「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

管理人よりメッセージ

管理人より日常の連絡事項と思いつき。
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3,110 COMMENTS

浅見淳子

おはようございます。

昨日は、yasuさんも親子でいらっしゃったという国立科学博物館の「海展」に小暮画伯と行ってきました。もともと理系議題に全く興味のない私ですが海は好きなので、そして今進化のお勉強をしつつ本を作っているので、なんとなく行きたくなったのです。そして帰りにはお蕎麦屋さんでお酒を飲む、という東京以外では(横浜でも)できない遊びを久しぶりにして楽しかったです。また、いつもネットで買っているアメ横のナッツ屋さんもリアル訪問ショッピングできました。アメ横のバンコク化がすさまじいなと思いました。コロナ禍はすっかり開けた感じですがたまに親子でマスクしている人とかは上京組なのかな。

そして朝からドクターから戻った原稿を読んでいて、昨日常設展も見ておいてよかったなと思いました。そういえば得た情報が即有機的に結びつく、という情報のネットワーキングが年を取って得たものだなあと改めて思いました。

さて、yoyoyoさんから治った自慢をいただいております。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-36/#comment-10736

たとえば我々が、「宇宙船に乗ってください」って言われたらやはりびびります。そう思うと排泄するというvulnerableな状況の場をすごく選ぶのはよくわかりますよね。それと、生理的な我慢(この場合は排泄を控える)と不安をはかりにかけて、これまでは限定された場所を選んでいたのでしょう。

そういえば私は去年までの三回の夏、人々が顔を真っ赤にしてマスクしているのを見て「生理的な不快感より不安の方が勝っているのだろう」と分析していました。そしてそれには二方向あります。不安があまりに強くて生理的不快感を上回る場合と、そもそも生理的な感覚が伝わりにくい場合と。だから身体感覚が鈍くて不安が強い人ほどマスク民になったのはよくわかりますね。生理的な感覚が伝わりにくい人がいるであろうということは、空腹や尿意便意が伝わりにくい人たちを20年見てきたので現象としてつかんでいます。

発達でこぼこの人は生理的感覚が伝わりにくいと同時に不安が強いわけですが、それは「現代日本に人として生きるには不安が強すぎて色々不便」なのであって、海に生きる小魚だったら不安が強くて当たり前なわけです。だってあっという間に食われますからね。そのあっさり食われた命の記憶は私たちの神経系の奥深くに残っていて、それが顕在化している人がいるんですね。

yoyoyoさんの

=====

「できない」と諦めるわけにはいきませんでした。「できないなら無理しなくていい」は将来の「できる」ための通過点としてはアリかもしれませんが、一生「できなくていい」ではありません。

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これがきちんと努力してきたお母さんらしい言葉だなあ、と思ったりしました。

ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

おはようございます。

なんでも相談していいお部屋とか、雑談のお部屋で完璧主義デトックスについての方法が意見交換されています。皆さん工夫を凝らされていますね。よかったら参考にしてください。

また、支援者のremiesさんが雑談のお部屋に興味深い書き込みをしてくださっています。双子の方は、少なくともおうちで出される食事は同じはずですが、それでもこういう違いが出る。一人一人持っている内臓が違うからですね。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-70/#comment-10722

remiesさんはお料理方面の情報をいっぱいもっていらっしゃるので、いつも参考にさせていただいております。栄養療法もサプリだよりではなく、タンパク質摂取もプロテインだよりではなく、食事の中で解決していけるといいですね。それにしても食事の工夫の効果は素晴らしいな。

さて、最近このサイトへのいぬこさんの書き込みで、ドラストっていうところがわりと頼りになるということを知ったのですが

日曜日、朝起きたら目がごろごろしていました。ものもらいの赤ちゃんみたいなのができていました。できていたのは右だけですが、両目とも血走っています。実は私、猛暑の中でもサングラスを忘れてライドすることが多く、それだなあ、と思いました。

とりあえず一日目を触らず汗をかかないように注意して、安静にしていました。暑いし発汗も多いし何か欠乏しているかもしれない、と思ったのでとりあえずマルチBだけのみました。あとやたら水がほしかったので、ほしいだけのみました。いざとなったらドラストに行って登録販売者の人たちに相談して目薬買えばいい、と思っていたので気楽でしたが、とくに何もしなくても次の朝には白目が白くなっていました。

自分の身体で治せればそれでいいし、こんでいる病院にマスクさせられていって皆様の納めた社会保険料を7割使わせてもらうより、並ばないで済むドラストで話が済むと簡単です。

病院に行けば行くほど、他人の金を奪うことになる。これは覚えておきましょう。

社会保険料使わずに治ってよかったです。

それにしてもサングラス忘れる癖をなんとかしなきゃこの紫外線は危険だな。

マスクどころか私は眼鏡もいやで、今のところ裸眼で暮らしていますので、サングラスという役立つアイテムすら忘れがち。そんな私にとって「発達する眼鏡」とか考えられないわ。金魚体操や療育整体はその場でできるからいいけど。

どうも「身一つ」でできることが好きなようですわ。

でもこの夏は私が帽子かぶってるからなあ。

日傘はうっとうしすぎるけど、帽子はいいと思いますね。

ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

おはようございます。

治った自慢のお部屋で、「小さいことに気づき、喜ぶ」体験談が続いています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/

治った自慢の設計思想はまさにこれで、手帳返上とか普通級とかそういう大転換の話ではなく、いや、そういう大転換が起きるのは細かな日常の喜びの積み重ねなので、それをシェアしようよ、ということで始めたこのサイトなのです。だから智ママさんの使い方がとても正しかった。でも智ママさんは優秀なリケジョでもあり、智くんはかなり障害の重い方であり・・・と皆さんが臆してしまう雰囲気が作られてしまったようですが、元々は「小さいことを喜ぶ」場所なのです。もちろん大きいことも時折入ってきますが。
だから皆さん、遠慮せず書き込んでくださいね。

実社会では子どもの発達を必ずしも喜ばれなかったりすることもあると思います。保護者仲間だけではなく、支援者にも喜ばれなかったりする歪なところもある不思議なギョーカイです。でも他人の自慢を嫌う人はここには入ってこないので、遠慮なく自慢してください。

あと、「なんでも相談していいお部屋」も稼働始めました。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/1168/

最近治らない系Tuberとか、あるいはツイッター(X)のルサンチマン系のつぶやきなどを見ていますと、ある特徴に気づきます。一時はあった「強度行動障害系」のお悩みが、もう花風社周辺ではあまりきかれない。いや、もしひそかに悩んでいる人がいたら、黄色本こと『自閉っ子の心身をラクにしよう!』と、廣木道心さんの本を読んでください。そして廣木さんが方々に引っ張りだこっていうのを見ると、世の中に強度行動障害で悩んでいる人はまだまだ多いのだと思いますが、花風社周辺で最近回ってくるお悩みはどちらかというと過敏性の方が多いです。また世の中的に、過敏性の悩みがうまれやすい社会情勢ではありますね。

そして過敏性は治りますし、治ると色々よくなるので、芋づる式にぐっと色々なことが解けるので、ぜひ治してほしいですね。たとえば睡眠障害とか、怖がりとか一挙に治るだろうし、社会性も伸びるでしょう。

あと知的障害のこと、ずーっと考えています。またまとまったら発信しますね。

ではでは皆様
楽しい一週間を。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日は仕事するはずだったのだけれど、甲子園を見て、ライドに行って、必然的にランチはビールクズになり、そうなると午後はまったり過ごしてしまいました。多くの人が話題にしていた草刈正雄さんの「ファミリーヒストリー」をNHKオンデマンドで見たよ。今の草刈さんは「美の壺」のおじさんだけどそういえばすごくかっこいいモデルさんでしたね!
それにしても1950年代初めに駐留していた米兵との間に私生児を生んだお母様のご苦労はいかばかりかと思います。もうそういう時代が来てほしくないと思った。

こういう人も助けなきゃいかんのよ。でも豊かになった日本はこういう人がいなくなって福祉で食いたい人たちが見つけちゃった食い扶持が発達障害なんじゃないかね。

それでまた治らないTuberを見に行ったのだけど、いやあ、みんな、素直(褒めてない)。なんで知能検査とかに左右されるのさ。知的障害なんて、治るのにね。知的になんて、伸びるのにね。中には「最近成長著しいからもっといい結果が出るかと思ってた」とかがっかりしている人もいて、親がそう感じているのなら検査方式の方を疑えばいいじゃん。実力を判定していないんだと。行政や医療がやる検査はあくまで「管理のため」なんだからさ。出し抜いてやればいいじゃん、と思いましたよ。

本当に今の世代上に素直だよね。知能検査の結果を唯々諾々と受け入れているような人が多いから99%マスクになったんだろうね。

そして現在絶賛配信中の大久保さんの講演「伸びしろはどこにある?」で大久保さんが冒頭で指摘していたことを思い出した。

冒頭三分の無料公開はこちらね

https://vimeo.com/854220885

「伸びしろはどこにある?」という問いかけ、これは私が大久保さんに振ったんだけど、それこそがもう花風社なんだと大久保さんに言われて「そうかも」と思った。だって一般の検査って、「何ができないか」を調べてるから。そうじゃなくて「じゃあこの子が伸びるのはどこからなのか」に注目するのが神田橋先生以来の「資質の開花」。それに注目してやってきたお母さんたちが治った自慢に来てくれています。

いぬこさんのおうち。
『発達障害、治った自慢大会!』にもあるとおり「まあ人からは遅れても四則計算は覚えられるんじゃないの」みたいな見立てだったお嬢さんが堂々と中受→一貫校→大学受験ですよ。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-35/#comment-10699

ちょこさんち。軽度知的障害もあったはず、感覚過敏はすごーく重くてトラウマもひどかったお兄ちゃんが最難関大学を狙っているということ。受かったら先生たちが赤飯炊いて祝うレベルの。そしてやはり知的障害設定の妹ちゃんの勤勉ぶりはツイッター(あ、Xか)みるだけでわかるでしょ。はっきり言って私の小学校時代よりずっと勉強してる!

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-36/#comment-10701

そして指摘されて気づいたんだけど、いぬこお嬢さんとちょこ家お兄ちゃんは同い年だ。昔は障害児だったけどただの受験生になった点も同じ。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-36/#comment-10702

お二人とも小さいころから知っているけど、そしてお二人ともお会いしたことあるけど、お兄ちゃんはすごい男っぽく育ち、お嬢さんは本当にどこからどう見てもお嬢様育ちの品のある方に育ちました。元発達障害児、今はただの受験生よ、本当に。っていうかお二人とも普通より感じのいい方たちですよ。

ちょこさんは自分は何もやっていない、とおっしゃるけど、それは嘘だからね。自分がやっていることを、ちょこさんは言語化していないだけなので。だったらみんながそれを言語化すればいいんですよ。

私から一つヒントを出すとすると「過不足ない発達刺激」かな。好奇心を上手に利用している。そして『ポストコロナの発達援助論』で書いた通り、神経発達を促すのは好奇心だからね。

というわけで知的障害もあきらめることないですよ。
あれも特定遺伝子はないみたいよね。

ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

おはようございます。

おととい仕事一段落、で昨日は一日身体を動かした日でした。午前中は大掃除(当社比)。午後三時以降は運動。

といっても仕事が終わったわけではなく、今日からまた次の章です。神経発達症の治療法。とても大事なパートです。

これは発達障害の治療における内外の差を埋める情報でもあり(日本じゃないところでは治ることになっているからね)
同時に「花風社正しかった」という医療側の裏付けでもあります。

ところで、我々はもう治ることを前提に突き進んでいるわけですが、昨日皆さんが時々言及する「治らないTuber」のチャンネルをいくつか見つけてみてしまいました。

なんというか・・・衝撃でした。再生数やコメントもそうだし、なぜか堂々とお子さんの顔出しを許しているところもそうだけど、一番の衝撃は「これだけ洗脳の完成した人たちがいるんだなあ」ということかな。

そもそもお子さんの顔を出せるのは、治らないことが前提だからでしょう。

私が発達障害の世界に入ってきたときは、保護者はほぼ同年齢だったのです。でも今のお母さんたちはずっと若くて、世代の違いもあるんだろうけど、もうなんというか素直すぎて、どこからつっこんでいいかわからない。

数値に翻弄され、制度にきゅうきゅうとし、みたいなところは変わらないんだけど、昔はあれほど切望されていた療育みたいなもんが手に入るようになり、そこに通っても数値はむしろ落ちていき、だけどそれに疑問も持っていないようで。

色々な意味ですごいなと思った。

だけどその人たちが花風社につながればいいな、という強い気持ちはないんですよね。

もちろんつながった方がその人たちは助かるし、本は売れるし、いいんでしょうが、そういう強い気持ちが私にはない。

花風社の本を知らない、読んでもやってみないのなら、それはそれで実力だと思うんですよね。

99%マスクだったことを思えば、たいていの人は判断力がないことはよくわかったし。そういう意味で私は絶望はしている。

私っていう人間は心底から、みんな自由に選べばいいという気持ちが強いのです。そして自由に選べばみんな愚かな道を選ぶんだな、と。そして愚かな方が不自由なよりはマシです。

だからこのサイトの「治った自慢」が智ママさんで埋め尽くされても、それは智ママさんが書きたいだけ書き、だけどその他の人たちが書かなくて、それはみんな自由だと思っていた。

だけど「智ママさんばかり書くと書き込む意欲がなくなる」みたいなご意見が上がってきて、「そうなのか」と思った。

でも私は智ママさんが細かく日常の中で喜びを見つけているところは皆さんに知ってほしいと思った。

だから専用のお部屋を作りました。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/1164/

あとは治った自慢コーナーに書くも書かないも皆さんの自由です。ただ、後に続く人のために治った経験はシェアはしてほしいと思う。でも書くのは皆さんだから、私から強制はできません。

「智ママさんばかりで面白くない」のなら、それは書き続けた智ママさんのせいというより、書かなかった人のせいじゃないのかしら。違う?

そもそもこのサイトができたのは、治らないとか社会の理解ガーという憂鬱なことばかりで埋め尽くされる発達障害系SNSとは違うものを作りたかったからで

だから「治った自慢」から始めました。他人の自慢を卑屈に受け取らない人で集まろうと思った。

それで当初は皆さん勢いよく自慢してくださったのですが、その人たちが自慢しきると別の世代が出てきて

その世代の人たちはなぜか、花風社にはいい報告を送ってくださるけどここには書かない、という現象が起きました。どうしてか私にはわからない。

ここにシェアしてくだされば、私以外の人の目にもとまるし、みんなの勇気になるんですよ、と思うのだけれど。

たとえば先日、夏祭り申し込みでいただいたメールにもこういう一文が。

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現在小学3年生の娘は今年度から普通級に転籍しましたが、何の問題もなく1学期を過ごすことができました!
花風社の知見のおかげです。
いつもありがとうございます。

=====

こういう情報が、嬉しいんですよね。
そして私だけではなく皆様を喜ばせるはずなのです。

さて、というわけで智くんのお部屋と同時にもう一つお部屋を増設しました。

なんでも相談していいお部屋 です。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/1168/

こういうコーナーを当初作らなかったのは、暗くなりがちな他SNSとの差別化をはかるためですが

そろそろルサンチマンで突撃してくる人もいないし、お悩み相談があってもいいかな、と思って作りました。

昨日自己紹介のコーナーにお料理で栄養方面をカバーしている方も現れてくれたので

https://naosouhattatushogai.com/all/55/comment-page-9/#comment-10688

色々な相談が気軽にできるお部屋に育てばいいな、と思います。

ではでは皆様
楽しい週末を。
夏祭り、受付中です。

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智ママ

浅見社長
『我が家の治った自慢』には、治った!と明らかに言える大きいエピソードや、事態の変化のみの書き込みがメインで見られ、それ以外の小さなエピソードは、じつに瑣末なこととして文面にも登らず、情報として浮かんでこない。そして書込みも前例に従って、ドカンとしたもの以外は書きこみにくい。という、一面がありました。

私は、大きな『治った!』に繋がるまでの小さなステップをマメに書いて、「こういう小さくても伸びた情報が、私の他にも次々に上がってきたら、自分も子育ての指針にしやすくて、とても助かるのにな」と残念に思っていました。

いつまで待っても、『普通級に進んだ』とか、『手帳を返上した』とか、ドカンとした大きな進歩以外は、誰もどっとこむに書いてくださらないので、自ら日頃よりあった小さな進歩を書きつけて、発達を治す山登りの目印にしていたフシがあります。

結果として、『智ママさんばっかり、書き込みすぎ!』とウザがられて、気を遣って誰も書き込まなくなったようですが、もっと小さなステップでの進歩に関して、他の情報の書き込みが多々あれば、私も参考にして、空気を少しは読んで書き込みを様子見したり、また頑張れたりしたかと思います。

どっとこむの『治った自慢』が、我が家バージョンも私バージョンもどんどん盛り上がってくれたら、皆さん助かるだろうな(特にビギナーの方)と思いました。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日は仕事が一区切り。と同時にミーティングでお出かけ。帰りに夫と待ち合わせして桜木町で「YOKOHAMA AIR CABIN」たるケーブルカーに初乗りしてきました。すごい距離が短いのに(徒歩12分くらい?)1000円もとられるということで敬遠していましたが、たまにはいいだろうと乗ってみました。空から見るみなとみらいはそれなりに面白かったです。でもまあ1000円は高いな、と思いつつ帰り道暑い中を歩いて帰ると、この夏は1000円の価値もあった気がしました。

終着点のワールドポーターズは色々おいしそうなものとかもあったのですが、どこも並ばなければ入れず、並ぶ根性のない私たちはなんにもありつくことはできませんでした。自転車屋さんがあったので、100万レンジのロードバイクを見学して帰ってきました。

さて、旅のお部屋にきいろさんと智パパさんがお越し。

きいろさんのおうちは念願の沖縄で海水浴。泳げるようになってよかったとのこと。鼻をつまむのは、もしかしたら鼻から水が入るのかもしれませんね。鼻まで覆う海水メガネがあると、おさかなも探しやすいですよ。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/320/comment-page-14/#comment-10682

智くんちは親子で猛暑の中(そして台風の気配の中)鉄の道を貫いていらっしゃいますね。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/320/comment-page-14/#comment-10678

私はとくに鉄ではないですが、先日博多から新横浜まで新幹線で往復し、鉄道の旅もいいなあと思いました。新幹線輪行とかやりたいなあと思いましたよ。ぶぶ漬け府もいいいですが、今は暑そう&恒常的にこんでそうです。

それにしても! 神奈川県には「三大拍子抜け乗り物」があることに気づきました。

No1 江ノ島エスカー
No2 YOKOHAMA AIR CABIN
No3 浦賀の渡し

ご興味がある方はググってください。それぞれ各地の観光名物乗り物ではありますが、コスパはどうかな・・・でもたまにはいいですね。浦賀の渡しは自転車そのまま乗れるのがいいですよ(50円)。

そして雑談のお部屋にはいぬこさんリターンズ。ドラスト事情&『発達障害、治った自慢大会!』でもおなじみ、いぬこお嬢さんの相変わらずの感覚の鋭さです。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-70/#comment-10679

ここのところ、これまで無事だった人も夏風邪引いてますね。未だにマスクしている人も引くし、三年間ノーガードだった人も引く。感染症は本当に順繰りなんだと思います。まあ検査していない人の方が多いですが。

その中でも無傷のうちの三人。いったいどういうメカニズムなのか不思議に思います。母と私は遺伝でつながっていて、夫と私は生活習慣(運動とか食事とか)でつながってはいますが。

という健康自慢(? 事実なんだけど)をすると、卑屈な人は「実は大病していても気づかないだけ」みたいなこと言ったりしますが、それこそがピンピンコロリなんじゃないですかね。大病していて、でも自覚はなくてある日体調を崩してあっさりと旅立つ。つまり現代の理想の死に方とされるピンピンコロリは「手遅れになるまで医療の介在を許さない」という生活習慣の賜物でもあります。私もできれば次に医療に世話になるのは死亡証明がいいんだけど、それには大けがとかしなきゃいけない? それもやだしな~と思っています。

まあそういう私なので、ドラストが多様な機能を持っているのは知りませんでした。あそこは旅行に持って行くプチプラコスメとか綿棒とか買いに行く場所かと思っていました。いぬこさんの書き込みは参考になります。いざとなるとそんなに頼れる場所なのですね。覚えておきます。

ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

おはようございます。

西日本の皆様、台風お疲れ様です。こちらは不安定なお天気だったし基本風が強かったのですが日差しの強い時間帯も多かったです。

午前中はがっつり仕事。頭使う箇所でうんうん唸る感じ。

昨日は新幹線が通っているこっちも一時間にのぞみ四本こだま一本ということで、普段山手線並みのぎちぎちスケジュールの東海道新幹線としてはまあ、運休同様です。それでふと思いついたのは、今日は駅ビルの飲食店が空いているのではないか、ということ。コロナで入れ替わりもあったのですが、いつも長蛇の列で地元民は試す暇がない。ということで駅ビルでランチにとんかつ食べてきました。予想通りどこも空いていました。

そしてライドに行きました。風がだいぶ涼しかったです。途中通り雨に遭い橋の下で雨宿り。南国の雨みたいにすぐ通り過ぎます。

そんな一日でした。

さて、その間にもどっとこむを盛り上げていただいています。

いぬこさんのお仕事現場報告。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-70/#comment-10656

マスクで熱中症になったご高齢の方、いぬこさんたちのお店に飛び込んできて助けたのだけれど、お亡くなりになったとのこと。お気の毒です。

中年から高齢のご婦人たちは外せないケースが多いようですが
そしてその他の年齢層でも外せない人はいるようですが、実は私は他人にマスクを外せとは言ったことがありません。外した方がいいよ、とは呼びかけているけれど、基本的に自由です。日本ではずっと自由でした。

それは「治そうよ。治るが勝ちだよ」と言い続けてきたけれど、それによって罵倒されたり色々したり、こちらは一度も強制していないのに治る人がいると報告するだけで圧をかけられたと逆恨みされたり、みたいなことを繰返してきて、基本人はそれぞれの選択を自由にするのだしその結果は自分で引き受けるのだ、と以前から持っていた感覚をより強めた結果ではあります。

だから私が「治りたくない人は治らなくていい」というのは心底正直な気持ちなのです。

でも治ると欧州留学に出かけたり、ということもあるのですがシアさんからご報告です。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-70/#comment-10667

元々療育手帳と精神の手帳持っていて、その二つを返上して、薬害にもあって、大きな手術をして、みたいなことを考えると半年で100万円以上カードで使える可処分所得は素晴らしいですね。

そして大久保さん@てらっこ塾のラジオが更新されています。私も後で訊いてみます。

ラジオのお部屋

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/910/comment-page-3/#comment-10666

大久保さんが講師の花風社夏祭り第三部、編集中ですが
冒頭三分間を公開いたします。
ご覧になりたい方は下記をクリックしてください。

https://vimeo.com/854220885

花風社夏祭り、第一部は配信しています。申し込んだけど来ていない方はご連絡ください。
第二部も配信しています。振り込んだけど来ていない方はご連絡ください。
第三部は編集中です。数日以内に配信始まる予定です。

お申込みは受け付けております。
第一部 栄養療法と身体アプローチの使い分けについて(浅見 無料)
第二部 療育整体 内臓編(松島眞一さん 3500円)
第三部 伸びしろはどこにある? 親だからできるアセスメント(大久保悠さん 3000円)
第二部、第三部と両方お申込みの方は500円引きです。

ご希望の方はzoom☆kafusha.com(☆を@にかえてください)までメールでお申込みください。
すでに100名の方々にお申込みいただいております。
皆様のご参加もお待ちしております。

=====

ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

おはようございます。

お盆休み、昨日まではお墓参り行ったりぐだぐだしたり、休みっぽいことをやっていました。今日はちょっと自閉の神様が下りてきている気配がするので原稿をやるかもしれません。お天気も不安定ですね。西日本の皆様、お気をつけください。

さて、雑談のお部屋でたにしさんの講演ご報告をきっかけに薬の話をyasuさんが出してくださっています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-69/#comment-10637

ここで最近書こうと思って機会がない薬の話を二点ほど書いておきます。

まず第一に。数か月前、松島さん主催のオンライン講座で小倉譲さんの講演を聴きました。その後小倉さんにナマでお目にかかる機会もありました。

小倉さんの話と私の体験を合わせて解けた謎。以前読者の方の書き込みに応えたときにも書きましたが、

リタリン→コンサータ

への移行のとき、すごく薬価が上がったんですよね。

同じような成分でもリタリンを使い続けると儲かんないからコンサータに移行した、ということは考えられます。

あと、コンサータが何年か経ちジェネリックがこしらえられるようになると、今度は新薬が出てきたそうです。まあこれは大人の事情ってやつですね。

ちなみに日本以外の国では発達障害の治療に関しても薬は二次的な手段に過ぎず、保険も下りにくい。ので色々な手法が発達しているようです。

日本の医療はコロナ禍もワクチンで解決したように、自分たちが何かを開発するより患者の身体に何かを入れることを選びがちなので、同じように発達障害には薬、というのが定番になっていますがこれは外の世界では必ずしもそうではない。

それは小児に対するコロ枠と同じように、海外と日本ではやり方が違うわけです。ただ日本では任意なので、小児には打たない国もある、というのを決断の要因の一つにすることは自由なわけですね。

ところが、です。
最近わかってきたこと。

たにしさんにせよ松島さんにせよ、お子さんへの投薬を拒んだのは副作用を懸念してのことだと思います。

そして調べていて、こんなもの処方する医者はとんでもねえ、という結論に至ったのだと思います。

でも最近知ったのは
海外で発達障害の治療の第一選択肢が薬ではなかったり、
抗うつ剤も軽度中度の人には出せなくなってきたのは副作用というより

「プラセボとの効果の差が少ない」ことだそうです。
これはドクター情報です。

これもコロ枠と同じで
日本の小児科学会が推薦したとき
「最初に打つありきなんだなあ。だから相手にしなくていい情報だな」と思ったのですが

どうも、日本の医療は
「入れても入れなくても同じなら入れておく」みたいな方針で進むようです。
ここには「一人一人の負担感が少ない国民皆保険」も責任があると思います。

ワクチンも、効果がないかもしれないけど、念のため、打っておく。

なんだろうなあと思います。
そこに有害情報は乗っかってこないし
また国民の方も「念のため」なんかするのが好きです。しかもただだし(本当は大変に高価なんだけど。国を揺るがすほど)。

情報は書いておくので
皆さんご自分で判断してくださいね。

=====

さて、花風社夏祭り第三部、編集中ですが
冒頭三分間を公開いたします。
ご覧になりたい方は下記をクリックしてください。

https://vimeo.com/854220885

花風社夏祭り、第一部は配信しています。申し込んだけど来ていない方はご連絡ください。
第二部も配信しています。振り込んだけど来ていない方はご連絡ください。
第三部は編集中です。数日以内に配信始まる予定です。

お申込みは受け付けております。
第一部 栄養療法と身体アプローチの使い分けについて(浅見 無料)
第二部 療育整体 内臓編(松島眞一さん 3500円)
第三部 伸びしろはどこにある? 親だからできるアセスメント(大久保悠さん 3000円)
第二部、第三部と両方お申込みの方は500円引きです。

ご希望の方はzoom☆kafusha.com(☆を@にかえてください)までメールでお申込みください。
すでに100名の方々にお申込みいただいております。
皆様のご参加もお待ちしております。

=====

ではでは皆様
楽しい一日を。

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yasu

リタリン(メチルフェニデート)の適応症はナルコレプシーという病気で、ADHDの適応はありません。
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179009F1035_1_05/

一方、コンサータは有効成分は同じであるものの、適応として小児期におけるADHDを取っています。これはコンサータが小児ADHDで治験を実施して有効性を証明したことを意味しています。

薬価算定については、平成19年12月12日の中医協資料(新医薬品一覧表、平成19年12月14日収載予定)の中に説明があり、算定方式は原価計算方式となっています。類似薬は存在せず、同様の効能・効果等を持つ類似薬はなく、新薬扱いです。
https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou-files/documents/2007/11952/20071212_5shiryou1~3.pdf

リタリンが適応外でADHDに処方されている実績があったとしても、それを以て薬価がリタリンにひきずられる(安くなる)ことは、原則ありません。リタリンが使われているのはあくまで「添付文書に定められた適応の外」なので、小児ADHDの適応症を取得するための治験を新たに実施して有効性を証明したわけではないからです。もしリタリンが小児ADHDの適応を正式に取っていたのであれば、コンサータの薬価は「類似薬算定方式+規格間調整」という違ったメカニズムで算定されていたものと思われます。

リタリンは古い薬であり、日本では薬価は改定毎に下がるメカニズムがあるので、わざわざ古い薬で治験を行うことは原則ありません(ただし例外はあり、治療実態を鑑みて厚労省がメーカーに要請することはあります)。海外では小児ADHDへのメチルフェニデート処方はリタリンではなくてコンサータが当たり前だったので、日本もそれに倣ったものと思われます。

返信する
シア

横失礼いたします。
さすが詳しくありがとうございます。

yasuさん。
ナルコレプシーは遺伝子疾患であることが判明しています。
ナルコレプシー遺伝子と言うものが存在し、それが発動すると、ナルコレプシーを発症します。
話題からはそれますが、発達障害とも似ています。
情動脱力発作と言うものがあり、笑ったり・怒ったりすると、力が抜けてしまうのです。
厳密には遺伝子疾患ですが、治療法はリタリン以外にあるかもしれませんけど、追及はされていません。
これは、本多先生と言う方が研究して有名でしたが、高齢になり亡くなられてしまっています。
遺伝子疾患なので、リタリンで…となってしまって思考停止状態です。
このような事例で大きいのは「てんかん」です。
てんかんは遺伝子疾患が主要でなく、子供の時の外傷とか・熱性けいれんとか、大人になっても疲労が蓄積したり睡眠不足がトリガーになりますし、お風呂に入ったときのぼせていると、それもトリガーになり、それらが頻発すると治りにくくなり、お薬を飲む人が増えます。
てんかんは(お薬を使いながらでも)徐々にでも発作の回数を少なくし、発作を減らしなくしていくことが根治につながるかもしれません。

ただそのような環境が許されないこともあるし、複数の病気が複雑に絡み合っている場合、さらなる侵襲的な治療が必要なのだと考えています。

あと、思ったのはコンサータもずいぶん前の薬に該当するんですね。
私もお薬は使いましたけど、ジェネリックを利用し止めたときには数分の一の薬価になっていたと思います。
代わりに注射薬が高いものができていましたが、これじゃお薬屋さんも儲からないと思いました。

AD/HDのお薬では、後発のアトモキセチン・カプセルと言うのが、44円でありました。
また、それにもジェネリックがでており、もっと安いものもあるようです。

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yasu

シアさん

ナルコレプシー治療薬には、他にもモダフィニルという薬があります。特発性過眠症という疾患にも使用されます。神経細胞を活性化する作用があり、覚醒促進に働くのでリタリンと同様の機序ですね。

てんかんやADHDは、有効な薬剤が既に世の中にあるので、それをお手本にして新しい薬剤を開発しやすいのです。ここで言う新しい薬剤というのは、服薬回数が少なかったり、より副作用が少ないものであったり、有効性が高いものを指します。適応外であろうが既に有効な薬剤が世の中に存在するのとそうでないのとでは、新薬開発の難易度は天と地ほどの差があって、それはそのまま成功確率につながります。

ASDの中核症状を改善する薬がなかなか出ないのは、手本となるような前例が無いからですね。オキシトシンはその一候補なのかもしれませんが、製薬企業が投資に踏み切るだけのデータがあるかというと、そこまでは至っていないのかもしれません。

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シア

yasuさん。
なるほど、徐放剤云々書きましたが、そのように思います。
先発薬があると、後発薬は作りやすい。
副作用も、効果も高めることができますね。
そのように、患者が得られるメリットを考えると、お薬が「高すぎ」とは言えないのかもしれません。
うたい文句通りに効いてくれるものを作ったのだから、高くても使ってほしいと言うのは、原価だけでお薬の値段が決まるとは、私も思ってはいないのですが。。(難しい)

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浅見淳子

yasuさん

当時、リタリンをのんでいた人たちがコンサータに移行させられ、その結果負担が増えたというのはどういう現象なのでしょうか。

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yasu

浅見さん

医師には市販されている医療用医薬品を添付文書の記載に関係なく使用することが認められています。これを適応外処方と言います。この場合原則として保険償還されず、自由診療扱いです。これはADHDに限らず他の病気でもあります。ここら辺の保険償還がどうなっているのかは、私は詳しくはわからないのですが、下記の中医協の資料を見ると、何らかの手があったのかもしれません。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000018toj-att/2r98520000018tzy.pdf

しかし、コンサータが小児ADHDで正式に承認を取ってくると、正規のルールで使用できる薬があるのだからそっちを使え、ということになるでしょう。またリタリンは適応外処方での依存性が社会問題となり、おそらく業界が自主的に適応外処方は禁止したのではないかと思います(ちゃんと調べていませんが)。なので、リタリンを処方されていた人たちはコンサータへ移ったのではないかと思います。

負担が増えた(薬価が上がった)というのは、単にコンサータの薬価が高く付いたからであって、今まで使っていたリタリンが安かったのだからディスカウントしてくれという理屈は成立しません。リタリンはADHD適応を取っておらずあくまで適応外処方、コンサータは治験結果を以て正式承認された薬で両者は別もの。このような場合に患者が価格面で配慮されるという公的なメカニズムは存在しないと思います。

コンサータの薬価算定方式は「原価計算方式」というもので、これはメーカーがかかったコストを厚労省へ申請し、一定のルールの元に価格が計算されます。(主要先進国の販売価格も参照され、日本の価格と極端な差がある場合には配慮されます)

リタリンは古い薬で薬価もかなり低いですし、それと新薬の価格を比べたら雲泥の差があるのはごく普通です。有効成分が同じメチルフェニデートなのに高価なのは許せないという気持ちがあるのかもしれませんが、現行の保険償還や薬価算定ルールに照らしておかしなところはありません。

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シア

yasuさん。

リタリンも、コンサータも「メチルフェニデート」だと思います。
同じ成分です。
しかし、コンサータは、「メチルフェニデートの徐放剤」であり、徐々に成分が放出され・マイルドに長く聞くと言ううたい文句を持っています。
なるほど、その通りなのでしょう。
しかし、リスパダール(抗精神病薬)の徐放剤として、インヴェガが存在し、デパケン(てんかんのお薬)の徐放剤に、デパケンRが存在します。
徐放剤に加工する技術は完成していて、いろいろな薬に見られます。
リスパダールは比較的もう古い薬になりますが、インヴェガも高いお薬です。
デパケンもそうですし、デパケンRも(デパケンに比べたら高い)。

※錠剤を徐放剤にするだけで、一錠につきいくらくらいかかるのか調べようとすれば、なお疑問が残るのではないでしょうか?

何故なら徐放剤のなかには、デパケン(R)のように安いお薬が存在するからです。(主要成分デパケン200グラム(9.9円)に徐放機能を備えてなお200ミリグラム13.2円)
リタリン一錠をコンサータの形状(形態)にまで加工するのに、そこまでお金がかかる「理由」がわかりません。

リスパダールをインヴェガに加工するのに、3ミリグラム錠ですと40.7円→254円。
で210円かかることになりますが。

リタリンをコンサータに加工すると?
リタリン20ミリグラム6.9×2=13.8円→コンサータ18mg→335円。
でおよそ徐放剤付加機能に320円かかることになります。

徐放機能はデパケンRで既に存在しているので、順にその価格はデパケンの4円→リスパダールの210円→リタリンの320円とだんだん高くなっていることがわかります。
せいぜい一錠を4円で加工できるものがある一方、320円?
取りすぎではないですかね。

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浅見淳子

yasuさん

当時、成人発達障害の人たちの間ではリタリンは信奉されていて、処方されなくなって本当に困ったのですが、はっきりと「これは薬価を吊り上げるためだ」と説明された人も少なくなかったようです。
色々公式見解はあるのでしょうが、同じような成分を衣替えして名前を変えて高く打った可能性はあると思います。

また、コンサータの期限切れのタイミングで新薬が出されたということですが、これはより効果があるための新薬ではなくジェネリックに乗り換えられるための製薬会社側の苦肉の策で、私が言いたいのは「このような資本の論理をよく知っておこうね」ということです。

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yasu

シアさん、浅見さん

徐放製剤ですが、有効成分により製剤設計(添加剤の量、種類など)は変わってきます。基本となる徐放技術というのはもちろんありますが、A薬の徐放製剤を作るコストはB薬のそれと同じではありません。それは主成分の物性がAとBで異なるからです。汎用の増設メモリを買ってきてパソコンに入れるようなわけにはいかないのです。

適応外で使われ、依存性が社会問題になったというのは望ましい状況ではないので、厚労省側もきちんと治験して正式に適応を取ったらどうかとメーカーに言ったんじゃないでしょうかね。適応外使用だと医薬品副作用救済制度の対象になりませんしね。

患者に対して「薬価を吊り上げるためだ」という説明を行ったのは、医療者(医師、薬剤師)でしょうか? もしそうだとすると、自分たちが患者からのクレームを回避するためにきちんと説明してないだけなのではと思います。

コンサータの特許切れタイミングで新薬が出たというのは、インチュニブのことでしょうか? コンサータとは作用機序が異なり、単純にスイッチできるというものではないので、価格維持のためという認識は正しくありません。副作用プロファイルは異なるのでコンサータの使用が懸念される場合には試すのはあるでしょうが、その薬で上手くコントロールできているのであれば、わざわざ替えることはしないのが普通です。

事情は他の病気の薬でも同じで、古くて薬価がものすごく安くなってしまった薬でも製造され続けています。

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シア

yasuさん

後発品が安すぎる…と言うのは新製品が高くなる理由でもあると思います。
徐放のシステムにしても、指の先に乗るようなものの成分にそのような機能を与えるのに、一錠300円と言うのはあり得ないと思います。
5円でできているお薬もあるのですから。
技術的にむつかしいと言っても、製造ラインに載ったら量産するわけですから、いつかは後発品のお値段になってしまうのではないでしょうか?
お薬を開発するのにお金はかかっても、製造するのにあまりお金はかからないのでしょう。
しかし「モノは安けりゃよかろう」と言うのも間違いであって、それなら「お前たちのお給料も安くてよかろう」と言うことになってしまうのです。
それがデフレの原因だと、言っている方がいて、なるほどなと自分もそう思います。
後発品が安く作れるのかもしれないが、安けりゃそれでいいのかと言ったら、一錠数円とか言うのは、あんまりじゃないかなと思います。
また、リタリンが乱用されたため、コンサータを意図的に高くしたと言うのは、私も聞いたことがありますし、そうだろうなと思います。

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yasu

シアさん

新薬の薬価の付け方というのはルールで決まっており、原価算定方式というやり方だと製造コストに一定の販売管理費や営業利益などが載った構造をしています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001geji-att/2r9852000001geo8.pdf

徐放システムというのは結構奥が深くて、目的とする徐放プロファイルを出すため有効成分毎に製剤工夫をします。薬物輸送システム(DDS)の一分野ですが結構奥が深いです。非常にコスト低くできる場合もあれば、それこそ今流行のmRNA生物製剤のように脂質ナノ粒子に有効成分を包む必要があったりと様々です。技術的に難しいと収率が悪い場合がありますが、そこは絶え間ない改良研究をして収率を上げるか、単に製造コストに反映されて価格が高くなるかのどちらかですね。

薬価の算定にあたり、メーカーが研究開発費に使ったお金は個別には考慮されません。
上記資料の中にも説明がありますが、業界一律の数字が使われますんで、巨額の治験費用がかかった場合にはメーカーは必死に回収しようとします。

日本の薬価システムだと改定の度に価格は下がるので、以前から問題になっています。最低薬価や不採算再算定、基礎的医薬品といった薬価を維持したり上げたりするメカニズムがあるにはありますが、行政も簡単に認めるわけではなく、相当ハードルは高いと聞いています。

コンサータの薬価を意図的に高くしたというのは、薬価算定ルールの中では難しいと思います。外国価格調整というメカニズムもあるので、日本だけ不自然に高いというのはルールにひっかかりますし。そもそも必要だから処方されるわけですし、日本には高額医療費助成という制度もあるし、嗜好品であるたばことは異なるので、高価格であることが乱用防止にはならないんじゃないでしょうか。確かコンサータは流通管理が厳しくなったと思いますが、乱用防止にはこういう取り組みの方が有効であると思います。

そもそも、薬価を吊り上げるためだとか、意図的に高くしたという話のソースはどこなんでしょうね? まずは話の出どころをきちんと確認すべきと思います。

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シア

yasuさん。
製薬事業が、そこまでコチコチとは知りませんでした。
確かに、PMDAで副作用の被害救済制度を使った時など、重箱の隅をつつくように、何度も何度も確認がされました。
公的支援を受けたときも、何度も何度も矛盾がないか、審査されたと思います。
それは当方がズルをしているのではないか・虚偽のことを言っているのではないかと言うよりは、神経質なまでの杓子定規の規定による手続きがそうさせたのだろうと、理解しています。

その中で、重箱の隅をつつくではありませんが、ワクチンが早期に認可されたのだって、政治的意図が働いて、そのように手配されたに違いないと言うのは、誰にだってわかります。

それで…そのように恣意的な部分を成しに決まった薬価でしょうが、コンサータが数年後、いくらになっているでしょう?
デパケンは、登場したときいくらだったでしょう?

後発品が安くなるのは、製造コストが低くなったり、特許が切れたりと言った要因が複合的に絡んでいると思います。
「今説明書きにはそういわれているから」この価格が適正だ・決まっているのだと言っても、安くなってるじゃないですか?

それは市場原理が働いているので、安くなることはある。
しかし安くしすぎると業界が困る。。。だから新しい薬を作っているわけでしょう。

確かに、より便利に・より優位に・より効果的に病気を治したいと言うのはあるのでしょうけど、わざわざ将来安くなる錠剤を高額で売っているのは、医薬品業界の体質だと思いますよ。

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yasu

後発品が安くても商売ができるのは、臨床治験を実施しなくても薬を発売できるからです。そもそも薬価の付き方が先発品と後発品では全然異なります。

薬価が下がっていくしくみは公開されており、興味があればググれば出てきますけど、あまり面白いものではないですね。

薬は公定価格で値段が決まっていますが、薬価がどれだけ下がるかは市場実勢価(医薬卸から医療機関へ販売する価格)で決まります。本来は2年に1度の改定ですが最近は毎年改定されているので、業界としてはアレですね。。

ご存じかもしれせんが、先発薬の値段が定期的に下がるのは日本独特です。米国はむしろ上がっていくのが普通で、使用実績が蓄積して製品価値が高まったという理屈です。

安すぎると業界が困るから新しい薬を作るのはその通りですけど、今は新しい薬でないと収益が出ない構造になっています。ちなみに厚労省の中で研究開発を推進する部署と薬の価格を決める部署は別ですから、良い薬を作り出したからといって必ずしも高薬価は約束されません。

浅見淳子

yasuさん

話の出所は当時リタリンをもらえなくなって困った患者さんに医者がした説明ですね。
「薬品会社が儲けるためにリタリンを排した」という説明はごく一般的になされていましたね。

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yasu

医師が患者からのクレームをかわすためにそう言ったのかもしれないですね。メーカーの営業担当の説明を聞いてそういう解釈をしたのかもしれないですが。

浅見淳子

こんにちは。
皆さんお盆を楽しくお過ごしでしょうか。

さて、花風社夏祭り第三部、編集中ですが
冒頭三分間を公開いたします。
ご覧になりたい方は下記をクリックしてください。

https://vimeo.com/854220885

花風社夏祭り、第一部は配信しています。申し込んだけど来ていない方はご連絡ください。
第二部も配信しています。振り込んだけど来ていない方はご連絡ください。
第三部は編集中です。数日以内に配信始まる予定です。

お申込みは受け付けております。
第一部 栄養療法と身体アプローチの使い分けについて(浅見 無料)
第二部 療育整体 内臓編(松島眞一さん 3500円)
第三部 伸びしろはどこにある? 親だからできるアセスメント(大久保悠さん 3000円)
第二部、第三部と両方お申込みの方は500円引きです。

ご希望の方はzoom☆kafusha.com(☆を@にかえてください)までメールでお申込みください。
すでに100名の方々にお申込みいただいております。
皆様のご参加もお待ちしております。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日は暑い中、母とお墓参りに行ってきました。湘南はこちらより(少なくとも体感温度は)低く、一瞬だけですが、涼しさを感じました。海が近いこと、緑が多いことでそう感じるのかもしれません。冬は明らかに温かいし、昔から静養地として人気のある土地だったのがよくわかります。

帰りに非回転系お寿司を母に御馳走してもらいました。私が御馳走してあげるつもりで入ったのですが、払ってくれるというので素直に甘えました。高齢者がお金をためる必要はないのです。生きている限りもらえる年金はどんどん使って経済回さないと。と母にはいつも言っています。

そして夫に鯵寿司をおみやげに。もちろん、一品あれば手が抜けるという目論見も。とにかくコロナ以来毎日毎日夕飯作っている私えらい。この数年出張も少な目でしたし、飲み会はあっても帰ってくるとまた晩酌しますので、何も作らない日というのがほぼ、ない。旅先くらいですかね。まあこれはみんな主婦はそうですよね。

帰りの東海道線の中で某氏からメールを受け取り、それを読んで、帰ってシャワーを浴びる前にまずあるところに発注メール。近々行われるどっとこむの刷新について納得したところがあるので動くことにしました。近日公開予定です。

さて、たにしさんがまたまた地元でご活躍。保護者仲間のみなさんに、治る道があるということをお伝えしたそうです。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-69/#comment-10637

とくに薬については、これもまた、日本が最終処分場なんですよね。
診断名と薬の関係については、新刊でドクターから説明があります。
ご参考になさるといいと思いますね。

そして朝起きるとたんぽぽさんから素晴らしいご報告が!

https://naosouhattatushogai.com/all/55/comment-page-9/#comment-10636

たんぽぽさんは金魚体操世代(?)ですね。あれが広まったころ治っていった方。そしてお母様の愛着障害を治すのに花風社本が役にたったということ。

愛着障害を治すって、親との間のあれこれを解消する、というより、「主体性の獲得」「コンプレックスとの決別」「卑屈な世渡り術が無くても生きていけるという自信」みたいな感じがします。私自身がなぜかこういうところが割ともともとできあがっており、それはメンヘラの人たちの内面を理解するのには圧倒的に不利なのだけれど、逆に「卑屈なコンプレックス的なところから人生選ばなくても平気だよ」みたいなことを堂々と言ってきて、こうやってお母さんが明るくなりお子さんが資質を発揮できるようになるおうちがあります。

大久保さんがおっしゃる「親が治れば子は治る」みたいなのはこれだと思うのですが、それだけではなくお子さんの積極性も素晴らしいですよね。それこそ交渉できる人。

国の中からでも外からでも、こういう新しい世代が泥船ジャパンを塗り替えてくれるといいな、と思います。

そして今度の本では

なんで金魚体操であれこれ治ったのか

が医療側の口から説明されます。
「花風社やってきたことには根拠があった」っていうことが医療的に解明されます。

どうぞお楽しみに。

私は大変ですが。

ではでは皆様
楽しい日曜日を。
台風にお気をつけて。

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浅見淳子

おはようございます。

皆さんそろそろ休暇に入っているんでしょうが、夫はまだ仕事があるみたいです。昨日も一日仕事らしいので私も一日仕事、と思っていたのですが実は午後からなので午前中は自転車だ! って言われて私はあわてて着替えました。これから台風来るらしいので、雨が降る前に走ろうという作戦です。それでいつもの練習を16キロ。夫はそれでは足りなかったようでヒルクライムに出かけました。どこのヒルかっていうと大倉山のヒルです。あの激坂は地元の人なら知っているでしょう。実はひそかに自転車乗りの人たちの練習の場だそうですよ。私は歩いて上るのも躊躇しますが。

っていうわけでお昼を食べた後はそれぞれ行動。そこでテレビをつけてしまったら懐かしい歌が聴こえてきます。塾歌。そうか甲子園か。ということで久しぶりに通しで見てしまいました。

高校野球には残酷だの感動ポルノだろうとケチつける人が多いですが、やっぱり感動として消費してしまいますよね。だって若者が頑張っている姿はやはり素晴らしいですよ。でも昔は猛暑でも詰襟だった應援指導部が今は黒いポロシャツになったり、合理化ははかっているみたいですね。

一時甲子園が嫌いになりました。あれはなんでかっていうと、ギョーカイの仕事始めると、やたら「県別対抗」みたいな意識をもってやっている支援者たちがいて、やだな、と思って。全国よくなりゃいいじゃん、みたいな。それでだいたい、隣り合う県は対抗しあっているんです。どうでもいいと思いました。私の仕事は全国区なので。

でも一応自分の県は応援するし、関取なんか出たらとても嬉しいし、そういう気持ちは自分の中にあるのも素直に認めますね。

さて、ここでも色々興味深い書き込みが。

まずはnonmamaさんの自己紹介から。

https://naosouhattatushogai.com/all/55/comment-page-9/#comment-10628

お子さんが小学校低学年のときに花風社本を読み始め、今は大学四年生!

素晴らしいですね。就職活動もうまくいくといいですね。

そして就活のお部屋、ブルーさん。
ここ超大事。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/1126/comment-page-6/#comment-10624

正社員募集でも、あるいは「正社員への登用あり」の募集でも、契約社員スタートはありうる。ということ。そして当時のブルーさんはそれを直ちに了承したとのこと。

自分の相場での力を相対的に見積もって、ここは契約社員を受け入れるのが得策、という判断ができた。よかったと思います。

そしてご存じの通りブルーさんは今正社員で、手帳も返上されました。障害のない人として勤務しています。

日本人交渉事が苦手です。だから99%マスクになったりするんですけど、昨日の記事にも書いたとおり、自分の権利は自分で勝ち取るものです。

でもやたら主張すればいいのではなく、きちんと自分の中に実力がないと交渉しようとしても無視されるだけですね。

ブルーさんはそこを段階的に進めていって賢かったですね。

さて、事務連絡です。
花風社夏祭り、第一部は配信しています。申し込んだけど来ていない方はご連絡ください。
第二部も配信しています。振り込んだけど来ていない方はご連絡ください。
第三部は編集中です。数日以内に配信始まる予定です。

お申込みは受け付けております。
第一部 栄養療法と身体アプローチの使い分けについて(浅見 無料)
第二部 療育整体 内臓編(松島眞一さん 3500円)
第三部 伸びしろはどこにある? 親だからできるアセスメント(大久保悠さん 3000円)
第二部、第三部と両方お申込みの方は500円引きです。

ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日申し上げたとおり午前中に夏祭り第三部を録画し、動画を確保してからランチに出かけました。昨日は午前も午後もzoomの日で、ランチくらい外に出ようと思ったわけです。Subwayに行ったらなんとかフェアをやっていて「ケバブ風」のサンドイッチがありました。あくまで「風」だし、そもそもチキンなので(ケバブは羊)悪い予感はしましたが、全くケバブではありませんでした。が、普通のチキンサンドイッチとしてはまあまあでした。

帰ってきてまたzoom。脳みそぎゅーぎゅーです。そして録画を確保していると夫が帰ってきて、17時から2時間半リモート会議でこもるということでした。ということで夕飯は19時半過ぎですね。っていうわけで私はライドに出かけました。さすがに夕方は涼しくなっていました。一日zoomだと出歩かないのでガーミンがうるさいのですが、黙らせてやりました(笑)。

それにしても働き方が変わったものです。
これからまた、どんどん変わるでしょう。
そしてyoyoyoさんの書き込みを思い出しました。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-69/#comment-10602

これからはこういう「周りに合わせない能力」って必要になってくると思います。
そして先日のnonmamaさんのコメントを読んで思ったことを思い出しました。

nonmamaさん

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/322/comment-page-98/#comment-10582

なんだかんだ外国人と一緒に働く時代になります。っていうかそうじゃないと国も個人ももたない。そこでおそらく、日本の教育がかえって邪魔になります。
日本の教育現場で行われている定型児向けSSTって結局「無難に事を荒立てない」ということで、管理する方がラクなようにできています。これは、今までも必ずしも正解ではなかったのです。それが露呈したのがこの三年半。事を荒立てる人の方が無傷で生き残ってきたのです。

なぜ定型児向けSSTが「事を荒立てない」だったかというと、教えている人が公務員だったり、とにかく安定志向の人々だから、そういう生き方しか知らないからなのです。そして多くのASDの人は、そういう生き方が不得意なくせにそれを信じ込み、そして勝手に生きづらがっているのです。

これからは同僚にも、そして支援を受ける人生なら支援者にも、平気で自分の利益を押し付けて我慢させようとしてくる人がいます。いや、これまでもいたんだけど(この三年半の医クラのように)わりと隠しながらやってきました。でもこれからは堂々と権利侵害してくる人と一緒に生きていかなければならないジャパンです。

だからこそ歯向かう能力や、流されない能力、そして争う能力、こちらをバカにしてくる人はすっぱり切る能力が大切になってきます。ASDの人などはこういう能力に恵まれているはずなのですが、それが発揮できないのは、幼い頃からの(っていうか胎児期かそれ以前からの)傷つき体験で、「愛着への飢餓感」が大きすぎて「友だち原理主義」になっているからなのですね。

「友だち原理主義」の人にはできない仕事ってあるんですよ。

私は幸いそういう面での飢餓感がなかったので、こちらをバカにしてくる人とはきっぱり切れてきました。そして切れると、次の縁が自然に出てきます。そして今その人たちと仕事をしています。

自分を押し殺して仲良くするばかりが能じゃないのです。
自分のプライドは自分で守らないと。

さて、いぬこさんの呼びかけできいろさんが来てくださいました。

https://naosouhattatushogai.com/all/55/comment-page-9/#comment-10599

これは療育整体が大きかったと思いますね~。
それまでの積み重ねが一気に花開いたのではないでしょうか。
自転車仲間が増えてうれしいです。

大久保さんにも相談なさったのですね。
大久保さんの相談は本質をつきますね。友だち原理主義の人にはできない仕事です。

夏祭り第三部もまもなく配信始まります。
お申込みはまだまだ受け付けております。

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yasu

自分の都合を主張する能力というのは大事ですね。

外資系企業と仕事していると、夏休み4週間の間は不在で連絡が取れないとか、夏休み前に先方の都合だけで仕事を押し付けてくるとか、以前からありました。できるだけそれに合わせようと(欧米様崇拝の雰囲気もあって)、自分の予定を調整した無理したりしてなんとか丸く収めようというのは、割とありがちな話なんですけど、それをやったからと言って大勢あまり変わらなくて、結局自分の休みが無くなっただけ、という笑えない話もあります。これは権威筋の言うことを天の声とか言って、お上には逆らわないという思想と相通じるところがあります。

まあでも、逆らわなかったからと言ってよいことが保障される世の中ではないので、合理的に判断して自分から動かないとダメですね。

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智ママ

浅見社長
夫が、日独ハーフで姑がドイツ人で舅が忙しくて生活費が入れられているものの、母子家庭同然の育ちなので、日本人100%の家庭とは違い、相手に忖度するとか、前もって相手に配慮してアレコレしておいてあげるのが当然。という、日本人特有の忖度と阿吽の呼吸に頼る配慮の文化が全くなく、
『してほしいことは言わないとわからない、なぜなら私とあなたは違う人なのだから』
という家庭文化と思考形態の人でした。

母親がドイツ人で日本人の風習を知らないのだからしかたがない。と、教えて理解しても、表面の仕組みをなぞるだけなので、出来て当然を要求する周囲と小さなトラブルになりやすく、

「日本人特有の、『【相互の甘え】とも言えるほどの過剰な忖度が、当然の、あるべき、するべき配慮である。』という思考は、他者への甘えであり、傲慢でもあるよ?」
と冷静に指摘する夫の思考にカルチャーショックを受けつつも、
日本で仕事をするために最低限できるようになってもらうのに、彼女として社会における日本特有の思考形態と行動様式について、最低限のことを教えて、理解した上でできるようにしてもらいました。

日独ハーフ混血の夫だけでも(夫は人が良いので、こちらの説明に素直に耳を傾けてくれましたが)日本社会に馴染んで仕事をするのは楽ではありませんでしたが、
周囲の日本人も、忖度の文化が通じない異邦人のような夫をどう教育して、仲良くくらしてもらうかで、かなり当惑しながら、人のいい人だけが夫にレクチャーして、仲良くできていたようです。

ですので、外国人が移民として入ってきてコンビニなどで働くようになると、日本人同士だと阿吽の呼吸でいくことはまず成立せず、一回一回口頭で説明してお願いしないと通じませんし、相手がその気になってくれないと、してはもらえません。
黙っていてもしてもらって当然だった今までの常識は、もうこれから通じません。

周囲と調和して仲良く、だけではこの先、やっていけなくて、「うまくお願いする」「助けを求められるようにする」「お願いのしかたを身につける」「相手と交渉する度量を身につける」という日本人だけの社会ではあまり必要のなかったスキルが、必須になってくると思います。

私の築いた家庭は、人のいい夫の協力体制のおかげで
『夫婦でも別個体なので、してほしいことはちゃんと口に出して言わなきゃわからないし、してもらったらありがとうというのは、当然のこと』という文化の家庭になったので、
息子もしてもらって当たり前とは思わず、マメにありがとうと言うし、低学年時には「この子は、ほんとうに、筋金入りの頑固です!」と女性教諭が匙を投げるほど、自己がはっきりしている子どもに育ちましたが、周囲とはトラブルなく過ごせています。

仕事や生活の場で相手が日本人であることが少なくなる社会は、それなりに忖度の構造が変わらないとやっていけない社会なので、言語化のスキルと折衝するスキルは、これからどうしても必要になってくると思います。

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シア

自分の権利が侵害されると、非常に怒り出す人がいます。
これは従来の日本人に多いと思うんですね。
自分が我慢しているのに相手は譲歩しないとか、認めてくれないなど積もり積もってくるわけです。
マスク警察に対しても、或いは医療クラスタに対しても、彼らは思想的に自分たちが正しいと思ってやっているので、権利を侵害してやろうと言う考えではないわけです。
しかし、異なる思想や価値観を持つ人は、そこで怒るのではなく、自然に自分を主張できるようになると軋轢がなく、スマートだと思います。

以前見た外国の映画でそういう場面があり、「あなたの親切は理解できる・でもノーサンキュー」と言うようにマドモアゼルがさらりとかわしていました。

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浅見淳子

シアさん

従来の日本人は、権利を侵害されて怒ることができず、他人の権利を侵害しても自覚がない、っていうのが私のとらえ方ですね。
マスク警察は他人の呼吸の権利を侵害しているわけだし。そして何も逆らわずに顔布してきた羊民は呼吸の権利を他人に渡してしまって平気なわけです。

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浅見淳子

こんにちは。

夏祭り、第三部とり終わりました。数日以内に編集・配信し、二か月ご覧いただけます。またまた素晴らしい内容です。支援者のする型通りのアセスメントではなく、親だからできるアセスメントのヒントに満ちています。私としては「矛盾の中にヒントがある」ということがこころに残りました。

また、この「治そう! 発達障害どっとこむ」が生まれて四年。2019年半ばにできましてちょうど四年です。これがコロナ騒動の前にできていて本当によかったと思います。

今回少し見直しをします。今日はこれからまたミーティングなので、詳しい説明をしている時間はないのですが、方針転換の提言をくださった方々、これまで常連のように書いてくださった方々、双方に感謝です。

新しい読者の方は経緯をご存じないと思いますが、このサイトができたのはツイッターが良くも悪くもきっかけになっています。そしてツイッターで行きかう絶望的な愚痴みたいなのと一線を画すために、治った自慢から始まったのがこのサイトです。

でもあちら側も鳴りを潜めているし、そろそろみんなが気軽に悩みを相談できる場になってもいいかと思います。これは何人もの方に言われましたが、ここに来てくださる方は年齢も障害の重さも十人十色です。一方ですでに治ってしまった方々もいます。というわけで、インタラクティブなやりとりを促すために「なんでも相談していいコーナー」をただいま建設中です。

今日書けるのはここまで。次のミーティングに入ります。

けど、私が「こういう情報を皆さんにお見せしたかった」というずばりそのもののコメントをこよりさんがしてくださったのでこれだけは読んでください。

絶望している時間はありません。この強さを学んでください。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/322/comment-page-99/#comment-10600

花風社夏祭り、受付中です。

第一部は「栄養療法と身体両方の使い分け」がテーマ。無料で配信しています。
第二部は松島眞一さんによる「療育整体 内臓編」。3500円です。お申込み&お振込ご確認後配信しています。
第三部の大久保悠さんによる「伸びしろはどこにある?」近日配信予定です。
今のところレジュメはこういう感じです。

=====

『伸びしろはどこにある?治しやすいところから治すためのアセスメントを知ろう』
てらっこ塾 大久保悠

PART1 “アセスメント“について整理しましょう

①なんでアセスメントが必要なの?
②治っていかない家庭の多くは、アセスメントで躓いている
③アセスメントには三つの領域がある

PART2 阻害要因のアセスメント

①いつから発達がズレ始めたか
②1980年以降に生まれた私たち
③縄文人の生き方

PART3 育つ条件のアセスメント

①発達の条件は整っていますか?
②ストレスが神経発達に及ぼす影響
③生体反応とデトックス

PART4 発達援助のアセスメント

①五感を使おう
②右と左と真ん中の偏り、歪み、違和感
③フラクタル構造を見つけよう
④「心地よい」ってどんなとき?

PART5 アセスメントのケーススタディに学ぶ

=====

第二部と第三部の両方をお申込みの方は500円割引になります。

お申込みの方はzoom☆kafusha.com(☆を@にかえてください)まで

・お名前
・ご希望の部
・配信先メールアドレス
をお書き添えの上、メールをください。

まだまだ視聴は間に合います。絶対聴いて損はないですよ。
お申込み、お待ちしております。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日は友人と馬車道でランチだったので桜木町駅前を通りました。
巨大なピカチュウがいまして、ピカチュウサンバイザーを配っていましたので手を出したら大人でももらえました(笑)。
さすがにかぶる勇気はありませんでしたが、バッグにつけて歩きました。そしておしゃれなイタリアンレストランに向かいました(笑)。
「何それ」ときかれたので「駅前でもらえるよ」と言ったら帰りは友人ももらっていましたよ(笑)。
揃って還暦ですが(笑)。

桜木町駅前はピカチュウサンバイザーのお子さんも(そして時折大人も)たくさんいて、顔布勢はわずか。平和な夏休みの光景でした。
これからピカチュウパレードとかもあるみたいですけど、暑いのに中の人お疲れ様でございます。

さてそれ以外の時間は

相変わらず「発達障害者のストレス耐性が弱い件」と格闘しています。

発達障害児者がストレスに弱いのは皆さんの認めるところだと思うのですが、それが結果だと思っていたでしょ、発達障害の。

でもどうやら原因でもあるらしいです。
その辺をどう表現していいか脳みそ整理中。

「生まれつきの脳機能障害」とは政治的な取り決めで
「感染症にはワクチン」と同じくらい「それが一番めんどくさいので管理する側としては都合がいいから推しとく」程度の話だとさすがに皆さんもわかってきたと思いますが

だったらその原因は何、かというと

遺伝子レベルで決まっている事ではないわけです。発達障害というのは。

その辺がダウン症とかと違うでしょ。

遺伝子レベルじゃないから治せる

というのが私が今講義を受けているドクターのお考えなのですよ。

でもトリガーには何かなっているはずなのです。
それが家庭由来だと言われると親がつらい思いをするから
「かぐや姫伝説」が行き渡ってきた。
誰にも原因はないけれど、突然変異みたいに生まれるのだと。

それでも、この嘘は明らかですよね。
親御さんでも正直な方は「明らかに自分由来だ」っておっしゃる。
もちろん知的障害とかはなく、むしろ自閉的なところを活かして生計を立てていたり、鉄オタだったりするだけだけど、でも自分と通じるものが濃くなって障害となったのだろう、みたいなことを認める親御さんもいる。

でもそういう親御さんからうまれたきょうだいには発達障害なかったりするので、やはり遺伝子のオンオフの問題と考えた方がよさそうだなあ、とここまでは納得している私ですが

じゃあそのトリガーが何かっていうと

必ずしも家庭の中だけにあるのではない。
社会の側にあるのかもしれない。
それは「無理解」とかそういうことではなく、たとえば添加物とか。

「遺伝子のオンオフには環境要因が」とドクターがおっしゃるので私は「それ持ち出すと傷つく親御さんがいらっしゃるのでギョーカイでは禁忌にしてきたんですよね」と言うと
「親が必死に生きてきた結果だから」とおっしゃり

そうだよなあ。
親としては必死に生きてきたその結果として、子どもにはつらい経験になることってあるよなあと思いました。
例としては、貧困家庭で親が忙しすぎてネグレクト気味とか。
これは親は責められないんです。
でも確実にお子さんのトラウマになっている。

そこでひっこまないのが私で
「医療由来の被虐待体験もあるのでは」と一応振っておいた。
これは本に載らないかもしれないので、ここに書いておきます。

実は「医療由来の虐待」で思い出したのがこよりさんの話です。
そう、猫本こと『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』の著者こよりさんです。

こよりさんはとても記憶力がいい方で、未熟児として生まれ、保育器に入れられたことも覚えているそうです。
とてもまぶしくて、さみしかったそうです。
これなどは医療が必死に生かそうとしてとった医療措置だけど
でも子どもにはつらい体験として刻まれていたわけですね。
医療も善意で被虐待体験をさせてしまうことがある。
親だってそうだと思うのです。

本にも書いた通りこよりさんは私の尊敬する方ですが
新しく読者になった皆さん、「療育整体」とかだけじゃなくこの本は必読ですよ。
「与えられた問題から逃げない」という姿勢と
「子どもをどうみるか」がわかります。
ある意味花風社の原点と言える本です。
療育整体とか黄色本とか芋本とか、具体的な手法の本だけではなく
こよりさんからも学んでくださいね。
私はツイッターで(Xか)嘆いている系の人たちをみると
「こよりさんに学べばいいのに」と思ってしまうのです。

こよりさんは小柄で、足の長さも違って(ここに療育整体が効果的だった)、嫁いでから四人のご高齢のお身内を介護し、旦那様が失業して介護とバイトを両立させていた時期もあり、そしてついでに、本当に次いでっていう感じですが、お子さん二人が発達障害でした。ご自分にも発達障害はあるし、介護疲れの持病も多数。
そういう方ですが今はお子さんからお小遣いもらって旅行なんかも楽しんでいます。
猫本、まだの方はぜひ読んでみてくださいね。

ではでは皆様
楽しい一日を。

返信する
智ママ

浅見社長
私の息子は全塩基配列の解析を受けている事例なので、確実に『遺伝子的にこうである』といえますが、息子の身体で変異が確認されているのは、一箇所、それも形質発現に必要なタンパク質を作るコードが変異しているだけです。
それが、形質発現に使われるタンパク質の形を変え、形質発現の効率を落とし、多発奇形と筋肉の弱さ・刺激に反応して太くなるスピードの低さを、引き起こしたようです。

「知的障害も発達障害も、遺伝子異常レベルでのことなので、絶対に発達は進歩しないし、知的も頑固だ、だから教えても良くならない、それ以前のレベルでとどまる」、と生後2ヶ月で医師から宣告されました。
しかし、調べてみたら、変異があるのは、形質発現に必要なタンパク質を作る部分の一箇所だけ、他の遺伝子はまったく正常だったのです。

このことから、「発達障害は多発奇形の二次的三次的な要因で引き起こされた結果であり、少なくとも息子に関しては、これまで報告されている、発達障害を引き起こすとされている遺伝子異常群が一切ないことから、『【遺伝子異常=発達障害の原因】ではなく、【発達障害=様々な要因の積み重ねで引き起こされた結果であり、改善する余地は多々ありうる】』と言える」とは仮説が立てられると思います。

重金属の摂りすぎ・食品添加物の摂りすぎ・妊娠期の母体のストレスに晒され具合などは、容易に挙げられる『子どもの発達を鈍らせ得る要因』となりうると思います。

しかし、それも脳の可塑性が高い幼児期までに適度な刺激を与えて、栄養を整えておくことで、各種アプローチで発達を促すことができれば、問題解決に到れるケースも多数ある事は容易にありえますし、また、完全に良くならないまでも、健常域により近づけることで、支援の手がさほど要らなくなるようになり、人生の質を上げられる様になるケースは増えると思います。

遺伝子のせいにして、『発達障害は治らない』を正当化する医療の口車にのっては、いいようにされるだけですので、各自が工夫して試行錯誤していくことで、発達障害は治る。またはかなりの度合いまで軽減する。は、実行可能だと思います。

返信する
智ママ

私のイメージとしては、
形質発現に至る、シャンパンタワー方式の、カスケード反応の効率が、一箇所の遺伝子異常により落ちているのが息子、
シャンパンタワー方式の発達のピラミッドの一部のグラスが、「運動不足」「緩み不足」「栄養・ミネラル不足」「関わり不全」「胎児期のトラブル」「親の愛着の問題」などの各種要因でグラスの口に厚紙が挟み込まれて、水を注いでもうまくグラスに入りにくくなっているのが発達障害の多くのお子さん、
(関わりの工夫や、栄養条件の改善、身体的アプローチの施しで身体を緩めたり血流を促したりしたら、各グラスに厚紙が蓋をしていたのが外れて、シャンパンタワーがつつがなく進むようになる)
というイメージが、パッと頭の中に浮かびました。

生体の酵素反応も、エネルギーを生む酵素反応も、神経のシナプスを伸ばさせたり、神経細胞の刈り込みを行うのも、もともとは酵素反応のカスケードなので、材料を揃えてやれば、ある程度は反応が進む。という現象はこれで説明がつくと思いますし、
各種アプローチによる発達障害の改善は、それで説明して理解してもらいやすくはなると思いました。

返信する
浅見淳子

智ママさん

解説ありがとうございます。
智ママさんの理系アタマが私にあったら今みたいにふうふう苦しまないで済むのだと思います。
遺伝子配列の件、一生懸命シンプルに伝えようと奮闘中です。

ところで、別件です。
こういうことは隠し立てしない方がいいので、レスに合わせて書いておきます。

昨日私は、中高時代の友人とランチしました。
若者支援にかかわっているので、花風社の本も読んでくれているし、このサイトも見てくれています。
そして智くんの成長をすごく楽しみにしています。

けれども夜になって真逆の意見がきました。
治った自慢のお部屋を事実上智ママさんの独壇場になっており
新規の方の治った自慢が書き込みしにくいので
智ママさんの部屋を別に作ったらどうか、という意見です。

ちょうど中高時代の友とは、私たちの育った特殊な環境の話をしていて
どうも私たちほど屈託なく育った人は全国的にも珍しいようだ、という話になっており
私たちにとって「智ママさんの独壇場になっているから書き込みがしにくい」というメンタリティそのものが理解しにくいところがありますが
世の中にはそう感じる人もいるようです。

それで「智ママさんのお部屋」を別に設けた方がいいのではないかという意見もあったのですが
私としては、どうかと思っています。
智ママさんとしては率直に、そういうお部屋があったらいいですか?
ご意見をお聞かせください。

それと、新規の方が書き込みしやすいように
お悩み相談のお部屋をウェブの人に発注したので
ほどなくできると思います。

一応暫定的な措置として
そちらには智ママさんの書き込みはご遠慮いただけますと幸いです。
私もそちらでは積極的にレスすることにします。
双方向のやりとりがもう少し活発になるといいと思います。

実は新刊や講座の申し込みのたびに
皆さん治った治ったという嬉しい声を私個人あてにくださるのです。
が、その声がここには書き込まれず
事実上智ママさんのシェアが多くなってしまうのはなぜか不思議だったのですが
一人の人がずっと書いていると書き込みにくいもののようです。
なので皆さんが書きやすいよう、自慢じゃなくて現在進行形の治る情報が交換できるよう、お部屋を増設しますが
もしどうしてもこたえたいときには
雑談のお部屋にお願いいたします。

智くんの成長は皆さんの励みです。
ありがとうございます。

返信する
智ママ

浅見社長
「特に自慢するほどではないけれど、嬉しい変化があったので、皆さんに報告したい。」というレベルのもののみ、どっとこむに上げていましたが、私ばかりの書き込みになっていてつまらないな、他の方の書き込みも読みたいけれど、なかなか書き込んでくださらないし。とは思っていました。

私は、毎日朝晩メールチェックと同じ時間帯にどっとこむをチェックして、新たな知見やアイディアが書き込まれていないか、必ず確認しています。

以前はパソコンにTwitterを連動させて、そこから浅見社長の紹介Tweetよりどっとこむに入って読んでいましたが、Twitterがアカウント保持者のみしか見られなくなったので、やむなくそうしました。

私がどっとこむの隆盛に響いては本末転倒ですし、私が治った自慢にいると、圧迫感を感じて皆さんが書き込みにくいなら、別のお部屋に移動してもかまわないですし、
(そこまで私にネームバリューがあるとは思えませんが)

今度できる皆さんの質問のお部屋には、浅見社長の指示が出るまでは、一切立ち入らないようにしたいと思います。

息子が成長しきってしまえば、もうどっとこむに報告することもなくなりますので、あと3年〜6年ほどで書き込みもなくなるとは想定していますが、ここの運営者は浅見社長ですので、浅見社長の指示に従おうと思います。

ご連絡、ありがとうございました。

返信する
シア

こんばんは。
特定の人の書き込みが多いと、参加しずらいということ、承りました。
いつか、多くの人が書き込んでいる中で、自分が連投したためスレが流れてしまうということで、自主規制したことがありました。
あの頃は、盛んに活発に書き込みがあったと思います。
すこしはばかられますが、本当のところを書いてしまいます。
社長のごあいさつが連続していて、ほかの方の書き込みがなかった時に書き込むことが多かったです。
私自身、ほかの方の書き込みの邪魔・スレ流しにならないように自分なりに考えた結果でした。
社長がSNSを離れている間、こちらを盛り上げてくれる人がたくさんいてよかったですと社長も仰っていて、微力ながら自分もそうですし、今回は自分以外の方の投稿もあって活発な議論が絶えずによかったなと思っていた矢先のお知らせだったのでした。
私も、いままで多くの葛藤や悩み・小さなことは社長や皆さんにご相談してきましたし、ちっぽけなこと過ぎてご笑覧されたこともあるくらいでしたので、新規の掲示板への参加は智ママさんに準じるかたちにしようと思います。(空気読めて偉いですねぇ。>自分)
それと、一つご提案ですが、ゲストブック?への書き込み、『はじめましてのご挨拶のお部屋』にまずは書き込んでいただくことで、気持ちがラクになると言うか、参加がスムーズになると思いました。
そういった場にプロフィールを参照していただけると、書き込みがお久しぶりの方でも、毎度どんな方だったかな?と思わずに済みます。
初対面で表通りで名乗ると言うのは、はばかられることがあると言うのは私も理解できますし、新規の方はご挨拶を入れていただくように、初めての方にがそれが目立つ形にしておくと、入りやすいと思います。

返信する
浅見淳子

シアさん

シアさんの最近の書き込みは本当に素晴らしいと思っていますよ。
とくにシアさんは、研究所への出入りとか、自営業で中華マネーを稼いでいたり、障害を複数持っている以外にもみんなが知らない世界を知っています。
先日ランチした私の友人も楽しみに読んでいるみたいで、もともとすごく障害があって薬害でも苦労した人なんだと説明したら感心していました。

それでも不適切なものはこちらで消すこともあります。
それ以外、レス付けないものもありますが、それはスルーもしくは私がレスするおのではいな、みたいな判断なので、流れを埋めないようにだけお気をつけていただければいいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

返信する
こより

私には複数の障害がありますが、胎内での状態が良くなかった事、加えて出産もうまく行かず、仮死状態(まず助からないと言われたそうです)になった事が、引き金になったと思います。

私の家族を見ていても、胎児期がどうだったか、出産が普通分娩か、医療の手を借りたか、産後に母親と一緒に過ごせたか、母乳かミルクか等々、母親と胎児、新生児の性質にも寄りますが、全く関係がないとは言えないと感じます。

息子達に障害があるとわかってから、私は主治医に発達障害の遺伝についてたずねた事があります。私にとっては、発達障害の息子を育てるのはとても楽しいことなので、もし次に子どもを授かる場合、その子も発達障害なら良いなあと気楽に質問しました。

主治医は、遺伝の可能性はゼロではないけれど、障害が遺伝すると言うよりも、「発達障害になりやすい性質が遺伝する」と言う意味の説明をしてくれました。

発達障害になりやすい性質の個体に、ある種の負荷がかかった場合に、発達障害として現れるという事だと私は理解しました。

発達障害に限らず、他の病気や障害にも、似た面があると思います。

胎児期や新生児期、授乳期や離乳期、その後も育つ上でトラウマになりやすい時期があると思いますが、ヒトの個体差は大きいので、同じ負荷がかかっても楽々乗り越えていく個体、大きな傷として残る個体、様々です。

私自身はけして良いとは言えない胎児期から新生児期を過ごし、その後もトラウマ続きの幼児期学童期でしたが、それに負けずに生き抜けたのは、私にもある種の強さがあったからだろうと思います。

その強さは成人してから、特に結婚生活と育児にとてもプラスになりました。胎児期や出生時の状態は自分では選べませんし、妊婦が万全の状態で産みたいと思ったところで、叶うとは限りません。

私は自分の体験と、幼児期から読書に親しんで得た知識、そして何より自分のカンを重んじて子育てをしてきました。

過去を無かったことにはできなくとも、やり直す、生活の中で胎児期や新生児期に負った精神的肉体的なトラウマを消すことはできると考え、子ども達にはそのように接しました。

私が子育てで大切にしたのは、子どもの今の限界は認めますが、将来の限界を考えないことです。今文字が読めないからと叱責やスパルタはしませんが、将来も読めないと悲観はしませんでした。今苦手で将来も苦手という可能性もありますが、成長につれて興味も変わり、むしろ得意になったりもします。

先入観や固定観念に囚われての子育ては怖いと思います。

返信する
いぬこ

久しぶりにこよりさんから、貴重なお話を
聞けて胸がいっぱいになりました。
ご自身のご経緯も初めてうかがいましたし、
そして立派にお子さんを社会人にされた
こよりさんにとっては本能にしたがって、
自然な子育てをなされた、どっしり感
というか、いや、強さというか、、
私はやっぱりこよりさんには尊敬しか
ありません。
また発達っ子が生まれていいと思える。
すごい。こよりさんがうんと昔(覚えてらっしゃらないかと思いますが)、うちの
小さな娘を見て「あー!かわいいっ!
欲しいくらい!」って満面の笑顔をくださり、嬉しかったことを今も忘れません。
貴重な投稿に同じ母として感謝申し上げます。
いっぱい感想したいポイントがあるのですが、今日はセール日で、慌ただしく、
今、つかの間の休憩中に一言でめ感謝をと
書きました。
娘が治るにつれ、仕事も稼ぎも増えてる
いぬこでした。

返信する
浅見淳子

いぬこさん

小さかった時のあどけなかったお嬢様を思い出しました。
まだまだ障害はあったけど、本当にかわいらしいお嬢さんでした。
今はどこからどうみてもお嬢様育ちのすてきなレディで
持っている資質がさらに開花した感じですよね。
将来が楽しみです。

返信する
こより

いぬこさんのお嬢さん、本当に可愛らしかったです。今は成長されて、すっかりレディになりましたが、小さい時のバリバリ特性が目立っていた様子も、魅力的でした。

私の育った環境では、私の特性は困ったものでしかなく、周囲から嫌われ虐げられましたが、その過程があったからこそ、子ども達の特性を愛おしく思えました。

特性を否定することはしませんでしたが、そのままありのまま受け入れることも私は選びませんでした。

子ども達が私以外の人からも受け入れてもらえるように育て、いずれは私がいなくても、自分で人生を楽しめる人になって欲しいと思いました。

子ども達は健常者になったわけではなく、それぞれの根っこにはしっかり特性が残っていますが、それは子ども達の日常に支障を来たすものではなくなりました。

子ども達の育児をする中で、同時に小さかった私の育て直し、同じく特性やトラウマを抱えた夫の育て直しもでき、今は家族それぞれ、生き生きした生活を送っています。

発達界隈では、「親のせいではありません」と言う言葉が聞かれますが、小さかった私が言われたかった言葉は、「(あなたの障害は)あなたのせいではありません」でした。訳も分からず自分の行動や言動を批判され叱責され、心が休まる時がありませんでした。

私にとっては大きなトラウマですが、その経験が夫や息子達との生活には本当に大きな力になったのですから、人生何がプラスになるのかわからないものだなあと思いますね。

返信する
いぬこ

こよりさん
ご返信、覚えてくださったことに
感謝申し上げます。

今、思うことを、言語化するのが
できませんが、いつか必ずお返事させてください、
ただ、ただ、読んで、今、溢れる涙を止めることができません。
だから、いっぱい泣きます。
こよりさん、心から心から
ありがとうございます。

返信する
いぬこ

こよりさん
昨夜、仕事からの帰宅中、読み電車で人目も憚らず、溢れた涙を
色々考えました。

こよりさんがまず、娘を覚えてて
下さり、当時、学校で虐げられていた娘を満面の笑顔が温かく、欲しいー!と「魅力的」だったと、言って下さったことに当時を思い出させてくれたことへの(ダメだ、また涙が)感謝の気持ち。

こよりさんという、誰がどう
見ても素晴らしい方への、周囲の指摘や扱いへのやるせなさ。

そして、お子さんへの自然な(これが今の親御さんはなかなか難しい部分だと思う)大きな大きな愛情への尊敬。
それと、こよりさんの文章にはいつも言葉以前の部分に響くものがあって、それが涙に変わった昨夜でした。

こよりさんちは特性を持ちながらも立派に社会に出された息子さん。他人に危害を与えず、ご本人が幸せなら、特性は持ったままで私もいいと思ってます。

こよりさんも私も子どもを治しました。まだうちは社会人になってないけど、今の段階でなるに決まってると思います。
それくらい発達しました。

こよりさんは身体的な不自由が
おありになった。
私は幸い身体的に全く不自由無く、なんならタフ過ぎて、51歳で仕事もボクシングもやってますが、育った環境的には不自由だったと言えます。

不自由を知ったから、子どもは
どうか自由に。カタチは違えど、思いは同じで育ててきた気がします。どんな特性を持っていても愛おしい気持ち。

そして、子育てと同時に、自分の育て直しには共感します。
子どもと向き合い、治っていくと、自身も成長し、身体が健やかになっていきました。
血液疾患があった私は、今、
すっかり治っています。

せっかくのこよりさんの文章、私が文字にすると、薄くなってしまう気がして、恐縮ですが、
人生何がプラスになるかわからないに心から共感します。

だから、皆さん、諦めないで、
うんと子どものその瞬間の可愛さを、愛しさを味わってほしい。ナントカ療法より、
親の愛情が、信頼が子どもの成長に繋がる重要さを改めて知ってほしい。
どっとこむはそういう場であってほしいと心から願っています。

またお会いしたいです(^^)

返信する
浅見淳子

おはようございます。

暑い暑いと言いながら、考えてみたら今後日本はずっと暑い確率が高く、ならばこれに慣れないと仕方ないのですが、テレビでは不要不急の外出を控えろとか運動を控えろとか言っています。が、これもコロナの時同様、考えてみたら「余計なお世話」ですね。もちろん個々の体調モニターは重要ですが、思い切って動かないと今後夏は使い物にならなくなってしまいます。

もともとASDの人が汗をかけなかったり、季節に翻弄されたりするのがかわいそうだ、というのが問題意識だった私としては、少し外出するだけで汗びっしょりになるのはうっとうしいけど、汗がかけるということはありがたいわけです。

そもそも子ども達は制限のない夏、遊びまわっています。
彼らは先が長い分、この先の亜熱帯になった日本に適応する意味もあるわけで、大いに遊べばいいと思います。

というわけで昨日は私も午前と午後の二回用事で外出し、夕方になってからライドに出かけました。いつもの練習ルート8キロ×2です。自転車乗りのたまり場がありますが、誰もいませんでした。腰を下ろして水を飲んでいたら、アリがたくさんはいあがってきました。

靴にも這い上がるし、自転車に乗ってるやつもいるし、服にも入り込もうとします。そういうのを全部手ではらいながら「私はこれからまた8キロの道を帰るので、君たちついてくると二度と自分の巣には戻れないよ」と言い聞かせてあげました。アリにとっては8キロはとても遠いはずです。二度と仲間に会えないかもしれない。

それでまた帰ってきたら、帰り道は涼しかったです。台風のせいかもしれないし、これが立秋っていうやつなのかもしれません。夕方の風はほんのりと涼しく、虫の声も聴こえました。こうやって季節は移り変わっていきますね。

何度も言ったことですが、季節によって翻弄される度合いを減らし、むしろ季節の変遷を発達のチャンスにしようというのが芋本こと『芋づる式に治そう!』を作ったきっかけなので、ぜひ読んでくださいね。

さて、花風社夏祭り第一部、第二部は配信しています。
第一部は「栄養療法と身体両方の使い分け」がテーマ。無料で配信しています。
第二部は松島眞一さんによる「療育整体 内臓編」。3500円です。お申込み&お振込ご確認後配信しています。
第三部の大久保悠さんによる「伸びしろはどこにある?」近日配信予定です。
今のところレジュメはこういう感じです。

=====

『伸びしろはどこにある?治しやすいところから治すためのアセスメントを知ろう』
てらっこ塾 大久保悠

PART1 “アセスメント“について整理しましょう

①なんでアセスメントが必要なの?
②治っていかない家庭の多くは、アセスメントで躓いている
③アセスメントには三つの領域がある

PART2 阻害要因のアセスメント

①いつから発達がズレ始めたか
②1980年以降に生まれた私たち
③縄文人の生き方

PART3 育つ条件のアセスメント

①発達の条件は整っていますか?
②ストレスが神経発達に及ぼす影響
③生体反応とデトックス

PART4 発達援助のアセスメント

①五感を使おう
②右と左と真ん中の偏り、歪み、違和感
③フラクタル構造を見つけよう
④「心地よい」ってどんなとき?

PART5 アセスメントのケーススタディに学ぶ

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第二部と第三部の両方をお申込みの方は500円割引になります。

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ではでは皆様
楽しい一日を。

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