「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

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2,898 COMMENTS

浅見淳子

おはようございます。
花風社クラスタのブルーさんが役に立つブログご紹介コーナーに大久保悠さんのブログを貼ってくださいました。

ブルーさんのコメントはこちら。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/253/comment-page-2/#comment-761

中で紹介されている大久保さんのブログはこちらです。

http://terakkojyuku.blogspot.com/2019/04/blog-post_12.html

最近函館マラソンで記録をぐぐっと縮めた大久保さん。私は毎記事欠かさず楽しみに読んでいますので、この記事も覚えています。
でも今読むと、書かれたその日とまた考えるポイントが違ったりします。

最初読んだときは、「定型発達に軸を置いていない支援者たちは40代になると凡支援者になっていく」というところに反応したのですが、今はより「定型発達という軸」について真剣に考えるようになっています。

なぜかというと仕事の本を作っているからだと思います。

仕事の本の著者は「スペクトラムをずらしましょうよ」という提案をしてくれています。

スペクトラムをずらすとはどういうことか?

今まで発達障害の人と仕事を考えるとき、あくまで発達障害スペクトラムの範疇でどう就労しどう仕事を継続するか考えてきたと思います。

でも本来、発達障害の人は健常者と同じ土俵に立てるはずなのです。
治った自閉っ子はいい子になるのを私は何人も目撃してきたから、よけいそう思います。

ブルーさんのおっしゃるとおり、そこには定型発達者のしなくていい言語化とかが必要なのでしょうが、「健常者と勝負する」という視点があっていいと思うのです。

それが「スペクトラムをずらして健常の域まで持ってくる」ということ。
そのためにできることは、すでに働いている大人にもあるし、ましてや子育て中のお子さんには将来働く人になるための発達援助がまだまだいくらでもできるのです。

大久保さんのブログの締め。
=====

発達障害の人は、別の世界からやってきた人ではなく、みんな同じ人間。
ただ定型発達からズレてしまった結果、いろんな支障が出ているだけ。
だったら、課題の根っこはそのズレであり、本来の自然な流れに乗れるよう後押しするのが、支援者としての役目。
だから私達は、ヒトについて学び、深めていく必要があるのです。
発達障害、特別支援の世界には、治すための答えはないですね。

=====

その通りだと思います。

今日も私は仕事の本作りです。

ではでは。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日のしんくさんの治った自慢ブログ、反響大きかったですね。それだけ「家庭学習」ということに、そして「知的な遅れにどう対処するか」ということに皆さん関心が高いのだと思います。
でも、賢明なる花風社クラスタの皆さんには釈迦に説法ですけど明記しておきますが、通信教育申し込むだけではしんく家のまねはできません。毎日の積み重ねが大事なのです。これは親も子も努力を求められるし、栄養もきちんと取っていたほうが実行しやすいでしょうね。

それと、昨日の午前中ねこ母さんが「花風社のやっていることを体操ととらえる人はそもそもセンスがない」と指摘され、なるほどと思いました。金魚体操は体操ってほどのもんじゃないですよね。私は今日起きがけに布団の中でやりましたが、寝ぼけ眼で布団の中でやれるものはあんまり体操じゃない。

私は神田橋先生から「大原則を示しておいて、みんなが勝手にそれぞれに応用できる本がいい本」というアドバイスを受け、そのとおりだと思っていますので、うちの本はそう作ってあります。だから大原則からテーラーメイドの発達援助を紡ぎ出すのが下手な人には向かない。そういう人はマニュアル本を読むしかないのですが、マニュアル本は治り方に限度があります。でもそれはその人の実力だから仕方ないですね。そういう意味でも「治らない人は治らなくていい」というのが私の大方針です。できる人とできない人がいる。それは社会の現実で厳しいものでもなんでもないと思うのですよね。

という意味でさくら咲くさんの治った自慢はすごい! と思いました。
全文読みたい方はこちら。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-3/#comment-710

まとめると
=====
・書字がうまくいかない
・正中線が成立していないのではないかと指摘を受ける←つまり、きちんとこの問題を指摘できる支援者に恵まれた
・正中線を成立させる遊び
=====
で見え方が変わってくるということ。
これを治すのに『人間脳を育てる』を活用した。
そうそう。私は何度も指摘していますが、『人間脳を育てる』の動きの四発達を就学前に一通りやり遂げておくと不登校が未然に防げる確率がかなり上がるはずです。
授業についていきやすくなりますから。
そして動きの四発達の到達点、対側はまさに、正中線が成り立っていないとできない動きですよね。

でもオセロとか、将棋とか、そういうものは『人間脳を育てる』には書いていない。
「それも身体アプローチだ」と理解したのは、さくら咲くさんが動きの四発達を深く理解し、テーラーメイドな発達援助を編み出す能力を発揮したからです。

これがあるかないかでお子さんの予後は当然変わってくるでしょう。
そういう意味でねこ母さんの言うとおりなんですね。

一方でたにしさんの息子さんが快進撃を続けているようす。

=====

息子、毎朝6時前にビシッと起きます。
その前段で、夜は親子遊びをしてから夜9時に就寝。
そして熟睡。
いつも、部屋中の空気を吸い尽くす勢いで寝息をたてています(笑)
さらにその前段では、毎日嬉々として学校に行き、ほぼ皆勤状態。
良いサイクルで日々の生活が回っている実感です。

で、今朝は、めちゃめちゃ自然な感じで
「おねえちゃんおはよー!」
「ママおはよー!」
と挨拶してました。

数年前、朝は地獄でした。
泣き叫び暴れまくり。
朝イチで戸棚に頭突きして、ガラスを割った時は、さすがに夫婦で心が折れました。

しかしそれはもう昔のこと。

身体&栄養アプローチで、身体を土台から整えたら、各種困り事が治り、日々着実に発達します。

以上、具体的な実例でした。
=====

たにし家の息子さんはたしかに学校生活を楽しまれているようだ。だって正中線ばっちり成立してるよね。
と思った瞬間私は「はて? 私はどこでたにしジュニアの正中線が成立していると知ったのだろう?」と考えました。
そして気づきました。
FB友でもあるたにしさんがひみつのお部屋に上げてくださる各種動画。それを見ていたから知ってたんだろうな~と。

別に運動している動画ばかりではありません。
お料理上手なたにしさんのお手伝いをして、小さい子ども用包丁でウインナー切っているところ。
菜箸でお肉を炒めているところ。
そういう様子を見てきたからだと思います。
つまりここではお料理も身体アプローチなんですね。
別に身体アプローチのつもりでお手伝いしているわけじゃないと思いますが
要するに動きの四発達の理論さえ知っておけば、特別な場所に通わなくても、日々の親子の生活の中で動きの四発達をやり遂げ、その結果学校に通える身体を作ることができるというわけですね。
義務教育の整備も、先進国が成し遂げた一つの達成です。
だったらそれを存分に活かした方がいいでしょう。
学校は、通える方がいいですね。

ではでは。
皆さん良い一日を。

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みる@こねこ

独り言。
しんくさんの電子書籍か体験どこかの本に載らないでしょうか。もしあったら読みたいです。知的障害をお子さんとともに治した体験、きっと多くのお父さん、お母さんにとって希望になるようなきがしてそう思っただけです。

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ターサン

私もしんくさんの子育ての体験の本や電子書籍があれば読みたいです。
まさに今の私と息子に必要な情報ですので。もちろんこちらに載せていただけるのであれば首を長くして待っています!

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yoyoyo

深く同意します。
結局発達を促すのは「発達援助」の知識を持ってその子に合った丁寧な子育て。
時に心ある支援者に助言してもらったり、他所の御家庭で取り入れているものを真似たりしながら、でも最終的には一番身近で見ている人が一番合いそうな方法を選び、カスタマイズしてやっていくしかない。
それが面倒だという人、マニュアルがないとできない人、エビデンスがないとできないという人はまずそこから考え方を変える必要があると思います。

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さくら咲く

引用していただいてありがとうございます。
正中線が成立していると学校生活が楽しめる、というのは今まさに実感しているところです。
正中線が成立する前は小学校は嫌な所、中学校は怖がってさえいました。

今は毎日学校から疲れ果てて帰って来ますが、踏ん張れるし崩れません。何となく学校生活を楽しんでいるようにも見えます。
正中線と動きの四発達、それと栄養は土台中の土台なんだと思います。

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浅見淳子

こんばんは。
関東は意外なほど寒いです。
今日は「自閉症革命」を読み終わりました。
それと「仕事の本」作っていました。

就労が目的じゃないと言う人もいますし
就労しても続かない、なんて声もよく聞きますが
この社会で最大のサバイバルスキル、それは何かというと

ただ「仕事につく」ことだけではなく

「仕事で評価される」ことだと思うのですよね。
「有能だ」って他者から評価されることは最大のサバイバルスキルです。

そしてそれが発達障害の人に不可能かって言うと、まったくそうではない。
発達障害の人が組織の中でやっていけないとは限らない。
ただ福祉マインド、医療マインドを引きずっていたら無理ですけど。

そのへんに踏み込んだ本になりそうです。

ところで、花風社クラスタの心理士津田さんが『断薬の決意』のレビューをしてくれました。
津田さんは大阪で栗本さんのコンディショニング講座を定期的に主宰されているので、ご存じの方も多いでしょう。
『断薬の決意』を読んでくださったのですね。

https://www.karadamental-brog.com/entry/2019/07/09/%E5%BD%93%E4%BA%8B%E8%80%85%E3%81%AE%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AB%E8%96%AC%E3%81%8C%E3%82%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%99%E3%82%82?fbclid=IwAR08niwY1Ex_0WdI8BMfbJeH1fRfyT0CPJVPgeOkWJH3evmAfFGuWm8CbpE

津田さんと同じく、
私も藤家さんの原稿を読むまで、「向精神薬をのむとはどういうことか」わかっていなかった。
いや、世の中の多くの人がわかっていないのでしょう。
だから学校の先生が安易に進めたりする。

著者の藤家さんも薬から受けた恩恵ははっきりとわかっています。
それでも今は、薬を第一選択肢としなくていい時代。
だからこそ、薬をのむとはどういうことか、断薬をなぜ決意したか、そして断薬とはどういうプロセスか、書いてくれているんですね。

いいレビューをいただきましたのでご紹介します。
薬をのむ前、与える前にぜひこの本は読んでおいてくださいね。

ではでは。

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シア

こんばんは。
私は、股関節が壊死しています。
不運なことに、両足です。
全体に、どっしりとした、足腰に恵まれなかった。
でも、overcompensation概念が、私の救いでした。
どこか悪いと、そこを補うために、人は発達しようとする。
だから、下半身が補講で鍛えられないから、ステッパーを使ったり、自転車に乗って、私は鍛えた。
そして、柔軟性も取り戻せたと思ってます。
正座ができる。
普通、私のコンディションで正座は無理なはず。
だけど、其れもできるようになった。
疲れたら、せいぜい休みます。

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浅見淳子

シアさん、毎朝ライド律儀にこなしていますよね。
そういうのが自閉の人のいいところだなと思います。
あ、でも体調によっては休んでくださいね。

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みる@こねこ

有名な某就労支援の企業の人事担当向けのページに、
「発達障害の人は体育会系が嫌いな人が多い」
と書いていましたけど、だから長続きしないんだと思います。

体育会系の大企業で働いていた当事者、知り合いにいますけど、土台が備わっている分、例え崩れても立ち直った時は強いし、気合いと体力、礼儀が備わっているから仕事も長く続いておりますね。
体育会系こそが、発達障害の人が社会で生きていくためのヒントだと思い、私も憧れの藤家さんや南雲さん、川添さんの背中を追えるように修行に励んでいます!

将来の夢は気合いと根性で何事も乗り越え、憧れで尊敬している3人の先輩方、藤家さん、南雲さん、川添さんのような大人になりたいです。

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浅見淳子

おはようございます。昨日はついにパスポート申請に行ってきました。夏休みの前のせいか、パスポートセンターはこみこみで一時間半待ちました。十年に一度の辛抱です。おかげで読書ができましたけどお昼がなかなか食べられなくておなかはすきましたね。十年後に更新するとしたら66歳! その年齢まで海外に出かける意欲が残っているだろうか・・・と思ったら申請には70代とおぼしきご夫婦もいらっしゃってまして、それくらいの年になっても海外に出かける意欲があるといいなあと思いました。

さて、世の中にはこんな話を書くだけでも「海外旅行自慢」とか卑屈に受け取る人がいるものです。そして私は、そういう人の気持ちが心底わからないし実生活では一切かかわりたくありません。最近小暮画伯ご夫婦がイタリアに旅行され、すてきな景色、すてきな宿泊施設、美味しそうな料理を次々FBにアップしてくれましたが、みんな「いいね!」を押しこそすれ誰もひがむコメントを寄せていません。他人の幸せな時間を我がことのように喜ぶ。それが普通の人間関係だと思うのです。私はその普通の人間関係を読者の人たちと持っていくつもりでこのサイトを作ったのです。

各会議室を「我が家の治った自慢」とか「私の治った自慢」にしたのも、他人の自慢に勇気をもらう人だけに来てもらうためです。他人の自慢に不安を煽られる人は来なくていいし治らなくていいとすら「私は」思っています。福祉や医療の世界には堂々と治った自慢をするような人はどちらかというと支援の対象としてみなさず(っていうか支援者によってはどちらかというと敵視し)、他人の自慢に傷つくような人々の機嫌を取るような支援者にあふれていますから、他人の自慢に喜びではなく不安を煽られる人は福祉医療の世界こそが最適な場所かもしれません。

でも他人の自慢から学べる人はトクです。実際にたにしさんなど見ていると、ここでの皆さんの自慢からどんどん学ばれてお子さんはどんどん発達していらっしゃるようです。そういう人のために作ったサイトなのです。

もし他人の自慢に元気をもらうのではなく不安を煽られるのなら、まずおすすめするのはここは見ないこと。けれども我が子により広い選択肢をあげたいと嫌いなこのサイトから学ぶ気があるのなら、まずは親御さんが他人の自慢をみて不安ではなく学びを得られるように体質改善することです。そのためには背骨が弛んでいて、タンパク質が足りていて、睡眠がきちんととれているといいですね。あ、藤川先生によると嫉妬深いのはビタミンB1不足で、日本人が他人の足を引っ張るのはB1不足が多いからということですからB群の補強もいいかもしれませんが、まずは高タンパクから始めるといいと思います。それと背骨を弛めるには黄色本こと『自閉っ子の心身をラクにしよう!』を参考にしてください。まずは風船ワークから始めましょうか。それと自分の身体機能をアセスメントするといいです。蹲踞はできるか。すなわち足首が使えているか。P14を参考にして、眠りがきちんととれているかどうかのチェック。P45とP46を見て、呼吸器がきちんと使えているかのチェック。そうやって身体を整えていけば、他人の自慢に勇気をもらえる自分になっているかもしれません。

そして今の花風社クラスタは、そこから始まっています。リアルでお会いしてみると、皆さん顔がつやつやです。私のパスポート写真も顔がつやつやでした。十年後の私は、なつかしく今を思い出すことでしょう。いや、今よりさらに健康になっているかもしれませんね。それはそれで素敵ではないかと思います。

ではでは皆様、よい一日を!

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ふるーつなっつ。

治った自慢に傷ついたり、本は買わないけど情報は欲しい!っていう人の気持ちが分からなかったのですが、今日ふと思い出しました。
友達入門の本が出た時、母に読むように勧められましたが、その頃は愛着真っ只中で断りました。読んだら負けだ!と思っていたのです。結構長い間後悔しましたが、変なプライドが邪魔して赦しませんでした。
わいわい楽しんでる人達がいても私は陰キャだから人種が違うんだ…とか(笑)
こういう経過があったからこそ断言できます。治した方が遥かに生きやすいし、見ている世界が変わってくるよと。
今は治った自慢参考にして自分のコンディショニングに加えたりしてます。自分とは違う例でも何かの治療に活かせたらいいなと思って拝見してます!ありがとうございます(*^-^*)

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浅見淳子

ふるーつなっつさん、ようこそ。
読んだら負け笑笑
一部学力のない医療従事者たちが今、「DSM読んだら負け」みたいに読まない言い訳をたらたらしているのを思い出しました笑笑

まじめな話、お母様が『自閉っ子のための友だち入門』を勧めたのは、陰キャという自覚がある(あった)ふるーつなっつさんに対し「あなたはそれなりに生きていけばいい」という肯定する気持ちがあったからだと思います。
あの中で書いてくださった方たちもそうだし、愛甲さんの友だち観もそう。
無理してキャピキャピ陽気に振る舞う必要はないよ、っていう内容ですものね。
でも親に言われたら読みたくない、っていうのもあると思います。
端から見るとどんなにいい親御さんでも、子どもの身になってみると「うざい」と思ったりしますよね。
いずれにせよ、読んでいただいて良かったです!
治ってよかったと実感していただいてよかったです!
またお越しくださいね!

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浅見淳子

おはようございます。

昨晩遅く北海道から戻りました。
関東の湿気にびっくりです。
ところで私が遊んでいた間展開されていた
みるさん(成人当事者)と373さん(心理士)のやりとりが面白いです。

373さんは「治す」立場。「何人、どう治したか」実績が問われる立場です。
一方でみるさんはかつては「社会の理解ガー」だったし「治らない教」に洗脳されていたのだけれど、そこからどう抜け出したかを373さんに質問されて応えています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/151/comment-page-3/#comment-685

=====

・トラウマだらけなのと、否定にビクビクビクビク恐怖だったから、
『治る≒自分が自分でいてはいけない』
と思っていましたね。これははっきりいって誤学習なので、「違う!」といっていいと思います。自分が自分でいることと、生きづらさが治ることは共存します。なぜなら生きづらさが治るとますます自分が自分でいられるようになれる環境が増えますから。

=====
みるさんなんかはまさに、治った方が自分でいられるようになった人。
そしてますますの自己実現のために、さらに治ろうと努力している人です。
それと、なるほどね。
『治る≒自分が自分でいてはいけない』
という(私にとって)不可思議な誤学習は、自信のなさから来ているのですね。
かつてはみるさんもそうだった。でも治ることによってその誤学習から抜け出した。
いや、本人がそうなのはまだわかるんですけど、親が頑強にそう思い込んでいるのはなんなんでしょうね。我が子の可能性を信じられないということでしょうか。

ま、ともかく私たちは治るを目指しましょう。そっちの方があきらかにいい時代が来たみたいです。
みるさんからの現場報告は続きます。

=====

【現実を知る―支援も有限、理解も啓発も有限、制度も有限】
7年以上は私の周りにも、障害年金2級、1級取れていた人ゴロゴロいたけど、ここ3~4年前から風向きが変わり3級以上の取得は難しくなってきた。今後は高齢者の人口もさらに増えるから、老齢年金や介護サービスを利用する人も増える一方。そうなると今のお子さんたちが社会人になる頃には、本当に働ける状態でない人を除き、厳しいのではないかな‥と。

否、そうならない可能性もあるけど、福祉は高齢者寄りになって、障害者の財政は大幅に削られる事は間違いないと思う。社会保障の財政には限りがありますからね。

病んでいた頃、自宅にいることしかできなかったけど、こうした現実を知ったのも、「治る」にシフトする大きな引き金となりました。
「理解が、支援が」というのは簡単だけど、その支援がどういった仕組みで成り立っていて、財政がどのようになっているか知れば、おのずと理解も支援も有限であることを知ることができるかと思います。私は現実を知り、
「治るかどうかはわからない。けどこのままじゃダメだ」
と思いました。

373さんのコメントを読んで思いついたことを書きました。
https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/151/comment-page-3/#comment-694

=====

よく私は厚生労働省の見解について触れますが(講演でもよく触れます。不思議なことに、国と自治体の給付で成り立っている支援産業の人がこれに目を通していないことが多い)

https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/b0c4ea3ac77b377d54ff9be6a15bcf8e

別にそれは「いえ~い、厚生労働省も治るっていってるぞ!」と自分たちのやり方を正当化するためではありません。
そもそも私は、権威をあんまり重視していない。
そうではなく「厚生労働省がこう言っている以上、これに沿って予算がつけられるよ」ということを警告しているんです。
実際になぜギョーカイが要望し続けている「発達障害者手帳」ができないのか。
なぜ療育手帳と精神の手帳で賄われているのか
それを考えたことありますか?

ここ数年、時々成人支援への予算の付け方が変わっていて、A型作業所が潰れたりしていますよね。
そこにも国の意図が出ている。
それを流れで見ないと。
そういう見方をする人が、福祉のど真ん中にいてもあまりいない印象ですね。
本当に頭のいい事業の人は流れを見ているんだと思うんですが、自分の将来がかかっているはずの国の予算の付け方に対し、無関心な人が多いのに福祉産業側にも保護者側にも多いのに少しびっくりします。

一方で重い知的障害の人は日本を含む先進国で減っている。
統計上あきらかに減っているそうです。
これは杉山先生の本に出てくる。
つまり、先進国の持つなんらかの属性が知的障害を減らしていると考えられる。
つまり知的障害は治る。
DSM5にもそう書かれているし、実際にそれを知っている現場の先生もいる。
花風社クラスタにはそういう先生たちに出会った幸運な人もいますね。
先日治った自慢しにきてくれたかびてゃんさんもそうじゃないかな。

=====

息子は運動精神発達遅滞で1年遅れの発達。言葉の遅れがあり、体幹もグラグラでした。会話なんて夢のまた夢でした。

しかし、幼稚園入園した今
幼稚園にもありさんいるかなー?
幼稚園の葉っぱ、虫さんいるよー!
とお話して、帰ってきたら
お友達とあれやったこれやったと報告してくれて、歌を披露してくれます。

今日なにやったのー?って聞いたら
〇〇やってー、ええっとねー!お歌歌ったりー!って教えてくれます。

正直、姿勢もいいです。
自閉特有のぐにゃぐにゃ感はないです。
多動他害なく、幼稚園の問題行動なし。
指示通り動けている。
先生からは、何が問題なのかわからないと懇談で言われました。

焼酎風呂をすれば、あったかーい!と言います。

金魚体操、おいもころころ等
いろいろ効いたので、正直花風社の本を読まない、専門書しか読まない人が信じられないです。

=====
かびてゃんさんのおうちは療育も行ったし、お稽古事もしたし。
本もあれこれ読んでいらしたみたい。花風社の本に限らず。
そして決めつけないお医者さんに出会えたみたいですよね。

日本の国民皆保険のもとでは、名医だろうと凡医だろうと診療報酬が同じ。
そこでかつての東側のようなモラルハザードが起きているのだと思いますね。
少なくとも「一生治らない」と言い切る医者のもとには行かない方がいいですね。
アタマの悪い人は花風社が反医療だと決めつけていますが(そしてずっと花風社の本を読んでいる方はそうじゃないこと重々承知なわけですが)花風社は反医療ではなく反凡医なんですよね。

そして凡医の定義は
・一生治らないと信じている
が第一義的に来るのでは。

そういう意味で、守谷市なんとかクリニックの情報をくれた人は喜んでいました。
「花風社クラスタの皆さんに知っておいていただけてよかった」と。
「すいてるから行ってみよう」って間違えて行っちゃう人が減るでしょうからね。
一生治らないと言い切る医者は、それなりの患者さんを相手にしておいてもらいましょう。

さて、私は今日こそパスポート申請に行ってきます。
ではでは。

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シア

おはようございます。
知的障害。
発達障害。
国は、撲滅を考えてるかもしれません。
それを言うと、差別・生産性のない人には価値がないのか!
そう言う人が現れます。
例えば、○○さんはえらい! ○○さんは、人として立派だ! って言ったら、○○さん以外は偉くないのか! ○○さん以外は人としてダメなのか! そういう変な人がいるんですね。
その心理がわからないんです。
事実、知的障害にも、大きく分けて、6通りいるとわかりました。

1、脳性麻痺。
2、てんかん。
3、抑うつ性障害。
4、双極性障害。
5、不安障害。

脳性麻痺は、まだまだこれから治療法が見つかるでしょう、外科的手術も進歩しています。
てんかんは、発達障害と併存することもありますが、その場合でも、治ることがあるということは、先進センターで、学びました。
これも、たぶん治る時代が来ます。
3、うつ病、4、そう教区性障害、5、不安障害。
これは、所謂早期に発症した、精神障害です。
この研究も、どんどん進んでますよね?
それから、不安障害は、愛着とか、PTSDとか、脱アタッチメント。
治ることが増えてきます。
参考になったら、幸いです。

最後に、統合失調症は、知的障害を併発しない可能性が高いのです。
幻覚や妄想を構築するには、高度なイマジネーション・知識が必要です。

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みる@こねこ

子どもの可能性を信じていない親御さんについて、私がこれまで、ネット、リアルで観察した結果、3つ仮説()を立ててみました。

1) 親御さんも当事者(未診断含)
親御さん自身も自閉傾向あったりすると、本の通り、ネットの字義通り取ることは有り得そうですね。
もっとも逆にこよりさんやたらこさんのように親御さんご自身も当事者だからこそ、お子さんの資質を生かした子育てをなされる方もおりますけどね。

2) 実は親御さんが子どもの可能性を信じていない
自分が前ギョーカイと関わりがあった頃、こういうお母さんいました。「この子は重度だからあれも無理、これも無理」と決めつけていて、すごく悲しい気持ちになりました。

3)子ども・きょうだいの障害はアイデンティティ!!
で、親の会を立ち上げ、支援機関を作って、資格を取って‥そうなると親の会や支援機関の存続が人生の目標になってしまうことが良くありますね。
お子さん治している親御さんだと、子育ての経験を生かして、ちゃんと治せる支援者になっている人も稀にいます。

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浅見淳子

おはようございます。昨日は午前中クマ牧場に行って、午後はハイキングでした。クマ牧場は大迫力でしたよ。子熊たちの遊び方を見ていると、すでに猛獣としての発達援助を自然にやっていて、これはタイマン勝負したら人間は叶わないだろうなと思いました。そして羆は性差の大きな動物で、オスはメスの二倍の大きさ。現在クマ牧場最大のオスは450キロあるそうです。逸ノ城関二人分でも足りません。そのオスをガラス越しに間近で見られました。

午後のハイキングは山道を通ってお湯の湖を見に行きました。こちらも大迫力でした。

さて。最近古参のアンチの皆様の断末魔が楽しいですね。

ここに来ている皆様、ことに黄色本とか芋本とか読んで治った治ったと喜んでいる皆様のお子さんのおとしはおいくつくらいでしょう。

9歳より下だとすると「発達障害は治りますか?」が出た頃はまだ生まれていなかったということ。それから生まれたお子さんに診断がつき、なんとか治す方法はないかと花風社にたどり着き、そして読んで実践してみて喜んでいるのが皆様。

ところがそれくらい昔から花風社を知っていて、でも遠巻きに見て仲間内でけなしあい、お互い近づかないように牽制しあい、あるいはちょろっと読んではみたけど親子にそういう関係性がないのか実践には至らず、結果として取り入れなかったベテランアンチの人々がいます。その人たちの負け惜しみが最高潮に達していてなかなか愉快な昨今です。

気づいて不快な思いをしている花風社クラスタの皆様もいるかもしれませんが、前ブログに書いたように、読まずに悔しがっている、あるいは読んでも実践せずに悔しがっている人たちは「置き去りにする」イメージでいいと思います。振り落としていく感じですかね。

海外の文献にははっきりと発達障害が全身の障害であり治っていくものだと示すものが増えましたね。花風社の方向性の正しさを裏付けるエビデンスも続々と登場。なによりもここで治った治ったと喜んでいる皆様の存在が大きい。

でも花風社を昔から知っていて手を出さず、それでいて毎日のようにオチしてはなぜ手を出さないのかありとあらゆる理屈を並べてきた人たちにしてみれば今は悔しくて仕方ないわけで(その悔しさは皆様にも想像できると思います)

是非ぶるんぶるん振り落とすイメージで置き去りにしてあげましょう。

ではでは。

返信する
浅見淳子

おはようございます。浅見@北海道です。昨日はおいしいものをたくさん食べました。お風呂いっぱい入りました。これからハイキングです。関東はお天気悪いみたいですが、こっちは時々晴れ間もさす感じで涼しいですよ。

さて、自己紹介のお部屋にハイビーさんが新登場してくださいました。

=====

新サイト開設おめでとうございます。

小6男子の母です。
黄色本の棒人間を見て、うちの子と一緒だと読み始めました。
それから花風社さんの本を読み始め今では、喘息・アレルギー、アトピー、低気圧からの体調不良がほぼなくなり、母としてはとても楽になりました。まだこれからもどんどん治りたいです。
よろしくお願いいたします。

=====

黄色本(『自閉っ子の心身をラクにしよう!』)芋本(『芋づる式に治そう!』)読んで発達障害だけではなくアトピーやアレルギーや喘息、そして気圧の変化に翻弄されることが治ってしまうのは花風社クラスタでは常識です。なぜかというと、体感しているし、本を通じて「人体の仕組み」がわかるからですね。
ところが医者が案外これをわかっていない。

たとえば皮膚は排泄器官と栗本さんは言います。私は大納得。そして花風社クラスタの皆さんも納得するのではないでしょうか。だったら本来の排泄がきちんと行えないこと(泌尿器や消化器)と皮膚疾患には関係があるに決まっているし、治るときは両方治る。これって筋道立てて説明されると当たり前に思うのですが、意外とそういう考え方って医療でも浸透していないみたいですね。むしろ東洋的な考え方なのでしょうか。私は喘息もアトピーもアレルギーも生まれてから一度も悩んだことないのでわからないのですが。

まあともかく、温泉に入ったり海水浴したり、そしてハイキングしたり有酸素運動の習慣があると、「皮膚は排泄器官」なんて常識中の常識だと思えるのですけどね。そして皮膚に疾患が出るのだったら消化器から整えれば、という発想になる。治しやすいところから治す。
ハイビーさんのおうちでの実践もそういうものだったでしょう。

ところが医療がこれをわかっていないことが多い。
便秘には便秘薬一択だったり。
「適切に出せる身体にしよう」という発想はない。

私は帰ってから怒濤の本作りに入りますが、今三冊目に計画しているのが『医者の知らない発達の話』(仮題)です。
このサイトを見るとわかるとおり、一般保護者当事者の勉強量が凡医療従事者を凌駕している昨今。
そして「養生」を大事にする神田橋先生クラスになると、それを寿ぎこそすれ貶めようとはしないのですよね。

ではでは。行ってきます。

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みる@こねこ

(1)1番発達障害の事、詳しいのは治した親達
親、お子さん本人、支援者、今まで関わる機会が多かったけど、なんだかんだいって、1番詳しい人が多かったのは「治した経験のある親御さん」でした。
困った時、壁にぶつかったとき、家庭でなおしていった親御さんに助けられる事は幾度もありました。
やはり、切実な「親心」はハリボテの専門性なんかより、ずっと生きた経験談なので断然治りますね。
私は「家庭で治した親としても優秀でも毒でもなんでもない『ごくふつう』の親御さん』に助けられました。

(2) 治せないのにはワケがある
最近これまでかかった医者の名前+精神科医などでGoogle検索かけましたけど、有名凡医絡み(=ギョーカイ)の病院出身だった事がわかりました。論文のタイトルも出てきたけど治療ではなく支援方法とかそういうの。
本当今のグーグル先生は優秀ですね。主治医のFacebook出てくる事もありますし、調べて分かることも沢山ありますね。
やっぱりこの医者から離れることができて良かったです。
2の件でさらにもう1つの疑問が湧きましたがそれは追追書いてまいります。

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浅見淳子

おはようございます。
私は今日から三日リア充な日々です。
旅日記、飯テロ、上げるかもしれません。

「私が愛読する花風社の本」コーナーにとりさんが『愛着障害は治りますか?』について書いてくださっていました。
ゆっくりゆっくり読んでくださっているようです。
とりさんは医療従事者でもあります(ご本名開示済み)。

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https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/302/comment-page-2/#comment-644

『愛着障害は治りますか?』ゆっくりマイペースに読んでおります。
112ページに浅見さんが“なぜ大人に愛着障害の問題を解決してほしいか”について書かれているのを見て、すごく共感しました。昔同じことを考えたことがあります。そこが根幹となって色んないざこざが起こっていることが多いし、根本的にそれを改善できるのは薬や法の整備ではないとずっと思っていました。
本当の意味で自分を大切にすることは、自分の問題に蓋をする安易なありのままではなく、向き合って発達していく(成長していく)ことだと私は思います。そしてそれは結局社会の為にもなる。
それって本当の意味での優しさだと思うんです。浅見さんの活動や文章からはそういった真の愛を感じます。
この先のページも読むのが楽しみです。

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私はP112に何を書いてあるか忘れているので、今手元にある本で読み返してみて、ああ、ぶれてないな私、と思いました。
手元にある方は見てみてください。
あの本を作ったそもそもの動機が書いてあります。

支援者の自己治療に巻き込まれない。
これも「治る」上で大事なことだろうと思います。
そういう意味で、これほど治っている情報が出ていて、エビデンスも出つつあり、それでも事実として認めない支援者から距離を置いた方がいいのは確かですね。
発達障害が治らないでいてほしい支援者たちが癒やそうとしているのは、被支援者ではなく、自分ですから。

ではでは。

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とり

コメントをありがとうございました!
他の仕事の本と平行して読んでおり、ものすごくスローペースになっています(笑)その上ここのサイトではたくさん魅力的な本が紹介されているので、読みたいリストが溜まっていく日々です…!
「支援者の自己治療に巻き込まれない」ということばに重みを感じました。その通りですね。私達支援者側は、「自分自身の治癒に対象者を巻き込まない」ように、内省を繰り返していくことがとても大切だと改めて思いました。

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ねてまて

ありがとうございます。

不登校する時期があっても仕方ない、学校へ行ける身体になろう!
いくつになっても育っていける、成長していける、治っていく、というメッセージがとても励みになりました。

真逆に受けとる人がいることに歯がゆい思いがあったのだと思います。

人間脳を育てる、は不登校に効く。

今日は脳がぐるぐるしているようなので、
脳みそらくらくセラピーと人間脳を読み返そうと思います。

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浅見淳子

ねてまてさん
話が合わない人と合わせる必要はないですね。説得する必要もないです。それぞれ信じる道を行けばいい。不登校を肯定したいのなら肯定する同士で集まっていればいいです。でも私は肯定しません。登校原理主義者だし、登校できる身体作りの本を出す。なぜならどう考えても登校はした方が成長に結びつくし将来の可能性が広がるから。それだけの話です。

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ねてまて

HSPと不登校

どちらに書くのが良いのか迷ったのですが、最近とりあげられることが増えたこの話題について。

きっかけは、治そうということに否定的な専門職の方同士の話題にあがっていたからなのですが、入り口からおかしなことになっていました。
不登校のお子さんの保護者の方が、うちのこどもはHSPらしい、といろいろ調べていた、という前段が抜けた状態で、日頃からHSPを認めていないと思われる方が、不登校のお子さんの保護者に意見するのは酷い!と言っている様子はかなり奇妙でした。
不登校と発達障害、不登校とHSP、その辺りは切り取られてしまっています。
肝心なところは全く話題にならず、批判することに意味があるのか?
そして話題は無責任な素人、専門職はいかに責任があるか、という話題につながるのですが。(SNS上でお互い匿名であれば同じ土俵だと思います)

その不登校のお子さんと保護者の方が、その後どうされたか知るすべはありませんが、こちらのどっとこむには学校に復帰できた、治った、という声があふれています。
お子さんが元気に登校できていると良いなと思います。

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浅見淳子

ねてまてさん、ようこそ。
不登校の問題は重要な問題ですが、正直ねてまてさんの投稿で何を懸念されているのかがよくわかりません。
不登校を肯定する支援者もいますよね。
私は不登校する時期があっても仕方ないとは思いますが、一刻も早く解消すべき問題だと一貫して思っていますが、それに対する批判への懸念でしょうか?

だったら放っておけばよいと思います。
不登校を放置して8050等の問題を抱えるのはそのお家が選んだことですから。
私たちは学校行けるお子さんを育むことを目指す。
それでいいのではないでしょうか。
まずは「人間脳を育てる」が不登校には効きますね。

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浅見淳子

おはようございます。
昨日は愛甲さんとのミーティングの情報量が多く、早く寝てしまいました。
私がミーティングしている間に、花風社クラスタのブルーさんが「診察室ではあまり聴けない医療情報」にICD11の発達障害の定義を持ってきてくださったみたいですね。

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発達障害の定義ですが、ICD-11においては

https://icd.who.int/browse11/l-m/en#/http%3a%2f%2fid.who.int%2ficd%2fentity%2f1516623224

に記載されており、

Neurodevelopmental disorders are behavioural and cognitive disorders that arise during the developmental period that involve significant difficulties in the acquisition and execution of specific intellectual, motor, or social functions.

となりました。確かに、DSM5とむやみに乖離しないようにしてありますね。
花風社の読者の方は、「NEURO」を読んでおけば問題ないです。

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motorが入ったのが前進だと思います。
ブルーさんの「私の治った自慢」を拝見しましたけど、ここから治していくのが「治しやすいところから治す」なわけです。

ブルーさんの取り組み。
なるほどこれは治りやすい。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/151/comment-page-4/#comment-606

やはり
・発達障害は、頭蓋骨から解放されている。
・発達障害は、医療から解放されている(成人なら自分で治すものである)。

という考え方が良いような感じですね。
『NEURO』を読んでない方は読んでください。「これは治る」と明るい気持ちになります。
お手もとにお持ちの方は改めて巻頭漫画を読んでください。

ではでは。皆様よい一日を。
南の方々、大雨お気をつけください。
御身お大事に。

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浅見淳子

興味ある人もいるかもしれないから、公益通報その後。
二つ問題提起しました。
一つにつき→東北でやります。Y=Kという証拠をもっとください、というのが当局からの返答。私は最初の名無しさんの資料だけ送っていたんですけど、当局はもっとほしい。その後もせっせと集めてています。学会のプログラムと学会に関するつぶやき。お子さんの年齢。このあたりビンゴですね。さらに集めます。

もう一つの提起→一地方でやるには大きすぎる。国に持っていってください→はい。

そういう感じです。この国に持っていく方の問題は、ターゲットはYだけはない。もっと大きな問題。

新たな証拠をいつ東北に提出するかはわかりません。夏の私はリア充。7月は北海道と奄美大島と尾瀬。8月はタイのリゾート。9月は8日と16日に講演。そのあと9月か10月に台風の動きを見ながら沖縄か奄美で遊んで夏の延長をするつもり。その間に仕事の本と知的障害の本。その合間を見ながら、あるいはそれが終わったら東北にそれまでに集まった証拠を提出します。国への問題提起の仕方も練っていく。

要するに、匿名はないですもはや。匿名にこだわる人たちの分析については、どこかの本で展開予定です。

ではでは。

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シア

愛着障害。
反抗期がなかった私が、親に反発したんです。
第一次反抗期、第二次反抗期。
思春期も一気に来た! 

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さかいまゆり

シアさんおめでとうございます!!
反抗できるくらい元気がでてきたんですね♪

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浅見淳子

今日はブログはお休みです。
遠足に行くのです。
愛甲さんにお会いしに行きます。
そのうち出す『知的障害は治りますか?』の話も出るでしょう。

さて、昨日、今度のこのサイトを立ち上げてくれたウェブ屋さんから6月の通知表?が来ました。
一ヶ月で立ち上げたサイト。
上々の滑り出しということでした。
自分でサイトを運営してわかったのは、いかに登録しないで見ている人が多いかです。
それとその人たちのIPアドレスも全部手に入るということ。
「荒し」っぽいものは一件だけでした。
削除するほどのものでもなかったけど、パトロール隊が削除し、メッセージ内容とメアド、IPアドレスを確保しました。

昨日も「支援者側なんですけどHNで参加したい」という方を2名お受け付けしました。
そのうち書き込んでくださるでしょう。
それと、花風社の売り上げにははっきりと良い影響が出ています。
皆様ありがとうございます。
わずかでも毎月運営費をかけていますから、このサイトをエンジョイしてくださる方は、本を買っていただけますと幸いです。

エンジョイしていない人も来ているのだと思います。
ウェブ屋さんに通常は二ヶ月目はUUが減ると言われたのですが
そろそろアンチな人々が飽きて、青い鳥方面の治らない教タコツボに閉じこもるか、「治すな発達障害どっとこむ」でも作って盛り上がってくれたらいいなと思うので、一時的にUUが減ってもいいと思っています。
ちなみに「治すな発達障害どっとこむ」ができても私たちは見に行かないと思いますけど。

負け惜しみも量産されているようですが
負け惜しみが量産されているということは、このサイトがうまくいっている何よりの証拠です。
そして負け惜しみもサイト立ち上がり前の私の想定の範囲内に収まっているようですね。

https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/31fcefce57ea0c4081d2b36acc7ef7c1

では、愛甲さんのところに行ってきます。
新サイトを通じ、『脳みそラクラクセラピー』の良さに皆さんが再び気づいてくだったこと。
そして対人援助職としてスタートをきったふるーつなっつさんが下記のような書評を『愛着障害はなおりますか?』に書いてくださったことをお知らせしておこうと思います。
『知的障害は治りますか?』が出る前に皆さん『愛着障害は治りますか?』も読んでおいてくださいね。
あの本も『発達障害は治りますか?』同様、読み終わったそのときから治る経験を多くの人がしています。
愛着障害は誰のせいでもない。
そして治るもの。
力強いメッセージですね。

では、ふるーつなっつさんのメッセージです。

=====

「愛着障害は治りますか?」
前進するきっかけとなった本です。愛着障害は誰のせいでもないこと、愛着形成のどの段階でヌケがあったかを把握し自分自身で治していけることが書かれています。

私は幼稚園の頃から中学まで不登校予備軍でした。声が出にくい、笑えない等の場面緘黙的症状、対人緊張に悩まされました。高校から自主的に登校出来ましたが、共依存の友達関係、周りに馴染めないなど人間関係に苦しんできました。
大学生の時この本が出版され、物心ついたときからずっと苦しんでいた原因がわかり、又それは治るのだということを知り、それだけでかなり良くなりました。それから何度か壁に当たり紆余曲折ありましたが、乗り越えられたのは、本を読み返して原点に戻りセルフケアが出来たことが大きいです。
良くなったと思うのは、自分自身を信じられるようになったこと、相手の態度に惑わされずNOを言うことで共依存の友達関係を断てたこと、人や物への興味・関心が広がり人との交流が増えたこと…まだまだいっぱいあります。
以前は不幸ばかりを見つけて嘆いていましたが、最近幸せを見つけられることが多いように感じます。明るくなったともいわれます。これも治ったからかなと。
今では、学校の先生に無理だと反対された(笑)対人援助職につき、日々仕事に励んでいます。前の愛着べたべたな私のままでは不可能だったと思います。

長くなりましたが、満たされない不全感を抱えている方、対人援助職の方、読んだときから治っていく必見の一冊です。

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