「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

管理人よりメッセージ

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2,897 COMMENTS

浅見淳子

おはようございます。

今日はまず、新学期を迎える今読んでおくべき記事をご紹介します。
新入学の方も多いと思います。
当然ですが、新しい環境に入っていくお子さんたちにも不安の多い時期です。
大阪のからだメンタルラボ、津田政志さんがSCとしての経験を踏まえ「低学年の登校渋り」について対応を書いてくださっています。高学年の登校拒否とは違うものだという提言はなるほどと思います。ぜひ参考になさってください。

https://www.karadamental-brog.com/entry/2021/03/28/110956

さて、このコーナーを下にスクロールしてくださると、yasuさん、浅見、座波さんのコメントが見られると思います。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/322/comment-page-44/#comment-6418

このやりとりを見て、いい機会なので、最近私が関心をもって読書等をしているテーマを話しておきます。

一つは「組織の末端」のこと。
これは「早期診断が必ずしも奏功していない」という現状を考えるうちに突き当たった問題です。
特別支援教育の問題もこれと関連してくるかもしれません。

なんで保健師さんとかが早期診断に血道を上げるかというと、上から送達されているからですね。
そして特別支援教育がなんで理念と乖離したものになっているかというと、上からの送達を自分の頭でこなしていない現場が機械的にやっているからですね。

支援というものが組織によってもたらされる以上、どうしても皆さんを直接支援するのはその末端の人たちになります。
そしてその末端の人たちは自分たちが生き残りに必死で、そもそもの理念に思いを馳せるヒマがありません。「もともとの理念はなんだったか忘れちゃったけどとにかく言われたとおりやらないと自分の身が危ないから必死」な人たちが直接の支援に当たることになります。

そうなると今のようなていたらくも説明できる。
そして支援を受ける身としてはそこから身を守らなければいけないんだなあ
みたいなことを考えています。
となるとやはり、定型の子が学校の先生にやりがちな
「話半分に聴く」が役に立ったりするのかなあ、と考えています。

もう一つ最近考えている問題。
それはたとえばあまり世間に知られていない学校を出た場合の身の立て方です。

世の中には学歴が必要な職業とそうではない職業がありますが
あまり世間に知られていない学校を出たからそれで人生が終わりであるわけはもちろんなく
中には学歴がある人よりずっと収入や社会的地位を得る人もいるわけです。

あまり学歴のない人がどうやったらサバイバルできるか、を考えると
やはり産業が多い方がいいし
飲食や観光など、今目の敵にされている産業を潰すわけにはいかないと思うのです。

・組織の末端の保身にどう対応するか
・学歴が高くない場合のサバイバル術

が今の私の関心事になっています。
いい機会なので書いておきました。

それでは皆様
楽しい一週間を。

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シア

おはようございます。
飲食店は調理学校を出て料亭に就職して修行する…という以外に専門学校生とかがデパ地下でバイトをしていてそこで働くようになるとかいろいろあるみたいです。
リゾート地は学生の季節労働で海の家とかスキー場で働いてその地に住まうようになるなんてことが期待できました。
景気が悪いと「気軽に○○する」という気風がなくなり縮こまりがちになると思います。
コロナで感じたのは縮こまることで気が小さくなる…それによって「お気軽に○○してください」という言葉に素直に応じられなくなるということです。
若い人の力は凝り固まっていない自由な発想で思い切った行動ができることだと思います。
間違っているかもしれないし周囲の人は冷や冷やするかもしれませんがそれが可能性でしょうし失敗を取り返す時間的余裕もあるのが若いうちなんですよね。
「むつかしく考えないで(なるべく)気軽にチャレンジする」「うまくいくと思って飛び込む」そのためには少し不安があっても縮んで伸びることが必要ではないかなと思います。
あの時ああしていたらこうしていたらやりたいようにやっていたらよかったと思い公開することがないようにしたらいいと思いますね。

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こじはるファン

>・学歴が高くない場合のサバイバル術
勉強があまり得意でないタイプの方は、遅くても中学までに感覚過敏は治したほうがいいです。
大学進学率が10%以下の商業高校出身者より。
マイルドヤンキーに囲まれて育ちましたが、治していない当事者にありがちな感覚過敏があると大変です。彼らは特にそのような感覚が分かりませんからね。あとは、家事能力は身につけたほうがいいです。

働き口は、
治している学歴のない元当事者>治していない高学歴当事者です。

今は、当事者から見て恵まれた職場で働いている人間より。

私のアドバイスでも甘すぎるのかもしれませんが…。

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浅見淳子

おはようございます。
昨日は天気もよく、お花見日和でした。地べたになんか敷いてなんか食べている人たちもたくさんいました。
都内では無粋な小池知事がそういうの禁止したりしているらしいから、なんか敷いてなんか食べたい人は多摩川越えてこっち来ればいいんじゃないの? とか思っていましたが、都民もちゃんと隙を見てはなんか敷いてなんか食べていたようで何よりです。

考えてみてください。陽性者(感染者と誤って伝えられたりしていますが)が増えても我々一般国民は一ミリも困らないのです。困るのは医療と行政だけです。彼らが仕事を減らしたいために、あれこれうるさく言ってくるだけです。そしてその医療と行政のスポンサーは私たちです。いじめられている飲食業だって医療と行政のスポンサーです。いざというときなんとかせい、という意味で払うもん払っているわけです。なのに仕事をしないであれこれ命令だけえらそうにする医療と行政に、我々は一年で愛想を尽かしたのです。増えたら医療と行政で対応すればいい。我々健康な人間を巻き込まないでもらいたいしいくらなんとか宣言を発出しようと巻き込まれる気はない。そういう気分の結果多摩川のあっちでもこっちでもなんか敷いてなんか食べてお花を愛でた人がたくさんいたのですね。実にいいことです。

今日は残念なことに午後お天気崩れるみたいなので、午前中サイクリングしてきましょうかね。
さて、管理人メッセージにコメントいただきました。

シアさんのコメントと浅見のレス。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/322/comment-page-44/#comment-6420

座波さんのコメントと浅見のレス

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/322/comment-page-44/#comment-6421

皆さんもなんか思いついたら書いてくださいね。

ではでは、皆様
楽しい日曜日を。

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浅見淳子

おはようございます。

まずシアさんのバイト報告。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/623/comment-page-11/#comment-6415

電話対応はすごいですね。
いや、あまり感心するとシアさんにかえって失礼な気もしますが、やはりすごい。
そしてシアさんが指摘している大事なこと。それは電話のやりとりを円滑にするのはSST要素よりも緊張が過度でないこと、身体が弛むときに弛めることだということ。
それはそうでしょうね。
ですからここにも身体アプローチは効くのです。

そして大久保さんのブログ。
「発達のヌケ」「未発達」というのはどういうことか親切にまとめてくださっています。
ここをわかってこそ発達援助(支援ではなく発達援助)は始まると思いますよ。

http://terakkojyuku.blogspot.com/2021/03/no1153.html

そして私たちが「発達のヌケ」「未発達」をきちんとつかむようになったのは3冊の本
すなわち

『人間脳を育てる』
『人間脳の根っこを育てる』
『感覚過敏は治りますか?』

を経てからですね。
あと本以外の栗本さんの日々仕入れている知見に講演等で触れているのも大きいかも知れない。
「発達のヌケ」「未発達」と判断するとき基準になるものは何か。
これを知っておくといいですね。

都内では花の名所(目黒川等)に無粋な看板が立ってたりするようですが
うちのあたりでは別になんの制約もありません。
少ないですがブルーシート勢もいます。夜は寒そうでしたが。

発熱者を診なくなった病院とかも増えているようですが
発熱も診ない医療を守る意義があるでしょうか?
皆さんが必死に医療を守っても、医療は皆さんを守りませんよ。
医療ではなく自分の健康を守りましょう。
去年の緊急事態宣言のときから思っていたのですが、医療には健康な人の健康を守る気がありません。
そして医療には大久保さんや栗本さんのように「発達のヌケ」「未発達」を見抜くための基準がありません。
だから医療では発達は治せないのです。あくまで特性、症状としてしか見ないから。

でも「発達のヌケ」「未発達」ととらえるとできることがどんどん湧いてきますよ。

ではでは皆様
楽しい週末を。
関東等お花見地帯の皆様は、春を楽しみましょう。

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シア

「様子を見ましょう」と言っても「心身がこれだけ育っていない」というアセスメントができてないんだから医療には治せません。

今研究で行われていることっていうのも発達障害を治す…ではないのです。 脳画像が見られる人がコンピューティングの入力デバイスをどうやったら操作できるかとか…それをユニバーサルにできるかとかそういう研究です。

立花隆というひとがパシフィコ横浜で日本神経科学学会とか何度もやってますけど脳科学の時代とかは「健康」とかそういう世界とはまた違いますね。 目指すことが健やかであるかどうかも大事なんですけど科学技術でどう課題を解決できるかということに向いてます。

人間も動物ですし野生動物っていうのは健康な個体がたくさんいるじゃないですかね? それと同じように科学や医療を使わなくても人は健康でいられます。 死ぬときは死ぬから仕方がないという時に医療・科学でどうこうできたらいいな…っていうくらいの期待値でいます。 しかし人が死ぬのは病気とは限らないわけで食べ物がなかったり人生上の苦しみやうつ病でも人は死んでしまうんですよね。 

「医療がなくても経済は動きます。」

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浅見淳子

シアさん

なるほどです。科学技術の進展によって助けられる人もいますが、健康とは別のベクトルもありますね。

医療がなくても経済は動く

というより

経済なくては医療は動かない

なんです。

国民皆保険のスポンサーは我々であり、医療従事者をいざというときのために養っている、はっきり言えば飼ってるわけです。

それがいざというとき泣き言ばかり言うからみんな愛想をつかしているんですね。
陽性者増えたって困るのは医療と行政だけなんです。我々は全く困らないんですね。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日からちらちらと思い出していたことですが
ニキさんにこれまた名作の「自閉っ子、えっちらおっちら世を渡る」という作品があります。

あのね、自閉症の人って真面目でしょ。
だから学校と相性が悪いのね。

そして学校で先生から受けた理不尽な扱い(たくさんある)や友達からのイジメを後生大事にトラウマとしてとっておいて、社会でそれを爆発させる。
そういうパターンが一昔前は多かった。
今はどうですかね。

たとえば仕事上での注意とイジメを混同したりしてしまうのね。

でもそれは、世界を(他人・大人の言ったことを)ハイパーりちぎに受け取るからであって

思い返せば私なんかは子どもの頃から「先生達の言うことはくだらない」と思っていたけど、そして当時は力がなかったけど、「テキトーに聞き流す」方針でやってきたから彼らに影響されずに済んだ。彼らのおかしな言動によって動かなかったし傷つくこともなかった。どうでもいい人たちだからこそ不登校も起こさなかった。

ところがニキさんたちはものすごく、ものすごく教師や学校の決まりやなんかを真面目に聞いていた。
先生は正しいんだと思っていた。
それで色々不適応が起きる。だって正しくないんだもの必ずしも。とくに社会人になったら学校教師の言ったことなんて解毒しないとやってられない。とくに民間人。

それを学校ルールを社会人になっても引きずる、というパターンが少なくとも一昔前までの未診断で育った人たちには多かったんですがどうでしょ。あ、座波さんも書いていますね。

それで「あなたは特別なんだよ」と早期に言ってあげたほうがいい、と早期診断が進んだのかもしれないけど

早期診断には確実にデメリットもある。

それよりさ~

「学校の教師とか別に聖人君子じゃないし結構間違ったことも言うから子どものころから聞き流す練習」とかした方がいいんじゃないかしら、とか昨日久しぶりの関東の寒さに震えながら考えていました。

というのは、やはり先生とか政治家とかが「あわよくばやってくれれば」みたいな感じで言っていることを別に素直に聞き入れる必要ないと思うから。

なのにこれもまた不安にさいなまれると、人は思考停止して聞き入れてしまうんだなと今の状況を見ていて思います。

小池さんが暗○されないなんて、日本はやはり治安のいい国なんだな、と思いましたが
実は彼女が「あわよくば」で言っている戯れ言をみんな聴いているわけじゃない。

現実はテレビの中にはなく、かといってネットの中にもない。

現実は現実。現実の中にある。

最近私が見た現実。

卒業旅行、春休みの家族旅行で満杯。

若い女性のグループも多数。

23時過ぎの東京はまだ人がいっぱい。

グリーン車の中でグリーン券を買ったけど、車掌さんノーマスクにはクレーム一言もなし。

横浜駅周辺で「線路内に人が立ち入り」の事件が短時間に2件起きて、日付の変わらないうちに終わる終電が遅れる。
こんなこと京浜間を三十年以上往復していて初めてですよ。
なんで線路内に人が立ち入る?
それだけ追い詰められているのでしょう。

すべて医療が怠慢で傲慢なせい。
離島の医療崩壊どころか大大大東京が40人ほどの重症者で右往左往するのは医療が怠慢なせい。
その怠慢は「他人がこちらに合わせればいい」という傲慢さに支えられている。

自分たちがラクしたいから他産業にしわ寄せしている。
あわよくばで色々えらそうに言う。でも知っておいてください。あくまで「あわよくば」なんです。政治家も医療も。
それを素直に受け取るのは愚かですよ。自分の頭で考えましょう。

でもコロナでみんな医療が抱えている腹黒さに気づいたから
今がチャンスです。

先日島でサイクリングしていたら
鼻輪をつけた牛がぼんやりと囲いの中からこちらを見ていました。

今の医療従事者そっくりだなと思いました。

あなた方は妊婦にマスクさせてまで自分の保身を図っているのだから
不自由は我慢しなさい。
口枷つけて注射の順番待ちしなさい。まるで家畜みたいだけど。

私は自由に動き回るわ。
毎月たいして使わない保険証にお金きちっと払ってる。
それ以上の協力はごめんこうむります。

というか
医療は一番重要な産業ではないということを
他の産業で働く人たちに支えられていると言うことを
今一度思い出させてあげましょう。

発達の世界では私がそれをやります。
医療の地位を下げます。
なぜなら医療がもっと引けば、治る子が増えるからね。

さて今日も仕事。
近所でお花も見ますかね。

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座波

浅見さん

学校ルール持ち込みのより重大な弊害は、実は「先生」側にこそあるということを思い知らされています。
先生である自分が正しい答えを授けている、反論はすべて間違った答え。特に数理モデルの先生は、この方程式に当てはめて出たのが正解という学校の勉強そのままのスタンスですから、出てきた数値を疑うという発想すらないということが明らかになりました。

「生徒」は授けていただいた正解、マニュアルやプロトコールを順守することで安定化を図ろうとする、緊急事態では最も役に立たないやり方にもかかわらず。

ただし。発達段階によっては正解が必要な期間もあるわけですから、やはり土台を整えて健全な疑問を持ち、自分で考えられるようにサポートすることこそ大人の役割になりますね。

ここは、過剰な自己安定策を必要とする段階のままの「先生」ばかりの国なのですね。逆説的には、だからこそ「先生」を目指すのかもしれません。

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浅見淳子

座波さん

結局「治そう」をめぐる一連の騒動も

「先生達」の言うことを忠実に守り「障害受容」するしか安定化が図れない人たち

・医療のくせに治せないとかおかしいんじゃないの

と当たり前の疑問を抱き、色々医療の外の試みを始めた我々の存在に怯えてぎゃーぎゃー言い始めた、ということがコロナ禍ではっきりしましたね。

逆に自分の頭で考えられる人間はうんとトクをするわけです。
それを若い世代に伝えていきたいですね。

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yasu

相手との関係が、「一対多」なのか、「多対一」なのかで、結論を出すロジックが異なるのはありますね。

会社組織でも、ある程度大きくなるとステークホルダーの数が多くなり、色々な人がいるので、意志決定には彼らが納得できる論拠を示すことが必要です。ビジネスの世界では「戦略」とかの軍事用語が溢れていますけど、あれはあらかじめきちんと考えてリスクを想定した上でやっているんですよということを、ステークホルダーに対して示す必要があるわけです。むしろそうしないと納得してもらえず、ゴーサインが出ません。ある程度大きな組織で働いたことがある方でしたら、(特に大きな予算が絡む)企画を通すのが如何に大変かというのはわかっていただけると思います。

生徒側から見ると先生は一人ですが、先生側から見ると生徒(保護者)側は多数、数理モデルの先生も相手は日本国民ですから、やはり多数ですね。そうなるとそこで使用される論拠は既存の知識をベースにしたもの、よりエビデンス寄りのものや今までよしとしていたものの延長線上であるものが要求されるので、まあこうなるのは当然かと思います。

端から見ていて役に立たない、どう考えても変だ、というのは間違ってはいませんけど、それを発信した当事者側から見ればベストな決断というのは、マニュアルだったり数理モデルだった、ということでしょう。彼らなりの最適解ということですね。

ある程度大きな組織で働いたことがある人であればわかってもらえると思いますが、自分の意にそぐわない指示や意志決定があったとき、個々人では「それは違う」と心の中でしっかり認識した上で、その指示や決断に沿って動きますね。こういうのを「大人の対応」と言いますが、その上で自分のやり方や考え方を認めてもらうように努力します。まあ許容範囲を超えていたら組織を離れるという自由はありますし、経済的理由等で組織に居続けるのであれば上手く折り合いを付ける必要はあります。学校の場合は、離れることは出来なくはないですがそれなりにデメリットもあるので、「折り合いを付ける」ようにするのが、まあ現実的ですかね。

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浅見淳子

yasuさん

おっしゃることわかります。
今回神奈川県の木っ端役人と色々やりとりしましたが、彼らは大変です。
相当自分を抑えて県の公式見解を伝えなければいけません。
しかもトップが選挙で送られてくるのです。四年経つとまた別の人が送られてきます。
かわいそうな稼業だと思いましたが、安定等と引き換えにするという決定を主体的にした現状でしょう。

私から見ると公務員は職業選択の自由も居住地の自由もない仕事です。
何かに打ち込んでいても辞令一枚で別の仕事に振られたりしますし、大きい自治体の場合には転居さえ伴います。
仕事相手も選べません。私みたいな変わり者から色々クレーム入ったりします。それでも返事しなくてはなりません。
そしてそういう「大人の事情」からなるべく遠ざかるようにしてきたのが私です。
そのために大組織の皆さんが享受しているものを早くから諦めたし、取らなければいけないリスクもありました。
それも私の主体的な決断です。

そして私のような人の場合
「彼らなりの最適解」を聞き入れる聞き入れない、従う従わないは自分で決めるのが当たり前だということです。

それと、世の中の人のたいていは私より素直に「大人の事情」を聞き入れるのでしょうが、それは自己保身でもあると思います。
私はそちら方面での保身はほぼしていませんが、存在を脅かされる状態ではありません。
保身を選ぶならそれもよし。選ばなくても命は取られないし結構楽しいよ、と伝えるために好き放題のことを書いています。

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座波

yasuさん

> 個々人では「それは違う」と心の中でしっかり認識した上で

ここが非常に大事なポイントだと僕も思います。それは〇×、正解不正解の先にあることですからね。

そして、「先生」も「それは違う」と思われていることを察知して対応できる必要があるとも思います。
豹変しうる君子たりえるにはまさにここができるかどうか、自分の安定を図るための反射や反応をコントロールできないままでは「生徒」が路頭に迷うことになります。さらに、正解とされるものが「先生」の反射や反応を正当化するための知的理解や知性化の産物であれば、もはや個人的な都合に付き合わされるだけの話となります。
サーバントリーダーシップが日本に根付きづらいのはこうした「先生」側の未発達・未熟さによるところが大きいのだなというのがコロナ過での気づきの1つです。

できるようになって初めてするかしないかの選択ができるようになりますので、組織の中で、違うなと思いながらもミッションに取り組み、期待される成果を上げる実力をつけることは、なにより自分と、自分が成長をサポートする部下や子どものためになると思います。
以前yasuさんがご指摘下さったことだと思いますが、自分の凸を活かして仕事をするにしても、組織では働けないからではなく組織で働こうと思えば働けるレベルになっていることは役に立ちますからね。

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浅見淳子

おはようございます。

昨日、本年初の海水浴旅行から戻りました。
そうしたらたにしさんから治った自慢が。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-18/#comment-6412

ご子息、すばらしいですね。
そして実は、皆勤賞という文字が頻繁に見られる春の花風社クラスタTLです。
藤家さんたちの世代が子どもの頃からひんぱんに体調を崩していたことを思うと
知見が広がると助かる人が増えるのがわかります。

そしてこの「花風社のおかげ」というお言葉。
これを言ってくださると私は当然うれしいです。
それは承認欲求とか、生やさしいことではありません。
誰かに喜ばれないと生き残れないのが民間人なのです。
逆に医療従事者たちが自分たちの習ったガイドラインに沿っていない営みで治った治ったと喜んでいる人々を見て「トンデモ」とかこきおろせるのは彼らが保険証なんかほぼ使わない人たちからも金を巻き上げて平然としているからです。しかも社会知がないからそれに無自覚だったりする。

我々民間人はそれでは生き残れない。
でもだからこそ面白い。
都を提訴したグローバルダイニングの社長のこの言葉が染みました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/75cc59b626f31f70f50b13dec6527bd7d51525bc

「外食産業というのは、お客様を喜ばせれば売上が上がるし、失敗すればお客様が離れて潰れてしまう、辛く、難しい、大変な業界だ。だからこそ政治とつるむ必要がないし、僕はそれが好きだ。」
これが民間人。

同じく民間で教育に当たっているひろあさん。
栗本さんの口の発達講座の後日配信をごらんになってブログを書いてくださいました。
目の付け所に現場感覚が満載です。

https://ameblo.jp/hiroahattatsu/entry-12664391722.html

それでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

こんにちは。

昨日のメッセージに対して智ママさんからコメントいただき、その中の「支援者からの支配」という言葉が心に残りました。

支援者からの支配を脱するために必要なのは知識。
とくに凡医療はガイドラインに囚われて新しいことできませんから、人体に関する知識は自分で取り入れないといけません。
というか取り入れると実りがありますね。

写真の本、番組は見ましたが、本の方は長年の積読の末に読んだのですが、有益でした。
先日の栗本さんの思春期講座の振り返りとフォローアップにもなりましたし、恐怖麻痺とか胎児期愛着障害とかもホルモンで説明されていて、ガイドラインと利権を守るのが精一杯の凡医療が持ち得ない視点がありました。

ではでは。

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座波

浅見さん

命の動きは神経の機能に限られない、むしろ神経はあとづけであって、大きい顔をさせ過ぎていることが問題ですよね。細胞は隣り合っていてすべてつながっていますから。

仕事をしている大人の場合、神経自体は機能している方の方が多いですから。支援の優先順位は神経以前にあると考え実践しています。弛められるだけで改善する人がほとんどです。

厄介なのはやはり安定化を図ろうとするアタマとアタマの無駄遣いによる燃費の悪さ、それらの悪循環ですね。

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浅見淳子

座波さん

さすがです。
細胞は賢いですね。

「アタマの無駄遣い」
自分もやってしまう事ありますが
だからこそ発達凸凹と言われる人たちのアタマの無駄遣いの多さがもったいないなーと思います。

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浅見淳子

おはようございます

私がたびたび使う「ギョーカイ」という言葉を改めて定義しておこうと思いました。
ぽつぽつiPhoneに打ち込みました。
まだメモ書きですがそのうち文章にします。
まずメモ書きを公開します。

********

ギョーカイとは

システムである。
行政、医療、教育、福祉
起案者とその手下

すなわち現場

なんのシステム?

トリアージのシステム

他人の子の人生を「どの辺りにいるか」相対評価してテキトーな場所に当てはめるシステム

ギョーカイが言いつけた場所にいてくれる親子はありがたい

そのための美辞麗句

障害受容
自立支援
特別支援

その実態を知ると「ふざけるな」である。

まず金の流れ

公金
だが大切には使われていない

福祉の謳う自立とは、公金を使った他者依存

By 廣木道心

世の中的な利益とは逆

よりたくさんの人が
より重い障害に
より長い間留まると儲かる人たち

ギョーカイのもう一つの定義かもしれない。

基本的に弱っている人が相手

元気のある人にとって役に立つ情報は持ってこない

実は根拠がない決まり事をオウム返ししてるだけ

生まれつきのー
生涯にわたる支援

そうではないのでは?

とは考えない。

なぜか?

医療者はラクしたがる。

仕事が少ない方がいい
コロナでわかった
まさか2%以下しか病床を割いていないとは
まさか国民が真っ赤な顔をして夏のマスクに耐えていた時病床数を減らしていたとは

自分がラクをするためなら他産業に皺寄せする
それを医療従事者は自然にやるとわかった

お子さんの人生の道のりをその人たちに舵取りさせますか?

治さないのがガイドライン
生涯抱え込むのがガイドライン
治ってしまう子もいるんだけど
自分たち仕事の簡略化のために治らないことにしている

そこから仕事を流してもらう福祉
福祉に送ることしか考えていない教育

そこにお子さんを委ねますか?

そういう事情を知らなかったので治ってほしいと思ってやってきた
最初の四つの点だけでも
治るようになった
匿名の自称医療者からの攻撃
実名ではしてこない。
治ってほしくないのか?
保険証使わない人間からも毎月金とっとといて?

エビデンスガー
医療が無力な分野で個々人が必死に見出した養生を彼らはそうバカにする
だが彼らはいざとなるとまるでエビデンスを示さない
自分たちの仕事を簡略化するための緊急事態宣言
なんとなく飲食店のせい
なんとなくGoToのせい
なんとなくユニバーサルマスク
結局は周期
外しっぱなしの予言
絶対に謝らない撤回しない

「発達障害は一生治らない」
それも彼らの「当たらない予言」に過ぎないかもよ?
彼らは謝らない。
撤回しない。
反省しない。

なぜそういう予言をするか?

「治さない」のが誰かのメリットになっている

お子さんではない
断じてお子さんではない

お子さん以外の誰かのために
お子さんを「生涯にわたる支援」が必要な存在に貶める
そして搾取し尽くす
自由な人生を阻む

それが「ギョーカイ」というシステム

返信する
智ママ

浅見社長

昨日、息子と桜を見に行った際に、たまたま昔に通っていた療育園の近くを通りかかったので、昔にお世話になった先生に挨拶だけしてきました。
(息子が懐かしがって挨拶しに行きました)

「すっかり、普通の子やねー」とのコメントが有り、以前と比べると、息子に対して、かなり興味が薄らいでいるような印象を受ける対応でした。
卒園式前でお忙しかったのかもしれません。

発達の重さに応じて興味を抱く特性が、先生方にあるのかな?と思いながら療育園をあとにしたことでした。

ギョーカイには、発達の重さに萌えるという不思議な感覚があるのですね。
たまたま昨日、目の当たりにして、違和感を覚えたことでした。

返信する
浅見淳子

そうなのですよね。
以前の智くんに萌えてた人はつまらないでしょうね。
不思議です。
器質的障害を持ったお子さんの親御さんにとって智くんは希望の星であるはずなのに。
この支援者と保護者の距離がねえー。

返信する
智ママ

情報量の調整で圧倒的に優位に立てる支援者が、それではいけないのではないか?と思いますけれども。
検索して探したり、試せるものは何でも試すくらいの積極性があるお母さんにとっては、支援者からの支配は効きにくいようです。
お子さんの可能性がもったいないです。

返信する
浅見淳子

おはようございます

土曜日、東では栗本さんの講座がオンラインで行われていましたが西の佐賀では藤家さんのリアル講演が。

投薬の前にできること、などについて話されたようです。

ねこ母さんがブログを書いてくださっています。

https://blog.goo.ne.jp/annon-okiraku/e/65d78957bd0ae1d570609da75a28a9ae?fbclid=IwAR1mbdnr5sFrImtBxBZRnxACf3TB-1_DaM8aUtSDuTXxQ05uM5a70KcmxLw

津田さんも大阪から駆けつけて学びの多い時間を持たれたようです。

https://www.karadamental-brog.com/entry/2021/03/21/152156?amp=1&__twitter_impression=true

ギョーカイのアリバイ講演はオンラインでも数が絞られていますが、もともと不要なんだからこういう時代は特に要らない。
かえって集約化されるのではないかしら。
オンラインが当たり前になるとアリバイ的に各地でやってた啓発講演は不要になります。たまにオンラインでやってそれを全国で見ればよくなります。
それに比べて花風社クラスタ、同日にリアルとオンラインで東西で、しかもそれぞれ別のテーマでやっているのですから、大活躍と言えるでしょう。
そして栗本さんの方は栗本さん主催。藤家さんの本は別事業所からの依頼。形態も様々です。
それだけ「治そう」は需要が高い証。

そしてみかとさんから治った自慢。
おめでとうございます。
ご本人が明確に「治った時期」を自覚しているのが素晴らしい。
治ったことは、ご本人にとってもそれだけ喜ばしいことだったのでしょう。
親が勝手に治そうとしててお子さんを虐待している、みたいに邪推する不安の強い人々にはみえない現状ですが
治ることが誰のメリットかというと、当然ですがご本人のメリットです。一番喜んでいるのは治ったご本人です。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-18/#comment-6393

さてなんとか宣言の無意味な延長も終わりますね。
SNSとかで意見をいうのはやらないよりマシですが無力。そして各機関に意見を送るのもそうかもしれません。
でも私はせっせと送っていました。
内閣府にはほぼ毎日送ったな。神奈川県にも時々。

こちらの意見は「医療を守るためなら自粛はごめん。他の産業も大事。こんなに仕事せず他産業を潰して恥じない医師会率いる医療ならもう健康保険を納めたくないし国民皆保険をやめてもらいたい」というもの。

今後も波は来るんでしょうけど「医療を守るため」の自粛はしません。医療は傲慢すぎる。私はほとんど使わない保険証に毎月お金払ってる。そして自分は体調崩さないために色々やっている。それができる精一杯の協力。それ以上の協力はしない。

という感じ。
そして健康保険料はもちろん納め続けましたよ。
納めるからこそ文句言えるしね。

ではでは皆様
楽しい一週間を。

返信する
浅見淳子

おはようございます。

昨日は栗本さんの講座が一時からだったので、午前中出かけました。アウトドア派の天国である川沿いではマラソン大会が開かれていました。各年代の野球やサッカーの練習が行われ、レッドアサミ号はえっちらおっちら走るサンデーランナーたちを抜いていき、ロードバイカーは私のレッドアサミ号をどんどん抜いていき、テニスをしている家族や、まだ0.1分咲きの桜を愛でながら複数家族でBBQしている人たちもいました。今BBQしている人たちが花が満開になったら宴会を控えるとは思えません。久々にマスクしていない素顔の皆さんを千人くらい見られました。さすが「打つ手なし」と凡医集団をとっちめた首都圏民です。うさぎ追う山がなくとも小鮒つる川がなくともここは私のふるさとです。首都圏万歳!

帰って栗本さんの講座。15名ほどの皆様が参加していらっしゃいました。私はお昼をいただきながらでしたので、画面オフで失礼いたしました。

思春期、は大事なテーマですので、後日配信があるかどうかお問い合わせも多かったようですが、あんじん主催の講座は少人数でインタラクティブなやりとりが発生しますから、個人情報保護のためにも配信は難しいと思います。ですので思春期にご興味のある方のために、一度花風社主催で配信ありで栗本さん思春期講座を行いますね。

私が昨日栗本さんに期待していたのは、黄色本で「自閉症」という捉え方ではなく「内臓や関節にも課題を抱えている人」という捉え方をしたことにより一気に突破口が開け治る人が増えたように、思春期の身体にどういうことが起きそれがどういう行動変化につながって周囲を悩ませるのかを教えてくれるかなと思ったからです。

早めに治る人、支援から抜ける人にギョーカイは呪いをかけます。「思春期になったら崩れる」と。でも思春期に荒れるのは自閉っ子に限りません。皆さんご自分の思春期を思い出してみてください。

だから思春期に何が起こり、それにどう対応すればいいのか予め知っておけば、ギョーカイの脅しに揺さぶられずにすみます。

そしてそれは期待以上でした。一人一人の具体的なお悩みに答えながら思春期の変化と取るべき対応について教えてくれました。

それを見て私は、小さなお子さんたちをお持ちの親御さんたちを思い出しました。どっとこむでのご報告やSNSでの写真。ほっこりします。

でもね、覚悟しておいてください(なさっているでしょうけど)。親子で名もなき遊びに興じられる期間は長くないのです。やがてお子さんたちの中に独立心が芽生えてくる。それが正常発達ですから。

逆に言うとやはり6歳までに治すのは有利です。親子が年齢に応じた距離を取れるようになるから。

今の時間は今しかない。
名もなき遊びに親子で興じられる期間は存外短い。
その貴重な時期に凡医がラクをするために勝手にほざいている「ステイホーム」とかしていられますかね?

花風社の思春期講座は4月25日午前の予定です。
後日配信設けます。
そして同日午後、創立25周年記念無料読書会「知的障害は治りますか?」をやります。
記念読書会はこれで最後ですが、今後も時々開こうと思います。

そして、とんさんから治った自慢が!

学校の予想を上回る発達。
そして療育手帳返上。
この短い書き込みの中に
どれだけの親子の時間、取り組みがこめられているかと思うと
朝から泣けます。
自由に、自分の人生をつかみとっていかれるよう、心からお祈りいたします。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-18/#comment-6387

ではでは皆様
お天気の悪いところが多いようですが楽しい日曜日を。

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浅見淳子

おはようございます。

今日は栗本さんの講座出ます。ぎりぎりまで日程がわからなかったんですけど、昨日「あ、出られそう」と思って自転車で通りかかった銀行で振り込み。栗本さんに招待状ください、って言おうとしたらFBに「定員いっぱい」のお知らせが。でもまあ送ってもらいました。後でお会いできる皆様お会いしましょう。思春期は大事なテーマです。とくに治った子を引き留める作戦に使うからね、ギョーカイが思春期の脅しを。おそらくその脅しに屈しない知識を栗本さんは授けてくれると思います。

さて、智くんが相変わらず快進撃です。
すごいなあ。
こうやって治る子は医療を逆に育てるんだな(医療にそれだけの懐の深さがある場合・ない場合も多そうだけど)。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-17/#comment-6378

それと、昨日は夫の帰宅を待ちながら(ノーアルコールで)「自閉っ子におけるモンダイな想像力 その3・完」のブログをいったん更新しました。Twitterにあげようと思ったところで夫帰宅。からの「明鏡止水」視聴。廣木さんいっぱい出ましたね~。ぜひレギュラー番組化して廣木さんが出るといいなあ。

そして今朝起きて、ノーアルコールといえど夜書いたブログには大幅に手を入れたくなり、書き直してアップしました。これで完結編です。

https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/089d76810010d63435e8e8c150ec1181

創立25周年記念無料読書会はあと一回やります。4月25日午後、題材は「知的障害は治りますか?」です。ご興味のある方はお楽しみに。

ではでは皆様
楽しい週末を!

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浅見淳子

おはようございます。

ソメイヨシノはまだつぼみですが(うちの近辺)街は色々なお花が咲いていい匂いですよマスク民の皆さん。

さて、花風社周辺でもたくさんのサクラサク情報が。Twitterでは卒園に加え合格発表がたくさん。花風社クラスタ毎年恒例春のお祝いラッシュです。

ここで思い出してみましょう。身体アプローチの目的とは? そう。「やりたいことができる」身体づくりです。自分の進路をつかみ取った皆さんはまさにその成果を具現している。

一方でそのときに第一志望ではなくても、後から考えると「ご縁があったんだなあ」と思うことに突き当たるのも受験ではあります。でもまずは第一志望を叶えるのはおめでたい。これが毎年毎年続くのが花風社クラスタです。

そして覚えておいてほしいのです。ギョーカイに身を委ねていたら第一志望どころか、とにかく挑戦を否定される。
「ニジショウガイガー」ってやつです。

Kindleオリジナルの『発達障害者支援法は誰を救ったか?』にも書きましたが、二次障害はギョーカイジャパンの最大の発明品です。これをちらつかせて保護者を去勢することにより、ギョーカイジャパンは「治す気はないけど専門家として君臨する」体制をまんまと作り上げました。

なぜ「ギョーカイジャパン」と「ジャパン」をつけたかというと、発達障害支援・研究においては先を行く国では二次障害など取り沙汰されていないからです。二次障害をちらつかせては当事者保護者に消化試合のような生を送らせるのはグローバルなやり方ではなく、日本のギョーカイ独特の当事者保護者支配構造なのです。

それは新コロにおいても、もっと厳しい状況の他の国々でも逼迫していない医療について医療ジャパンがやたら逼迫逼迫主張して利権をむさぼるのと似た構図かもしれませんね。

皆さん色々手続き等でお忙しいと思いますが、合格等はぜひ治った自慢にも記録しにきてくださいね。Twitterは140字だし流れていくのでぜひここにも書き込みをお願いいたします。

治った自慢にはyasuさん登場。お子さんが通級も外れたとか。それだけ発達が著しかったということ。おめでとうございます!

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-17/#comment-6369

そしてふうりんさんのおうちはサクラサク。凡医を凡医と見限るのが早く、お子さんの資質を活かしてこのたびの慶事となりました。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-17/#comment-6375

そして私は昨日、『自閉っ子におけるモンダイな想像力』の読書会フォローアップとなる記事その2を更新しました。

https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/cf5ddfeafb60364d5ba497c60faecbcb

私が「発達障害治った方がいいな」と最初に思わせたのはニキさん、藤家さんの不便さです。でもその当のニキさんが治らないことを選んで計算高い理由で身体アプローチをやらないことを選んでも私は怒りもしなかったし悲しみもしなかった。ニキさんの人生はニキさんが決めればいいと心底思っているから。

だからどっかの見知らぬアンチみたいな人たちが治らないことを選んでもそれを怒ったり叱ったりするはずがないのです。彼らの人生は彼らが決めればいい。

また私は医療や福祉の仕組みが大嫌いで悪口言いますが、花風社の愛読者が必要に応じて医療や福祉を使っていたって裏切りなんて思うはずがありません。それぞれの事情がありそれぞれの自由があるからです。

なのに勝手に「治さないと、と押しつけられている」「医療や福祉を禁じられている」と感じる人がいたとすると、卑屈なせいかと思っていましたがどうやらそれだけではなく、コロナを経て「ああ、医療や医療に近い人たち(患者経験が多いとか)はパターナリズムが自然に身についていて、誰かが声高で主張しているとそれだけで侵襲的に感じるのだろうな」と思うに至りました。

ただの誤学習なんですけどね。

忘れないでいましょう。
特別支援教育が熱狂的に始まった中、知的障害のない人が高等支援→特例子会社のエリートコース()を勧められ、15歳で大学進学の可能性を断たれたことを。

読字障害書字障害など部分的な凹があるだけで(ニジショウガイガーを唱えられ)障害者としての生をしたり顔の支援者から勧められたことを。

そもそも挑戦にさえ眉をひそめられたことを。

それがギョーカイジャパンです。
だからこそ
毎春毎春花風社クラスタのお祝いシーズンはひときわめでたいのですよ。

ではでは皆様
楽しい一日を。
お時間のある方は治った自慢お待ちしています!

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ねてまて

金額の多寡は影響ないと、現場の方は言われそうですが、医療にも経営者(院長とか会計部門)はある訳で、方針を決める人と、患者さんを診る現場が遠いのも、今回の感染症騒動かもと。

こどもの自費の予防接種(インフル等)は、親があそこ安いよ空いてるよと話題になりますが、完全無料だと予算の話ですから。

公費の弱点はチェックする目が届きにくくなることかと思います。だから生保や精神の非人道的な扱いがなくならないのだと想像します。

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浅見淳子

ねてまてさん

なるほどです。つまり「安かろう悪かろう」なんですかね。「安かろう」って言ったって医療はちゃんと報酬取っているんですが。一般人に対して「自己負担少ないから我慢しろ」ということでしたら基本的に無料のワクチン接種はどうなるんだろ。ちなみに医療は注射代ふっかけて報酬政府の言い値の二倍にしたようですね。それでも打たれる方は自己負担0ですからひどい態度取るかも知れません。

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浅見淳子

こんばんは。

一つ皆さんに質問があります。
精神病院等での拘束等の非人道的な患者の扱いは、この国では必要悪のように言われています。ここでもヨヨ子さんが色々体験を書いてくださったりしていますね。
でもよその先進国はああいうのあまりやらないらしい。

ということは日本の医療は(あるいは精神医療は)諸外国の(先進国の)水準から見て非人道的な部類に入るということですか?

これは精神科に限った話ではありませんが、コロナが始まって以来、医療従事者の非人道的なやり方が目に余りますが(自分たちがコロナやりたくないから他産業を潰すような措置を求めて恥じない。妊婦にマスク出産を強制する等)

もしかして日本の医療従事者たちは「とりわけ」非人道的なのでしょうか?
よその国の医療はもう少し人間の取り扱いがマシなのでしょうか?
今よその国でも妊婦さんたちはマスク出産を強いられているのでしょうか?
我々はもしかして、国民皆保険がありながら、「医療修羅の国」に暮らしているのでしょうか。

知っている方がいたら教えてください。

この医療の非人道性の中に、発達医療も組み込まれているのではないか? というのが私の実感なのです。

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ねてまて

感覚的な捉え方ですみません。
公費に関わる点が多いほど、非人間的になる面がでてくる気がします。措置入院のある精神医療、今回の感染症分類。
妊婦は自費なので関係なさそうですが、手当が保険からでますし、都がコ〇ナ病棟のために臨月の妊婦まで転院させようとしたり。
選べない事=非人間的かもしれません。

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シア

医療は他所の国でも非人道的ではないでしょうかね?

気になるのはわが国がどうとか外国がどうとか…コロナは外国の方が被害が大きいので厳しい処置は外国の方がとっているはずです。

外国では(どこの地域を指すかにもよりますが)コロナで著しい行動や権利の制限が行われていてそれは現在欧米で顕著だと言うことです。

先進国かどうかということと人権がどうこうということとあまり関係がないはずです。

兼ね合いで考えても人道的…と社会全体をどう守るかで言えば人権を制限している国家の方が今はうまくやっていける状況です。(国家社会の単位でのお話です)

Nipponのこの水準でがたがた言いなさんなと言うのは外国の人も言いますよきっと。

ただ国際的には海外渡航もリスクとなるので地球規模でかかわる問題であるので軽い問題ではないでしょう。

非人道的と言う物事のフレームの話ですが非人道的と言う言葉の重みから言えば人権がないか・制限されると言うことでしょうかね。

社長が医療に耐性がないのも理解できますが社長はどっしりしている方だと思ってましたが。

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浅見淳子

シアさん

より状況が厳しい欧米で制限が功を奏しているかどうかはともかく、制限が実態に見合うものだったらまだ納得できますが、たとえへぼへぼの制限でさえ、日本の実態に必要だとは思えません。また世界に冠たる日本の医療がより厳しい状況の欧米よりずっとぶーたれているのも謎です。もしかして無能? と思っても当たり前ではないでしょうか。一つわかったのは「みんな我慢しているから仕方ない」と納得してしまう患者さんズが医者をつけあがらせてきたっていうことですかね。それと同じ態度を普段医者と無縁な一般人に取るから一般人は違和感を表明しまくっているのです含私。

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浅見淳子

おはようございます。

まず最初に業務連絡です。3月14日に行われました栗本啓司さんの「口の発達を考えよう」講座後日配信、今朝時点でお振り込み確認できた方には全員にURL、レジュメ、パスワードをお送りしたつもりです。お確かめの上来ていない場合には花風社までご連絡ください。4月7日まで視聴可能です。これからお申込の方はzoom☆kafusha.com(☆をアットマークに変えてください)にメールをお願いいたします。

昨日ブログ更新しました。同じく3月14日に行われました『自閉っ子におけるモンダイな想像力』読書会の備忘録その1です。なぜ今この本を取りあげたかったのか。それは一年コロナ禍を経験したことと、もしかして想像力の障害の治し方もわかってきたかも、と思ったからです。

https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/77b3aa92cb08ac4d626745c657c51cb8

そしてなんといっても昨日はアルパカ家のニュースがうれしい。診断がついて、でも「6歳までに治る」が可能になったアルパカ世代のまさに旗手。診断に使った凡医の元を堂々と卒業です。しかもきちんと凡医に「発達に医療ができることは少ない」と認めさせているのがあっぱれです。発達に関しては医療をどんどん卒業する人が増えるといいですね。「なんかのときのために」って言ったって、その「なんか」が来なければいいだけの話ですから。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-17/#comment-6351

先日もちょっと触れましたが、花風社ビギナーの皆さん、改めて自分がやっていることを振り返りたい皆さんには、栗本さんの初心者向け講座がオススメです。今度は思春期についての特別講座をやるみたいです。私思春期はとても大事なテーマです。「二次障害はなぜ思春期に多いのか」等、身体から説明してくれるみたいです。ご興味のある方はご参加ください。(私も出られたら出ようと思うのですが、ちょっと立て込んでおり直前までわかりません。)

http://blog.livedoor.jp/daruma_anjin/archives/51929513.html

その他てらっこ塾大久保さんのラジオ、ブログも相変わらず冴えています。ご興味のある方は見に行ってくださいね。

ではでは皆様
楽しい一日を。

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