定医」ですが、総合診療の専門???なんだか分かりにくいですね。

実は専門医制度は数年前に改変され、診療科による差はありますが、専門医の更新が厳しくなっています。僻地の病院の一人医長や子育て中の女医が専門医を継続するのが難しくなってきており、「もう、専門医要らない。」という人もチラホラ。長い目で見ると今後スペシャリストの優位性は無くなっていくのかもしれません。

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yasu

栄養アプローチの考え方について、ちょっと寄稿します。
私が今まで見聞きした知見を元に作成しました。

栄養と一口に言いますが、アプローチとしては大きく2つあります。一つは学校給食などの栄養バランスを考える人、管理栄養士のイメージ。こちらは生活科学系の栄養アプローチです。もう一つは医学系の治療を主眼に置いたもの。こちらは医学系の栄養アプローチ。医学部では栄養教育が軽視されているという話もあるようですが、考え方としては存在します。

医学系栄養アプローチは患者を治すこと、言葉を換えれば異常な状態を正常に戻すことに主眼を置いています。一方生活科学系栄養アプローチは基準に照らしてそこから外れないよう、バランスを取ることに主眼を置きます。両者の発想は異なります。

医学系は、ともかく「治す」のが主眼。そのために栄養という角度から「治す」ことを考えます。使用するツールはビタミンだったりミネラルだったりしますが、アプローチは「治療」です。藤川先生を見ればわかるように、BUNやフェリチンを測定し、プロテインやサプリの効果をチェックし、症状の改善を見ています。Abram Hofferの本を読んでもアプローチは同様です。

生活科学系の方はこういうことはしません。食品成分表を見て計算して、バランスの良い食事をデザインするのがこちらのアプローチです。もちろんこれはこれで重要です。

これは、どちらがレベルが高いという話ではなくてアプローチが違うのです。医学系は生体の正常と異常の違い、その理由を徹底的にたたき込まれます。それは「治す」のに必要な知識だからです。だから、生活科学系の手法で医学系栄養アプローチを理解するのは難しいのです。医学系栄養アプローチを提唱しているのは医師であることに注意しましょう。

少し前から耳にするNutraceuticalという言葉は、NutritionとPharmaceuticalsの合成語です。Pharmaceuticals(医薬品)とう言葉が入っているのです。この、Pharmaceuticalsな要素は生活科学系にはありません。

「未病」という言葉も時々聞きますが、病気一歩手前の状態で「異常は始まっている」と考えます。「異常」を早期に是正するため、バランスの良い食事だけではなく、栄養でもう一歩踏み込んだ積極的なアプローチをする、それが医学系の栄養アプローチです。生活科学系のアプローチではありませんので、注意しましょう。

ちなみに、同じ内容でもどのような立場で学ぶかで発想は影響を受けます。
例えば、生化学です。理学部の生物学科、薬学部、医学部、農学部、工学部などで学べますし、ATPのでき方なんて同じ内容です。でも理学部では生命のしくみの探求、薬学部では薬の作用機序、医学部では病気との関連等々、基礎知識の上に違ったものが積み重なっていきます。これは学部で使用されている教科書を見るとはっきりとわかります。

栄養に限りませんが、その知識を持っているというだけで皆同じ発想をするわけではないこと、相手の立ち位置をよく見た上で、発言や文章を判断する必要があることをコメントさせていただき、筆を置きます。

何らかのご参考になれば幸いです。

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ひろあ

連投申し訳ないです。

溝口徹先生のブログとランセットに発表された「ADHDの約半数に食物アレルギーの関与が疑われ、除去食をすることで症状が改善した」という論文のURLも貼らせていただきます。

参考になるかと思います。
溝口徹先生のブログ記事
http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=986

ランセットの論文
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(10)62227-1/fulltext

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浅見淳子

ひろあさん、ありがとうございます。
ADHDは食餌療法効きますね。というのが実感です。
・藤川先生等の本がある
・ランセットにも論文がある
・それを実践した人がいる
・著効したと報告している

という事実と
・ネット上で匿名で活動している自称医療従事者たちがインチキだと言っている
・インチキだインチキだと騒いでいる当事者保護者はインチキだと決めつけているが故に食餌療法を試していない

という事実を秤にかけて、後続世代が判断すればいいことだと私は考えています。
そうすれば
治りたい人は治るでしょうし治りたくない人は治らずに全員ハッピーなはずです。

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ひろあ

お邪魔させていただきます。

こういうものもありましたので、ここに貼らせていただきます。

国立保健医療科学院にこんなPDFが掲載されていました。

【子どもの健康と環境に関するエビデンス】という特集が組まれ、
その中の『自閉症の環境要因』というレポートです。

2010年にまとめられたものです。

https://www.niph.go.jp/journal/data/59-4/201059040004.pdf

いくつかの研究では栄養的介入でADHD、自閉症の改善がみられるとあります。

このPDFの中で、その根拠とされている3つの論文もあわせて載せておきますね。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15673999

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12585724

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3058789

こういう論文が無視されてきたのが個人的には不思議です。

少し調べれば出てくるんですが・・・・

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浅見淳子

ひろあさん、ありがとうございます。
yasuさんがたびたびここに貼ってくださるHofferの研究、「自閉症革命」、そういった文献で世界の動向を知ることができます。それを知ろうともしない医療従事者のあり方が不思議でしたが、それこそ学力の問題なのかもしれません。英語が容易に読めない人は、そもそも探すところからしんどさがあって、「そんな論文はない」と思い込みたいのでしょう。ひろあさんは受験指導がお仕事ですが、学力は受験だけではなく、社会に出たときに活きるのですよね。だからこそ、正体不明の自称医療従事者の実体をつかんでおくのは情報リテラシーです。

でも、文献に当たらずに闇雲にインチキ扱いする医療従事者も、そういう医療従事者を信じてしまう当事者保護者も自己責任ですから、治らないと信じているのなら、置き去りにするしかないですね。ここに来る皆さんがどんどん治ればいいだけです。

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大久保 悠

「学校から服薬を勧められた」というお話は、私の仕事の相談の中でもよく見聞きすることです。
「普通級にいたいのなら」「本人も、みんなも困っていますし」などという脅しに近いような勧め方をしてくる場合もあれば、少しかじった情報から「発達障害は服薬がいいらしいよ」みたいな安易な勧め方をしてくる場合もあります。

服薬するかどうかは、医師と話し合うものであって、学校と話し合う必要も、学校が主導で決めることでもありません。
体内に入れるのは、先生ではなく、子ども自身。

現在、発達障害の原因となる脳や神経の部位を特定する手段、方法はありません。
つまり、特定できない原因に対し、ピンポイントで投薬することはできないということ。
ですから、当然、正常な部分に対しても、服薬の影響は出ます。
それが副作用と呼ばれるもの。

副作用によって、眠気が出て、学校を休みがち、授業中も眠気で集中できず、という話は、よくある話です。

担任が対応できない
→服薬を勧める
→副作用の眠気
→勉強ができなくなる
→学習が遅れる
→知的障害の出来上がり

最初、自閉症やADHDのみの診断だったのに、服薬後、勉強が遅れ、「知的障害もついた」という子ども達もいます。
神経の発達障害なのですから、良い刺激によって発達が促され、診断基準を外れていく子もいます。
一方で、悪い刺激、または刺激が制限されたため、発達に滞りが生じ、結果的に知的障害や自閉症などの診断名を受ける子もいます。

「服薬したから万事解決」というようなことが起きないのが、神経発達障害だと思います。
薬の力を借りるにしても、同時に、「どうしたら未発達の部分、発達の抜けている部分を育てられるか」という視点が大事だと感じます。

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yasu

Abram HofferのADHD治療は、砂糖の摂取禁止、ナイアシンアミド(1日3-6グラム)、ビタミンC (1日3グラム)に加えてビタミンB6(1日250mg)、亜鉛となっています。藤川先生は高プロテイン/低糖質食に鉄で、ナイアシンアミドを勧めておられます。さらにATPセット(B50+C1000+E400)が飲めれば更によいとされています。ビタミンB6はB50に入っている、ビーレジェンド社のプロテインにも含まれていますが、神田橋先生はNature-made社のB6を勧めておられます。このメーカーのもののみ有効とされていますが理由は書かれていません。生命科学の論文では実験に使用した試薬のメーカーやロット番号まで書くことがあり、それは実験の再現性にできる限りの配慮を払った国際的なコンセンサスなんですが、これと同じ理由で私はN社のB6を特別扱いしています(笑)今はB50剤を半分に割って朝夕で飲み、ここにN社B6 20mgを夜寝る前に飲んで計70mgが1日のビタミンB投与量になっています。

この、神田橋先生が示された方法で4ヶ月ほどやっていましたがあまりはっきりした効果は見いだせなかったのと、乾燥肌の方を対処する方が先決だと一時期中断しておりました。藤川理論の方のプロトコルが8月に固まったので、神田橋先生のB6も下旬から再開しています。現在のプロトコルでなんとかなりそうな気がしているのすが、もう一声欲しい場合に備えてiHerbで高容量(100mg錠)のB6を購入してあり、1日250mgまで摂取量を上げることも考えています。

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アルパカ

yasuさん、貴重な情報をありがとうございます!何となくN社のB6欲しくなってしまいます(笑)
我が家も藤川理論がベースですが、ビタミンB群についてはメグビーミックス一包にB100が今のところの一日量です。
ナイアシンについては、こちらもメグビーミックスに150mg含まれていますがそれ以外に200mg、他は糖質量が増えそうなときにベンフォチアミンを75mgほど、といった感じです。
いつまで継続するかは悩みどころですが、発達の状況にあわせて量も減らしていこうかなと考えています。

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yasu

アルパカさん、返信ありがとうございます。メグビーミックスをお使いなんですね。
N社B6はさほど高くないですし(80錠入って1,000円でお釣りが来ます)、日本では大塚製薬が輸入元になっていてマツキヨ等のドラッグ・ストアで入手しやすいですが、B6のみの製品はお店によっては置いていないところもあるようです。ナイアシンは1日350mgですか。うちは現在NOWのナイアシンアミド500mgカプセル*2 + B50に含まれている50mg、ここに至るまでSource Naturals社の100mg錠を使って1週間毎に様子見ながら用量を上げました。

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