「発達障害は一生治らない」と決めつけず、試行錯誤する仲間の交流サイトです。ご自由にご活用ください!

雑談のお部屋

なんでも雑談コーナーです。
発達障害に関係あってもなくても可。
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2,990 COMMENTS

シア

診断なんてない方が当事者は幸せだ。
理解や啓発活動なんてなかった方がマシだった。
「そういう変な奴もいるよね」と言う考えは二十年前にもありましたが「だからと言って治らない」と言うことではなかった。
だから本人ももっとまともになろうとしたし周囲の人もより良い人間になってもらおうと思って働きかけていた。

そんな風に述懐します。

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シア

二次障害と言うのは適応障害によるうつ病などを指すようです。
しかしうつ病って健常者だった人でも多くなりますよ…過酷な職場では多い。
そしてうつ病も治療できるし中には治りにくい人もいますが…そういう人も時間をかけてよくなっています。
何より思うのは日本は社会保障が充実しているので「二次障害」を起こしたとしてセフティネットがありますから多少難があるくらいではできればチャレンジした方がいいに決まっている。
また二次障害になってもそれを治療して再チャレンジできるわけですから「最初から福祉ルート」と言うのは良策ではないなと思ってます。
採用で絶対断られる確率が高い特別支援学校より底辺普通校の方がいいと思います。
社会に出ていろいろやれない…というのはできれば避けたいです。
作業所や福祉施設・コロニー東京も経験しましたけど職業訓練をしつつ工賃をもらうようなところですからいつまでも学校に留められるようなものでした。

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浅見淳子

本日のメッセージを書いたあとでツイッターを見て、マスク警察について思い出したことを書いておきます。

他のSNSでの話ですが、養護学校卒業後、企業就労していらっしゃるお子さんが、職場等でのマスク指導をりちぎに受け、その結果として路上でマスク警察してしまうようです。

自閉の脳みそからは当然の帰結だと思います。

そして支援者と保護者は、マスク警察はしない方がいいということで、そちらの方向に指導の工夫をしているとのこと。街中でマスクしていない人を見てもスルーできるように工夫を重ねているとのことです。

これは色々な意味で正しい方向だと思います。

他人の自由を尊重しなければいけないというのは当たり前ですが、マスク警察はしない方がトラブルに巻き込まれる可能性も少ないわけで。

知的障害がある方は言動で自分を守ることに限度がありますので、スルーが正しかったりするけど、そこで職場等で着用をきつく言われていればいるほどりちぎさが発揮されてしまうわけで。

今後マスク文化は2019年以前よりは残ると思うのですが、どこまで残るのでしょうか。

医療機関には相当残るとしても、たとえば飲食業とかどうなるんでしょうね。

流通関係とかも本当は不要だと思うのですが、コロナ脳の人につきあっていたら一生しそうですよね。定年までマスク。

それにより自閉の方の就労先でも色々マスク対応が分かれてくると思います。

今後は「マスク警察をしない」というSSTも必要になってくるかもしれませんね。

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yasu

あなたはどうする新型コロナワクチン、緊急シンポジウム in 埼玉に参加しました。

https://koewoageyo-sympo20220410.peatix.com/?lang=ja

大ホールで1000人くらい収容できる施設でしたが、800人程度の入りだった模様。オンライン配信も提供されていたので聴講者はもっと多かったことでしょう。マスクの着用は2割程度くらいで、ワクチンに対する態度とマスクに対する態度はほぼ正相関していると思われますね。面白いのが隣がコロナワクチンの接種会場になっていました(笑)

講演3題、副反応経験者生の声のコーナー、パネルディスカッションの3本立てで、13:00から17:00過ぎまでと結構盛り上がりました。

内容は、賛否両論を取り上げて双方の意見を聞く、といったものではなく、それはもう演者のメンツを見れば明らかですね。むしろ「新型コロナワクチンを打たないことを再決意する会」、「打とうと思う気持ちを消し去る会」というべきものでした(これが悪い、という意味ではありません)。と同時に賛否両論を取り上げる討論会のようなものは絶対に成り立たないだろうなとも思いました。もし賛成側でそれなりのメンバーが集まったら、フロアから野次が飛んで収拾つかなくなるし、ボディガードだって必要かもしれません。

ボーナスポイントとして、甲野善紀先生のお姿をリアルで見ることができました(笑)。一聴講者として参加されていましたがシンポジウムの最後に登壇して一言コメントされていましたね。なんとなく「上弦の壱」のようなイメージを持っていたのですが全くそんなことはなくて、なるほど名人の気配というのはこういうのかと勝手に感心した次第です。
講演の方は内容的にだいたい知っていたものなので新しい発見は多くありませんでしたが、弁護士の倉持氏の話は面白かったです。「要請」の場合は裁判で争えないんですね。また飛行機でのマスク着用拒否による搭乗拒否は、契約自由の原則に則って処理される(イヤなら乗るなよ)というのもへぇと思いました。日常で自分で常識だとと考えていることが、法的措置としてはそうはならないというのは頭に入れておくべきですね。

国策としてこれが進められている現状では、いくら声を上げてもコントロールするのは難しいので、一人一人がきちんと情報を集めて自分の頭で考えることしかない、というのが総括でした。甲野先生が、「面子が最優先で、有効性よりも面子が優先、子供の将来がかかっていても面子が優先」のようなことを仰っていましたが、まぁ悲しいかなそのようなところは私も感じております。

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浅見淳子

yasuさん

詳細なレポート、ありがとうございます。越谷ですよね。うちからだと旅になってしまうので、ちょっと遠いなあと逡巡しておりました。フルメンバーに惹かれたのですが。

倉持弁護士は実は相互フォローいただいており、YouTubeなど拝見していますが、いつも切り口が勉強になります。応援しています。飛行機についてはそういう解釈ですね。ということは毎回の私をなだめるような某フラッグの対応は、やはりよく乗っている人だからかもしれません。今度四か月ぶりに飛行機に乗ることになりました。またできるだけさぼるつもりですが、どういう手を使うか考えています。名もなき遊びです(笑)。

近くに回ってきたら出たいイベントだなあと思っているのですが、そういうときのマスク率とかどうなんだろうと考えていました。コロナで疎遠になった人もいれば、新しく知り合った人たちもいます。新しく知り合った人たちはだいたい素顔で会うし、これまでの知人も私と会うと忖度ノーマスク(あるいは便乗ノーマスク)してくれますが各自の自由なのですよね・・・。

逆に花風社は、参加者にマスクマストのイベントはやりたくないので、会場が許せばまたリアルイベントを復活させたいです。yasuさんともまたお会いできると嬉しいです。

コロナ禍で遠くなった人とは、ワクチンやマスクに関して意見が合わないケースもありますが、顔が見えなくなってコミュニケーションがうまくいかなくなったケースもあると思います。

いずれにせよ、0発組が優勝だったという事実は日々固まりつつあります。あとは三発打ってしまった人たちがどこで思いとどまるかですね。打てば打つほど終息が遠くなることがはっきりした以上、それによって我々も影響を受けますので。

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yasu

浅見さん、コメントありがとうございます。

まるでドリンク剤のネーミングのようなオミクロンEXが登場して、我が国はますますカオスになりそうな気配も感じますけど、リアルイベントは是非出席したいですね。

私の周辺ではコロ枠やマスクで人間関係が変わった例は無いのですが、シンポの参加者(倉田氏だったっけな?)がマスクやコロ枠の意見の食い違いで家庭が壊れるなんて本当にバカらしいからそんなことにならないようにみたいな発言をされていて、それはその通りだなと思いました。

ただ、主催側の挨拶にはちょっと・・・と感じることもありました。虐げられている、もっと理解されるべきだ、正しいことを言っているのだから理解されて当然だといった、アレに近い匂いを感じてしまいました。マスコミに声をかけても無視されるし、ワクチン後遺症の映画も普通の映画館では上映を断られるしという生々しい話もあったんですが、「コロ枠、マスクは悪」という主張を出してくる人(団体)に対してお断りする自由はあるわけなんで、そこら辺の理解が至っていないのが垣間見えたのは残念でしたね。

最近、NHKでは主要ニュースのリストの中にコロナのこと入れていませんが、フェードアウトの準備をしているのかと思って注目しています。今、ちょうどウクライナで盛り上がっているのでどさくさに紛れてうやむやにするつもりなのかな、と。でも国民をここまで煽ってしまって国策として実行されてしまっている以上、なかなか止まらないんだろうなとも思っています。

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浅見淳子

yasuさん

主催者の挨拶はアレですか。わかる気がします。
どうせ少数派という開き直りがないんですね。
マスコミの反応とかどうでもいいのに。

発達という小さな世界ではありますが堂々と戦ってきた我々を見習ってほしいですね。
私としては「お客がマスクしないで許してくれる会場があるのなら借りたい」ので注目しています。1000人の箱は重いですが。

もともとくらたま氏はアレだし(だからだめんずうぉーかーなのだし)、盟友中川淳一郎氏にしてもスーパーの放送くらいでマスクしちゃうみたいなので、いい人なのかなと思います(褒めてません)。
夫は宮沢先生の実績をコロナ前から知っていたようですが、立派な実績にもかかわらずメンタル弱い(笑)という共通認識の我が家。それでも本が売れたらちょっとは強気に発言するようになったので、せめてもの応援で紙とkindleと両方買っています(笑)。

医療はワクチン三回目と第七派を望んでいると思います。
政府は医療の顔といい加減頭にきつつある一般国民の顔を見なければいけませんね。
どのように終息するのか、十全な呼吸をしながら見守ろうと思います。

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yasu

浅見さん

確かに、BA2.1やXEの登場でコロナ禍継続キャンペーン開始って感じですね(^^;

そもそもあのシンポは、「ワクチンが危険であることを再認識するための会」でした。接種後にガンにかかりやすくなるとかガンが再発したという話もあり、それは事実なんでしょうけど因果関係の検証は省略でした。話のレベル的には「つべこべ言わずに打つ」のと正直言って変わらない印象でした。きちんとた検証はやろうと思えばできるんでしょうが、既にワクチン接種開始から1年超が過ぎて医療従事者を含む国民の大半が接種終了している状況では客観的な分析はやりにくいでしょうね。将来にわたり有害なのかを敢えて検証に踏み切る接種者は多くないように思います。今後、疾病や死亡統計ではっきりと影響が現れてきて、動かぬ証拠となってしまって決着するというのが最悪のシナリオで、2,3回接種程度ではあまり影響出ないというのが最善シナリオでしょうかね。

ここら辺は支援のインフラができて支援者も多数存在するアレの世界と同じで、業界を維持するという動機も結構強いんでしょうね。

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たにし

新所属では、日替わりで朝礼のスピーチが回ってきます。
昨日は僕の番。
こんな感じで話しました。

(軽く家族の紹介をした後)
下の息子には発達障害があります。
症状が出てから数年は正直大変でした。
でもそれは過去の話です。
今はと言いますと、日常生活に全く問題ないほど成長していますし、読み書きも計算もできるようになりました。
毎日学校に元気に通っていて、ほぼ無遅刻・無欠席の皆勤賞状態です。

息子の症状が出た10年前、発達障害は一生治らない脳の機能障害と言われていました。
しかし息子は、日に日に発達しています。沢山あった困り事も治りました。そういった例は身近にも沢山あります。

近年の知見の進化のおかげだと思っています。

4月2日は、国連が定める世界自閉症啓発デー。4月8日までは、発達障害啓発週間です。

「啓発」と言えば、発達障害は一生治らないから、社会が理解して支援しようという考えが主流かと思います。
理解も支援も本当にありがたいことですが、僕は別の方向性での「啓発」を考えています。

今や既に社会には発達障害は認知されていますし、支援の体制も整っています。
社会福祉制度を支えてくださっているのは、皆様、納税者の方々です。心から感謝しています。

社会に支えていただいている子の親として、社会への恩返しのために、発達障害に悩んでいる方の相談に乗ったり、事業所のみなさんに私の経験をお話する活動を、ささやかながらさせていただいています。

社会は既に理解も支援もしてくれていますし、発達障害は一生治らないものではない、そのことを私は啓発していきたいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・

スピーチ後、隣で聞いていた所属長が「すばらしい。。。」と呟かれました。

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はじめまして。
娘のことで調べている内に、こちらにたどり着きました。
ご相談させてください。

7歳の女の子、小さな時から音に敏感なタイプで、とにかく母親にべったりでした。
家の中の写真は笑顔が多いですが、外の写真は不安げな表情。
また、過去も現在もですが、同年代の友達に苦手意識があります。
学校のよく知った友達は大丈夫ですが、知らない子供が苦手です。
今もなお、ドライヤーが苦手、外出先のトイレの流水音が苦手。
新しい環境が苦手です。

学校は毎日通います。
学校での友達関係も親から見ると拙いと感じます。
一人っ子で内にこもりがちな性格の為、経験値が少ないように思います。
下校班の友達と時々遊ぶようになりましたが、公園以外はいつも家。場所提供のために利用されて感じも否めません。
自分から誘えないので、すべてが受け身です。
その割に言い方がきつかったりするので、親としては冷や冷やします。
「優しく話すんだよ」と言っても、自分の言い方を分かってないのか、改善しません。

下校後はテレビ、ネット、漫画、音楽を聴く、で超インドアです。
春休みも少し予定を入れましたが、それ以外は主に家遊び。
買い物や用事で何とか外に連れ出しますが、苦労します。
近所を歩くのも嫌(同級生に会ったりするとなぜか凄く身を潜める)
車なら出かけるというも、車で公園に行っても一人だとそんなに長く遊ばない、
自然に無関心、虫が大嫌い、花粉症もあり外がつらい?
歩かない、運動しない、遊ばないで、体幹も弱いです。

今の悩みは、家にこもりがちなこと。
他の子は外で遊びたい!習い事行きたい!意欲的で活発なのに。。
うちは外は嫌、習い事も行きたくない、
だから家で電子機器に頼る。
悪循環に思います。

無理やりにでも連れだせば、学校に毎日行くように習慣になるかなとおもうのですが、
習慣にするまで続きません。

そして3月上旬から原因不明のチックが出ています。(瞬き)
席替えがあったこと、ドラえもんの映画を見たこと以外、思い当たる事はありませんが、私の不安や思考が伝わったのかなとも思います。

インドア過ぎて、体力もなくなっていきますし、もう少し外に視野を広げてほしいのですが、どのようにアプローチしたらよいでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

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浅見淳子

太さん、ようこそ。

お嬢様は過敏が取れていくと、するすると色々解決していくと思います。
過敏をとる方法は花風社はたくさん持っており、どこから入ってもいいのですが

栗本啓司さん
「自閉っ子の心身をラクにしよう」
「芋づる式に治そう」あたりをお読みいただければ、今日から何をしたらいいか具体的にわかるので、この中に紹介されているワークをいくつか試すこともできます。また栗本さんはオンラインで指導もしています。「からだ指導室 あんじん」で検索すると連絡先が出てきます。

胎児期愛着障害を治すという切り口だと、愛甲修子さんの「愛着障害は治りますか?」という本が役に立ちます。これは親御さんの不安解消にも役立ちます。

そして今、4月24日まで「感覚過敏は治りますか?」という本の読書会の後日配信をやっています。一時間ほどで1000円です。
これをごらんいただければ花風社がどうやって「治そう」を進めてきたか効率よくわかり、今後の取組のヒントになるかもしれません。
ご希望の場合にはzoom☆kafusha.com(☆を@に変えてください)にお申し込みください。

過敏は治ります。
色々ラクになるとそれぞれが持っていた資質が輝き始めます。
それを私たちは目撃し続けています。
よかったら治った自慢のお部屋に集積している皆さんの治ったエピソードを熟読してみてください。
ここの仲間はみんなお子さんをラクにしたいという人を応援しています。

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浅見淳子さま
ご返信ありがとうございます、
早速たくさんのことを教えていただきありがとうございます。
まずは書籍を、購入致します。

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わかくさ

太さん、はじめまして。

うちの子どもたちも超インドア派です。
下校後の過ごし方もそっくりで、幼い頃は外出にも苦労しました。
習い事は一切せず、塾も嫌がり、中学時代は部活もほとんどせず、
休日にどこかに連れていけと言われたことはありません^^;

公園に連れて行っても一人だと長く遊ばないのもよくわかります。
甥、姪も含めて複数子どもを見てますが、公園に連れて行ったら勝手にどんどん遊ぶ子ばかりではないんですよねえ…。
長く遊ばせようと思ったら、親が一緒に本気で遊ぶのがよかったです。

我が家もほっておくと子どもたちがあまりにインドアが過ぎるので、
あの手この手で連れ出すようにはしていますが、無理矢理連れ出すのは実体験からおススメしません。
外出自体を嫌がるようになったら本末転倒だからです。
我が家はコミックレンタルのためなら比較的連れ出しやすいので、毎週のように一緒に歩いて通うようにしています。

電子機器に頼ることがご心配であれば、温タオルもおススメです。
詳しくは「芋づる式に治そう」を読まれるといいと思います。

私は心配のあまり子どもの至らぬところにばかり目が向いていた時期があり、
「からだ指導室 あんじん」さんへ伺った時に、栗本さんに叱られたのですが(笑)
親が思っている以上に子どもは親の不安を受け取っているので、
太さんが娘さん以外に目を向ける時間も大事かもしれません。

お嬢さんが笑顔で、健やかに成長されますよう応援しています!

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ブルー

<月刊『秘伝』と身体アプローチ>

そういえば月刊秘伝(BABジャパン)の2022年4月号の表紙は廣木先生。この雑誌は私が高校生の頃から知っている。

初めて手に取ってから四半世紀。別に武術の経験があるわけでもないのに、なんでまた武術系の雑誌を知っているのか。この雑誌は公式サイトにも銘打たれているが、本質的には身体操法の雑誌だからだ。それは私の古くからの興味関心分野だ。

<月刊WEB秘伝>
https://webhiden.jp/

言い方を変えると、全身の機能発揮に関する研究をする雑誌だ。突きや蹴りや投げ、あるいは抜刀術といった技はその表現形だ。

■ハッタツ大戦にて

この雑誌は、懐かしのハッタツ大戦の時に某所で話題になった。アンチ考察の第8回で登場する、花風社の本を読んで分析をした専門職さんのツイートがきっかけだ。

アンチ考察第8回(特に、③の人)
https://naosouhattatushogai.com/blue-room/866/

引用―――――――――――――――――――

ハッタツ大戦時には、いろいろな専門職がいました。ある専門職は、自分の扱う分野に発達障害が含まれていました。つまり、花風社の存在は対岸の火事ではありません。

この方は「フェアな議論がしたい」と、花風社の本を何冊か購入して、自分が共感できるところや、理解できるところ、そして納得できない所を分類していました。

ハッタツ大戦を見て、「対立意見を上手く止揚できないものか」とも言っていました。「ハッタツは治せないと思う。でも(それに伴う)障害は治せるはず」とも言っていました。

この専門職の人も、「治る言説」や花風社には、最終的な所で賛同はしませんでしたが、アンチにまではなりませんでした。

引用終わり——————————————————–

この専門職さんの印象的なツイートに、以下のようなものがある。黄色本(栗本さんの「自閉っ子の心身をラクにしよう」)に対してのコメントだ。

「これは『月刊 秘伝』系の本だ」
「著者とは趣味が合う。この著者はロルフィングや、ゆる体操なども好きだろう」
「ワークを見る限り、栗本氏のベースはフェルデンクライスとアレクサンダーだ」
「栗本氏のワークに害はないと思う。身体にもいいだろう。ただこれで発達が治る・・・のか?」

こういう感じのことを一連のツイートで述べていた。「フェアな議論がしたい」と言って、わざわざ花風社の本を買いこんでいたから(確か、当事者でもあったと記憶している)黄色本も自分なりに読んで分析していたのだ。

そしてさらに印象的なことに、一連のツイートはアンチにもよくリツイートされていた。カルト団体が信奉する、ベールに包まれた謎の呪術()がクリアに解析されたような印象をアンチに与えたようだった。特にこういう全身的な分野に疎そうな医療系と心理系のアンチには印象に残ったようだった。

■全身の機能発揮というパラダイム

先ほどの専門職さんが黄色本を読んで「これは『月刊秘伝』系の本だ」とつぶやいたのは、黄色本も月刊秘伝も、目的が同一だからだ。それは全身の機能発揮だ。

いずれ別の原稿で詳しく述べようと思うが、発達障害は機能的領域の問題が多い。それは改訂されたICD-11にもはっきり示されている。対して西洋医学は器質的領域に強みがありながらも、機能的領域は相対的に不得手だ。

かつ、当事者に対しては全身的にアプローチする必要がある。そういうわけで全身の機能発揮に関して、実は武術のパラダイムは当事者にも有効だ。

もちろん突きや蹴りの練習をして発達障害がナオルノダー、とかそういうバカな話ではない。

身体アプローチであろうが、武術であろうが、徒手療法だろうが、鍼灸だろうが、全身の機能発揮を目的とするパラダイムであれば、一通り当事者には有効になってくるということだ。

■精神科ユーチューバーと心理系アンチ

例えば精神科医ユーチューバーの樺沢先生も↓こう述べている。

発達障害は良くなりますか?
https://www.youtube.com/watch?v=Tp_miGOJ4eQ

動画では1分30秒以降のところで「発達障害の人には運動がいいです。運動の中でも武術がいいという研究があります」と述べている。

そして「武術は複雑な運動で、発達障害の人の脳トレにいいのでオススメ」と仰っている。樺沢先生ご自身も自分で武術を習っておられるのだそうだ。

他方、某心理系アンチは樺沢先生ほどの知力も身体性もないので、廣木先生の本「自傷・他害・パニックは治りますか?」に対して「パニックに武術()」と嘲笑していた。

突きや蹴り、抑えといった表面的な事象しか見ることができず、そもそものパラダイムが分からないからこうなってしまう。そもそも心理系アンチは身体性がないので、永久に身体アプローチの本質的なことが分からない。

■行きつく先が同じ

身体アプローチと武術は、見た目は違えど「全身の機能発揮」という目的が同一のため、行きつく先が同じになっていく。

◎無駄な力みを取り、身体を緩ませることが土台になっていくこと。
◎呼吸が重要なこと。
◎身体開発は脊椎(さらには正中線)の開発に行きつくこと。
◎対人においては空間感覚が基本であること。
(=武術における間合いとポジショニング)

などなど。

だから、先ほどの専門職さんは栗本さんの黄色本を読んで「これは『月刊秘伝』系の本だ」と言ったのだ。実際、秘伝誌でフェルデンクライス等、ボディワークの特集が組まれたこともあった。

さらに真面目な話、栗本さんなら月刊秘伝の特集記事に出れる。

栗本さんは武術家ではないが身体の機能発揮の専門家だし、その知見は武術をやっている人にも役に立つからだ。何よりもあの作務衣と畳の背景は秘伝の紙面にバッチリはまる(爆)。ビジュアルが似合いすぎる。

まあ、秘伝の編集部が栗本さんの存在意義に気がつけばの話だが。

■おまけ:高岡英夫先生、相変わらずご活躍

おまけですが。

アンチ考察において、心理系アンチは5回シリーズで解析した。その理論的バックボーンは高岡英夫先生の運動科学だった。高岡先生も私が高校生の頃から25年近く、月刊秘伝に連載を持たれている。

高岡先生も古くから身体運動の研究者として「脱力(ゆる体操)」「脊椎開発」「運動進化論」「身体意識論」「呼吸法」など、全身の知見を伝え続けてくれた。

そして高岡先生のバックボーンもまた武術だ。宮本武蔵の身体運動の解析をした著作もある。合気の技で人を3人まとめてブッとばす解説ビデオも出されていて、高校時代の私はもちろん買った。

現在は秘伝誌に「歩行運動と中心軸」の解析をテーマにした連載をお持ちのようだ。オールドファンとしては先生のご活躍が嬉しい。

■学びの多い分野

ということで、武術は身体アプローチとパラダイムが同じなので、興味のある方は武術の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。部分的にオカルト&スピリチュアル風味のアヤシイ領域も含んでいるのですが(爆)それも味わいということで。学びの多い分野です。

今回は以上です。

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浅見淳子

ブルーさん

これはこれは驚きの情報をありがとうございます。

私は廣木さんとお付き合いが始まってから『秘伝』を廣木さんが載っている号だけ買うようになりました。そうすると密林から買え買え攻撃が数か月うざいです(笑)。

しばらく買っていなかったのですが、今回は廣木さんが表紙なのでご祝儀のつもりで買いました。
来て開けて廣木さんの顔を確認して満足したので一ページも開いていません(笑)。
そもそもこれまでも廣木さんのところしか読んでいなかったので、黄色本がその世界だということも知りませんでした。

話は変わりますが、私が極端に虚弱だった藤家さんとであったころ、ちょっとこの子痛いなと思ったのは「我が家は祖先が武士で~」みたいな話を誇らしげにするところでした。

そして廣木さんのうち以前の著作にも「祖先がうんぬん」書いてあったのでなぜかきいたらそういうのがすごい大事な世界だということでした(笑)。

それだけで私とは肌が合わない世界だとわかるし、私は武道には興味がありません。そもそも格闘技には近寄らないことにしているのです(お相撲見るのだけは好き)。

私は外科に行ったことがあるのは子どものときに一度だけ。それ以来怪我とは無縁な人生で外科にも世話になっておらず、それを続けたいし、性格的に格闘技がはまりすぎるかもしれないと思うのであえて近寄らないところがあります。

というわけで『秘伝』もきちんと読んだことがありませんでした。
そうなのですね、栗本さんにも通じる世界なのですね。
せっかく手元に廣木さんの表紙のがあるから、ちょっと読んでみようかなあ。

それにしてもそのアンチになりそこねた専門職の人ですが
身体性がない人が武道に興味を持つとか面白いですね。

もっともうちの本を通じて廣木さんに弟子入りしてお稽古に出ている人とかもいるので、それはよかったなあ、と思います。
身体を動かす機会を成人当事者が得るのはいいことです。
そしてメンターを得るのもいいことです。
私はメンター要りませんが(笑)。

栗本さんのマーケティングはご本人のみぞ知る、でしょうが、参考にしてくれるといいですね(笑)。

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ブルー

浅見さん

そうですね、武術の戦闘的な側面は浅見さんは遠ざけたいでしょうね。
はまりすぎそう、というのも分かります。
浅見さんは確かに武術や格闘技は適性が高すぎますし。

ただ、戦闘的な面はさておき
身体面に注目すると武術は興味深いです。

武術の全身的な身体操作は
スポーツとはパラダイムが違っています。
なんというか東洋的です。経験に基づく全身的な知恵というか。

そこは我々も学ぶ点が多いですね。
私は武術はやったことがないのですが、
人生のどこかで触れてみようとは思っています。

聞いた話ですが、成人当事者の人が
合気道をやって人との間合いが掴めるようになった、
というエピソードがあったそうです。
合気道が空間感覚の発達に一役買ったのでしょうね。
それは人間関係にも良い影響をもたらすでしょう。

栗本さん・・・は知見的には秘伝に出られますね。
実際今後どうなるかは知りませんが。
ホントに出たら爆笑しながらその号を買うと思います(笑)

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yasu

「月刊秘伝」、以前は「秘伝!古流武術」という雑誌だったんですが、昔、定期購読していました。2018年9月の花風社講演会で廣木先生の口からこの雑誌の名前が出たときには懐かしかったです(笑)。

甲野善紀・養老孟子の『古武術の発見』という本を読んでとても面白かったので、その後甲野善紀先生を中心に古武術の本はずいぶん読みました。高岡英夫先生の本も2冊ほど読みましたが、スポーツと記号とか割と理論がお好きな方ですね。

武術はそもそも敵を倒す、命がかかった行いから来ているんで、スポーツとは質的に異なる世界です。武術も相手があるものと無いものがありますけど、心身不離と嫌が応にも向き合う必要がある世界かと理解しています。ただ、このスポーツと比べて桁違いに精妙な世界は一見しただけではよくわからないんですね。私はもともとは弓道をやっていて、これは別名、「立禅」とも呼ばれるように厳しい身体コントロールが要求されるんですが、いかに自分の身体が自分で自在にコントロールできないか、というのは非常によくわかりますね。

甲野善紀先生も多数の本を出されていて、その中には古武術の動作を応用した介護法といったものもあります。身体アプローチはこれとは異なり、神経発達の促進という方向なので、武術の臨床応用といったところかと思います。栗本先生も甲野善紀先生のことはご存じですし、いろいろな武術家と話されたことがあると言われていたので、ここら辺は理解されているんじゃないでしょうか。栗本先生が高く評価している黒田鉄山先生の本もなかなか面白いです。

武術には秘伝書や免許皆伝といった話が付き物なんですが、その流派の術理を正確に伝達するには師匠ー弟子の関係というのは必要不可欠な面があります。秘伝書というのは一種の公開鍵暗号みたいなもので、秘伝書そのものは世の中に公開されているんですけどそれを読んだだけでは奥義を知ることはできなくて、秘伝書の理解にはその流派の指導を受ける(=暗号鍵の取得)ことがセットになっています。そうやって秘伝を守り、かつ不正確な情報が伝わらないようにしているという、なかなか優れたシステムです。

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ブルー

yasuさん

コメントありがとうございます。
トピックごとに返信をさせて頂きます。

>「月刊秘伝」、以前は「秘伝!古流武術」という雑誌だったんですが、昔、定期購読していました。2018年9月の花風社講演会で廣木先生の口からこの雑誌の名前が出たときには懐かしかったです(笑)。

→そうでしたね。「秘伝!古流武術」でした。私の高校の頃はそうだったような。私も定期購読していました。

>甲野善紀・養老孟司の『古武術の発見』という本を読んでとても面白かったので、その後甲野善紀先生を中心に古武術の本はずいぶん読みました。高岡英夫先生の本も2冊ほど読みましたが、スポーツと記号とか割と理論がお好きな方ですね。

→はい、その本は私も読んだ記憶があるような。甲野先生の本は私も持っています。古武術関係の本もあれこれ読みました。

高岡先生は理論が好き・・・というかそもそも学者ですね。「スポーツと記号」なんて懐かしいですね。高岡先生のデビュー作です。

>武術はそもそも敵を倒す、命がかかった行いから来ているんで、スポーツとは質的に異なる世界です。武術も相手があるものと無いものがありますけど、心身不離と嫌が応にも向き合う必要がある世界かと理解しています。ただ、このスポーツと比べて桁違いに精妙な世界は一見しただけではよくわからないんですね。

→武術は身体運動の中で最も条件設定が複雑かつシビアです。当然精妙になりますね。「一見するとよく分からない」のもよく分かります。

>私はもともとは弓道をやっていて、これは別名、「立禅」とも呼ばれるように厳しい身体コントロールが要求されるんですが、いかに自分の身体が自分で自在にコントロールできないか、というのは非常によくわかりますね。

→そうだったのですか。そういえば心理系の恩師もご夫婦で弓道をされていましたね。私に時折、弓道の話をしてくれましたね。弓道は傍から見ているとメンタルスポーツにも思えてきます。心身を精密に制御できないとすぐ的を外しそうです。

>甲野善紀先生も多数の本を出されていて、その中には古武術の動作を応用した介護法といったものもあります。身体アプローチはこれとは異なり、神経発達の促進という方向なので、武術の臨床応用といったところかと思います。

→特に廣木先生は見事に武術を臨床応用なさいましたね。また樺沢先生が言う「発達障害の人には武術が良いという研究も」もそうでしょうね。

>栗本先生も甲野善紀先生のことはご存じですし、いろいろな武術家と話されたことがあると言われていたので、ここら辺は理解されているんじゃないでしょうか。栗本先生が高く評価している黒田鉄山先生の本もなかなか面白いです。

→栗本さんと、特に現代の武術家は本質的には同じ職業だと思っています。つまり「より良い身体機能の発揮法を伝える」仕事です。だから話も合うでしょうね。

>栗本先生が高く評価している黒田鉄山先生の本もなかなか面白いです。

→黒田先生は明確に達人だと思います。しかも生涯発達・上達されています。お若い頃に比べて、存在感がクリアで明確、かつ深みが増したと感じています。

>武術には秘伝書や免許皆伝といった話が付き物なんですが、その流派の術理を正確に伝達するには師匠ー弟子の関係というのは必要不可欠な面があります。

→術理の正確な伝達には、悲しい現実としてもう一つ条件があります。弟子が天才であることです。達人の弟子は達人になれません。達人は例外的存在なので、達人の弟子であってもなかなか出ませんね。

>秘伝書というのは一種の公開鍵暗号みたいなもので、秘伝書そのものは世の中に公開されているんですけどそれを読んだだけでは奥義を知ることはできなくて、秘伝書の理解にはその流派の指導を受ける(=暗号鍵の取得)ことがセットになっています。そうやって秘伝を守り、かつ不正確な情報が伝わらないようにしているという、なかなか優れたシステムです。

→これは凄いですね。言われてみると確かにそうです。五輪書にもよく出てきますよね。「口伝する」と。あるいは「このことは、私(←武蔵本人)と道場で立ち合えばすぐ分かる」と。

それと。どうでもいい話を最後に。

心理系の恩師は、私を「門前の小僧」と言っていました。私は心理学に興味がないからです。つまりずっと「弟子未満」でした。他に高弟もいましたしね。

しかも恩師が何を言っていたのかは、あまり覚えていません。ただ、恩師の本質を掴む努力はしたつもりです。それができたのかは別としても(汗)

宜しくお願い致します。

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yasu

ブルーさん

高岡先生や甲野先生は、武術を俯瞰的に見ていろいろとコメントされている点が面白いですね。高岡先生は柔道部と剣道部を比べて柔道部の方が態度が悪い(粗野)であるが、それは剣道部の方が記号体系が膨大緻密であるからではないかみたいなことを仰っていました。道具立てを拡大し、しかも精密なものにすることは粗暴さを無くすには有効なようで、これは弓道にも当てはまります。ただ、割と精密な武道をやっている人たちは「言葉の暴力」が強くなる傾向にあるようですが。

身体アプローチはあまり道具は使いませんが(紐を使ったりするのでゼロではないですが)、身体で感じるという、結構な繊細さ手稲さを要求することをやりますから、粗暴さを無くすことにはなっているんでしょうね。粗暴さを原始的な態度だとすると、それを育てて人間にするというのも方向としてあっているように思います。

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シア

この前ドローンをまた飛ばしてきました。
自転車にまたがってバックパックに収納して電車で輪行するのでちょっとアクティブですね。
昔からラジコンが好きで模型飛行機とかは夢でした。
操縦がむつかしく安定しないため事故が多かったんです。
でもマルチコプターのドローンはそういった弱点を克服しています。
色々な飛行方法を設定できプログラム飛行も簡単です。
水中ドローンも魚や水草も見られて楽しいですし水質を調べることもできます。

電車でマスクしないようになったとき「輪行」を思い出していました。
東京で輪行する人は「少ない」のです・自転車で走ればいいですから電車に乗せる人は少ない。
しかし東京から出発してドローンで飛行させる時間を確保しようとした場合輪行をするため東京から電車に自転車を載せる必要があります。
カバーをして電車に乗せるわけですが結構目立つんですよね。
だから法律や規制がどうなっているか知らない人はいると思います。
法律や規制でどうなっているか納得がいかない人はマスクの法律とかも考えたらいいと思う。
しかし言葉で説得されると「そうかな…それも一理あるのかな。」と思ってしまう人はいます。
もし自転車を持ってドローンをしょって電車に乗っていて「何か言われる」としたらこちらに隙がある・もしくは何やら言いやすいんだろうと思います。
それでも何か言われた場合相手は「何か」納得しないところを注意したいからかもしれないですね。
自転車を載せていいのかと疑問を持たれた人には「自転車を載せてもいいんですよ。」と教えてあげたらいいです。
「マスクをしなくてもいいんだよ」って子供に教えてもいいんですがマスクをしている大人は子供に同じようにさせたがります。
それって「東京から電車に自転車を載せたりドローンを飛ばしに行ったり変わったことをするな」と言ってるようで自由じゃないなと思いますよ。

変わっている=やっている人が少ない。

人と違っていたり変わったことをして成功する可能性が高まるのはニッチな世界や隙間仕事は層が薄いために人手不足だったり人気がたまたまないためマイナーだったりすると競争相手が少ない・ほぼいないため成功しやすいんですよね。
だから人と違うことや変わっている世界で成功しやすいって言うのはあるんです。
そう言うことにも物おじしないようにしておいた方が能力のあるなしに関わらずですが特に自信がない人の活路になれるのかもしれないからそういう変わったこと=やっていることが少数なこと・にも物おじしない・ハードルが高いと思わず挑戦する方がいろいろな体験ができて人生豊かになると思います。

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シア

今まで辞めたこと。

順不同

正社員・会社・英会話・塾・習い事の一部・ことばの教室などなど。
辞めた理由は合わなかったからです。
無理して病気になってしまったこともある。

辞めていい・活路をほかに見出したい場合には「変わったことでもやる勇気」はあった方がいいしそこに活路がある人は変わった人には多いし変人枠には必須の要件だと思います。

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浅見淳子

輪行は車輪をくるんでいたらOKですね。
車輪を出していてもOKなことが多いようですが、一応私は車輪をくるむ輪行袋で移動しています。
シアさんは輪行するときにヘルメットかぶっていますか。
ヘルメットかぶっているとますますマスクしなくてもいい雰囲気になります。
私は新幹線で輪行することも多いです。
座席がこんでいたら通路で輪行袋もってたっていますが、ノーマスクでも車掌さんが「今度はこっちが開きますよ」とか教えてくれます。

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シア

新幹線は速すぎて静岡のホビーショーに行く時くらいしか使いません。

輪行は小径車が今はメインなので全部カバーでくるみますね。
ヘルメットは冬場はしたままだし夏場は電車は外す感じですかね。

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シア

寒がりは正しい発達だと思いますね。
現代の人間にはほぼ産毛の体毛しかないですから寒がりでなければ風邪をひいてしまう。
寒さに耐えるようにしようとか恒温動物で体毛がないなら不可能なんです。
人間は服を着るように発達してきました。
それによって暑い地域にも寒い地域にも服装を調節する(体毛を着脱できるようにする)ことによって適応してきたのです。
寒がり万歳。

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シア

わかりやすい例えだとうつ病も三か月以内に手を打つと朝に散歩をしたり適度に休むことを覚えたり認知行動療法もよく効くとされます。 

しかし10年とか経つとそれが性格のようになり「その状態がデフォ」になってしまいます。(どうせ何やってもだめと思うようになる→治らない)

ただ数か月で治らなくても「朝散歩が効くらしい」自転車で朝ライドをやってみようとか自分なりにもカスタマイズしてやれると私はよくなっています。(一念発起と言う)

生活習慣が悪かったり気持ちのありようが悪くてそうなっているだけで「自分はコレが「普通」だと思っているけど…もっと違う次元の『普通』の自分がいるのかもしれない」と思えると状況は違ってくる余地があると思います。

自分自身の感覚では「マンネリ・退屈」「自分の現状が不満」(停滞している感じ)がするときは身体がもっと自由になろうよと言ってる気がします。

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ブルー

<ハイハイ・背中・運動発達課題>

■治療院にて 場面1

私の四つ這いの姿勢を見て、先生は言った。

徒手系の先生(神経学派):
「それ・・・だとだいぶハイハイがやりにくくないですか」
「ブルーさん、ハイハイをあまりしなかったですか?」

ブルー:
「母にそれを訊いてみたことがあります。母もあまり覚えてないようですが、『あんまりハイハイしなかったかな?』と言っていました」

私はハイハイの姿勢を修正した。

徒手系の先生(神経学派):
「あ、そうですそうです」

今度は先生が治療院の床に四つ這いの姿勢を取った。

徒手系の先生(神経学派):
「私の背中を触ってください」
「ブルーさんがハイハイしようとすると、背中がこうなる時があります」

先生は背中のあるポイントにムダな力を入れた。

ブルー:
「あ~これは僕の背中ですね」

私は先生の背中を触りながら言った。

徒手系の先生:
「しかし、本来ハイハイの時はこういう背中です」

先生が背中から無駄な力を抜いた。背中が柔らかくなった。

■回想1:栗本さんとの会話

思えば、徒手の先生が私のハイハイにおいて指摘した背中のポイントは、以前栗本さんが座位において私に指摘したポイントと全く同じだった。

栗本さん:
「ブルーさんの背中ってね、座るとこうなるの」

栗本さんは、背中のあるポイントに力を入れた。

栗本さん:
「僕の背中を触ってみてください」

私は栗本さんに指示された背中のポイントを触った。

ブルー:
「わぁ~~~、これ、座っているときの僕の背中です!!!」

栗本さんも徒手の先生も、背中の同じポイントを指摘していた。

■治療院にて 場面2

私が治療院の床で「正しい背中のポジションでハイハイ」をしている。

徒手系の先生(神経学派):
「あ~そうですそうです、上手いですね」

ブルー:
「これはアタマで制御してますから(汗)」
「カラダでできるようにならないと」(汗)

ハイハイは、以前に発達の先生と一緒に何か月も取り組んだ。しかし、この件はまだやり残していたようだ。やっぱり背中の問題として露呈してくる。

■治療院にて 場面3

ブルー:
「つまり、このハイハイのヌケを抱えたまま、立ち上がってしまったし、その状態で座ってしまっていると」

徒手系の先生(神経学派):
「そうなんです。また、その姿勢だと息が吸いにくいでしょ」

ブルー:
「こういうことは自分では本当に分かりにくいんです。だから私は専門家の先生の元に通い続けているのです」

徒手系の先生(神経学派):
「確かに自分では分かりにくいでしょうね」
「でも、成人の方はヌケはすぐ埋まるから」

■回想2:発達の先生

「成人のヌケはすぐ埋まる」。

このセリフ。以前に発達の先生も似たような事を言っていたな。

発達の先生と初対面の日、私が先生のセッションルームから帰る時に近所のバス停まで見送ってくれた。天気も良くて気持ちの良い夕暮れだった。その時だった。

発達の先生:
「上手くいかなかった成人の方はいないですから」

ブルー:
「それはそうですよね。わざわざ専門家の所に行くような成人は、ヌケが発見されたらそこに意識を集中して取り組みますからね」

■まとめ

ハイハイは首上げ同様、発達の先生と随分取り組んだ。

今回の背中のポイントの件はその上で発掘された。まだハイハイに運動発達課題が残っていたのだ。そしてその課題は私の立位や座位などの姿勢や、転じて呼吸にもずっと影響を与え続けてきた。

栗本さん、発達の先生、徒手の先生(神経学派)と、3人の専門家を経てようやく奥の方の課題がはっきりした。奥の方といっても、身体にはずっと眼に見える形で表現されていたわけだが。

しかしそれがハイハイの時期に基づくものだと特定するのにえらく時間がかかった。

成人の運動発達課題のやり残し(=ヌケ)は特定しにくい時もある。この件のように専門家複数人の力を借りる必要があることもある。しかし見つけると(なんとかしたい)成人はそこへ一気に取り組むので、やり残しは埋まってしまう。

・・・このやり残しも、埋めてしまおう。

運動発達は認知と直結している。また体験世界が変わるかも知れない。
転じてまた、機能向上があるかもしれない。

楽しみだ、楽しみだ。

to be continued・・・

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浅見淳子

マスクを外したい人のためのプチ連載 その3

さて、シアさんのために始めた本連載ですが、他の方ももちろん役立ててくださっていると思います。ちょうど、ニキさんや藤家さんをラクにしたいと思って感覚過敏を治せる方法を探した結果、多くの皆様がラクになったように。

前回は「人目が気になる」についての話でしたが、今回は「何か言われたらどうしよう」を取り上げたいと思います。

結論から言うと、少なくとも私の場合、何か言われたことはほとんどないです。
そして言われた場合にも対応は決まっています。
「マスクをしない」です。

私がマスクをしない理由は、息苦しいとか二酸化炭素を吸いたくないとか色々ありますが、最大の理由は「生理的基盤の土台である呼吸の自由を他人に奪われるのは不当である」という信念があるからです。

ですので私は「マスクはしない」し「誰かに何か言われてもしない」と最初に決めてあるのです。

逆に言うと「誰かに何か言われるのではないか」という弱虫が大半だから医者に「生まれつきの脳機能障害で一生治りません」とか言われるとやすやすと信じちゃう人が多いジャパンなのだろうな、と思っています。
そうやって言われたことをうのみにして損している人が治らない派だし、うのみにしなかった人たちが治っているのを目撃していますよね。
それをここでも応用すればいいだけです。

仕事でもそうですが、最初に落としどころを決めたら、そこへの道のりは色々あると思います。

たとえば私の場合には最終目的が「発達障害は治ると知らせる」にあります。ただし人の自由意思というものを最高の価値だと信じている私にとっては「治りたい人は治ればいい」が大前提です。ので、そこで反対派が出てきても別に構わないし、あっちが邪魔して来てはじめてなぎ倒すだけなのです。反対派は反対派で自由な意思のもとに治らない道を歩めばいいし、治りたい人の邪魔をしなければいいだけなのです。これがなかなか理解されなかったのですが、なぜ理解しないように見えるのかはブルーさんの連載でわかりました。

私生活においてもこれはそのとおりで、マスクをしないことで何か言われても最終目的は「マスクをしない」ことなので何か言われたくらいで揺るぎはありません。誰に何を言われようと私はしないからです。

もちろん法的な根拠やここ2年の検証などはわりと頭に入れているので、そして私は口喧嘩をしたらおそらくプロの格闘家レベルなので市井の人に負けることはあまりないので、そういう準備はしてありますがだいたいそこまで口喧嘩能力を出動することはまずありません。

これまでの数少ないマスク注意経験。

・デパートで店員にマスクを持ってこられる→いりませんと固辞。終わり。
・銀行で「マスクはお持ちですか?」と警備員にきかれる。「は? マスク?」と怪訝そうな顔で聞き返す。そもそも、小学生のように持ち物検査を大人がされたら不思議だと思うのです。ですのでものすごく不思議そうな顔で見返してあげました。それ以降もその銀行はノーマスクで行っています。警備員もこっちの顔を覚えたのでスルー。「言ったってきいてもらえないこともある」とこっちがあっちを鍛えることも大事です。日本人これをやらなすぎです。
・同じく銀行で機械で検温したとき「マスクをつけてください」と機械に言われる。でも横には4人くらい人間の行員が立っています。マスクしてほしかったら人間が言えよ、と思ったのでしませんでしたが用事を済ませて帰るときには人間が4人90度のお辞儀をしてくれました。
大きな会社の経営する店等では掲示や放送はコンプライアンスにのっとって人権侵害しないようにできており、実際には時給1000円(東京神奈川では違法)の従業員に客に注意するという汚れ仕事をやらせています。誇り高きメガバンクの行員は4人突っ立っててもそういう汚れ仕事はやらないので機械にやらせようと思ったようですがこっちは無視。
・鉄道で注意されることはまずなく、乗務員や駅員とすれ違ってもなにも言われないけれど、一回だけ東海道新幹線で「あれ、へへへ、マスクお願いしますね」みたいなカジュアルな調子で言ってきた乗務員がいた。無視。しばらくしてその乗務員はチェックにきて、マスクをしていないのを見てうなだれて帰る。
・通りすがりの爺に「マスクをしろ」と言われる。スルー。
・通りすがりのお宅っぽい若者に「マスク買うお金もっていないのかな」と言われる。スルー。
・電車の中で座っていたら(すいていた)マスク男が女連れでやってきて「あ、この人マスクしていない。あっちの車両に行こう」と聞こえよがしに言われる。どうぞどうぞ。ああいう弱虫男を選ぶ女もいるんだな、と不思議に思った。

という程度のやりとりしかありません。
あとは「マスク着用お願い」の看板や放送は全部無視。それでもトラブルはありません。ただ、咳エチケットは守るしなるべく話さない。それとこちらの都合で何か見知らぬ人と話さなければならないときはマスクします。

あと不思議なことに知り合いは私と会う時だけ忖度ノーマスクすることがあるようですが実はその必要もないのです。自由だと思っているから。

そんなところかな。

コミュニケーションというのは双方向なのに、それがわかっていない人は「マスクしろ」と言われるとしなきゃいけないと思っているんだろうし、そういう人が多いんですね。
でも「マスクしろ」「いやです」と断る権利は主体にあるのです。それを忘れてるから「何か言われること」を異様に(私から見ると異様に)恐れるんじゃないでしょうかね。

言われれば言い返せばいいだけなんですよ。
なんでそれができないのかな?

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シア

お花見に行く電車でノーマスクしました。
何か言われる可能性も考えられなくはないため最初の一歩はイロイロ考えてしまいます。
しかし「街を歩いていて何も言われなかった」「コンビニ店舗で何も言われなかった」「スーパー駐輪場でも何も言われなかった」と言う積み重ねを経て電車でも何も言われないことを確認しました。
何か言われたとしてももう今まで言われてこなかった実績があるので大丈夫だと思えます。

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タルト

ご無沙汰しています。ターサン改めタルトと申します。

6歳の息子が最近、夜になると息子がティッシュでお布団をつくってお気に入りのおもちゃを寝かせています。

さらに息子が人形の横に添い寝して人形の頭を指でいい子いい子しています。

その姿が可愛いなと眺めていたのですが、これも何かヌケを埋めているんでしょうね。

ありがとうございます。

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シア

発達障害は治らない(原因もそれぞれ違っているだろうに!)教と言う宗教があります。

うちは治らないというご家庭の直感は当たっていると思うので「安心したまえお宅の子は治らない」でいいんですけど「医者の言ってることは本当か?って親御さんの肌感覚で疑うようだと治る見込みがある。」(親御さんの感覚の方が当てになる)

自分の感覚で「コロナは大したことない」と思う人は健康な人だしその人の感覚で「コロナは怖い」と思う人は体が弱いということを実感している人じゃないでしょうか。
だからコロナが怖いと思う人は体が弱いのかもしれないしだからその意見は正しい。
でも多くの人にとっては軽症で入院する人は少ないわけです。

発達障害は治らない・そういうご家庭の体が比較的弱い人たち→コロナが怖い。
発達障害が治る・そういう肌直感を持つ体が比較的健やかな人たち→コロナは(本当は)怖くない。

でも怖がりと言うか怖がらなければならない人たちの意見がメディアに露出し多くの人がその煽りを食らって流されてしまっている。。

高齢者にはコロナは怖いのかもしれないから日本は少子高齢化のため高齢者がたくさんいるからコロナ脳が多数となりコロナ脳が蔓延したのでしょうと考えます。

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