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講演会情報のお部屋

各地で受けられる花風社関連の講座です。
主催者様の情報アップも大歓迎。

148 COMMENTS

たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第23話「顔の神経」

2023年12月、花風社さんから、脳神経内科専門医 田中伸明先生の「発達障害 治療革命! 脳神経内科医からの提言」が出版されました。

その1か月前に遡りますが、浅見さんが発刊準備をされていた11月中旬、
「息子さんには顔のマッサージがいいかもです。」
との御連絡をいただきました。

唐突で、なぜ浅見さんがそうおっしゃるのか、その時はわかりませんでしたが、僕は興味があったら四の五の言わず即断即決即実行がモットーなので、速攻、顔のマッサージを始めました。
松島さんに直接伝授していただいていた顔へのタッチを思い出しながら。

息子、最初の頃は「こちょばい」とか言ってましたが。そのうち大のお気に入りに。

そして、二学期は成績向上、皆勤賞で終えることができました。感謝です。

顔の神経について、「発達障害 治療革命!」41ページあたりから、その記載がありますし、松島先生の講座でも大事なポイントとして伝授してくださります。

粗大運動は、日時の成果で自然とできることもありますが、それに比べて、顔の神経は、ある程度、人のアプローチが必要だと感じました。(簡単なタッチ程度ですが)

粗大運動に、お顔へのアプローチが加わると最強ですね。
松島さん、田中先生、浅見さん、新たな知見をありがとうございます。

浅見さんが、記事にしてくださっています。(2023年12月25日の記事をご参照ください。)
https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/322/comment-page-107/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR3X8OKo7hmQlFWueXOsdjp-aa71qPIHyJ5ZAtyQCgnqtmKh3KrrpCegaY0_aem_AZDmnzsijD0_BpFlkOSub-VzDl6OKlovyPq720RJgej0q0HVc6L8EkowVTjwtmpldJK8b-Ji6Yes8EIuW18BjQR_#comments

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第22話「ちゃんとした社会人」

冬になりました。

ある日、地元の著名な支援者さんが、療育に関する勉強会の講師をされているニュースを目にしました。
困り事を抱える子どもさんに対する、効果的な声かけ方法のレクチャーの様子。

そして映像に映った企画者の方、なんだか見覚えがあります。

以前、某所にて若いお母さんにアドバイスをしていた方だ。

その時の様子を思い出しました。

①体を斜めにして座り、足を組んで、缶コーヒー飲みながらお母さんに対応
②その場所は靴を脱いだら靴箱に入れるルールですが、玄関スペースに自身の靴を置いたまま
③行政の「○○課の課長を知っている」との発言
④上から目線、説教口調
⑤困っている人の質問に半笑いで答える
⑥話が長い
⑦小さな子のお母さんに、生活保護制度の説明をする

等々。

若いお母さん、真剣に聞き入っておられました。
わかります。僕も昔、支援者の方に相談に乗ってもらった時、藁をも掴む気持ちでしたので、相手さんの話す内容を、一言一句聞き逃さないよう、真剣に聞いていました。
そのお母さんのお姿を見て、なんだか辛くなりました。

でも、ただたまたま近くにいただけの僕が口出しする訳にもいかず。。。

方や、僕が受講した松島さんの講座では。
松島さん、座ることなく、ずっと立てったまま動き回られて、冬だったのに額に汗がにじんでいました。
受講者の方からの質問には、丁寧に身振り手振りでお答え。
困り事を抱える人のためになんとかしたい、そんな真摯な姿勢が伝わってきました。
ちゃんとした社会人でいらっしゃるという印象を持たせていただいています。

あと、松島さんって「療育整体」の巻末マンガで書かれていたように、本当に御苦労をされています。
様々な職種を経験され、真摯に仕事に向き合われてきたからこそ、あの温かい人柄なんでしょうね。

早く高松でお会いしたくなってきました。
時は、令和5年の師走に入りました。
高松講座まであと4か月。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第21話「オプション」

前回、1億円の効果について書きました。

もちろん、自分のやり方だけが正しいとは全く思っていませんし、自分の考えを人様に押し付けたり、よそ様のご家庭に口出しするようなことはしたくありません。

世の中には実にたくさんのオプションがあります。
それぞれのオプションが、それぞれの効果を上げているものとお察しします。

・投薬などの医療行為。服薬すると頭がスッキリして、仕事や勉強がはかどるようになり、安定した生活を手に入れた方。

・悩み事を語り合う親の会。それで心が楽になり、明日への活力となり、前向きに人生を送られている方。

・言葉による声かけ、視覚にうったえる環境調整。それで、行動が適正化し、幸せな人生を送られている方。

・社会の理解を広げる啓発活動。それによって、発達障害のことを知って、当事者さんの生き易さのため、協力・行動されている方。

それぞれ確実にいらっしゃるはず。確実に。
僕自身の、狭く限られた交友・行動範囲にはいませんが、世間に目を広げたら、いないわけがない。(真顔)

そして、公費も投入されている取組みは、効果が出ていないとおかしい。一人の納税者として思います。

僕の取組みは、それらとは方向性が違いますが、他の取組みを非難するつもりは全くないです。
既に、それぞれの方向性で取り組まれている方々を、こっちに誘導するつもりもありません。

僕がたどりついた結論は、身体に直接働きかけるということです。
それがメインで、他のいろんな取組みもやってます。
取組みを1つに絞る必要もなく、ハイブリッドで良いと思う。

自分の方向性を、体験談として、お伝えすることはやらせていただいています。
ぜひ、松島眞一さんと療育整体のことはお伝えしたい。

僕ができるのは、お伝えするまでです。

日本は自由な国。

それぞれが自由に決めればいい。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第20話「1億円」

僕、息子を将来納税者にしたいと、もう10数年間公言しています。

この考え、ネットでは「毒親!」「障害者差別!」等々、ボロクソ言われたこともありましたが、リアルな関係では、みなさん応援してくださっています。

それはそれとして、ちょっと調べてみました。

ざっくりですが、発達障害のため、生涯にわたり支援を受け続けると、生涯に1億円まではいきませんが、数千万円(後半)の公費でお支えするみたい。
年金、福祉サービス、医療費助成等々。
仮に8千万円と仮定します。
(もちろん、真に支援が必要な方は、公費でお支えするべきです。)

方や、税金の話。
サラリーマンの場合、生涯賃金って、2億数千万円~3億数千万円あたりらしいです。
職種、事業体の規模、学歴等々、様々な要因があるので、一概には言えませんが。
で、生涯納める税金は、2千数百万円から3千数百万円みたい。
えいやっ!と数字を丸めて、生涯納める税金を2千万円と仮定。

となると。
社会に支えられている側の人が、仕事につけるほど発達し、納税者となると、歳出・歳入の面で、国民の皆様に対し、1億円の貢献に繋がることになります。

真偽はわかりませんが、僕はそうイメージして行動しています。

厳しい状況の方が、将来に希望を持てる状況になると、1億円の貢献に繋がります。

僕、1億円の寄付はできませんし、1億円分のボランティア活動もできません。

しかし、希望を持っていただける活動はできます。

1億円の効果ですよ。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第19話「嬉しい話」

10月。
息子のお友達からピアノ演奏会に誘われました。
1つ年下の、当時小学校6年生の男の子。(仮に「A君」と呼ばせていただきます。)
A君と息子は、同じ支援級で過ごしていました。学童クラブも同じで、その子、息子のことが大大大好きでいてくれてます。
保育所の頃から知ってましたし、お母さんは、息子のことも、よく抱っこしてくれていました。

で、息子と発表会に行きました。
A君、男の子らしく鍵盤を力強く弾き、落ち着いて演奏してました。カッコいい。
終わりの挨拶で、ガッツポーズしてたのも良かった。

ふと、A君が小学校低学年の頃、運動会の演技中に走り回り、先生が追っかけまわしていたことを思い出しました。

なかなか厳しい状況の頃もあったかと思いますが、今やしっかりと発達されています。

演奏を見ていて感動しました。嬉しかったなぁ。

お母さんは、花風社高松講座や、僕が話をさせていただいた放デイのイベントにも参加され、お薦めした御本「療育整体」を購入され、実践もされていて、ピアノ教室を始め、御家庭でいろんな取組をされています。

また、こんなこともあったそうです。

お父さんに花風社さんの本を何冊か読んでもらうと、

「面白い。」
「体からのアプローチにこんな手法があるんだ。」

と興味を示され、以後、積極的に取り組みに加わられるようになられたそうです。

嬉しいですね。

今のA君のお姿は、御家族での御努力の賜物でしょうね。

中学進学にあたっては、うちと同じく、支援校か地元校かで悩まれましたが、最終的には、地元校への進学を選ばれました。

「たにし君と同じ学校に行く!」と、息子が進学していることも進路選択の理由の一つみたい。嬉しいです。

A君家族と知り合って10年近く。リアルでもネットでも、いろんな人のことを知りました。
ネットで吠えるだけのアンチや、リアルでも、不平不満を言い、出来ない理由をただ並べる人もいたり。
しかし、情報のアンテナを張り、具体的な行動をする御家族には、結果が出ますね。
素晴らしい演奏会でした。

A君ありがとう。

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第18話「逆オファー」

秋口になりました。

きらり栗林南校さんにオファーをお受けいただいたところですが、今度は逆オファー(笑)

保護者さん向けに何か喋ってくれませんかとのこと。
はいはいお安い御用です。
何でもしますよ。

持ちつ持たれつです。
こうやって盛り上がっていくんでしょうね。

構想案を詳しくお聞きしてビックリ!!

前回、スピーカーは僕1人でしたが、今度は、僕に加え、大学の先生、他の保護者さん、大内先生と、4倍に!
定員も前回の倍の30名に設定し、広めの会場を押さえるとのこと。

協議の結果、テーマは
「父親が語る 発達に課題のある子の子育て」
に決定。

開催時期は冬。

このことが、療育整体高松講座の開催1か月前に速攻で満員御礼となることに繋がっていくとは、この時誰も知らず。。。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第17話「説得力」

講演会の続きです。

去年にはなかった実技をしました。
前の年に京都で松島さんに伝授していただいたその知見をみなさんにお伝え。
モデルになっていただいたのは、バスケットボールプレーヤーである長身のイケメンお父さん。
御協力ありがとうございます。
横になっていただいたら、足長っ。
こんな立派な御御足を触っていいのかしら(笑)とか思いながら、実技をさせていただきました。

金魚体操にお腹へのアプローチ、ホットタオルの有効性もお話し。 

さらに、皮脳同根(ひのうどうこん)について御説明。
これも松島さんから教えて頂いた知見です。
松島さんのパクリ連発(笑)
皮脳同根。要はスキンシップのこと。
皮膚と脳は同じ根を持つという意味で、皮膚は精神と深い関係にある。
受精卵が分裂を始めた段階で、内胚葉・中胚葉・外胚葉と呼ばれる3つの層に分かれていき、「内胚葉」は主に内臓、「中胚葉」は骨や筋肉、「外胚葉」は皮膚や脳神経に形成される。
つまり、生命としての最初の段階で皮膚と脳は同じところからスタートしているということ。
と、偉そうに喋りましたが、松島さんのパクリ(笑)

あっという間の1時間。

最後、質疑応答の際、こんな質問がありました。
「保育所の保護者だった時、大変な御苦労があったと思います。その頃のことをお聞かせください。」

こう答えました。

「今はこうやって喋らせてもらっていますが、当時は辛く地獄の日々でした。辛かったのは、どうやったら良くなるのか?その情報がなかったこと。情報を求めてさまよっていました。いろんな人に相談しましたが、当時のアドバイスは、
「親御さんは笑顔でいましょう」
「子どもさんは天使なんですよ」
「この子は御両親を選んで生まれてきたんです」
なんて話ばかり。
具体的な策の話はありませんでした。
しかしその後、人の縁で今日お話しした知見に出会え、今に至っています。
時代は変わりました。10年前は、今日のような情報を高松で得るのは難しかったです。
しかし今はこうやってお伝えできています。もし何か困ったことがあれば、僕でよかったらいつでも声かけてください。」

人を救うのは、言葉「だけ」じゃないんだよ。
社会の理解を求めること「だけ」じゃないんだよ。
大事なのは、我が子の身体に直接アプローチすることだと、「僕は」思う。

「療育整体」など、花風社さんが提唱される具体的な知見は、説得力があります。
そして、お困りの親御さんに希望を持っていただけます。
みなさん、熱心に聞いていただきました。
ありがとうございます。

万雷の拍手をいただき、閉幕。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第16話「エピソード」

さて、こども園さんでの講演会当日。

会場入りすると、舞台袖に、演題と僕の名前が。
「先生」ってつけてくれてます(照)
いや、ただの腹の出た酒飲みのオッサンなんですけど(笑)

お客様は総勢30名程度。
こども園の保護者さん達です。
たくさん来ていただき、ありがとうございます。

さて最初、自己紹介の前にこうお伝えしました。

僕はごらんのとおりの普通のお父さんです。
特殊技能も知識もありません。
皆様方より10年ほど長く生きているだけです。
普通のお父さんが喋っていると思ってください。
でないと、僕の喋る内容が、高尚で難しい内容として伝わってしまうかもしれません。
簡単な事しか言えません。ぜひ気軽に聞いてください。
ただし一つだけ言えることがあります。
行動力はあると思います。
気になったことがあれば即断即決で実行に移しています。
そのため、良かったこと、黒歴史、両方色々と経験しています。
僕の話には、科学的根拠(エビデンス)はありません。
子育ての実体験(エピソード)をお話できます。
今日は、効果のあったエピソードをお話します。11年間の経験です。

順番にお話ししました。

1 息子について

2 僕が考える発達障害児の状況について
 ①体に不具合がある(固い、姿勢が悪い、動きが悪い、過敏)
 ↓
 ②常に緊張状態
 ↓
 ③姿勢を保つのに精一杯(保てない)
 ↓
 ④座れない、歩いてしまう、集中できない
 ※「集中しなさい!」と口でいっても無理
 ※(人が座っている)絵カードを見せても効果なし

3 どうすればいいのか?
「体を整える」※「鍛える」のではない
 ①体を整える
 ↓
 ②楽になる、呼吸ができる
 ↓
 ③気持ちが落ち着く
 ↓
 ④寝られる
 ↓
 ⑤更に安定
 ↓
 ⑥集中力が増す
 ↓
 ⑦生活の向上
 ↓
 ⑧幸せになる

こんな感じで、エピソードを皆様に紹介しました。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第15話「お助けヒーロー登場」

この連載、緊張感をもって注視されている方がいらっしゃいます(笑)
ありがとうございます。

イベントの企画は一筋縄ではいかず、紆余曲折ありますね。

果たして、盛会となるのか、失敗に終わるのか。。。(結局大大大成功に終わってま
すが(笑))

会場もパートナーも決まり、8月になりました。

8月11日の山の日、社会福祉法人さんの運営するこども園主催、保護者向けセミナーにお招きいただき、「発達に課題のある子の子育てについて」をテーマに講演させていただきました。

去年に続いて2度目です。

丁度その頃、本業で、数年来の懸案事項の最終プレゼンがあり、そちらの準備にかかりっきりで、講演会対応が出来ていませんでした。。。

プレゼンが無事終わり、終業後、速攻で講演会のレジュメ作成を開始。

講演会は次の日の午後から。

もう時間がないのでとにかく突貫作業!!

さて、まずは「療育整体」の書影を載せたいので、浅見さんにオッケーか確認の連絡
を。
すると即レスでオッケーいただきました。

次に、松島真一さんの顔写真を載せたいので、松島さんに確認の連絡。

オッケーの連絡を待ちながら、ネットで松島さんのお写真を検索。

ありましたありました。

すごい素敵な笑顔のお写真が。

これに決定!←この時点では掲載オッケーもらってない(笑)

そして、オッケーをいただけるのを前提にどんどんと作業を進めていくという綱渡り状態(笑)

集中して作業をすすめていると、松島さんからオッケーの連絡が。

もう先に作業を進めちゃっていることを説明すると、「やっちゃえ日産!」とのお返事(笑)

そして暫定版のレジュメ写真をお送りしました。

すると、なんと!松島さんから応援資料の提供が!!
療育整体の講座で使っている説明資料ですね。
これは貴重です。

さすがにこれを講演会で配る訳にはいかないので、通読して、必要な表現を使わせていただきました。

本当にありがたかったです。

懸命に取り組んでいると、時に、お助けヒーローが現れるんですね。

夜遅く、何とかレジュメが完成しました。

魂込めて作った渾身の一撃!!

ギリ間に合った(汗)

(続く)

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たにし

《しんちゃん高松物語 2024春≫
第14話「株式会社」

オファーから数日後、きらりのブロック長、エリア長さんからのオッケーが出たとのお返事が。思ったより早くすんなりと。

大内先生(※)は、熱心に上長さん達にプレゼンしてくださったみたいです。
ありがとうございました。

これで、本企画のパートナーも無事見つかりました。
全国に塾展開する株式会社さんに、整体講座の企画話を持ち掛けるのは、一見、無理芸に見えましたが(笑)

良かった良かった。

◉先入観にとらわれず、中身を見て、良いものは良いと判断。
◉会社に利益をもたらすものは柔軟に取り入れる。

この点は、さすが株式会社さんですね。

※先生からは、本名出してオッケーとのご連絡をいただいたので、以後、本名での記載とさせていただきます。

(続く)

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たにし

《しんちゃん高松物語 2024春》
第13話「プレゼンへ」

オファー前に、会場を確保して日程を確定だ。

下準備を整えておいてからオファーするのが、先方様への礼儀だと思ってます。

会場は、2年前、3年前に浅見さん達をお招きした、史跡高松城跡 玉藻公園の披雲閣。
言わば、お城の中の御殿です。
趣のある広々とした和室が療育整体講座にはピッタリ。一番広い「大書院(142畳」)は、耐震補強工事中のため、先に耐震化を終えた「蘇鉄の間(約100畳)」を確保。
人気の会場ですが、翌年3月17日に、なんとか空きがありました。

オファーするにあたり、自信はなかったものの、唯一の希望がありました。

きらりの先生とは、日々情報交換させていただいていて、先生は僕の考え方を十分にご存知。
本当は社内コンプラ的に微妙な、LINEでの個人的なやりとりもしてました。←コラ(笑)

更に、先生のご依頼で、職員向け勉強会2度、保護者向け講演会1度、の計3度、講師を務めさせていただいた実績有。

先生が、社内プレゼンされる際、「この人の企画は大丈夫」と推してくださる期待感はありました。

そんなことを思いながら、翌年3月17日、松島眞一さんをお招きしての療育整体高松講座、その企画に協力していただけないか、先生にオファーしました。

先生からは、「個人的には」との前置きがあった上で、即、快諾のお答え。
ありがとうございます。

次は社内プレゼンですね。

(続く)

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たにし

《しんちゃん高松物語 2024春》
第12話「オファー」

息子が小学5年生の頃、我が家は進路について悩んでいました。

支援校→地元中学→支援校→地元中学

と、色々と考えが二転三転。

息子が生き生きと過ごせる学校はどちらか?
いろんな人達に相談しました。

その頃、おかげ様で、日常生活には全く不便のないほどに発達。
進路のポイントはズバリ学力。
息子の課題は学力です。

学力向上のために利用させていただいていたのが、こどもサポート教室「きらり」栗林南校さん。この当時、既に5年間通っていました。
経営母体は、塾を全国展開する株式会社。
塾部門は、40年を超える実績があり、そのノウハウで学習支援をサポートしてくださっています。

ずっとお世話になっている管理者の先生は、研究熱心で実力があり、我が親子で全幅の信頼を寄せています。

先生からは、
「どちらの進路を選んでもジュニア君は大丈夫」
「どちらに進んでも役立つような支援を継続します」
とのお言葉をいただいていました。

おかげで、学力が徐々に向上し、夫婦で「地元中学でもやっていけるのでは?」という気持ちになり、息子に聞いても「みんなと同じ学校に行きたい」と、明確な意思が聞かれはじめたので、地元校への進学を決めました。

それが令和4年度、5年生の終盤。

言わば、地元校への進学に大きく寄与してくれたのが、きらり栗林南校さんと先生でした。
今回の講座を共に企画していただけないか、オファーさせていだこうという気持ちに。

しかし、正直自信がありませんでした。。。

学習塾が母体の事業所さんが、整体方面の講座に関わっていただけるのか??

株式会社さんが、よくご存知ない(だろう)方面の企画に乗ってくれるのか??

また、先生にオッケーいただいても、大きな組織ですから、ブロック長さん、エリア長さん等、複数の上席者さんの許可が必要。超えるべき壁は多い。

さあどうなるか。

(続く)

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浅見淳子

たにしさん

連載ありがとうございます。
志ある人だけでつながればいい
それが結構大きくなる。
それがわかる連載です。

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第11話「主催者の役割」

静かに告知を始めました。
告知といっても、まだ開催日も会場も未定。

とにかく「松島眞一さん」という方が「療育整体」をされていて、簡単にできて効果があるというのを、身近な方にお伝えすることから開始。

繰り返しになりますが、広く知らしめるのではありません。

夏に動き始めましたが、開催時期は冬か翌年の春を考えていました。

時間をかけてじっくりとお伝えして、真に興味を示された方に来ていただきたかったので。

「イベント成功の可否を握るのは主催者」

企画に臨む際、こんな考えを持って行動しています。

主催者は、掛け算の係数だと思う。
さすがに、イベントの効果を、5倍、10倍することまではないと思いますが、動きが悪くて係数が1を下回ることにはなりたくない。
遠方から時間を割いてこられる講師の方、貴重な時間と参加費を負担されて来られる参加者さんに申し訳ないし。

仲良しグループの遊びではないので、真剣にやらないとね。
他人任せではなく自分の責任において。

企画には、本来業務と変わらぬ熱量を投入。
やることは本来業務と同じだ。

計画、調整、説明、実行、微調整、確認等々、いろんな手順の繰り返しでブラッシュアップしていく。

そして、真夏になる頃、本企画のパートナーを担ってくれる方が現れました。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第10話「持ってる人へ」

令和5年7月下旬、松島さん高松講座の企画を決意。

過去2回程、浅見さん達をお招きして、講座を企画させていただいたので、ノウハウはあります。
その時は、学童クラブさんの周年記念イベントでした。
チーム総出でガンガン告知して、満員御礼の大大大成功!!!
今でも良い思い出です。

さて、今度の松島さん講座は、周年記念イベントではありません。
なので、過去のノウハウに拘泥してはならぬ。
目的に沿った企画にする必要があるな。

今回の目的は何か?
しばし考えた。。。

既にその頃、自分の中で固まっていた価値観、
『積極的受け身』
これだ。

「療育整体」や「松島眞一さん」のことを地元に「広く知らしめる」のではない。

◉情報を必要としている方
◉僕と方向性を同じくしている方
◉我が子や、披支援者のために努力と工夫を怠らない方
◉社会の理解や支援「だけ」を求めるのではなく、自ら行動する方

そんな方に知っていただけたらとの想いからの行動だ。

ということは、告知は控え目に、口コミメインで。

控え目な告知でも情報を掴み取ることのできる「持ってる人」に繋がればとの願いです。

静かに静かに告知が始まりました。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第9話「完全皆勤賞による決断」

感動の卒業式を終え、令和5年4月に、息子は中学校に入学しました。

地域の中学校です。

その頃、松島さんとは、すっかり親交も深まり、四国に来たいとの御意向も伺っていました。

通常なら、自分の性格上、即断即決即行動で、松島さん高松講座の企画に速攻入るところですが、息子の中学校生活が不透明な段階では、その決断はできませんでした。

元気に入学しましたが、この後、何があるかわかりません。
慣れない中学校生活に加え、思春期に入るタイミング。
トラブルはないか?いじめられたりしないか?
そんな心配は、常に我々親の頭の中にありました。

ここはしっかりと息子に寄り添うべき。
そんなことを思いながらの中学校生活のスタート。

しかし、
あれ?
あれれ?
あれれれれ?

日が経っても特にトラブルの様子も全くもなく、毎日毎日息子は元気に登校しています。
担任の先生(「発達障害、治った自慢大会!」を読まれていた先生)からも、「驚くほどスムーズに学校生活が送れています。」の御報告が。

そして1学期を、無遅刻無欠席無早退の完全皆勤賞で終えました。

凄いぞ息子。

「大丈夫なんじゃね?」と思い始めました。

そこで、松島さん高松講座の企画をさせていただくことを決心し、行動開始。

時に、令和5年7月下旬のこと。

(続く)

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