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2,845 COMMENTS

浅見淳子

おはようございます。

どっかの芸人さんが会社組織作って何年も無申告だったという仰天ニュースがありましたね。おまけに社会保険も十年間未加入だったとか。ていうことは十年間保険証の必要がなかったのでしょうか。若くて健康ってこういうことですね。私でも十年で十回以上は保険証使っていると思います。

そもそも国民皆保険は、私たちのようなあまり病気をしない人から搾取することによって成り立っています。医療費使うと社保から親展の封筒が送られてきて、「あなたの医療費はこれだけかかりました」とか書いてあります。それを見るたびに私は「私のように病気をしない人は社保なんか入らずその都度自費の方が安上がりだろう」と思ってしまいます。

でも私のように個人から見ると社保加入が大赤字、という人がいるから一方で大病や大けが、慢性疾患の人が自己負担少なく医療を受けられるわけで、そういう意味で国家は所得だけではなく健康も再分配しています。だから私個人としては、このままできるだけ赤字を累積したまま年を取りたいですね。

たにしさんやいぬこさんのおうちのようにお子さんの喘息が身体・栄養アプローチで治ってしまったおうちもある。一方で子どもの喘息は一生治らないと決めつけ膨大な種類の薬を嬉々として服用させているおうちもある。今の日本では子どもに服用させる権利もあるし自治体によっては医療費もかからないし・・・とメリットばかり見えるかもしれませんが、それは他の誰かが負担していることには自覚的になるというのが当たり前の社会の一員じゃないですかね。

おまけに健康を維持している人だって、そこにはコストをかけています。実母83歳は不調があれば病院に行きますが今のところ健康を維持しています。あの年齢のひとだからジャンクなものは食べないしパーソナルトレーナーをつけてトレーニングしているし、時間もお金もかけて健康を維持している。それはまずは本人のためでもあるし私たち家族も親が健康なことは助かっていますが、社会に負担をかけていないという意味でもいいことだと思います。最近は藤川理論でダイエットにも励んでいるし糖尿病のお友だちとかにも藤川理論をすすめて健康な高齢者の輪を広げているようです。

そしてこういうのはすべて十割負担です。十割負担で健康を維持し結果的に社会保障を他の人に回している人たちが治す気もなく国民皆保険にあぐらをかいている医療従事者にトンデモだのなんだの言われる筋合いはないなあと思いますね。

本来治すのが仕事の人たちがテーラーメイドの養生に励んでいる人たちを叩くのを趣味にするほど余裕があるのは世界に冠たる「国民皆保険」のおかげですかね。

だったら治せないであれが標準これが標準言うだけの底辺や凡はさっさとAIに置き換えて社会保険料さげてもらいたいもんです。

ではでは。

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シア

おはようございます。
医療に頼ってきた部分が大きいので、医療に何か恩返しができないかと思って、生理検体を出したりしてます。

そして、医療はここまで進んでます。

http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/davinci/top/

この前は、私のオペは、ナビゲーションシステムを見ながら行われたそうなんです。

その後は、手術ロボット。

オペぐらい、ロボットにもできる時代になった。

診断は、いろんな生理検査をし、病理検査をしますが、遠心分離だって、何だって機械に頼ってます。

最後は、生命維持装置につながれる。

私もそうして、血液クレンジングならぬ、正式な血液浄化もしましたよ。

そして、生きながらえてみたら、医療は、特に診断・鑑別医療なんか、煩雑なんだから、AIが一番間違いがないと思います。

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シア

特に、AIなら、主観が混じりませんからねぇ。

それが魅力でしょうね。

○○が専門の医者は、○○と結びつけやすい心理があることは、わかってますし。

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浅見淳子

シアさん、おはようございます。
すごいなあ。オペもロボットができる時代になったのか・・・。

だったら本当に、治せない医療者はいらなくなりますね。

発達障害の診断なんか、スマホのアプリでよくなるね。
そうしたら先日髙原さんがおっしゃったような権威みたいなのはいらなくなりますね。
藤川先生は今からなら医学部進まない、って書いていらっしゃいましたが
栄養で治ってしまう、という意味の他に「AIで置き換えられる」という意味もあるのかもしれないなんて思いました。

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アルパカ

おはようございます。
頷きすぎて朝から首がもげそうです。
こちとら十割負担で栄養面や運動面等工夫をして健康維持しているにも関わらず叩くとは何事だ!です。むしろちょっとは感謝してくれても良いんじゃないだろうか、と思います。
子どもの発達に関してもそうです。私なんかはメリットがないなと感じつつもご丁寧に発達医療にも療育にも繋がっておりましたが、まぁ本当に得るものがない。それでも未だに発達の主治医の指示を忠実に守り、半年に一度の診察に足を運んでおりますが、まぁ本当に得るものがない。悔しかったら標準か否かで叩くのではなく、我々が家で実践して出した成果と同等のものを医療でも提示してみろ、です。
反医療と揶揄されることもありますが、そもそも解釈が間違っていますよね。反「治せない凡医療」なのであって、それ以外の医療には信頼を置いています。ワクチンだってもちろん接種します。最近自分のお産を振り返る機会があったのですが、我が子が無事に産まれてきてくれたのは産科医療のお陰だとつくづく思いました。

発達界隈だけなんですよね、医療自体が全く体をなしていないのは。

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アルパカ

そして余談ですが、日本の周産期医療って世界的にみても質が高いのですよね。産科のスタッフさん達が懸命に繋いでくれた小さな小さな命。それを次に受け継ぐのは、医療でいえば小児科、その中でも発達に課題があれば発達の専門医らになるのでしょう。前者はともかく、後者のお粗末さ。せっかく産科医療が繋いでくれた命も、ここで「治りませんありのままで」と言われたら元も子もありませんね。発達のヌケを埋める、不足していた栄養を補う、親子で遊び愛着のヌケを埋める、等々治すために出来ることは山のようにあるのに。「治すためには何をしたらよいか」そういった当たり前の発想が出来ない医療従事者は、医療全体のお荷物だと個人的には思っています。

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浅見淳子

各種アプローチでDQが50上がってしまった坊やのママ、アルパカさんこんにちは。
「アルパカさん」にかかる修飾語が長くなってしまいました。でも本当のことだから仕方ありません。半年に一度の凡医詣でお疲れ様でございます。お子さんの伸び方には凡医も目を白黒させていることでしょう。空しく思える凡医通いですが、目を白黒させる意味はあると思います。できればたらこ家の主治医と同様診断を覆すだけの勇気がある先生だといいですね。

そしてアルパカ家のアプローチのうち、そのなんの役にも立たない凡医には社会保障費が使われていて、おうちでのアプローチは十割負担なんですよね。でもアルパカ家がそれを嘆くこともずるがることもないでしょうし同じように十割負担で喘息が治ったたにし家やいぬこ家でも嘆いていないと思うんですよね。お子さんがラクになるのが一番大事。そのために十割負担のアプローチをした。っていうか食事はどっちみちするしサプリは安いし本も安いし金魚はただだし、コストといえば親のお勉強労力が一番おおきいところ。

昔からニセ科学批判の人たちは吝嗇なのが特徴なんですが、他人の財布のことまで気にしてくれてるんですよね。でも他人の財布を気にするのなら社会保障費にも思いを馳せてほしいもんです。

またお越しくださいませ。

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浅見淳子

こんにちは。

本来なら昨日東北に向けて出発し、今日盛岡で講演だった予定でしたが、18日の時点でお申込の皆様に次のような浅見からのご挨拶をこねプロから送っていただきました。

=====

10月27日の講演をお申し込みいただいた皆様へ

 お世話になります。花風社の浅見淳子です。
 10月27日の岩手講演をお申し込みいただいた皆様にお知らせいたします。
 大変申し訳ありませんが、本講演は中止・延期とさせていただきたく存じます。

 台風19号の水害にあたり、天皇陛下の即位の礼パレードも見送られる中、本当に開催していいのかという問い合わせが主催者みるさんからありました。
 水害も大変に心痛む事ではありますが、私としては先日来それよりももっと気になっていることがありました。
 みるさんのご親族が不調だということがわかり、万が一当日に何かあっても講演を優先させるとご家族にも了承を得ているとみるさんから言われたのです。

 それは優先順位が違うと私は思いました。
 そのような状況の中、家族の場からみるさんを引き剥がすことは許されないと思いました。
 みるさんは自分から言いにくいのかもしれないと思い、関わっている年長の人間として私が中止を決定いたしました。
 
 元々私たちは、家族のかかわりを大事にしています。
 藤家さんご自身、おじいさまに愛着の土台を作ってもらったとたびたびおっしゃっています。
 家族の大事な時間、ここはやはりみるさんにはご家族の方に専念していただきたいと思いました。
 このような経緯で今回は中止・延期の結論を下しました。

 ご興味をお寄せいただき、予定も組んでいただいていた中で、大変申し訳ありません。
 藤家さんはみるさんの憧れの人で
 いずれまた、どこかでお引き合わせできる機会もあるかと存じます。
 みるさんはしばらく学校が忙しいようですが、来年になったらまた東北で講座を開けるようです。
 その節にはどうぞよろしくお願いいたします。

 大変突然のことではありますが、ご了承いただけましたら幸いです。
 これからもこねこプロジェクトをよろしくお願いいたします。

花風社 浅見淳子

=====

ご関心を寄せていただいた皆様には大変申し訳ないことでした。
みるさんはその後各種キャンセルやすでにお支払いいただいた方への返金をきちっとやってくださり
そしておととい、おじいさまが旅立たれました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

そしてこのような大事なときに、みるさんをご家族から引き剥がさないですんでよかったと思っております。

これから東北は厳しい冬に向かうのと、みるさんご自身の本業が忙しいこともあり、今年のこねプロはこれで終わりです。
今回若干のキャンセル料等の赤字は出ましたが、最小限に抑えることができました。
ので、皆様からお寄せいただいたお志を活用し、あと一回か二回会を開催することは可能です。
来春以降になると思います。

藤家さんも準備をしていてくれたようなので、どこかでそれを披露する機会があればいいなと思っております。

今後とも花風社関聯の講演会をよろしくお願いいたします。

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みる

浅見さん、皆様、この度はお世話になっております。浅見さん、お知らせの程、ありがとうございます。そして、楽しみになされておりました皆様、このような結果となってしまいご迷惑をおかけ致しました、大変申し訳御座いません。

当方は地元の知的障害の方向けの特別支援学校に在籍後、アットマーク国際高校品川学習センターに入学し、現在2学年生です(通信制高校です)。
偶然にも南雲さんの後輩にあたりますが、南雲さんの後輩だと存じ上げたのは入学してからです‥実は。

年間で取得できる単位数や教科がきまっており、単位制ですので、原則担任の先生と相談をしながら、自分で決める仕組みとなっております。
当方は、年間で取得できる単位数の最大単位、今年度は取得しております。

でも10年前の自分ならこういう事は出来きなかったと思うので(そもそも卒業出来ていたかすら危うい)、治ってよかったと思います。

勿論、これは当方1個人としての書き込みであり、アットマーク国際高校を代表するものでも、通信制高校在籍生を代表するものでもない事はご承知おき頂ければ幸いです。

上述の理由からしばらくコメントのお返事遅くなります。申し訳ございませんが、事情が事情ですので、ご了承の程賜りましたら此方としても幸いで御座います。

取り急ぎとなりましたが、失礼致します。

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シア

行事より仕事を優先させる秘書に、結婚式は、二度あるかもしれない。
その後に行事もある。
しかし、葬式は最後だ。
その後に二度とない。
そう、田中角栄も言ったそうですね。

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浅見淳子

おはようございます。
浅見淳子ブログ「小さなEBM」へのコメント、ありがとうございます。

https://naosouhattatushogai.com/all/blogasamijunko/591/

このブログでは最後にクイズを出しました。

=====
花風社は反医療ではなく反凡医療なんですけど、じゃあなんで凡とか底辺とかの人は花風社を反医療にしておきたいのか138字以内で述べよ(10点)
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それに対して、138字にはこだわらず皆さんが答えてくれました。

金田さんの答えは、座波さんの本に書いてある分析をていねいにたどったもの。
講演会でも座波さんは「悪しき反射・悪しき知性化」の例として「エビデンスガー」をあげていらっしゃいましたね。

みならい怪獣さんは

=====
自身が腕の無い凡医療従事者にも関わらず医療従事者としての地位に甘んじているので、花風社の発信により、家庭で治るという事が、また、ほかの凡でない医療従事者により治ってしまうという事が知れてしまうと体裁が保てなくなるから。

自己保身ですね。

=====

これは本当にそうですね。
そもそも発達に医療ってほどのもんはないし。
っていうことすら知らない医療の他分野の底辺層が、十年間花風社クラスタが治っていくのを指をくわえてみてた発達負け組に利用された感じですね。

じゃあ「腕がない」のに医療従事者に甘んじていられるのはなぜでしょうかね?
と私は考えます。

そしてねてまてさん。

=====
自分の立場が不安定になるから。
自分の仕事上の意見まで、不確かなものになるから。
仕事としての意見と個人の意見を完全に一致させないと、落ち着かないから。
=====

みならい怪獣さんのご意見とも通じるところがありますが、本当に医療従事者としての良心から発言しているつもりなら、堂々と本名でやればいいんです。ただ本名でやるのなら、花風社の本も読まずに「ウコンが」とか「反医療」とか言うと恥ずかしいと思いますけどね。考えのまったく違う人が書いた本でも読むのがプロでしょ。

そして大久保さんのご意見。

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彼らから見れば、花風社さんと医療が近づき、重なり始めたように見えているのかもしれません。
(実際は、身体に注目し、その知見を集めていった結果、治るに辿りついた花風社さんと、医学を深めていった結果、治るに辿りついた著名なドクター達ではありますが)
私には、(凡ではない)医療と花風社さんが重なりあっていくのを、必死に引き離そうとするために、やみくもに「反医療」と言っているだけのように感じます。
彼らが本当に恐れているのは、花風社さんの存在以上に、治せる医師とそうではない医師の分断だと思います。

=====

なるほど、と思ったところはここです。

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彼らから見れば、花風社さんと医療が近づき、重なり始めたように見えているのかもしれません。
(実際は、身体に注目し、その知見を集めていった結果、治るに辿りついた花風社さんと、医学を深めていった結果、治るに辿りついた著名なドクター達ではありますが)

=====

『自閉症革命』を読むと、著者のハーバードの先生と花風社がほぼほぼ同じ方向を目指しているのがわかります。偶然なんですけどね。つまり、「どうやったら治るのかな」と考えるとどうしても身体の問題にたどりつくようですね。

そして藤川理論が出てくる前から花風社クラスタは食べ物コンシャスでしたね。その間も猿烏賊山はジャンクフード食べて朝食を強制する社会に恨み言を言っていた。

花風社クラスタはあっちに比べてお料理好き+得意な人が多かった。細かな栄養素の効果を知るのは藤川理論が登場してからですが、それまでもきっと「こういうときにはこういうものを出すと落ち着くなあ」とか細かなデータがお母さんたちの間に積もっていたと思います。小さなEBMね。だからピンときたんですよね。そしてそれぞれのおうちのやり方で採り入れ始めた。効果を感じた。

皆さん、『発達障害は治りますか?』の中で神田橋先生が「未来を思い描く」ということをおっしゃったことを覚えていますか? 未来を思い描くのが医療の仕事。つまり、今治らないとされていても「どうやったら治るのか」を考えるのが医療の仕事。それをせず「現行今はそれは標準医療ではない!」とか断罪するのが医療の仕事ならそんなものはAIに置き換えてもらいたいですね。そうしたら余分な人件費いらなくなって皆さんの社会保険料は下げられるかもしれませんよ。

大久保さんのこの言葉。

=====
彼らが本当に恐れているのは、花風社さんの存在以上に、治せる医師とそうではない医師の分断だと思います。
=====

私もこれだと思います。
私たちは消費者として「医療関係者も玉石混淆であるとちゃんと知っている。医療でも玉方面の人たち(神田橋先生をはじめとする)はそれを知っている。だから神田橋先生は『NEURO』を読んで「よく書いた!」とほめてくださった。それに対し「凡医とは何事だ!」と凡医たちは怒ったのですな。玉方面のお医者さんは「凡医困ったもんだ」と思っている。凡医や凡STや凡心理士に当たってしまった消費者の人たち(皆さん)も「困ったもんだ」と思っている。ここで治せる医療者と消費者の意見は一致している。凡医に困っていないのは凡医療従事者だけです。

そもそも「本当に効果があるなら標準医療に組み込まれている!」という彼らの戯れ言を私たちが信じられるほど私たちは医療が仕事しているとは思えないですよね。とくに発達の分野では治すべき人たちが「治すなんて間違い!」とか言っているんだから。「治すなんて間違い!」という信条を(おそらく自分の愛着問題を解決していないがゆえに)堂々と表明する医療者が治すための標準医療の構築に励んでいるとは思えない。

要するに凡医療の人たちには旧東側の労働者のようなモラルハザードがあるんです。
なんでか?
診療報酬が玉も石も一緒だからですね。
国民皆保険は素晴らしいものではあるけれど、こうやって「治せない医療従事者」を延命させている面もある。

彼らがヒミツにしておきたいのは「報酬は一緒でも腕に差がある」という事実でしょう。

だから私の138字以内の答えはこれです。

=====
医療者の間に腕の違いがあることを隠しておきたい。
だからたんに「反凡医療」である花風社を「反医療」だとデマをふりまく。

=====

ここまで書いても彼らは「花風社は反医療」だという仮説にしがみつくでしょう。そうじゃないと自分たちの足下が揺らぐからね。
でもあれは断末魔だから。将来AIに置き換えられても仕方がない底辺層の断末魔。

そして
「本当に効果があるものなら標準医療になっているはず」という言い方には哀切な底辺感が漂いますね。

神田橋先生は「未来を思い描く」立場の人。
それに対し、えらい人のいうことにへえこら従わなきゃいけない立場の医療従事者もいる。
教科書から離れて上級職に叱られることが怖い。それくらいなら患者が治ることを犠牲にするっていうわけですな。まあどっちみち治せないのかもしれないけど。

凡や底辺は医療界に凡や底辺がいることをひた隠しにしたいのでしょうが
私たちはとっくに知っているんですよね。
隠していても知っているんだから。
必死に隠している姿がちゃんちゃらおかしい。

というところですね。

ではでは。

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yasu

うーん、正直言って意外な回答でした。医療者の間に腕の違いがあることは誰もが知っている事実だと思っていたので。普通手術を伴う措置の場合には、腕の良い先生や腕の良い先生の弟子を探しますからね。ここから他の病気などでも医師の腕のばらつきは存在すると考えるのが普通だと思うので。

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浅見淳子

yasuさん。そのとおりです。医療者に差があることはみんな知っている。それを隠しおおせる、医療者なら誰でもマウントしていいという俺ルールが滑稽です。そして自分の立場の弱さを知っているからこそあれほど匿名に執着するのでしょう。

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髙原浩

自閉症がスポットライトを浴びる前までの現場は、精神科医を冷徹に品定めしていたと思います。「あの医者はダメだ。くその役にも立たない。行かない方がいい」とか、「あの先生は、いいよ。適切な見立てと治療をしている」とか、現場は露骨に言っていましたよ。
自閉症とか、発達障害とか、そういうのが独立した概念として出てきた辺りから、医療への評価がおかしくなったのではないか、と僕は思っています。変に特化してきて、権威を伴うようになってきた。育つために必要な手間暇を省きたい人たちの拠り所というデマンド(ニーズじゃない)に応じるための権威です。
「鳥に空を 魚に水を 人に社会を」って叫いている人たちが反精神医学。「鳥は飛べるように。人は暮らせるように」って、地味に実践している人たちは、フツウに、良い医者とヤブ医者を弁別する眼力を持っています。

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yasu

発達障害が増えているという話が出てきた時期は、医療業界でもEBMや標準医療、ガイドラインといった概念が重視されてきた時期と重なるように思いますね。EBMから構成される診断や治療のガイドラインを専門医であれば遵守しなければならないといった雰囲気が強くなってきたタイミングですね。これは精神医学に限りませんが。もう10年以上も昔ですが、在野の精神科医が、目の前の患者を治すには色々な手段が使えないとだめだといった発言をしているのを読んだことがありますが、それは精神分析の世界は割と流派の縦割りが厳しくて医療者の注意が患者に向いていないことに苦言を呈したものでした。EBMやガイドラインは本来は医療の質を保証するためのツールなのですが、それが逆に患者に対して不利益をもたらすような使い方がされているとしたら、その医療者はその時点で即アウト、退場ですね。

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はづき

仕事でバタバタで、やっと来れました。

某フリーランス栄養士もそうでした。
名医のイベントに参加して場を盛り上げて
ツイッター等で自分をよく見せる

その裏で、
別のイベントでは、主催者と組んで藤川理論や
それに近いことをしている私を困らせようとあれこれ仕組んでいました。
ツイッターに上げない、上がらないから何でもしてもいいなんて、お里が知れているなと思いました。

少なくとも私の母校の大学の出身では
ないですね。

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檸檬

ネット上では「反医療」と指されるものであれば、お母さん個人も団体も叩きまくっていいという風潮があると感じます。
ワクチンや必要な医療行為を拒否することは反医療で批判されるべきなのでしょうが、今のスタンダード医療とされていないというだけで、中身も確認せず「反医療!みんなで叩け!」「私は反医療と闘っています!」と称するのはただ反医療と闘っている自分に陶酔している人、反医療と掲げることで自他共に罪悪感なく対象を叩き続けられることが癖になってやめられない人なんだろうと思います。

もし仮にワクチン接種や医療行為を拒否するお母さんがいたとして、叩きまくれば自分の言うことを聞き、医療行為を受け入れるようになると思っているのでしょうか?
本当に反医療を懸念し世の中の為と思っているならばやることはネット上での反医療叩きではないはずです。
医療をもっと信頼できるようにすることではないでしょうか?

ましてや、子供のことを毎日よく見て身体のコンディショニング、食事や栄養、睡眠に気を配り、より楽しく身体を育てる遊びを取り入れることや、小さい子のメディア接触を避け、五感を育てるような外遊び、感触遊び、親子でのふれあいのアナログ育児を取り入れることのどこが反医療なのでしょう?
それらを取り入れて子供に良いことは沢山あってもデメリットは一つもないです。

それらを批判してなにがしたいのか?
結局、反医療の名の下に、自分と違う考えのひと、現時点でスタンダード医療でないものを公に寄ってたかって叩きたい、そして自分が世の中のために闘うヒーローのように感じたい、誰かのためと言いながら自分を満たしたい、そんなエゴから来ている行為に見えます。

本当に世の中の人を救いたければ、医療や科学がもっと進歩して助からなかった病気や障害の人が助かることを願い、自分の専門分野の勉強や研究に邁進するはずです。
ノーベル賞を受賞するような科学者や全国から見て欲しいと沢山の人が集まる医師や技術者の方で他人を叩くことに終始している人はいないはずです。
そんな暇もない。
結局、現実の世界で認められない中途半端な人が反医療叩きという行為にのめり込んでいくんだろうなぁと思います。
本当に反医療でないものまで気に入らないからと反医療と称する欺瞞に満ちながら。

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とり

全くもって檸檬さんの仰る通りなんでしょうね。

内容を吟味どころか確かめもせず頭から批判するだけなら誰にだってできますから、国家資格も何も要りません。つまり、極めて専門性の低い行いには間違いないわけです。

また、もしも過去に学校で習っただけの知識を振りかざすならば、このような新しい分野では今の学生さんの方が最新の知識持っているでしょうね。年数が経てば経つほど、更新していない部分の知識というのは役に立たなくなっていくことが多いですから、反射的に否定しない方が学びは多く得られますよね。

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シア

そうですね。
確かに、古い情報と、新しい情報が入り混じって、何が正しいのか???
わからない議論になってますね。
私も、時間的な経緯を考えないと、2~3年でころころ変わる「定説」に振り回されてしまうところだったと、思います。
治らない!
にたいして、「治る!」情報が出てきたら、肯定的に受け入れるのは、関係者は至極当然ではないのだろうか?と思います。

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とり

はじめまして。レスありがとうございます!いつもシアさんのコメント楽しく読ませていただいています(*´ω`*)

本当にどんどん定説は変わっていきますね。
私が養成校で学んでいたのは5、6年前ですが、それでも皆さんの投稿を読んでいると私の知識は浅く古い知識だと感じます。
その時に「治る」と明言した先生はいませんでしたが、何十年も小児科医をされていた先生は「その子その子のペースはあるが、順を追って生涯発達していく」と仰ってましたし、それこそ「一生治らない」なんて言った先生は一人もいませんでした。
(因みにその先生は花風社さんの本を推薦図書に挙げていました!)

私も、治るという情報があったら知りたいと思うのは極自然なことだと疑っていませんでしたから、今回のことには本当に驚きました。

なんだかスパルタ的なイメージを持っている方も多いようですよね。読んだら違うのになっていつも思っています。頭ごなしに普通になれとか定型発達にしていくようなことは一切書いてないのに…

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とり

小児科の先生のことばですが、「中には定型発達の子に追い付いてそのままの子もいる」とも仰っていたようです。
「一生治らない」と言われるかこのように言われるかで、親御さんの気持ちは大きく違うでしょうね。

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浅見淳子

とりさん

そういうアップデートをするのが医療従事者だと思っていたのですよね。でもあの人たちアップデートしないですよね~。
誰だっけ片岡由夏を「歩くお役所パンフ」って言ったの。よくありますね、二十年くらい改訂されていないお役所パンフ。そういう感じ。

またお越しくださいませ

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浅見淳子

檸檬さん、ようこそ。
すべてもっともなのですが、ここ、大きくうなずきます。

=====
本当に世の中の人を救いたければ、医療や科学がもっと進歩して助からなかった病気や障害の人が助かることを願い、自分の専門分野の勉強や研究に邁進するはずです。

=====
本当になんでそっちの努力をしないのでしょう。
座波さんもおっしゃっていましたが、仕事ができる人なら実績を上げている人から学びます。
そして何度もいっていることですが、今標準かどうか判定するだけならAIに置き換えればいい。
論文検索能力だって偏差値50の英語力よりはAIの方が優れているでしょう。
「世の中に色々な説がある」ということすら学ぼうとしない。
そんな底辺は黙ってろ、と言っても他に承認してもらえるところがない以上今後も「発達負け組の太鼓持ち」をする自称医療従事者は出てくるでしょうから、まあこっちはバカにしていればいいだけの話だと思います。

そして

=====
ノーベル賞を受賞するような科学者や全国から見て欲しいと沢山の人が集まる医師や技術者の方で他人を叩くことに終始している人はいないはずです。
そんな暇もない。
=====

そのとおりです。
できる医療者たちが仕事をしている間にあんなことばっかりやってるから、そこに底辺感を感じるんですよね。

またお越しくださいませ。

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シア

誤診があって、おかしくない!
と開き直る医療()もある。
でも、私の知ってた真っ当な医療は、誤診を覆そうと、患者を説得するのに、数時間もかけています。
そのために、他の患者に診療時間が回らない!という問題が出るほどなんです。

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シア

このお話も、当時は治らない「障害」だったけど、今は治る「病気」です。
と言うふうに、考え方が変わっていくだろうと言う示唆なのかもしれない。
いろんな環境で、スペクトラムになりやすい人も出てくるはずです。
もともと、器質的な身体を持っていて、そこから這い出ることが難しかったら、身体アプローチと考えます。

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浅見淳子

おはようございます。
さて、昨日も当「治そう発達障害どっとこむ」をご活用いただきありがとうございます。
浅見淳子ブログ「小さなEBM」ではコメントを募集しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/253/comment-page-4/#comment-2525

雑談のお部屋ではシアさんが「発達障害の非医療化」について展開してくれています。
yasuさんや私のコメントも合わせてお読みください

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-11/#comment-2527

私の治った自慢のお部屋ではブルーさんが体験を語ってくださっています。
こちらも浅見コメントも合わせてお読みください。
採る方法は様々でも、ブルーさんが「配慮はいざとなればしてもらえるけど、賃金や将来的展望に限定がかからない職場」で働けている背景にはこうした自助努力があります。これは医療も非医療も自分で主体的に選んできた結果です。そのプロセスから学べるところは多いと思います。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/151/comment-page-10/#comment-2520

そしてお役立ちブログコーナーにみるさんが面白いブログを持ってきてくれました。
医療のてきとーさ。あきれますね。でもあるあるですね。
yasuさんのコメントも合わせてお読みください。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/253/comment-page-4/#comment-2525

ではでは。

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浅見淳子

おはようございます。
旅のお部屋がなにげに盛り上がっています。
先日座波さんの講座にきてくれたみるさん。お勉強の用事もかねてだったのですが、浅草方面にも足を伸ばしたのですね。私もソラマチは先日初めて行きましたよ。

シアさんは横須賀へ。まさに、軍港になるための地形ですよね。横須賀を見たあと横浜の港を見ると横浜市歌に歌われているとおり「飾る宝も入り来る港」。まさに貿易港だなあと思うのです。湾もそれぞれの個性を活かして機能しています。

yoyoyoさんのコスモス畑。そういえばしばらくこういうどーんとしたお花畑をみていないなあと思いました。春と秋ですね。夏は他の遊びに忙しい。

yasuさんも『脳みそラクラクセラピー』をご愛読とのことですが、お子さんの興味に応じて毎週末色々なところに連れていかれて凄いなと思います。資質の見抜き方は愛甲さんの本が一番教えてくれます。それをまさに実践されている感じですね。

発達障害の子はどこか特化した才能があると言われる。ない人もいるかもしれません。でもうちの子にあるのかないのかとか考えている暇があったら、お子さんが何を見たとき・したとき笑顔になるかを観察すればいいのですよ。

脳みそラクラクセラピーとはどういうものか大分言語化できるようになったのですが、それはこの夏と秋、夫が私に脳みそラクラクセラピー的なアプローチをしてくれたことが大きいです。いずれお話ししますね(ノロケ注意報

あ、『脳みそラクラクセラピー』はKindle版お得なのでみてみてくださいね。
紙の本を読んだ方にもお勧めです。スマホで読めるのはいいですよ。

ではでは。

返信する
浅見淳子

おはようございます。

昨日はシアさんやねてまてさんに「第1世代の啓発はどこが失敗だったか」ご意見をいただきました。花風社クラスタの皆様なら賛同するところが多いのではないでしょうか。

シアさんから。

=====

当事者への「配慮を求める」が、当事者への「負担を減らす」と言う方向だけだったことが誤りだったかもしれないと思います。
本来は、「配慮を求める」が、「パフォーマンスを促す」「当事者の発達を促す」、それが特別支援として望ましくあっていいはずだと思います。

=====

そのとおりですし、「本人の負担を減らす」が「社会の負担を増やす」にあまりに直結しすぎていましたね。就労場面においてはとくにそうです。だからこそ発達障害者の就労が思ったように伸びないのではないでしょうかね。

同じくシアさんから。

=====

SGさんと言う当事者の方は、「医療や福祉の引きはがしをしようとしている!」と言ってました。
でも、私は必要でもないのに、「引きはがし」も何もないのではないかなと思ったのですよ。
医療費も福祉予算も「かさむ」ばかり。
引きはがされても大丈夫な人もいるはずなんです。
社会は懐が実は深い。

=====

この災害だらけの列島において、医療や福祉が不要な人を増やすのは喫緊の課題です。
私はそれをやっている。不要な人を減らすのが社会正義だと思ってやっている。
そのためには論文が追いつこうと追いつくまいと危険でなくてお金がかからなくて本人たちが喜ぶ方法があれば紹介しますよもちろん。だって治る人が増えるのは正義だからね。
それをニセ科学だなんだ底辺医療従事者や当事者たちが言うのなら、それも私同様正義感から発する行為なのだろうから、堂々と本名でやればいいんじゃないでしょうかね。

福祉や医療が必要でない人も大勢います。南雲さんのように自分で医療に頼り、そして自分で医療に見切りをつけて滞りなく社会生活を送っている人もいます。それを一様に「発達障害者とは医療福祉と切って切り離せない関係である」と啓発してしまうことによって不利益をこうむる人たちもいるんですよね。これまでの啓発は発達障害者が支援の必要な存在だと強調しすぎた。だからこそ雇用が進まない面もあります。なぜなら世間に向かって一生懸命「発達障害者って使えないんですよ」って本人たちが連呼しているだから。支援が必要のない人、必要だとしてもその支援が医療や福祉ではなくナチュラルサポートである人もたくさんいるのにね。

それともう一つシアさんの鋭い指摘。

=====

「異才」だろうと天才だろうと、その道で頑張ってみればいいのに、その夢さえかなえて上げられないじゃないですか、今の支援は。
そこがおかしいじゃないですかね。
同じことをやるのに、しんどいから、何でもかんでも負担を減らすでは、、、。
実際のところ、凸があったとして、それを伸ばす余裕もない人が多いし、実際にそう言う取り組みを、「中身」をやっている事例を、そんなに多く知らないんですよ。

=====

そのとおり。
一部の大学でなんとかプロジェクトとかやってますが、あくまで治験レベルですね。
治験としてもてはやされていても、それを世間がどう見ているかは別の話。まだ社会実装あまりされていない。
ねてまてさんもこうコメントくださった。

=====

会社勤めが長くなると、様々な人と一緒に仕事をしますが、いまだったら、子供の頃に診断をすすめられるのでは?という方と仕事をすることもあります。
周りは仕事ですからミスはカバーします。気がついたらフォローします。本人も自分は、こういう仕事は苦手、とか嫌いとか、悪気なく発言します。そこで想像します。
今、この人から、配慮してください、私はこれしか出来ません、だって~と言われたら?
配慮は私の仕事ではありません、と考える人がいるのではないでしょうか?

ちょっとした工夫で普通に働ける人が大勢いるということと、はじめから諦めている人と仕事をするのは違う、と感じる人がいるのでは?
本人の工夫しようという力も、自然な仕事の一環としてのフォローも、現状は逆に遠ざけてしまう気がします。

ハイスペの人の捉え方も、啓発側は例えは悪いのですが、1つのスペックを素晴らしいから雇うべき、フォローは雇った側がしてくださいといっているように見えます。
今働いている人は、実は働きはじめてから、他のスペックも基礎が出来たり、ある程度底上げ出来たから、働けるのでは?
その機会を減らしてしまっているのでは?
素朴な疑問ですが、啓発活動を見ていると頭にうかんできます。逆効果では?と。

=====

「配慮してもらって就職する」ということに対する一般人の違和感を見事にまとめてくださっているコメントですね。

さて、ひろあさんが『発達障害でも働けますか?』レビューを書いてくださいました。
前後編に分かれるようです。
まず前編です。

https://ameblo.jp/hiroahattatsu/entry-12537460564.html

ではでは。楽しい日曜日を。

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浅見淳子

こんにちは。

水害の地域の皆様、お見舞い申し上げます。
犠牲者も70名を越えたとのこと。こころが痛みます。
日本には数多くの災害がありますが、水害は本当に復旧に時間がかかる災害ですね。

読者の方々からも当日の様子を伺いますが
今回は都会でも避難や身内同士の助け合いで乗り切ったところがあり
そのときにお子さんが落ち着いて他者ともちつもたれつの関係を維持できたりすると、「ああ、治す方向に向いてよかった」と思われたりしているようです。

これから復興に大変なお金がかかります。
そういうことを考えても
もう「治そう」一択ではないかと思いますが。
「治す」こと、社会保障費がかかる人を減らすこと、納税者を増やすことがこの災害の多い列島での社会貢献だと思いますが。

さて、では仕事の話です。

ブルーさんが障害を直近のマネージメントだけに開示している形態で勤務していて、その他の方にはクローズドで、ゆえに将来的展望も限定されていない、っていう話をきいて、そういうハイブリッドな働き方をできる人が増えればいいなと思いました。それでも最初に「赤字の人材ではいけない」とはっきり言われたということ。こういうことを教えてくれる支援が増えるといいですね。まあ、座波さんはそれをはっきり教えてくれていますが。

あと、啓発。
みんなが大好きな啓発。

座波さんも『発達障害でも働けますか?』の中で指摘していますが(そして講演でも触れていらっしゃいましたが)発達障害に関して啓発が進んだことは、必ずしも発達障害の人に有利に働いているとは限りません。
詳しくは本を読んでいただければと思いますが、啓発が進んだからこそ発達障害の人を避ける職場がでてきてもおかしくありません。それに、発達障害の人を雇い、一度痛い目にあった職場は二度目はためらうでしょう。仕事をきちんとやり遂げることは、後輩に道を開きます。そして逆も言えます。

だから社会に門戸を開いてもらいたいのなら「厄介者」でいなくなる努力は必要。シアさんがなかなかポイントをついた言い方をしていたのでここに持ってきました。

=====

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-10/#comment-2469

こんにちは。
花風社のアプローチは、自閉症の完治ではあっても、自閉でなくさせる方向ではない。
もし、自閉で苦しいなら、それは治すべき。
定型の人と、仲良くやっていける人が増えて行けば、いいなと思いますね。
それを、社会の理解にだけ求めすぎた。
自閉の良さはそのままに、その困るところを減らして行って、全体的な体力や、コンディションにングで治して行けば、社会に十分適応できる人が多い。
それを治ると言って、何がよくないんでしょうかね?
自閉の才能や、資質も、特に診断されてなくても発揮できている人が多い。
しかし、子供の時に診断されてしまうと、そういった自閉の本来の良さも、つぶされて行ってしまう気がするんですよ。
医療や福祉や、特別支援教育など、外野がああこういうから…それは障害に焦点を当てた事業だからです。
本来は、その人に合った育て方は必要だけど、それは親御さんがよく見ているのではないかと思うんです。

=====

完治だけど自閉でなくなるわけではない。
そうそう。
それが私たちのやっていること。
うまいこと言うなあ、と思いました。

それはそうと

「社会の理解が」第1世代は色々戦略を間違ったと思います。
啓発の意味を取り違えた。
でもそこで活路を見いだした人もいた。
一方で見いだせていない人もいる。

この際。見いだした人と見いだせていない人がいる、とはっきり認めてしまうところから始めるといいと思うのですよ。
厄介な人がいることはきちんと認め、それでも厄介じゃない人もいることは知らせていったほうがいいと思うのですよ。
じゃないと一律に「発達使いにくい」になってしまうでしょ。
そこを乗り越えないといけない、と座波さんがそのやり方を教えてくれているでしょ。

建前が大事な人にはそこができないんですね、きっと。
でも花風社はやりますから。
ひろあさんに言わせると
「言っちゃいましたね~」みたいな出版活動をやりますからね。

=====
ひろあさんブログはこちら
↓↓↓

https://ameblo.jp/hiroahattatsu/entry-12535778485.html

上記ブログから引用

「この本を否定する人がいるとすれば、この本が書いていることから目をそむけたい人だろうなぁって。

仕事をしていて、だいたいの人が無意識にしていることなんですが、
でも、職場では上司に認められていく人と認められにくい人がいます。

それはこの「当たり前」を意識することができるか?」

=====
ひろあさん、本レビューも楽しみにしています。

ではでは。

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シア

当事者への「配慮を求める」が、当事者への「負担を減らす」と言う方向だけだったことが誤りだったかもしれないと思います。
本来は、「配慮を求める」が、「パフォーマンスを促す」「当事者の発達を促す」、それが特別支援として望ましくあっていいはずだと思います。
主治医も、最近お見かけしてませんが、よく言われたのは、「作業所よりコスパがいいことをしてほしい。」でした。
だから、仕事で失敗したときも、お医者さんだから優しいけど、作業所に逆戻りはしてほしくない・それは治療の後退を意味するし、それだったら踏ん張ってほしいと言われました。
生産的な活動・仕事をしてほしい。
だから、私はいつか、Twitterで、N先生にも、「将来、お子さんが支援を卒業して、何か生産的な活動をしたいと思ったとき、その邪魔だけはしないでほしい。」と申したのです。

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シア

SGさんと言う当事者の方は、「医療や福祉の引きはがしをしようとしている!」と言ってました。
でも、私は必要でもないのに、「引きはがし」も何もないのではないかなと思ったのですよ。
医療費も福祉予算も「かさむ」ばかり。
引きはがされても大丈夫な人もいるはずなんです。
社会は懐が実は深い。
本当に困ったとき、支援を受けるべきなのが、一度も社会に出ることに挑戦させずに、福祉に行ってしまう。
コレは、直B問題(直接B形に入ってはならない)と言う、制度として行政に残っていました。
それに、猛抗議したのが、オーティズム協会だったんですね。
二次障害回避原理主義とすれば、アスペでも高機能でも、作業所が望ましいらしいです。

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シア

啓発からずれました。
数学が得意なら、数学で競争すればいい。
そう思いますね。
「異才」だろうと天才だろうと、その道で頑張ってみればいいのに、その夢さえかなえて上げられないじゃないですか、今の支援は。
そこがおかしいじゃないですかね。
同じことをやるのに、しんどいから、何でもかんでも負担を減らすでは、、、。
実際のところ、凸があったとして、それを伸ばす余裕もない人が多いし、実際にそう言う取り組みを、「中身」をやっている事例を、そんなに多く知らないんですよ。
数学をやりたいにしたって、関連した基礎だとか、応用だとか、いろいろ学びたいと思う、本人の主体性が伸びるようになればいいけど、それが負担だからって、免除しているように思えました。
そして、わからないことで混乱してパニックになることはあるけど、それを治さないのもしんどいのではないかなぁ。
夢があって、狭き道だよ~~~!って言うのも、言う方は楽です。
そして、言われる方も頑張らなくて済んで楽なんですよ。
でも、それじゃぁ、何で勝負したらいいんでしょうか、その人は。
女子撫子の選手も、社会人でサッカーをしていて、何度も上司に相談して、背中を押されたと仰ってます。

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シア

その選手も、今は引退して、別の道を歩まれています。
座波さんのコラムにも、「プロサッカー選手としてのキャリアプラン」って言うのが、ありましたよね。
頑張らせない!ではなくて、自分で望んだからには、その道で頑張れるように、背中を押したり励ましたりサポートも必要。
それはほかの人も同じじゃないでしょうかね。
でも、その道そのものは、その人が選んだ・主体的に選んだ道だから、とりあえず頑張ってみて、凸が伸びるために、凹も自分で何とかしようと思うんじゃないかと思うんです。

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シア

やる気がないからできないんじゃない!って言う人もいます。
でも、やる気さえなかったら、何もない。
本当に、何も残らないでしょう、誰でも。

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シア

クラスタさんの息子さんで、「ここ(支援級)から出してくれ!」って訴えた人がいたらしいですね。
その人の意志、そうしたいから頑張ったんじゃないんですかね?
それに応えようとして、親御さんだってサポートされた。
それが功を奏したように思えてなりません。
外野の推測ではありますが、、、「本当はこれがしたい!」に身内でも頑張ってくれた子がいます。

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シア

私は、例え、「やりたくない」ことだとしても、他のことをするよりましだから、やっているに過ぎないと思えます。
そうじゃないのかなぁ。
いろいろ、天秤にかけて、それでも自分で選んだから、「やりたくない」ことでも、頑張れるんじゃないんですかね。

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シア

そして、「やりたくない!」ガチ無理!ってたとえ思ったとしても、周囲の人が、「本当は」それを選んだんだから、頑張ってみようよ!って、言うのは、本人が「それでも嫌だ!!」って言う前に、すること・配慮ではないでしょうかね?
しょしんにもどれよ?!って、言ってあげていいじゃないんでしょうかね。

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シア

すみません。
連投になりました。
私は、意志や、やり抜く力とか、遂行力って言うのは、実行機能の前に、粘り強さみたいなものは、まだまだ。
子どもだったら、少し嫌なことがあると、ギャン泣きする子もいると思います。
私は、親御さんだったら、それをあきらめてしまうのを残念に思い、心ある人だったら、お子さんを励ますのでは?
その赤心・真心に背いてまで、支援街道に曲げるのは違うと思ったんです。

ねてまて

会社勤めが長くなると、様々な人と一緒に仕事をしますが、いまだったら、子供の頃に診断をすすめられるのでは?という方と仕事をすることもあります。
周りは仕事ですからミスはカバーします。気がついたらフォローします。本人も自分は、こういう仕事は苦手、とか嫌いとか、悪気なく発言します。そこで想像します。
今、この人から、配慮してください、私はこれしか出来ません、だって~と言われたら?
配慮は私の仕事ではありません、と考える人がいるのではないでしょうか?

ちょっとした工夫で普通に働ける人が大勢いるということと、はじめから諦めている人と仕事をするのは違う、と感じる人がいるのでは?
本人の工夫しようという力も、自然な仕事の一環としてのフォローも、現状は逆に遠ざけてしまう気がします。

ハイスペの人の捉え方も、啓発側は例えは悪いのですが、1つのスペックを素晴らしいから雇うべき、フォローは雇った側がしてくださいといっているように見えます。
今働いている人は、実は働きはじめてから、他のスペックも基礎が出来たり、ある程度底上げ出来たから、働けるのでは?
その機会を減らしてしまっているのでは?
素朴な疑問ですが、啓発活動を見ていると頭にうかんできます。逆効果では?と。

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金田 隆佳(かねた たかよし)

啓発第一世代が何をどう誤ったか。

そもそも、「もっと社会の理解が必要!!」「もっと支援を!!」は、声をあげた人々が、お金や地位や名誉など、何かしらの利益を得るための戦略(目的や目標を“確実に”実現するためのシナリオ)に基づいてとった行動だろうと。

戦術(啓発)によって、当事者に「ありのまま」を植え付けることに成功すれば、自分たちは孫の代まで安心だ。

で成功した。

その結果は皆さんご存じのとおり、「職場の理解が足りない」「私はやってるのに会社が悪い」「ありのままで何が悪い!!」と努力をする前に自分の権利を主張し会社を混乱させ、ビジネスを滞らせる人が増えてきた。

「商店街が衰退するのは政府のせいだ!!」「うちの店がつぶれたのは社会のせいだ!!」と声を荒げてるバカな経営者と同じ。

本当に必要だったのは「当たり前の子育て」。

自分の子を特別視しない、「私(親)は可哀想」と思わない。ありのままにはさせず、愛をもって育てる。

それをしていくことが一番大事なことなのは、もう既に分かっていること。

啓発第一世代の人たちの一番の間違いは「当たり前の子育て」で戦略を練らなかったこと。途中で間違いを認めて戦略を練り直さなかったこと。

座波さんが「治った自閉っこが良い子になる」というよりも「いい子の自閉症は治る」ではないか?とおっしゃっているのも、浅見さんが「発達障害で良さを活かして活躍している人は発達障害の良さを活かしているというよりは「その人の」良さを活かしているということ。そしてその人の良さを活かして社会とかかわるうちに、むしろ発達障害の困った特性は治っていくということ。」と実感されているように、「育ちの良さ戦略」を練れば、段取りも戦術も変わる。啓発の意味も間違わなくて済む。

そうなのではないかと思います。

というか、皆さんをみていて「そうだ!!」と確信しています。

「当たり前の子育て→育ちの良さ→治る→働ける・仕事ができる→成長する→更に治る」

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シア

こんにちは。
やはり、金田さんの仰る通りだと思います。
才能があるとか、特異な興味があるとか、それだって、努力しない・頑張らせない・失敗が痛いから、それをさせないでは、宝の持ち腐れどころか、廃用症候群でしょう。
ある程度、パニックを起す人でも、耐性を作らねばいけない。
そのためには、身体アプローチや、新刊のストレス耐性を、自覚することではないでしょうか。
私の師匠も、模型界では有名な方で、多数の書籍を出していますが、「次はもっと上を目指す。」と大作を作った後、言ってますよ。
そう言う人だから、強くたくましく、実力を発揮できているんだろうと思います。

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シア

それから、「社会の啓発」コレで間違ったのは、他の人の権利を侵害してまで、自分たちの要求を闘争としたことだろうと思います。
この前、病院に行ったとき、「この子は聴覚過敏だから、病院のBGMを消してください。」と言う、親御さんがいらっしゃいました。
先生方は、すぐさまこう切り返しました。
「病院のBGMは、癒しの音楽として、スーパーコンピューターで分析した周波数のものです。」「もし、それが過敏だとしたら、それこそ病気だから、周囲の人のご迷惑にならないように、治療しましょう。」と。

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シア

病院のBGMが、癒しになっている患者さんが大多数なんです。
その人一人のために、それをなくしてしまうなんて、おかしい!
私も、その時そう思ったんですよね。

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浅見淳子

こんばんは。
栗本さんが小田原に帰ってきました。
佐賀のレポートが上がっています。
もう何度も行っている佐賀。新規の参加もあり、常連の方もいて、佐賀にもコンディショニングが定着しているようでびっくりです。
専門職の方も学びにきていらっしゃるようですよ。

https://ameblo.jp/7korobi8oki-2019/entry-12536158649.html

ではでは。

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浅見淳子

おはようございます。
水害が予想以上にひどくて驚いています。
インフラが戻らないところもあるようです。
被害を受けた皆様、お見舞い申し上げます。

後ほどブログアップします。
ご好評いただいている新刊『発達障害でも働けますか?』についてです。
皆さんが色々発言してくださっていますが
今回は南雲さんとなお先生のご意見を参考にしました。
どうぞお楽しみに。

と言っている間にまたブルーさんから素晴らしい書評が愛読コーナーに。
リンクしておきますね。
よろしくお願いいたします。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/302/comment-page-3/#comment-2453

ではでは。

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ちょこ

おはようございます。台風、徐々に関東に近づいてますね。
我が家も備蓄しています。
食べ物は、昨日卵と鶏肉を沢山買ったので「ゆで卵」「味卵」胸肉で「鶏ハム(サラダチキン)」もも肉で「唐揚げ」です。他はチーズにチーカマ、シーチキンに納豆、魚肉ソーセージ等など…旦那はお菓子とパンを大量に買い込んで来ましたが、卵と鶏肉あればまあ…いけそうです(笑)
子供達も台風だからと崩れず通常運転。
ただただ、引きこもって遊んでいます。
家族が揃っているので、身体を使ってみんなで遊んで過ごそうと思います!
皆様、今日明日は厳重警戒で過ごしましょう!!

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浅見淳子

ちょこさん、おはようございます。やっぱりそうですか。うちも備蓄が肉たまごチーズです。お昼も肉を焼くつもりですよー。停電になってもサバイバルできるようにエネルギー蓄えます!
お互い乗り切りましょう。

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ちょこ

おはようございます。
雑談ではなく、こちらに書き込んでしまいました。すみません(*_*)
はい!肉、たまご、チーズがあればなんとかなる!と思います!
お昼はオムライス予定です(鶏肉&卵‪𐤔𐤔‬)
ちょっと心配ですが、乗り切りましょう!!

返信する
うず巻き模様

関東も雨風強まってきているようですね。
あまりひどくならない事を願いますが、急に危険なほど雨風が強まるので本当に皆さんお気をつけてくださいね(´。•ㅅ•。`)
私の実家は土砂崩れの心配があるので、避難所に避難したと連絡がありました。
やはり、こういう時には、ちょこさん家のお子さん達のように「台風だからと崩れず通常運転」できる体でいる事のありがたさがより身にしみますね〜。
こういう時に家族で体を使って遊ぶというのも、楽しそうでいいですね!

私のいる沖縄は晴れて過ごしやすい天気となっていますが、ニュース見ながら台風で大変な地域の皆さんがあまり大きな被害を被らないよう祈っています。

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浅見淳子

うず巻き模様さん、お見舞いありがとうございます。
ご実家ご無事だったことをお祈りいたします。
神奈川県内でもかなり被害がありました。
私の地元はかつて殺人川と言われた鶴見川の暴走を防ぐために、スタジアムの一回を含む公園全体が貯水池となり、街を守るシステムになっていますので、地上数十メートルのところに住む私たちは安心して眠りました。怖いのは停電と断水だけですが、それなら寝てても同じですし。
台風のときは酒盛り、っていうのは沖縄の人たちに習った知恵でもあります笑笑。

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浅見淳子

おはようございます。
台風気をつけましょう。
昨日から準備していて、備蓄も高タンパクになっているのに気づきました。
パンとかカップ麺とか売り切れているとかいっても「なんで?」みたいな感じ。
とりあえず昨日のうちにふるさと納税でやってきたサンマを五本焼きました。
それからハンバーグ(これもふるさと納税)も焼いておいた。
今朝ダメ押しでもうすぐ閉まるという近所のミニスーパーに行ったらパンはなかったけどゆで卵とサラダチキンはありましたよ。サラダチキン最強。そのまま食べられる。それにタンパク質食べたらあまりおなかが空かないというのは私たち知りましたもんね。

ところでふるさと納税に誤解があるようですが、住民税の五分の一しかできないんですよ。
だから住民税十万の人なら年間八万円はどうしても住んでいる自治体に行くのです。
まるごとよその自治体には納められない仕組みになっています。

私はふるさと納税に励む一方で、法人事業税を地元に納めるために本店登記を横浜にしてありますから今年も黒字決算を出して神奈川県・横浜市に納税することができました。
皆様ありがとうございます。

さて、『発達障害でも働けますか?』
売れ行きよいようです。
こちらも皆様ありがとうございます。

それではお互い台風には気をつけましょう。
ではでは。

https://amasale.newif.net/ranking/hdetail/1732611

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浅見淳子

おはようございます。

たにしさんが職場から派遣でAI等のお勉強をしに他県に出かけているそうです。
雑談コーナーにコメントをいただいています。
これから雇用のかたちが変わっていきそうです。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-9/#comment-2395

それで思い出したこと。

私が『知的障害は治りますか?』を企画したきっかけはいくつかありますが
『発達障害は治りますか?』で神田橋先生が「知性はもっとも汎用性の高い能力」とおっしゃったことがずっと心に残っていました。
もっとも汎用性の高い能力。
だからそこにバグがあると不便なのですね。

一方で体力もそうです。
私が発達障害の人たちと接してまず気づいたのはその体力のなさ。
週に五日働ける体力がない。
だから経済的に安定しない。
経済的に安定しなければ
そして花風社のアプローチは、「鍛える」というしんどい方向ではなく「整える」方向性で、社会生活に使える体力を増やしました。

そして汎用性の高い能力にはもう一つあると思ったのです。
それは、努力。
頑張り屋であること。
健気に地道に頑張れること。
こういう人は100パーセント応援されますよね。

私自身も、今アンチには相当嫌われていますが
なぜずっとやってこられたかというと、基本的に応援されやすい人だったからです。
つねに誰か、力のある人が必ず応援してくれました。
なぜ応援されたかというと、頑張り屋だったから、としか思えないんですよね。

だからこそ、その汎用性のある「努力」という能力を寧ろ削ごうとするギョーカイのやり方が理解できないんです。
真面目にやっている人は愛される。
そんなに簡単なことはないのに。

「やりたくないことはやらなくていい、と育てられた人はそもそも土俵に乗れない」
座波さんもそう言っていますね。
あれは実感です。
そして花風社クラスタの親御さんたちは、特性に配慮しつつも
そのあたりをきちっとしつけていらっしゃると思います。
それはお子さんの将来のためですよね。

ではでは。

返信する
浅見淳子

おはようございます。

神田橋先生や愛甲さんによると、トラウマ対処とは「忘れる」「抑え込む」ことではなく「過去・現在・未来」がつながること。
そして先日いただいた読者の方のメールは、私の今と過去をつなげてくれました。

=====

長女に言葉の遅れや自閉症的な傾向が見られます。
統合療法や栄養療法の他にできることは無いのか…と
行き詰まっていた時に栗本さん、灰谷さんの本に出会いました。
私にできる事がこんなにたくさんあるのか!と目の前が明るく開けた思いでした。

この身体アプローチを取り入れたことで、いま一番成長しているのは母親の私です。
統合療法と栄養療法しか知らなかった時は、先の見えない不安を常に抱えていました。
娘達にも主人や両親にも厳しく色々なことを求めていました。
家族の忠告も耳に入らず、支援センターは様子を見るの繰り返し、
何の方法も見出せず、自分自身を追い詰めていたと思います。
この一番辛い時期を脱したのは、身体アプローチを取り入れてからです。

大きく息を吸えるようになり、硬直していた身体が緩み、よく眠れるようになり、
疲れが減り、タンパク質をきちんと消化できるようになり…

私自身の体調が好転してくると同時に、育児も変化してきました。
例えば、藤川先生を参考に無理に飲ませていたプロテインやサプリも、
神田橋先生の本を参考に「心地良い」を基準に変えました。
子供たちがまた飲みたい♩と思えることが「心地良い」のだと気づかされました。
プロテインやサプリを飲む目的は、食事での不足を補い身体の土台を作ることです。
3歳の娘たちに、いま大事なのは嫌悪感を持たせず、飲むことを習慣にすることです。
そして、成長の過程で大事なことは変わってきます。

以前は規定量を飲ませることだけが正しいと思い込んでいました。
これでは娘達が明確な意思を持つようになった時に、飲まなくなる可能性大です。
結果的にプロテインを飲ませることが目的になっていました。

どんなに良い方法が見つかっても、理解が浅かったり目的を間違うと結果は
大きく違ってきます。これはこよりさんの本が大変参考になりました。
大事なこと、本質は何か?をもっと深く考える必要を感じました。
私にとっての「自立」とはどういうことか?
これが明確になると育児において、私なりの「軸」ができるように思います。
今後、色々な問題が起きてもブレない軸が持てれば大分違うと思うのです。

花風社の本は読み返すたびに、あぁ、そういう事か…と気づかされるが多いです。
きっと成長するたびに気になる部分が変わってくるのだと思います。
また、ネットがなかった時代に育児をされた方々の経験談は本当に参考になります。
発達障害に関する情報はたくさんありますが、この経験談は単なる情報ではなく知恵です。
直球で響いてきます。いつも頭の下がる思いでサイトを拝見しています。
新刊も楽しみにしています。

長くなってすみません。
浅見さんはロザムンドピルチャーの翻訳をされた浅見さんでしょうか。
学生の頃、初めて買った海外の小説です。
イギリスには行ったことなかったけど、景色の描写が印象的で好きでした。
本から風や香り、温度を感じた気がしてとても好きな小説たちでした。
ネットなど無い当時、浅見淳子さんの名前で新刊が出ていないか毎週本屋さんの
新刊リストを見に行ったことを思い出します。
海外の小説に興味を持ったきっかけの小説たちです。
育児が落ち着いたら、またゆっくり読みたくなりました。
もし違っていたらすみません!
少女時代にファンだったので、
ご本人ならその当時の気持ちをお伝えしたいと思ってしまいました。

=====

私がニキさんと全国を周り始めた頃は、ニキさんや私と同年代の方々がお母さんだった。
私が56歳となった今、若い頃(30代)文芸翻訳をしていたときに少女として読者になっていてくださった方が今発達障害のお客さんになってくださっているんですね。
初めて買った海外小説の翻訳者が私だった。名誉なことです。

なんで海外小説に走ったかはそのうち書きますね。
ともかく日本文学より海外小説が好きだった。
その翻訳をしていて翻訳家養成を始めたところからニキさんと出会い
そして発達障害に入ったわけです。

徹頭徹尾発達障害の人の支援者ではなく「一緒に働く立場」として接してきたのが私です。
そのあたりのことはぜひ『自閉っ子と未来への希望』を読んでくださいね。
あの本のサブタイトルは「一緒に仕事をしてわかった本当の可能性」ですから。
これもKindle版をお得な価格で出していますよ。

ではでは。

返信する
浅見淳子

すみません。この記事には私の過去の仕事以外にも大事なことが書いてあるので自分コメントです。
私は藤川理論で体重が減ったので藤川信者ですが(母も)、一方で高タンパク低糖質は心がける反面、あまりメガビタミンしないのは、神田橋先生が基本的に少量処方であるというのが常に頭の片隅にあるからです。
また、藤川先生はサラダdisですが、私はサラダは欠かしません。咀嚼にもなるからムダではないと思っています。
あと果物好きな方は果物に否定的な藤川理論がつらいかもしれませんが私はもともと果物そんなに好きではありません。なんか理由があるんだと思います。

返信する
はづき

陰湿になるのは分かります。
特に地方では、どんなに環境とかが悪くても、

家庭の事情(実家を出るお金が用意できず、新卒で地元の零細企業に就職せざるを得なかったなど)
社外でもスキルアップ出来ない
地域を出ることが出来ない、たとえ出たとしても出た先でアルバイトですら職に就くことが出来ない

などで、転職が出来ないのであれば、余計にそうなります。
そのような人々を腐るほど見てきました。
彼らには世渡り、処世術、根回し…全て通じません。

地方の食品工場(特に中小零細)の製造現場などがその典型的なところですね。
会社もコスト節約のため、人件費がかからない地域に工場を建て、(不法滞在の)外国人を安く採用すればいいわけですから。

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はづき

すみません。
浅見さんの記事にレスするつもりが、新しくコメントに書いてしまいました。

返信する
浅見淳子

はづきさん、ありがとうございます。
普通考えが違う人はほっておけばいいと思うんです。
でも無名の医療従事者たちが匿名で花風社クラスタをいたぶる様子をみていると、なんかそういう行き場がない閉塞感の八つ当たり感を感じるんですよねー。
まあ迷惑ですね。

返信する
浅見淳子

こんばんは。
小学校教師4人の同僚いじめ、話だけ聞いてたら「小学生かよ」と思いましたが画像みてびっくり‼️です。なんであんなに陰湿なことできるんだろう。

一つは公務員とかの置かれている状況からの「自由のなさ」から来る「閉塞感」かな、と思います。

「発達障害でも働けますか?」にも書きましたが、それぞれキャリアプランは違う。私が一番大事にしているのは「自由」で、具体的言うと一緒に働く相手も場所も選べること。そして時には長時間労働も厭わないけど晴れたらお日様の下で遊べること。今のライフスタイルはそれを実現できてよかったです。

でも相手を選べない仕事もありますね。社会保障費で食ってる人はその最たるものじゃないかな。本人たちが自覚してるかどうか知りませんがじわじわと首絞められてるみたいなもんで、永吉亮や片岡由夏の底意地の悪さもその憂さ晴らしだと思いますわ。

私はそういう不自由さとは無縁でいられるので、いつでも石垣島に行けるようにスタンバイしてるんですけど、次から次へと来る台風には勝てませんねー。

ニキさんが「社会が自閉を理解しても自然は理解しない」って言ってたの、あれ名言だなー。

仙台広南病院の片岡由夏のトチ狂ったスクショシリーズ、たまには蔵出ししておきますね。

ではでは。皆さま楽しい夜を。

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