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講演会情報のお部屋

各地で受けられる花風社関連の講座です。
主催者様の情報アップも大歓迎。

108 COMMENTS

たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第17話「説得力」

講演会の続きです。

去年にはなかった実技をしました。
前の年に京都で松島さんに伝授していただいたその知見をみなさんにお伝え。
モデルになっていただいたのは、バスケットボールプレーヤーである長身のイケメンお父さん。
御協力ありがとうございます。
横になっていただいたら、足長っ。
こんな立派な御御足を触っていいのかしら(笑)とか思いながら、実技をさせていただきました。

金魚体操にお腹へのアプローチ、ホットタオルの有効性もお話し。 

さらに、皮脳同根(ひのうどうこん)について御説明。
これも松島さんから教えて頂いた知見です。
松島さんのパクリ連発(笑)
皮脳同根。要はスキンシップのこと。
皮膚と脳は同じ根を持つという意味で、皮膚は精神と深い関係にある。
受精卵が分裂を始めた段階で、内胚葉・中胚葉・外胚葉と呼ばれる3つの層に分かれていき、「内胚葉」は主に内臓、「中胚葉」は骨や筋肉、「外胚葉」は皮膚や脳神経に形成される。
つまり、生命としての最初の段階で皮膚と脳は同じところからスタートしているということ。
と、偉そうに喋りましたが、松島さんのパクリ(笑)

あっという間の1時間。

最後、質疑応答の際、こんな質問がありました。
「保育所の保護者だった時、大変な御苦労があったと思います。その頃のことをお聞かせください。」

こう答えました。

「今はこうやって喋らせてもらっていますが、当時は辛く地獄の日々でした。辛かったのは、どうやったら良くなるのか?その情報がなかったこと。情報を求めてさまよっていました。いろんな人に相談しましたが、当時のアドバイスは、
「親御さんは笑顔でいましょう」
「子どもさんは天使なんですよ」
「この子は御両親を選んで生まれてきたんです」
なんて話ばかり。
具体的な策の話はありませんでした。
しかしその後、人の縁で今日お話しした知見に出会え、今に至っています。
時代は変わりました。10年前は、今日のような情報を高松で得るのは難しかったです。
しかし今はこうやってお伝えできています。もし何か困ったことがあれば、僕でよかったらいつでも声かけてください。」

人を救うのは、言葉「だけ」じゃないんだよ。
社会の理解を求めること「だけ」じゃないんだよ。
大事なのは、我が子の身体に直接アプローチすることだと、「僕は」思う。

「療育整体」など、花風社さんが提唱される具体的な知見は、説得力があります。
そして、お困りの親御さんに希望を持っていただけます。
みなさん、熱心に聞いていただきました。
ありがとうございます。

万雷の拍手をいただき、閉幕。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫
第16話「エピソード」

さて、こども園さんでの講演会当日。

会場入りすると、舞台袖に、演題と僕の名前が。
「先生」ってつけてくれてます(照)
いや、ただの腹の出た酒飲みのオッサンなんですけど(笑)

お客様は総勢30名程度。
こども園の保護者さん達です。
たくさん来ていただき、ありがとうございます。

さて最初、自己紹介の前にこうお伝えしました。

僕はごらんのとおりの普通のお父さんです。
特殊技能も知識もありません。
皆様方より10年ほど長く生きているだけです。
普通のお父さんが喋っていると思ってください。
でないと、僕の喋る内容が、高尚で難しい内容として伝わってしまうかもしれません。
簡単な事しか言えません。ぜひ気軽に聞いてください。
ただし一つだけ言えることがあります。
行動力はあると思います。
気になったことがあれば即断即決で実行に移しています。
そのため、良かったこと、黒歴史、両方色々と経験しています。
僕の話には、科学的根拠(エビデンス)はありません。
子育ての実体験(エピソード)をお話できます。
今日は、効果のあったエピソードをお話します。11年間の経験です。

順番にお話ししました。

1 息子について

2 僕が考える発達障害児の状況について
 ①体に不具合がある(固い、姿勢が悪い、動きが悪い、過敏)
 ↓
 ②常に緊張状態
 ↓
 ③姿勢を保つのに精一杯(保てない)
 ↓
 ④座れない、歩いてしまう、集中できない
 ※「集中しなさい!」と口でいっても無理
 ※(人が座っている)絵カードを見せても効果なし

3 どうすればいいのか?
「体を整える」※「鍛える」のではない
 ①体を整える
 ↓
 ②楽になる、呼吸ができる
 ↓
 ③気持ちが落ち着く
 ↓
 ④寝られる
 ↓
 ⑤更に安定
 ↓
 ⑥集中力が増す
 ↓
 ⑦生活の向上
 ↓
 ⑧幸せになる

こんな感じで、エピソードを皆様に紹介しました。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第15話「お助けヒーロー登場」

この連載、緊張感をもって注視されている方がいらっしゃいます(笑)
ありがとうございます。

イベントの企画は一筋縄ではいかず、紆余曲折ありますね。

果たして、盛会となるのか、失敗に終わるのか。。。(結局大大大成功に終わってま
すが(笑))

会場もパートナーも決まり、8月になりました。

8月11日の山の日、社会福祉法人さんの運営するこども園主催、保護者向けセミナーにお招きいただき、「発達に課題のある子の子育てについて」をテーマに講演させていただきました。

去年に続いて2度目です。

丁度その頃、本業で、数年来の懸案事項の最終プレゼンがあり、そちらの準備にかかりっきりで、講演会対応が出来ていませんでした。。。

プレゼンが無事終わり、終業後、速攻で講演会のレジュメ作成を開始。

講演会は次の日の午後から。

もう時間がないのでとにかく突貫作業!!

さて、まずは「療育整体」の書影を載せたいので、浅見さんにオッケーか確認の連絡
を。
すると即レスでオッケーいただきました。

次に、松島真一さんの顔写真を載せたいので、松島さんに確認の連絡。

オッケーの連絡を待ちながら、ネットで松島さんのお写真を検索。

ありましたありました。

すごい素敵な笑顔のお写真が。

これに決定!←この時点では掲載オッケーもらってない(笑)

そして、オッケーをいただけるのを前提にどんどんと作業を進めていくという綱渡り状態(笑)

集中して作業をすすめていると、松島さんからオッケーの連絡が。

もう先に作業を進めちゃっていることを説明すると、「やっちゃえ日産!」とのお返事(笑)

そして暫定版のレジュメ写真をお送りしました。

すると、なんと!松島さんから応援資料の提供が!!
療育整体の講座で使っている説明資料ですね。
これは貴重です。

さすがにこれを講演会で配る訳にはいかないので、通読して、必要な表現を使わせていただきました。

本当にありがたかったです。

懸命に取り組んでいると、時に、お助けヒーローが現れるんですね。

夜遅く、何とかレジュメが完成しました。

魂込めて作った渾身の一撃!!

ギリ間に合った(汗)

(続く)

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たにし

《しんちゃん高松物語 2024春≫
第14話「株式会社」

オファーから数日後、きらりのブロック長、エリア長さんからのオッケーが出たとのお返事が。思ったより早くすんなりと。

大内先生(※)は、熱心に上長さん達にプレゼンしてくださったみたいです。
ありがとうございました。

これで、本企画のパートナーも無事見つかりました。
全国に塾展開する株式会社さんに、整体講座の企画話を持ち掛けるのは、一見、無理芸に見えましたが(笑)

良かった良かった。

◉先入観にとらわれず、中身を見て、良いものは良いと判断。
◉会社に利益をもたらすものは柔軟に取り入れる。

この点は、さすが株式会社さんですね。

※先生からは、本名出してオッケーとのご連絡をいただいたので、以後、本名での記載とさせていただきます。

(続く)

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たにし

《しんちゃん高松物語 2024春》
第13話「プレゼンへ」

オファー前に、会場を確保して日程を確定だ。

下準備を整えておいてからオファーするのが、先方様への礼儀だと思ってます。

会場は、2年前、3年前に浅見さん達をお招きした、史跡高松城跡 玉藻公園の披雲閣。
言わば、お城の中の御殿です。
趣のある広々とした和室が療育整体講座にはピッタリ。一番広い「大書院(142畳」)は、耐震補強工事中のため、先に耐震化を終えた「蘇鉄の間(約100畳)」を確保。
人気の会場ですが、翌年3月17日に、なんとか空きがありました。

オファーするにあたり、自信はなかったものの、唯一の希望がありました。

きらりの先生とは、日々情報交換させていただいていて、先生は僕の考え方を十分にご存知。
本当は社内コンプラ的に微妙な、LINEでの個人的なやりとりもしてました。←コラ(笑)

更に、先生のご依頼で、職員向け勉強会2度、保護者向け講演会1度、の計3度、講師を務めさせていただいた実績有。

先生が、社内プレゼンされる際、「この人の企画は大丈夫」と推してくださる期待感はありました。

そんなことを思いながら、翌年3月17日、松島眞一さんをお招きしての療育整体高松講座、その企画に協力していただけないか、先生にオファーしました。

先生からは、「個人的には」との前置きがあった上で、即、快諾のお答え。
ありがとうございます。

次は社内プレゼンですね。

(続く)

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たにし

《しんちゃん高松物語 2024春》
第12話「オファー」

息子が小学5年生の頃、我が家は進路について悩んでいました。

支援校→地元中学→支援校→地元中学

と、色々と考えが二転三転。

息子が生き生きと過ごせる学校はどちらか?
いろんな人達に相談しました。

その頃、おかげ様で、日常生活には全く不便のないほどに発達。
進路のポイントはズバリ学力。
息子の課題は学力です。

学力向上のために利用させていただいていたのが、こどもサポート教室「きらり」栗林南校さん。この当時、既に5年間通っていました。
経営母体は、塾を全国展開する株式会社。
塾部門は、40年を超える実績があり、そのノウハウで学習支援をサポートしてくださっています。

ずっとお世話になっている管理者の先生は、研究熱心で実力があり、我が親子で全幅の信頼を寄せています。

先生からは、
「どちらの進路を選んでもジュニア君は大丈夫」
「どちらに進んでも役立つような支援を継続します」
とのお言葉をいただいていました。

おかげで、学力が徐々に向上し、夫婦で「地元中学でもやっていけるのでは?」という気持ちになり、息子に聞いても「みんなと同じ学校に行きたい」と、明確な意思が聞かれはじめたので、地元校への進学を決めました。

それが令和4年度、5年生の終盤。

言わば、地元校への進学に大きく寄与してくれたのが、きらり栗林南校さんと先生でした。
今回の講座を共に企画していただけないか、オファーさせていだこうという気持ちに。

しかし、正直自信がありませんでした。。。

学習塾が母体の事業所さんが、整体方面の講座に関わっていただけるのか??

株式会社さんが、よくご存知ない(だろう)方面の企画に乗ってくれるのか??

また、先生にオッケーいただいても、大きな組織ですから、ブロック長さん、エリア長さん等、複数の上席者さんの許可が必要。超えるべき壁は多い。

さあどうなるか。

(続く)

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浅見淳子

たにしさん

連載ありがとうございます。
志ある人だけでつながればいい
それが結構大きくなる。
それがわかる連載です。

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第11話「主催者の役割」

静かに告知を始めました。
告知といっても、まだ開催日も会場も未定。

とにかく「松島眞一さん」という方が「療育整体」をされていて、簡単にできて効果があるというのを、身近な方にお伝えすることから開始。

繰り返しになりますが、広く知らしめるのではありません。

夏に動き始めましたが、開催時期は冬か翌年の春を考えていました。

時間をかけてじっくりとお伝えして、真に興味を示された方に来ていただきたかったので。

「イベント成功の可否を握るのは主催者」

企画に臨む際、こんな考えを持って行動しています。

主催者は、掛け算の係数だと思う。
さすがに、イベントの効果を、5倍、10倍することまではないと思いますが、動きが悪くて係数が1を下回ることにはなりたくない。
遠方から時間を割いてこられる講師の方、貴重な時間と参加費を負担されて来られる参加者さんに申し訳ないし。

仲良しグループの遊びではないので、真剣にやらないとね。
他人任せではなく自分の責任において。

企画には、本来業務と変わらぬ熱量を投入。
やることは本来業務と同じだ。

計画、調整、説明、実行、微調整、確認等々、いろんな手順の繰り返しでブラッシュアップしていく。

そして、真夏になる頃、本企画のパートナーを担ってくれる方が現れました。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第10話「持ってる人へ」

令和5年7月下旬、松島さん高松講座の企画を決意。

過去2回程、浅見さん達をお招きして、講座を企画させていただいたので、ノウハウはあります。
その時は、学童クラブさんの周年記念イベントでした。
チーム総出でガンガン告知して、満員御礼の大大大成功!!!
今でも良い思い出です。

さて、今度の松島さん講座は、周年記念イベントではありません。
なので、過去のノウハウに拘泥してはならぬ。
目的に沿った企画にする必要があるな。

今回の目的は何か?
しばし考えた。。。

既にその頃、自分の中で固まっていた価値観、
『積極的受け身』
これだ。

「療育整体」や「松島眞一さん」のことを地元に「広く知らしめる」のではない。

◉情報を必要としている方
◉僕と方向性を同じくしている方
◉我が子や、披支援者のために努力と工夫を怠らない方
◉社会の理解や支援「だけ」を求めるのではなく、自ら行動する方

そんな方に知っていただけたらとの想いからの行動だ。

ということは、告知は控え目に、口コミメインで。

控え目な告知でも情報を掴み取ることのできる「持ってる人」に繋がればとの願いです。

静かに静かに告知が始まりました。

(続く)

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たにし

≪しんちゃん高松物語 2024春≫

第9話「完全皆勤賞による決断」

感動の卒業式を終え、令和5年4月に、息子は中学校に入学しました。

地域の中学校です。

その頃、松島さんとは、すっかり親交も深まり、四国に来たいとの御意向も伺っていました。

通常なら、自分の性格上、即断即決即行動で、松島さん高松講座の企画に速攻入るところですが、息子の中学校生活が不透明な段階では、その決断はできませんでした。

元気に入学しましたが、この後、何があるかわかりません。
慣れない中学校生活に加え、思春期に入るタイミング。
トラブルはないか?いじめられたりしないか?
そんな心配は、常に我々親の頭の中にありました。

ここはしっかりと息子に寄り添うべき。
そんなことを思いながらの中学校生活のスタート。

しかし、
あれ?
あれれ?
あれれれれ?

日が経っても特にトラブルの様子も全くもなく、毎日毎日息子は元気に登校しています。
担任の先生(「発達障害、治った自慢大会!」を読まれていた先生)からも、「驚くほどスムーズに学校生活が送れています。」の御報告が。

そして1学期を、無遅刻無欠席無早退の完全皆勤賞で終えました。

凄いぞ息子。

「大丈夫なんじゃね?」と思い始めました。

そこで、松島さん高松講座の企画をさせていただくことを決心し、行動開始。

時に、令和5年7月下旬のこと。

(続く)

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