「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

診察室であまり聴けない医療情報

・どうやら治る人もいるらしい
・身体アプローチに効果があるらしい

等、発達援助を巡る新しい動きを伝える論文を紹介したり、医療との付き合い方を話し合うお部屋です。

197 COMMENTS

yasu

東北大学の大隅先生のツイッターから、運動の効果は対メタボだけでなくADHDの効果を和らげる可能性が示唆されていることを知りました。
https://nosumi.exblog.jp/27794073/

reiさんのツイートにもADHDに対する運動の効果について言及されています。
https://twitter.com/rei10830349/status/1180390242290810880

で、2017年にADHDにおける運動の効果について、systemacit reviewが出ています(本文有料)
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0965229916303570

結論の部分には下記のように書かれており、中~高負荷の有酸素運動はADHDへの介入として有用とされています。ただし、RCTは少ないのでエビデンスレベルは高くなさそうですが。

Physical activity, in particular moderate-to-intense aerobic exercise, is a beneficial and well-tolerated intervention for children and adolescents with ADHD.

昔は「落ち着きが無いく、粗野なお前みたいなのは、運動部に入って根性たたき直してもらえ!」って科白、割と良く聞いたのですけれど、あながち間違ってはいなかったのかな、とこの論文を読みながら思っています。

ADHDの場合、児童であれば薬物療法が使えます。割と安易に勧められるケースもありますが、薬物使う前に試すことがあるだろうと思っています。その一つして有酸素運動は副作用も無く、試してみる価値は充分にありそうです。

返信する
シア

諸外国の、平均在院・通院日数(四ページ)

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/06/dl/s0625-6c.pdf

お薬のお部屋に少し投稿しました。
これも書いておこうと思うんですけど、症状が安定して、もし、患者が「お薬を止めたい」と言った場合、それを肯定する流れが世界では広まっているようなんです。
特に、欧米では精神科の通院って、数週間で終わってしまうことのほうが多いらしい。(COMBOのレポートにもあります。)
精神科の敷居が高いために、症状が悪化するまで、受診をしたがらないと言うのが、却って取り返しがつかない結果になってしまっていると、先生も仰ってます。
日本でも、軽症の人は頓服薬を数回飲むだけで治ってしまう人も、実は多いらしい。
それなのに、精神科医も、重くなってから来院する人が多いから、習慣で多剤大量処方をしてしまうんですよね。

返信する
yasu

シアさん

米国では日本のような国民皆保険制度が無く、民間保険しかありません。診察代や薬代も高いので医療サービスを受けるのは必要最小限が基本で、経済的な問題で最小限すら受けられないこともあるようです。症状が安定したら薬を止めるのは、身体面からもちろん望ましいのですが経済的な理由も結構大きいですね。米国の医療制度は問題点も色々あって日本よりも優れているとは思わないのですけれど、患者側に薬剤離脱の強いモチベーションが働くのは悪くないと思っています。(逆に日本では経済面の理由が前面に出てきにくいので漫然と薬が出され続ける一因になります)

返信する
シア

Yasuさん。

こんにちは。
そういうお国事情があるのですね。
しかし、スペインに大差をつけて、日本の入院日数や、在院・通院日数が多いと言うのは、やはりグラフを見たり、メンタルヘルスの口座を受けても確かに言えることのようなんです。
土壌的なものがあると思えるのですが、その辺りはどうなのでしょうか?

返信する
yasu

医療事情を比較する際には、日、米、欧(EU)とその他(rest of the worldとも言う)で見ることが多いのですが、ヨーロッパの国々も細かく見ると違いはあるのですけどね。日本の入院日数が多いのはおそらく精神疾患だけではないでしょうね(少なくとも整形外科も事情は同じです)。医師や医療機関が患者の容体変化に慎重であるという見方がありますが、窓口負担があまり大きくないと、不安もあって患者側も病院にいたい、通院し続けたいという気持ちが働くのかもしれませんね。そういう意味では土壌とも言えそうです。

返信する
浅見淳子

イギリスの医療にたどり着くことの大変さは医療関係の本だけではなく色々な本に出てきますね。だから代替医療が発達したという事情もあるそうです。

返信する
シア

いや、私はいろんな疾患を患ってきましたが、整形外科は、人工関節手術でも日帰りのことがあります。
保険会社も、負担を負いたくないらしい。
以前は、数週間~数か月の入院が必要だったんですよ。
入院日数も、どんどん短縮しているのは、がんの治療でも同じです。

返信する
シア

実際、精神疾患で、働いている人が増えました。
しかしながら、コレは実質的には軽度の人が、今まで医療にかかっていたからです。
入院日数も、現在は国から通達が出て、3か月までに制限されることが多いんです。(精神科)

返信する
シア

精神疾患で、重度の人は、「重度かつ継続」に印が付きます。
難病でも、医療券にそういう区分けができました。
そういうことをしないと、漫然と治療に時間がかかる人が多いらしい。
確かに、Yasuさんの仰る通り、医療にかかりやすすぎる。
お年寄りの雑談・社交の場にもなってますが。

返信する
yasu

シアさん

お年寄りで病院の待合室はサロンだと思っている人はいますね(笑)。大きな病院は迷惑に思っているんですが、町中のクリニックはそれで経営が成り立っているとこともありますんで、この辺は日本の特殊事情かもしれません。

返信する
yasu

なるほど、確かイギリスはプライマリーケア医(専門医に行く前にかかる一般医)は地域ごとに指定されていて、プライマリーケア医の見立てが無いと専門医にかかれないシステムだったように思います。時間もかかるし、代替医療が発達するのもわかる気がします。

返信する
シア

緩和ケア病棟。
英語では、ターミナルケアって言って、終着点って言う意味合いが強いけど、日本では緩和ケアって言います。
診察室では聞けないこと。
プラセボとか、どんなに効果があると思うかって言うと、やっぱり、社長の「治る」もそうだけど、病室で寝てたとき、「なに~、治るだと?!」って言うのが、やっぱり衝撃でした。
と同時に、緩和ケア病棟って、お坊さんとか、神父さんとかが来て、励ますんですけど、実際それで、命拾いする人がいるんですよね。
だったら、何もしないより、いろいろ身体アプローチするのは、治るに近いと思いますよ。
特に、私も弱ったときに、机の端っこまでビー玉が転がって行って、下に落ちてしまう!って言うときにも、見えない下敷きがあって、それを神様とかが机の端っこにおいて支えてくれるから、下に落っこちちゃうことはないんですよって、神主だか何だか知らない人に、言われて、それで助かった気がするんですよ。
標準とか、現代医学だって、常に進んでて、まだわからないことだけを「治らない」と言ってるだけなわけだから、そこでとどまらないで何か試してみるって言うのは、たとえ「信者になる」とか言ったって、診察室の外の世界のほうが広いんですから、皆さん信じてることだってあるって思うんですよね。
ちょっと変な投稿ですみません。

返信する
ブルー

You tube 動画より
発達障害は治りますか?【精神科医・樺沢紫苑】
https://www.youtube.com/watch?v=zYOMuIopeRs

ふと気になって、you tubeの検索ウィンドウで「発達障害は治りますか」と入力したら、出てきたのがこの動画です。2017年5月公開、もう2年くらい前の動画です。3分程度のライトな動画です。

「職場に、あれこれ問題を起こす発達障害の人がいるのですが、治りますか?」という質問に答えたものです。

ただ、私はこの樺沢先生のことをよく知りません。ですので、樺沢先生の臨床能力に関してはコメントできません。

ただ、「寛解」という用語を使っておられるので、少なくともそのパラダイムの中でリクツを組んでいることは分かります。

樺沢先生が動画の中で述べておられることをまとめると

・精神科では寛解という用語を使うので、「完治」はない
・ただ、目の前で苦しむ人がいる時に、「治る治らない論争」は意味がない
・とにかく一つ一つの症状を治していくこと
・治るかどうかは、やってみないと分からない。それでも、症状を一つ一つ治していけば、治った状態へ持っていくことができる。
 
・職場においては適材適所が基本

私には、至極常識的なことに聞こえます。確かに最先端ではない。しかし、時代遅れではもちろんないと思います。ましてや絶望的では全くない。むしろ希望のあるモノの言い方をなさっておられます。

樺沢先生は、「寛解パラダイム」の中にいるので、「完治パラダイム」の藤川先生ほどイノベーティブではありません。ただ、you tubeで動画発信をしてみたり、「一つ一つの症状に対処していけば、治った状態へ持っていける」と主張したり、それなりに時代感覚をお持ちのことが推測されます。

また、樺沢先生は他の動画で「ADHDに薬は基本、避けたい」とも仰っています。

他にも「治したい」医師がyou tubeで発信しておられるのを見かけます。そういう先生は栄養療法を取り入れてみたりと、花風社の本や藤川先生の本、あるいは米国の書籍等、治す為の情報に眼を通しているのではないかと推測されます。

早く医療の臨床家の全体潮流がこっち・・・つまり「研究や論争はさておき、臨床においては治せる症状から順次治していこう」「薬は基本、避けたい」になると良いのですが。

後何年かかるのでしょうか?

返信する

浅見淳子 にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


画像アップロード(PNG, JPG, JPEG)