「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

学びのお部屋

発達障害があっても学力は大事。
こんな風にお勉強工夫してます、という情報お待ちしております。

153 COMMENTS

智ママ

小2の夏時点で、認知2歳ちょっとだった多発奇形の息子が、今年1月時点で認知が3歳に上がり、4月のSTで3歳は超え始めたかも。と指摘されるほどに認知が伸びてきました。

九州の郷里に、息子にさせたいドリルをまとめて持参し、決まったドリル(ひらがなのしりとりと、+1と+2の計算ドリル)だけさせてましたが、ぶぶ漬け市に帰ってきてから、3歳向けの音読と数の概念のミニドリルを追加でさせてみました。

認知年齢より少し易しめにできているからか、嫌がらず一日4ページはスイスイと解いていくので、これは1冊だけでクリアできそうだな。と思ってみてました。

なぜか3歳向けの音読を始めて1週間目で発達が上がり、文字の認識や図形の認識、目隠しをしたままものを握らせて当てさせる訓練での正答率が、ガン!と上がりました。

そして、より臨機応変に、母親の顔と声色と状態を読んで、自分に有利な条件を引き出せるよう、母親に無理をさせないよう、自分がもっと外出し続けたくとも外出先から引き上げるなど、まるで母親専門の移動支援員のように、はたらきかけるようになりました。
(私の移動支援サービスは、まったく要らないんですが…まるで多発奇形からヤングケアラーしてもらっている???)

音読は、読める字を頭の中から検索して思い出して、読んで、自分の発した言葉を耳で聞き取って認識し、再度言葉の形にして発音し言語として認識するなど、左右の脳の回路を各部位フル稼働させないといけないので、脳梁全欠損と脳室拡大があって、なおかつ知的中度の息子には、とても骨の折れる作業なのですが、音読を毎日繰り返していくことで、1週間ほどで、新たな情報処理回路ができたようなのです。

明らかに、知的障害があっても、できるレベルが上がりました。

認知レベルを合わせたレベルからの音読や算数ドリルの反復練習は、おそらくお子さんの認知を上げるきっかけになるかと思います。

なにか役に立ててもらえたら。と思い、ここに書き込みます。

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智ママ

遺伝子異常で形質発現の時点でトラブル多発のため、結果として重要な臓器がことごとく多発奇形で生まれてきた、器質的障害も決して軽くはない9歳息子
(認知が3−4歳レベル、言語(お喋り)が5歳半レベル、運動が3歳レベル)が、なんと、数の概念と数式との関連をつけるところで、見事に躓きました。

「◯+1」だと、数直線を書くと隣の数であり、暗算も数唱で事足りるので、息子はへっちゃらにできるのですが、
「◯+2」となると、数直線では次の次の数となり、指やブロックではひたすらでた数を数えるだけ、数唱では対応できず暗算をする必要があり数唱だけだと「◯+2」の解法では全くお手上げなので、
「『◯+2』はな、『◯+1』+1やねん」と2をバラバラにして一つずつ積み上げていく手法を教えて、いま武器として使える、数唱の技法が生きるように誘導して教えていっています。

・・・いや、自分の場合は、「◯+2」は3,4歳で瞬間風速50mで通り過ぎた事項なので、記憶がおぼろげ過ぎて、殆ど役に立たないのですが・・・。

「なんで、同じことを解くのに、解法が違うと、これだけ(数直線の解法だと正答率8割なのに、暗算を必要とする解法だと正答率3割、指を使うと6割程度)
落差が出てくるんだろう?」と思いましたが、「どうせやるなら、将来長く使える解法を身につけたほうが便利だよね」と思い、数直線に頼らなくても解ける方法を模索し始めました。

教育学部の項目は、全くとったことがないので、教育言論とか発達心理学とか、全くちんぷんかんぷんのため、やむなく息子に「◯+2」の解法を教えていて疑問に感じることがあったら、地元ぶぶ漬け市の教育大学の教育学部出身の、育成級の担任(総合支援学校への勤務経験5年はあり)に電話して、そのまま疑問をぶつけて相談することにしています。

もともと教師は、商売柄、とても教えたがりなので、
育成級で学習ドベの子の母親が
「足し算の解法(しかも『◯+2』のレベル!)がですね・・・いろいろあって、全部教えているんですが、どうも使いやすい方から選ぶんですよねえ。でも、この手法は汎用性が低いので、できれば応用に使える解法がいいと思うんですけど」
という内容の、まったくのド素人にもかかわらず、教育学部の科目+実習?の、応用編的に、非常に突っ込んだ相談をしてくるので、
質問を受けた育成級の担任が大喜びで、『数の概念と数式とを結びつけるときの子どもの意識の変化』とか、『数の概念を鍛えるための手法』、『数式をただ解くだけではなくて汎化して応用力が増す』ようにするには、「この解法が望ましいですよね!」などと、半分、出来の悪い教育学部女子大生の実習生に対しての指導のように、かなり教育学部での項目に突っ込んだ深い話をして喜んで回答してくれています。

それを、スマホのスピーカーで流しているのを、傍らで息子が自分のことが言われている!と耳ダンボで聞き入っている。という実にシュールな光景が、ときどき我が家では繰り広げられています。

私は、ど迫力で気合たっぷりに、面と向かってマンツーマンで教わるより、
耳で聞きながら言語化された世界を脳内で再構築して理解するほうが得意なので(最も理解しやすいのは、紙面や画面で書き表されたものを、音声を聞き流しながら視覚的に処理しながら理解することですが)、この手法に頼って、育成級担任の手が空いてそうな放課後の時間帯に、息子の家庭教育に関して湧き上がってきた疑問をぶつけて教えを請うています。

当の担任がとても嬉しそうなので、割と気軽に押しかけ電話の教育学実習講座となっています。

話が変な方向に逸れましたが、『◯+2』の足し算をするのに、数直線で視覚的に処理する手法は一見さっさと進む、有利な方法に見える手法ではあるのですが、
数の概念から暗算に移行するには、
地道に実際の数を数えさせて数の実感感覚を鍛えて、脳内でその体験を引き出して数式に結びつけて処理するほうが、数式処理だけでなく、応用して文章題の問の条件を数式の形に捉えていく、という場面でも数式が出てくるように、下地として実際のモノで数式を体験化させることを繰り返していくほうが、長い目で見て算数にてこずらなくで済むようになる、ということでした。

私が教えていた「『◯+2』は、『◯+1』と『◯+1』+1で得られるよ」の解法は、数遊び形式になる、数字を数式上で脳内計算してくるり、と脳内を回転させる、引き算や繰り上がりの足し算に使える解法だったので、息子にはハイレベルすぎて難しい、とのことでした。

これは、三歳から算数の種を撒いて、小1で刈り取りたい、発達児のママさんに有用な情報かもしれないと思い、ここに書き込むことにしました。

『◯+2』だけで、話がずいぶん大きく、長くなってしまいましたが、めげずに息子への家庭教育を、コツコツしていこうと思います。

器質的障害も負っている、遺伝子系の多発奇形児で、足し算やひらがなの書き取りができるレベルまでいったのは、息子が初めてで、他に症例がなくて、しかも息子の内面は言語化できるレベルがほんの少しなので、こちらが推測するしかないのですが、「やるしかないよね」で、模索しながら進んでいく予定です。

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yasu

本日、学校公開日だったので見学してきました。

子どもたちを見ていて気懸りなことがいくつかあったので、ここにアップさせていただきます。

皆マスクは真面目につけており、鼻マスクは数えるくらいしかいませんでした。不織布マスクきっちりの子が大多数。教育委員会、いや国がマスク外してよい(というのもおかしな話ですけど)と言ったとき、どうなるかは見ものです。

子ども同士がやたらとボディタッチするのが目につきました。小5ってこんなもんだったっけ? 毎日見ているわけではないのでよくわかりませんが、もしかしたら顔布のせいでコミュニケーションに障害が出て、その代償としてボディタッチが出ているのかもしれません。愛甲さんのご意見を伺いたいところです。

ツイッターで、「故郷求めて」氏が、”家畜の量産”といったことをつぶやいていらっしゃいましたが、私はこれに”リーダー格の不在”が重なりました。昭和の時代にはクラスを仕切るリーダー的な存在が、小学校高学年ともなるとクラスに1人はいたものですが、そういう子はいなさそうな感じですね。クラス全体として和やかではありますが、クラスがまとまらないのはこれが主因ではないかと思いました。授業も先生と生徒が会話すようような形で実施されており、友達感覚のような接し方と言えなくもありません。これはこれで一つのスタイルなのかもしれませんが、短時間に知識を取得させるのは難しいように思いました。教科書は一通りこなすのかもしれませんけど、学習で躓いている子へのフォローはとても無理でしょう。。。学習塾が跋扈する理由はこれか。

本日の学校の様子を見ていて、従順な羊を養成する場になってしまっているような印象を強く受けました。マス苦やワクチンもそうですが、日本政府はこの方向に舵切りしたというのがはっきりと感じられ、今後は子どもの教育もこういうことを意識した上で考えなければなりません。

おそらく今後、行政が発達支援に割くリソースはどんどん先細りしてパイの取り合いになり、そこを突いて民間のサービスがますます跋扈することでしょう。こういうのにはなるべく関わることのないようにしたいものです。

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浅見淳子

yasuさん

貴重な現場レポ、ありがとうございます。

まず一つ、家畜の量産について。
自分たちが小中学高校大学のときを思うと、マスクなんてしてっこないし、教師にうるさく言われたとしても、校門一歩出たら外してたでしょうね。先生を一ミリも尊敬していませんでしたね。だから言うことも守りっこないのです。今のお子さんたちをみると家畜教育が行き届いているのもわかります。

けれども我々の頃は、もっと教師が高圧的だったり、地域によっては管理教育が行き渡っていたりして、ある意味もっと圧が高かったはずなのです。
そしてその圧の中でも、自主性を発揮してきた子ども達はいたわけですね。

今の家畜化は、世代を重ねたことによる相乗効果?の賜物だと思います。「家畜的な生き方こそ得である」と親世代が思ってしまっているんですね。「トラブルにならないようにマスクしなさい」という一群の親がいるし、そもそも公立学校の先生を目指す人たちはもっとも「家畜でいる方が安定する」と思い込んできた人たちなわけですし。

そして親だけではなく塾教師とかも、「家畜でいる方が安定する」という思想を振りまいていたりします。これは家畜を再生産するのに大変に優れたシステムです(皮肉です)。

大きな陰謀論的な視点からいうと、外資に日本民族(の優秀さも含めて)売り渡す準備を整えているともいえますが、実態はもっとせこくて、たんに「損をしないように自由を売り渡そう」という世代が積み重なり、各方面に家畜化教育に長けた人が配備されているだけかもしれません。

うちの辺では登下校、マスクを外す子も増えてきましたが、最初は中学生からでした。そして小学生。どっちもじゃれあいながら下校していましたが、外している子もしている子も首根っこつかみあってじゃれていたりして、飛沫が怖いわけではないのがよくわかりました。マスクしていないからとハブられることはないようです。

子ども達は処世術としてマスクしているんでしょうし、それを賛美する大人がいるわけですね。

一方でそういう教育を受けて育っても、自由を求めてイノベーションを起こしている若い人たちもいます。日本人にイノベーションが起こせないというのは悪質なプロパガンダでして、今家畜化教育を受けて育ってものびのびと個性を発揮している若者もいます。

そういう子たちがなぜ学校の圧力に負けなかったかも追及していきたいですね。

この三年の間に、いわゆるフリースクールに避難した人たちもいます。その人たちはメインストリームに戻るのかどうかも注目しています。

それと、私の母の世代がなぜかあっさりと戦後に適応したようなのも非常に興味深い現象です。同じことが今度起これば、子ども達のトラウマを抑えられると思います。

それと、猪瀬直樹氏がよく「権力の空洞」ということに触れています。日本は真ん中の権力が空洞だと。五類化にせよマスク問題にせよ、政治家も国民の顔色を伺っていますし、畏れ多くも皇室におかれましては、北面の武士に警護を頼んでからずーっと権力者の顔色を伺ってサバイバルしてきた一族です。ので今回は玉音放送があるはずもなく、権力者たる国民がマスクを外してから両陛下の番となるでしょう。

教室においても昔より、権力の空洞化が進んでいると考えると理解できなくはありません。

家畜化教育は進むけど、だからこそ家畜にならないという選択肢しかないお子さんもいるはずです。

ありがとうございました。

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yasu

浅見さん、レスありがとうございます。

そうですね、昭和時代は教師圧は高かったですね、ドラえもんの漫画に出てくる小学校のように、廊下に立たされるのもありました(笑) がしかし圧が高かったからこそ反作用的に自主性が育った可能性もあって、詰め込み教育が(結果として)独創性を育むのではと指摘される所以です。これは毎年ノーベル科学三賞との絡みで話題になります。

作用ー反作用のメカニズムは今でも見られ、例えば給食の時間に黙食を強要されると子供たちがかえって騒いで収拾がつかなくなることも観察されています。私はこれを子供たちの無意識の反抗ではないかと見ていますが、結託して集団で教師(大人)に反抗するのではなく個々がバラバラにやっている感じで、ここでも家畜化&リーダー格の不在を感じます。

「家畜でいる方が安定化する」思考の若者と、「のびのびと個性を発揮している」若者の差がどこにあるのかは大変興味深いですが、前者から後者が発生してくることは考えにくいですね。後者はそのような素地があるところへ、少なくともそれを押しつぶすような環境に出会わなかったというところでしょうか。「安定」、「損をしないように」という考えを本人がどれほど重視するかは一つの重要なファクターだと思っていますが、各家庭の環境がここにどの程度寄与するのかは興味あるところです。個人的には、NHKをずっと流しているような家庭では結構寄与しているかもしれませんww

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智ママ

yasuさん
いつも冷静な分析を楽しみに読ませていただいています。
ありがとうございます。

息子の通っている公立小学校(近畿のぶぶ漬け府ぶぶ漬け市です)でも、私が小学生だった時よりかなりマイルドで緩やかではあるものの、マスクはきっちりさせて、それが『当たり前』だと教えていましたし、
『時間になったら自主的に動く・先生に言われなくてもできることをする・わからないことは先生に必ず確認を取る』という、IT企業と一般の会社と混じったような将来の職業を想定して子どもたちに訓練をし続けて仕込む、という動きが普通級で感じられました。

息子が参加させてもらう一般の授業(交流)の場合もあるので『育成の子には、大目に見て、親切にする』という明言されているようないないような行動規範も施されています。ぱっと目、おおらかに見えますが、実は細かく規定されていてがんじがらめになっていると感じる子も多いようです。
高学年(6年生)では、その緩やかながんじがらめに不満を感じ、上手く言えないので、生徒同士での小競り合いでガス抜きをしているさまが見られます。

一方で、息子の参加する育成級は、A型作業所の行う販売員のシュミレーションと、B型作業所で行う手先を使う作業との、二本立てで、お勉強もそこそこしますが、メインは中学以降の、子どもたちの将来の就業に向けて教えていっています。物事に対しての状況判断をして、自主的に給食服に着替え、準備して取りに行く、といういわゆる一種の『空気を読む訓練』がなされています。

将来の職業層の違いがそのまま指導内容に反映されているので、面白い光景だなあ、と思って小学校への送迎の合間に観察しています。朝イチと小3の下校時刻に始まる、高学年の最終授業の準備する様子などを目の当たりにしながら息子と一緒に帰宅しています。

既に小4あたりから、『育成の子は僕たちとは違うところ(支援学校中等部→障害のある人達だけで働くところ)にいかはる』と認識していて、普通級での体育や音楽は「混ぜてあげるお客さん」として応対しているフシが見られました。

公立小学校なので、社会の各階層が小4あたりから構成されていって、そこに収まりながら普通級の子は公立中学へ、育成級の子は支援学校中等部へ。と進路が別れていくのですが、うちの小学校はまだ育成の子に話しかけたりして、無視しないだけいいほうで、他校を経験している支援学校勤務経験者の教師によると、小学校によっては本当に「小学校内では歓迎されないお客さん」でしかないところもあるようです。

どちらも「先生(仕事上の上役を想定)の言うことは、絶対にすぐ、素直にきくこと」を入学当初から徹底的に叩き込まれます。
公立小学校の基本的な指導方針は、将来の労働者の育成なので、
『工場でも、一般企業でも、作業所でも、すぐ使える、ハイハイと動く労働者の雛形をあてて型にはめておく。』
『そして、上の人の言うことについて、自分の意見は述べず、異論を唱えるなどもってのほか。指示がわからなかったときのための質問だけは、していい』
ということは、変わりがないようです。

一方で、先生方は、生徒にはのびのびとした自主性を必死に促しているので、「これって、マッチポンプじゃない?」とも思って図書ボランティアをしながら、まだ図書に関心がある、知的水準の高い子を観察していますが、やはりなかなかうまく行かないようです。
『教師側が、思想的に、スリッパで上靴を踏んづけておいて「足を上げなさい」と言っているのと大差ないんじゃないか?』と意地悪な見方をしてしまいますが、あながち間違いではなさそうです。

コロナ禍で、右翼も左翼もみんなマスクをかけて手をアルコールで消毒して、右翼は未接種者を弾劾し、左翼はそれについてだんまり(その意見については黙認なので、わざと異を唱えない)という様子を見ていて、「コレが日本の通常の構造じゃ、今のままで行くとメチャクチャなことになるなあ」とは思いました。

しかしながら、その社会に適応させるために加工されているのは、公立小学校の普通級の子どもたちなので、歪みが出てこないか心配しているところです。
既に一部の児童には「マスク取るの怖い」「つけてないと何か不安」という子どもが出てきていて、他者にマスクを強いたりもしています。

息子が在学するのはあと3年ですが、それまで子どもたちと学校がどう動くかを観察していこうと思います。

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yasu

智ママさん、コメントありがとうございます。

ぱっと目、おおらかだが実は細かく規定されていてがんじがらめというのは面白いですね。以前会社に、一見ざっくばらんだが実はすごく細かく口出ししてくる(=実質的に裁量は与えない)という上司がいたことを思い出しました(笑)。

空気を読む訓練というのは至る所にあって、マスクもその訓練の流れに乗ってここまで広く強固に普及した感じはありますね。5月8日以降にどうなるのか今から楽しみです。

自主的な活動や自由度を上げると言っても、子ども達をよく見るとその生活様式は驚くほど似ていて、遊ぶツールも似たり寄ったりなので、興味の幅を広げろという方が無理だろうな、とは思いますね(^^; 

「三丁目の夕日」の時代(昭和30年代)の小学生は、世の中全体にモノは無いし親が子供の相手をする時間は十分になかったかもしれませんけど、子どもの自主性を育てるという面では、今よりもやりやすかったのではと思っています。

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智ママ

息子の足し算で、数を指で表現させて数えさせる手法を使って教えたのですが、全然できなくて、「これはここで行き止まりだろうか?」と少し途方にくれたことがありました。

たまたま自宅に買いためていた4歳5歳児向けの数のドリルがあったので解かせてみると、すいすい解けて嬉しそうでした。
一度4歳5歳をさせてから、また5歳の足し算をさせてみると、『+1』が一週間、毎日、『+1』の数字の並びを見せながらやることでできたので、『+2』をさせてみました。3日でできるようになり、正答率8割になりました。
数直線(X座標軸)を使って足し算を教えたほうが、指を使って数えさせるよりも、ブロックを数えさせるよりも、よくできました。

夫は「数直線を使って、多発奇形の子に『+2』を教えるなんて」と呆れていますが、「中学校にいかせてもらえるかどうかわからない子なんだから、何でも使って、とにかく楽しくわかればいいじゃない?」と、理系なこともあって、教育学部の方針はまるきり無視して、どんどん精神年齢5,6歳児の息子に教えていっています。

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シア

師匠の教科書が新しく出たのでそれを取り寄せて勉強していました。
最近は毎日勉強しています。
やっぱりどんなことをするにも勉強が基本だと思いますね。
師匠は教科書をたくさん執筆してくれていますので助かります。
先人が発信してくれていると助かります。
私は文章力がなく大学を卒業するときも卒業論文をまとめることができませんでした。
そのため却って多くの単位を取得して就職活動のときも勉強していたんです。
できる範囲で勉強する習慣がついていると思いますしそれが今も役に立っています。

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ブルー

アンチ考察「個別分析」の
こちらの記事↓に関係致しまして、参考資料です。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/623/comment-page-18/#comment-8364

この記事は学びのお部屋にアーカイブさせて頂きます。

アンチ考察「個別分析」編の参考資料でご紹介した、マスクド先生。本名は佐藤先生です。

埼玉県川口市にて個人塾「県南ゼミ」を経営されています。県南ゼミは小学生~高校生(浪人生)まで対応しているので、様々な生徒が通っているのだそうです。

マスクド先生の塾には、発達障害の生徒も常時在籍されているということで、そういった生徒達と接して感じておられることを述べた動画です。↓

【発達障害・学習障害・ADHD・グレーゾーンのお子さんたちについての私の意見(確信)】
https://www.youtube.com/watch?v=__28ac3bphs

この動画は内容から、私のコメントは自粛します。
ご興味のある方はご覧ください。
—————————————————————

追伸:動画内の2分55秒からの「礼儀面」に関連した参考図書 他

・自閉っ子のための道徳入門
http://www.kafusha.com/products/detail/16

・孔子が実子の伯魚に
口の利き方(詩)とマナー(礼)だけは学ぶように言った逸話
→「論語」季子第十六の十三

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yasu

この「待ってあげる」というのを各家庭でどう解釈するか、興味深いですね。
マスクド先生が遭遇したのは、発達系の一部のお子さんたちであろうと推察します。そもそも子供を塾に入れているわけですし、学力についてはある程度以上のお子さんたちであろうと推察できます。だからといってこの動画のメッセージに意味が無いわけではなくて、これを各自の環境でどのように活かすかはまさに応用力なわけです。蛇足ですけどうちでは子供の学力についてはほぼ毎日詳細なアセスメントを行っておりますが、これは「待ってあげる」姿勢と矛盾するわけではないんですね。まぁ、「待ってあげる」のと「放置」の違いを理解するあたりが、まずは基本なんでしょうけどね。

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浅見淳子

ブルーさん

動画拝見しました。

今進めている取材で、普通級か支援級か、支援校か普通校か、という選択にも関係のあるないようだなあと思いました。ご紹介ありがとうございます。

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ブルー

浅見さん

コメントをありがとうございます。

ご覧頂いた方のお役に立てるならば幸いです。
よろしくお願い致します。

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シア

新学期ですね。
仕事の分野で教科書を買って勉強をしてます。
「エッチングパーツ・金属パーツの教科書」
「艦船模型の教科書」
などです。
小学校の近くの図書館の辺りを通ると子供が歩いてきます。
一年生のころは巡回指導教室に加わりましたがN区はいまもそう言うものがあるようです。
「お・新一年生だな」と思います。

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yoyoyo

娘は算数が苦手です。というか数量を理解しているのかしていないのか?という状態。

試行錯誤の結果、モノをバラバラに見て数えることはできても、まとまった◯個の集合として見れていないらしいとわかってきました。

🍎🍎🍎は1、2、3と数えて最後が3だから何個?と訊かれれば「3個」と答える。
でも3個という集合では捉えていない。
よって、3個ちょうだいと言われた時に「1、2、3の3個目?」とひとつ渡して「違う」と言われてしまい混乱。
足し算や引き算は尚のこと混乱。
そりゃ3+2を「3個目と2個目を足す」と考えてしまえば訳わからないですよね。

これ、3年くらいずーっと何で分からないのか悩んでいて、ようやく彼女の頭の中を理解する糸口が見つかった感じです。

で、どうすればいいのか?
モノを視るという機能自体うまく働いていない可能性があるので、おそらくビジョントレーニング的なことが効果ありそう。遊びの中で楽しみながら視る力を養っていければと思います。

もうひとつは教材の工夫による理解促進。
ブロックによる数量理解。どうしてもひとつずつバラバラにしか見れないので、厚紙でまとまった形を切り抜いて数字をつけてみました。
これを使えば混乱なく足し算できました。

どなたかのお役に立つことがあれば・・と思い投稿させていただきました。

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シア

もっと自由に空撮がしたくてハム国試や特殊無線技士の勉強をしています。
資格や例えば法規の本を読むなど好きな分野の勉強は楽しいです。

しかしこれらも簡単な計算とか漢字が読めないといけません。
学校に行かなかったら読解力も劣り好きなことも学べない。

もし「なんで学校でつまらない勉強をしなきゃいけないのか?」と問われたら将来自分の好きな勉強もできなくなってしまうかもよと今なら子供のころの自分に言うと思います。

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智ママ

多発奇形・中度知的・6歳の息子は、小さい頃から電車がたいそう好きなので、2、3歳の頃から、列車の本を買い与えていました。
母親がズボラなもので、何冊も本を買いに行かなくて済むように、薄い(筋力の弱い息子でも手に取りやすい)、たくさんの列車が載っている図鑑を、一冊ずつ買い与えていました。

歩きだして、本物の列車の魅力にハマった息子は、しょっちゅう散歩に連れて行ってはくれない母親の側で、図鑑をパラパラ絵本代わりにめくっていました。
そのうちに、絵柄を覚えて、『鉄っちゃん』な父親から英才教育を受けて、各路線を覚え始めました。
散歩に行けないときには、図鑑の列車を眺めていたようです。

遊びに集中すること
自分の頭で記憶すること
記憶したことを図鑑で探して、深めること
を、知らないうちに、遊びながら訓練していったらしい息子は、脳室拡大があり、脳梁も全くないにもかかわらず、いつのまにか知的にアップできていました。
今では、見たくなった列車を、図鑑から探し出すのは朝飯前になっています。

男の子には、図鑑を与えておくと、興味のある世界が広がって、いいようです。
女の子でも男性脳のお子さんには、図鑑はとてもいいかもしれません。

もともとズボラだったのが、たまたま吉に出た、図鑑の効用でした。

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智ママ

追記します。

図鑑に載っているものの、本物を見せに行ったり、捕まえに行ったり、触れさせに行ったりすることで、

電車の乗り方やお出かけのルール、(行列にきちんと並ぶことなど)
時刻表の読み方、(数字と時間の概念を鍛える)
服装を整えること、(一人でシャツやズボンを着る訓練、靴下を履く訓練)
靴を履く訓練、戸締まりの訓練(鍵を締める手伝い)
お金の管理や計算、(←運賃の計算や読み方)
と、付帯するいろいろなことが生きた実習の勉強になりました。

行って楽しかった
→またやりたいから、配膳とお皿下げのアルバイトを頑張る
→お金の計算や数え方を学ぶ→見通しを立てる(スケジュールの調整の萌芽)
→目標に向かってコツコツ頑張る、また図鑑で追体験をしながら興味を深める
というおまけのメリットもついてきました。

図鑑と、実習のセットは、実行するのはちょっと大変かもしれませんが、楽しみながら訓練するにはとてもいいものでした。
一粒で3度も4度も美味しい、図鑑に載っているものを確認しに行くセット。

まだ小さい子どもさんのおられるご家庭に、とくにお勧めします。

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yasu

1学期の成績が出ました。三段階評価ですが、「もう少し」が付いたものは一つも無く、陰山メソッドで上手く結果が出ました(^o^) ここを読まれている方の中には、既に陰山メソッドを実践されている方、これからやってみようかとお考えの方もいらっしゃると思いますので、ご参考までに我が家の経験を共有させていただきます。

臨時休校に入ったタイミングで、陰山先生の『学校を変える15分』、中村堂(2020)を参考にして集中速習を開始。この本で紹介されている15分間のモジュール授業を真似て家庭で実践しました。15分間の時間制限の中で、音読、計算(百マス)、漢字の読み書きを行うというものです。本の中に教材の説明もありますので、陰山メソッドに興味がある方は、まずはこの本を読まれるとよいと思います。

臨時休校の間は、これを朝15分、夜15分とやって、その他は学校からの課題(プリント)をやるという感じでした。2年生の復習が必要なところは、2年生の「たったこれだけプリント」をもう一度やるようにしました。2年生までは「教科書ワーク」と言って、教科書に準拠したワークブックを使っていたのですが、3年生ではこれは使っていません。学校が再開されると宿題も出ますので、モジュール学習は朝の15分のみとし、夜は状況に応じて5分間ドリルをやったり、「たったこれだけプリント」で予習や復習をやっています。

3年生になると教科として理科や社会が始まり、しかも通級の時間にこれらの科目が当たってしまうと、授業がちゃんと理解できるのか不安があります。一概には言えないかもしれませんが、教科書をきちんと読めればまずは大丈夫だろうと踏んで、15分のモジュール学習では算数と国語のみに絞っています。(実際にやってみるとわかると思いますが、理科や社会を入れるのは時間的にほぼ不可能です)

結果として1学期はこれで上手く行きました。陰山先生も、まずは算数と国語が大事だという話をされていたと思いますが、事実その通りで、漢字、読み、計算、そして算数では複数のステップで物事を考えていくトレーニングが入りますので、まずはこの2つというのは正しいと思います。

陰山メソッドの優れている点の一つして、生徒個人に応じて柔軟に難易度を変えられることがあります。初めから百マス計算に取り組まなくても、十マスから始められますし、学年にも拘らずに進めることができます。他にも方法はいくつもあると思いますが、導入検討するに値する方法だと私は思っています。

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ふうこ

Twitterに貼ったのですが、こちらでも。

今長男と通っている保育園の園長に さくらんぼ系保育園では、どこも必ずロールマットがある。バランスボールより安定感があるから試してみては?

と言われたのでいらない布団でやってみました。4歳の息子は縦に寝そべったので金魚体操のように布団を揺らすと心地良さそうに笑っていました。

枕にしたり綱渡り渡りのように渡ったり大活躍しました。

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yasu

娘の通う小学校では陰山メソッドは導入されていませんが、九九を速くやる練習はあるようです。今日、娘からクラスで一番速く言えてみんなびっくりしていたと報告を受けました(笑) 時間を聞いてみると1分55秒で陰山メソッドの目標ラインはクリア。他の子は3分~9分と結構時間がかかっていたようなので、そりゃびっくりされますね。足し算、引き算、かけ算とが目標ラインをクリアしたので、いよいよ割り算に挑戦です。

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XIA

おはようございます。
Arduinoとラズパイという、プログラミング言語の勉強を始めました。
コレらは電子工作や基盤制御のためのものです。
将来的に、模型の世界も「動く」ものとなっていくと思われます。
そう考えると、今から勉強する必要があると判断しました。
大人になっても、勉強というのは必要になってきますね。

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yasu

先日は子どもの登校日でした。臨時休校前にやった算数のテストが返ってきて、2枚とも満点(^^) 陰山メソッドが正しく実施できており成果が出ていることが確認できました。陰山先生は著書もたくさん書かれていますが、私は今までにたった5冊しか読んでいません(今6冊目を読んでいます)。陰山先生に直接指導を受けているわけでもないし講演会にも出たこともないので、その方法を導入するのであれば著書は全部読んで理解するのは当然だと思っています。陰山先生はツイッターでも情報発信しているし、説明も非常にわかりやすいと私は思いますが、それでも少しかじっただけで全てを理解したと思い込むのは非常に危険です。これは藤川先生の本でも、栗本さんの本でも基本的には同じで、入手し得る限りの情報(本)は「全て」読むのが基本ですね。研究者だったら同じテーマで研究している仲間の論文は全部読みますが、それは完全に理解していないと競争に勝てないから。何かをモノにしようと思ったら、考え方は同じ。「全部読んで完璧に理解する」の一択です。

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浅見淳子

yasuさん、お嬢様の好成績おめでとうございます。身体、栄養に加え学習面でのアプローチも効果が上がっているのですね。また効果を期待するならば入手できる情報は全て入手すべしとの提言、当然のことと思います。仕入れ値の問題😃がかかわってきそうではありますが。

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