「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

智くんの成長をみんなで見守るお部屋

『発達障害、治った自慢大会!』の殿(しんがり)を務めた智くん一家のお話。
重度の障害があってもどんどん治っています。
日々楽しいエピソードがたくさん!
みんなで見守りましょう。

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智ママ

体育大会の4日前からテンションが高く、「お母さん、必ずに見に来てくださいね!」と母親が欠席しないように釘を差していた息子が、栽培委員の一人として、皆の前でラジオ体操と組での『ポポポポ・ポーズ』という幼児向けの歌を踊りました。

最近の小学生は運動不足で、体が固くて、級にラジオ体操を全力ですると、体を痛めてしまうケースがあったとのことで、『ポポポポ・ポーズ』を踊らせて、準備運動代わりにしているようです。

心臓弁の逆流が起き始めたので、リレーの走行距離は30mほど。
筋力が弱いので、玉入れは背丈の低い息子専用のかごをセットして、担任が持ち、それをめがけて息子が玉を投げるという様子でした。
息子が特別扱いになっても、戦力にはならないことをわかっているチームの皆は、
「息子さんは特別やけど、当てにならへんから、そのぶん、僕らが頑張らなあかん!」
となって、しゃかりきに頑張ったからか、玉入れでは3チームの中で一番になっていました。ハンディのある子をカバーしようと、全員が頑張ったため、かえって成績が良くなった好例のようです。

高学年好例のダンスと組体操は、「ダンスは踊れるだろうけれど、組体操は筋力の関係で無理だろう」と私は諦めていたのですが、

育成級担任が工夫に工夫を重ねて、もちろん周囲の健常のお子さんの負担になりすぎない程度にしたので、息子は集団のかなに混ざった状態で、ソーラン節を踊らせ、ブラックビスケッツの歌で踊っていました。
組体操は、息子と、飛び抜けてできる身体能力のある男児との組み合わせで、さらに補佐の補佐として育成級担任が黒子で参加する、という形で『2人での組体操』を成立させ、
集団ピラミッドはさすがに危険すぎるので、息子は一人中央に立って、フランス革命よろしく、一人、学校の旗を堂々と振る。という演出力で乗り切っていました。

ラインで写真と説明を受けた夫
「『ミラボーの咆哮』にはいつなるの?」
説明をしていた私
「咆哮するには弁舌力と知能が必要なので、息子には無理があるかと」

昨年の高学年の出し物を見て
「これは(身体能力が高くないと務まらないし)ハイレベルだから、来年は息子は隅っこで見学かもね。うっかり怪我したりしたら、学校に迷惑がかかるし。」
と諦めていましたが、育成級担任の
「情緒(発達のみ)はともかく、『病弱(心臓)でも、肢体(肢体不自由児)でも、工夫すれば皆でできる』っていう前例が、今回、できましたから!来年も頑張りましょう!」
という言葉に、皆といつまで一緒に授業を受けられるかどうかはわからないけれど、やれるだけ、やらしてあげよう。と思ったことでした。

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智ママ

昨日、激安スーパーにショッピングカートを引いて、息子と買い出しに行ったら、帰りの地下鉄改札で、かつて生後6ヶ月〜小3まで心臓での訪問看護をお願いしていた看護師が、「あらー!智くんやないのー!元気?」と声をかけてくれたので、少し話をしました。

道を歩いていたら「あれ?これ、智くんの声とちゃう?」と思えるような聞き覚えのある声に、後ろを振り向いてみたら、当人だった!というわけです。

息子が、彼女が想定していたよりハキハキ話すようになっていて、口唇口蓋裂があるとはいえ、発音も綺麗になっていて、背も伸びていたので驚かれました。

二条城エリアでは、息子と同じように心疾患と口唇口蓋裂があり、その他にもいろいろ奇形がある事例の女の子が公立中支援級に進学したらしく、医学上は、奇形が3個以上あると多発奇形に区分されるので、その中1女子も多発奇形になるのですが、
(息子の場合は18ヶ所の奇形があるので、同じ多発奇形でも「生きてるのが不思議」という重いレベルなんだそうです)

やはり知的な遅れが目立つタイプで、周囲から心配されていたようです。
ですが、今では元気に環境に馴染んで毎日登校しているそうです。

当地の支援学校も、発達と認定された子が増えすぎて、支援学校の増築・分校設置で対応しているのですが、インクルーシブを国が勧めていることもあり、親御さんや当人が希望する場合は、公立中支援級で、中度知的発達までならば預かる事例が増えてきています。

「(『生存が奇跡』と言われるほど)奇形が多い事例でも、智くんみたいに伸びるのは珍しいし、伸びてその子より『普通』になってる(パッと見、普通級の子と遜色がないと思えるくらい、発達が進んでいる)子は珍しいよ〜。すっかり、しっかりしたお兄ちゃんにならはって。お母さん、頑張らはりましたね!」
と訪問看護師から評価されました。

医療者から手放しで成長を喜んでもらえて、評価されるのはありがたかったです。

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智ママ

10月7日、起きてみたら、8:16でした。
息子は普通、朝の準備に40分かかります。自宅から小学校は、歩いてすぐの距離です。
始業準備の開始の予鈴は、8:25に鳴ります。
「こりゃ、詰んだわ」と布団の上で頭を抱えていると、
「お母さん、今は7:16ですね!」
とデジタルを読み間違えて傍らでニコニコしていた息子。
「いや、息子、いま8:16なんだけど。どうみても遅刻するんですけど」
「わー、大変ですねー!」
とどこかセリフが他人事な息子。

「とりあえず、もうこの時間になってたら、遅刻度を減らすしかできんで?」と言うと、いつもの服薬を超特急で済ませて、いつものチーズトーストが焼けるまで待ってられない!と炊飯器からお茶碗にご飯をよそって、自力でふりかけご飯を作って食べ、さっさと着替えて、歯も磨いて、ランドセルの中身もチェックして、
「お母さん!準備、できました!」と言ったのが8:35。新記録でした。

その間に、いつもは8:20までには登校して始業準備を済ませる息子が来なかったので、「お母さん!今日、通院で休みでしたっけ?今日、体育大会の全体練習の日なんですけど・・・朝から通しで練習するんですが、来られます?」
と問い合わせの電話が担任からありました。

裏門の空き時間が7:40ー8:25なので、「これは正門に行かないとだよ?」と告げたのですが、いつもの裏門が通れる!と思っている息子が裏門の方向に行き、案の定、裏門は閉まっていたので、
「ああー!せっかく行ったのに!正門に、回りましょう!」と、また正門までサクサク歩いて登校したのが、8:50でした。
小学校の校舎の前で、黒いダンス衣装を着た担任が、仁王立ちで息子の到着を待っていました。

いつものルーティンが、息子なりに臨機応変に変更して、時間短縮して登校時間を間に合わせようとすることができる、ということが、わかった月曜日の朝でした。

そして火曜日。いつもの6:55に起きて、いつものように自力で服薬し、焼いてもらったチーズトーストを食べて(味噌汁とご飯は混ぜると絶対に食べない。いつもごはんとおかずを別々に食べるので、食べ終わりが遅くなる)、たまに母親の見守りつきで身支度をして、玄関に座ったのが7:45でした。

「お母さん!今日は7:40から、裏門が開いているんですよね!」
昨日のリベンジを果たして、ニコニコで登校していった息子でした。
失敗から学んで、リベンジに命をかけるところは、父親そっくりなので、思わず笑ってしまいました。

現在、母子分離の登校訓練中です。
『会話はするけれど、手は繋がない』とか、『小学校の校舎が見えるところまできたら、母親は手を振って別れる。帰りは車の事故のこともあるので、死亡事故の際の責任追及を恐れた小学校が強く要請したこともあり、当分は、母親が小学校の校舎まで迎えに来る』キャンペーン実施中です。

意外と「自分一人でも登校できるやんか」と認識できたら、母親に「またねー」と言って歩み去るのが早くなってきたので、想定しているより早くに一人登校の時期が来るのも、もうすぐかもしれません。

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智ママ

これは息子の担任が2者懇談のときに言っていたことなのですが、書きます。
支援学校5年以上勤務経験のある息子の男性担任、これまでなんにんもの肢体不自由児や発達のお子さんを指導してきたのですが、ある法則に気づきました。

発達のお子さんは、だいたいテーブルサンゴ型に、発達の促しをしていると、ある日ドカンと伸びて、それから一定の変化のない状態が続いて、それでも発達の促しを毎日続けているとそれからまたドカンと伸びる、という形に進歩していくお子さんが多いのですが、
(そのかわり、無理に伸ばしていると、ある日ドドンと下がって、できていたことができなくなったり、不登校になったりするパターンが見られることもあるそうです)

たまに、息子や、同クラスの小4男児のように、『明らかにスパンとは伸びないんだけれども、発達の促しを延々続けていくうちに、じわじわ、じわじわと、坂道をズリバイで這い登るように、発達が良くなっていく』お子さんがいて、なぜか、このじわじわタイプのお子さんの発達は、全くといっていいほど、後戻りがないんだそうです。
テーブル型と比べると、伸びが著しくないだけに、手堅いのだろう。と、担任は分析していました。(このタイプの数は、テーブルサンゴ型の伸びの子と比べると、数は圧倒的に少ないそうです。)

なので、息子の場合は、「ある日突然、できるようになっていた!」ことよりも、「あれ?いつの間にか、コレできるようになってるね」ということが多くて、伸びが緩やかなだけに、パッと見ではわかりにくく、定点観察(時間を追ってあれこれ課題をさせていく)でやっと変化に気づいて指導役・観察役が喜ぶ、というパターンが多いようです。

子育てしていると、どうしても日々のことに追われて、定点観察の視点を養いにくいですが、こういうタイプ別の、お子さんの発達のしかたってありますよ?という報告でした。

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智ママ

今朝、季節の変わり目と夏の疲れからかゲホゲホいっている母親を尻目に、
「お母さん、鍋がカタカタいってます」
「僕が、消してきてあげますね!」
と何気に上から目線(母親に似たのか?)の物言いはしてましたが、すぐに気づいて、ガラス蓋がカタカタ突沸している鍋がかけてある、ガスコンロの火を消しに行きました。

物言いがちょっと引っかかりましたが、異変に対処しようとしてササッと動き、
『省エネすれば、それだけ早く名古屋に行ける』を実行しているということで、頼もしい成長でもありました。

言われなくても、自分で気づいて自主的に動けるようになったことに、咳をしながらも安堵した朝でした。

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智ママ

9月27日、STの訓練日でした。

心理士と言語聴覚士のダブルホルダーである、ベテランSTは、いつものように言語訓練を行ったあと、息子に電車の車両の絵をフリーで描かせて、連結器の蛇腹が表現されていることを確認し、
「パンタグラフが描かれるのは、7歳からです!智くんは連結器が描けていますので、5−6歳程度の(発達年齢)状態になっています!」と喜んでいました。

三角と四角で描かれている家の絵の模倣は、屋根を形成する三角と、家の壁を表している視覚が離れていて、まだ目で見たものを捉えて正確に再現する力が弱いことが露見していましたが、「それでも(発達年齢)5歳くらいは、いっている」とのことで、

「そう言えば、息子と同クラスだった、療育園で知能の遅れがない中度発達の子が、5才児クラスで、こんな感じの絵を描いていました」と思い出して告げると、
「お母さん、面白い指摘のしかたをなさいますね(笑)」とSTが笑っていました。

入道雲のもくもくした様子が、渦巻のような◯で表現されるなど、表現の方法によっては4歳ー6歳ぐらいと幅はあるものの、9歳での発達年齢4歳2ヶ月よりは、まだ精神年齢が伸びてきていていて、息子の発達は大体5−6歳くらい、まだこれからも伸びうることを指摘されました。

むかし、STが福祉分野で8年ほど指導をしていたころの話です。
その施設には、18−50歳の発達や知的も伴う方が入所していたそうです。
施設と作業所が一体型になっていた施設だったからか、作業の様子も見ていたそうなんですが、そこで20−30歳のもう大人になった利用者さんが、ある日突然「百合の花のように綺麗です」などの、それまでできなかった比喩的表現が、ある日突然ポロッとでてくる・作業の習熟要素以外に、明らかに発達の進歩がないとできない作業が、ある日突然できるようになるなど、『どうしても、大人になっても、発達はまだ伸びていく』と結論づけることしかできないような現象が、多々、入所者に見られたそうです。

その体験から、STは、『人間、(発達の促しがあったりして)うまくいけば、50くらいまではゆるやかではあるものの、発達が伸びうる』という実感をもち、
子どものときのほうが発達の伸びは著しいけれど、その後も、発達はまるっきり伸びないわけではなく、それなりの刺激があればじわじわと伸びていく現象が、普通にあることを確信したそうです。

「ですので、智ママさん!智くんはまだまだ伸びますから、諦めんと、どんどん新たな試みをしてあげてください!すればするだけ、伸びる余地がありますから!」
と、また発破をかけられました。

いつまで今のSTが大学病院に勤務できるかどうかはわかりませんが、
(いま、定年後だけれども技術継承のために勤務延長しているらしい)
できるだけ彼女から吸収できるうちに、どんどん息子を伸ばしておこうと思ったことでした。

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智ママ

補足します。

息子は9歳の発達検査で発達年齢4歳2ヶ月と判定されたのですが、
10歳のいま、フリースタイルで描いた列車車両複数に、蛇腹の連結器が描かれていたことで、
(車両複数は5歳から、連結器は5-6歳、蛇腹の表現は6歳レベル。ちなみにパンタグラフが描かれていたら精神年齢が7歳レベルと推測される)
発達年齢の推測値は5-6歳とされました。

明らかに絵画表現に成長が見られるので、「智ママさん!智くんはまだまだ伸びますよ!3ヶ月から半年前の描画より、表現に広がりや成長が見られます!」と喜ばれました。

普通に暮らしていると、じわじわ伸びてくる分野に関してはさほど気づきにくいので、定点観測してくださる医療機関の記録には、かなり助けられています。
(息子の成長記録や医療データを集めているから、という部分は業務でもありますが…)

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智ママ

区役所であっている、高校生が指導係と補助を務める、サイエンススクールに息子を連れていきました。

当然のことながら、おとなしくて扱いやすい子が総勢25名ほど。支援級出身の子どもは息子だけでした。

当地で無農薬栽培をしている【『食べられる薔薇』を使ったバスボム作り】と、LEGOとMITが共同開発したというEV3で『車を動かしてコースを走らせてみよう』という内容で高校生が講師役と指導の補助役をして、教えていました。

支援級では、生活科はありますが、理科はありません。プログラミングの授業もありません。

ですので、そこに座ってできる作業をするだけでも、息子には貴重な体験となるので、マメに母親が傍らについて、説明をし直したり、「ここ、ポイント」とわかりやすく教えたりしていました。

酸性・アルカリ性を利用したバラの色素の変化と、食用色素を使った炭酸ナトリウムでのバスボム作りの説明は、息子には聞いてて「???」だったようですが、実験は目に見てわかるので、それなりに楽しかったようです。

支援級の教わる枠を飛び越えての参加でしたが、当人は満足そうにして帰りました。

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智ママ

9月19日に、兵庫県立こども病院臨床遺伝科に、経過観察のための受診で、家族3人で神戸のポートアイランドに行ってきました。

遺伝科の医師が神戸大学医学部に所属なので、配下の若手の男性医師と女性医師が陪席で2人、ついていました。
入室して「御座り下さい」と言われてからやっと椅子に腰かける息子に、「(また、発達が進んでいる!!そろそろ発達の伸びもなくなってくる時期なのに!)え〜、しっかり伸びられましたね…」と驚きを隠せない遺伝科医師と、これまでの遺伝子異常の子の中では、ほぼ間違いなく一番に経過がよく、発達も健常児に近くなるまでしている事例の息子に、仰天して目を剥く陪席の若手医師2人でした。

・小学校支援級で委員を務めていること
・小学校支援級から支援学校中等部進学を推されているが、当人は部活動の観察に興味があるので、公立中支援級への進学を希望していて、そこに行けそうなこと
・優しい普通級の小5女児と遊べるくらいは社会性が伸びてきて、あまり忖度なく支援級教室の隅のクールダウンコーナーに設置されてある玩具で、4人で遊んでいること
・心臓の肺動脈にある人工弁周辺で血液の逆流が起き始めたので、運動制限が徐々に始まっているが、当人は毎日楽しく支援級生活を送っていること
・夏休みは炒飯の製作実習をほぼ毎日していて、製作物を毎日昼か夜に食べていたため、母親の中性脂肪値がガン!と一時的に上がったこと。夏休みの研究課題は炒飯の制作でポスター発表をしたこと

を報告すると、いつも穏やかに冷静な遺伝科医師が仰天して「炒飯が一人で作れるんですか!」と確認していました。

通常の多発奇形児は、遺伝子異常でも、どこの遺伝子がブロックされて先天的異常が発生しているかにより、予後も生育状況も全く違うのですが、

・代謝異常(基本的な回路が遺伝子異常で全部ダメになっているケース)だと、生後すぐから成長が遅れ始めて20歳くらいまでに寝たきりで死亡
・代謝異常の軽いタイプ(遺伝子異常はあるが、基本的な回路が半分残ってるケース)だと、成長が遅れて発達もそれにつられて遅れるが、寝たきり〜療育利用できるまでの幅はあるものの、そこそこの障害児ライフを遅れて、うまくいくと寝たきり回避のまま20歳を迎えることが可能なケースがある

となっています。

息子の場合は、代謝異常はないものの、遺伝子発現機能が人の半分しか機能していないので、

強度に固定化された知的障害・発達障害は残るものの、それなりに成長することはできるし、家庭で世話を受けて過ごすことは可能。という遺伝子異常の新規難病1例目として、経過観察されています。

ただ、息子の場合、普通の(?)発達障害の場合でも、ここまで伸びる子は全般的に見ても珍しいよね?という小児医療界のレアケースを飛び越えて、

え?遺伝子異常だよね?この子(息子のこと)、ほぼ普通の遺伝子異常が確認されない中度知的と発達の子どもと大差ないよね?
ありえない!!
炒飯を作った?料理を仕事にできるかも?
ありえない!!(ですが目の前に座って礼儀正しく応答してますので、夢ではない)
と口にこそ出しませんでしたが、陪席している2人の若手医師が、目を皿のようにして仰天しながら息子の一挙一足を観察していましたので、
(ああ、やはりここまで良くなるのは、遺伝子異常にしては非常に稀なケースなんだなぁ)と思ったことでした。

生後2ヶ月で『支援学校進学→よくて生活介護、悪いと在宅介護の家庭から大型施設に入所するケースが多数』という人生プランをNICU医師から宣告された息子が、
元々ある遺伝子異常からの多発奇形、
それからくる心疾患や脳室拡大・脳梁全欠損もよくない方に働いている条件下での発達障害と知的障害が改善して、
ここまで、脳や心臓に支障のない中度発達・知的障害があるケースと遜色ないレベルまで回復できたのは、花風社の本と講座のおかげです。ありがとうございます。

息子の場合は、遺伝子異常由来の発生の機能的失敗からくる複数の心奇形・多発奇形以外に、脳出血由来の脳室拡大があるので、他の遺伝子異常だけの事例よりはかなり障害が重く出ているのですが、

そのハンディを差し置いて、普通級の小5女児といっしょに遊んでもらえるまで社会性や発達が治ったことは、
遺伝子異常を専門とする医学からすると、ありえないほどの奇跡で、刮目に値するそうです。

「またよろしければ、1年ぐらいあとに、神戸へのご旅行ついでに立ち寄って受診していただけたら、嬉しいです」との遺伝科医師の言葉だったので、

また1年後、ポートアイランドにある中華食べ放題をオプションコースにつけて、1年分の公的な息子の発達や成長に関しての記録のコピーを束にして持参し、経過観察に家族3人で受診しようと思います。

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智ママ

伏見区藤森にある青少年科学センターに息子と出かけましたが、公共交通機関で行くのは初めてだったため、市バスからの道順がわからず、到着時は16:35だったので、入館できませんでした。
しかたがないので隣の京都エコロジーセンターに入って、1-2階部分の閉館時間、17:00まで時間を潰して遊ばせていました。

お茶・ジュースの類とパン類をリュックに詰めている母親がバテてベンチに腰かけている間、地元(伏見区)の親子さんが備え付けのゲームで遊んでいる様子を見て羨ましくなったらしく「僕も参加していいですか?」と自力で申し出て、『サザエさん』のタラちゃんよろしく丁寧語でそのご家族に混ぜてもらってしばらく遊んでもらっていました。

帰りは最寄りバス停で座って待っていたら23分で45箇所、藪蚊にかまれたので悲惨でしたが、竹田駅で近鉄と市営地下鉄を45分間見て、京都駅八条口マックで英語・中国語・スペイン語・イタリア語のシャワーを浴びながら夜マックを食べられたので、終始ご機嫌でした。

小1の時点では、同室の他者(同年代の子ども)に自ら関わりに行こうとしなかった息子が、一見さんの観光客相手ではなく、地元のご家族に質問したり「参加させてください!」と申し出に言ったりするのは、かなり進歩(しかも断られるレベルは超えて伸びている)だと思いました。

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智ママ

「生活の時間に、発達の促しとして『猫ちゃん体操』をしているんですよ」とPTに告げたら、「智くんは胸郭が全然開いてません!ガッキガキに固まってはります!」と指摘され、本日はみっちり50分、胸郭を開くための骨格・筋肉への促しを行いました。

体幹→境界線→対角線と進歩していくところで、酸素を多く取り込めるかどうか、を左右する胸郭の開き具合がしっかりしてないと、いくら働きかけても酸素が取り込めない。ということなのだそうです。

素人メモですが、ストレッチポールを使っての胸椎のほぐしや、肩関節-肩甲骨-胸椎の筋肉のこわばりによる胸郭の開かなさへの改善は、メモを使えば簡単にできると思うので、こちらに載せます。
活用していただけたら幸いです。

息子は一連の訓練で、胸郭が1.2cm広く開くようになり、酸素の取り込み量が改善されました。

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