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管理人よりメッセージ

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2,845 COMMENTS

浅見淳子

おはようございます。

今日も盛りだくさんですよ。

まず、いぬこさんからの「治って良かった」。
ご本人の「治って良かった」という実感を書いてくださいました。これ、必読です。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/772/comment-page-3/#comment-7662

=====

「治るをあきらめなければ」、親の思う以上の以上の以上の育ち方をするのが子どもだと確信しています。苦しんだ分、治りたい気持ちが強く、ある時期から自分で治していきます。
こうした方を招き、今行う校風、自分に合った学校を選んで受験したのもまた娘自身。勘と運もあったのでしょう。
1つの行事に涙を流し、感動と感謝を話す娘という子を、人として、尊重し、敬愛しています。久しぶりに「治っててよかった」を本人から聞いたので、投稿しました。

=====

恵まれた学校生活。
これを読んで、中学受験のときのいぬこ家一家挙げてのバックアップを思い出しました。
その結果お子さんがご自分で選んで、努力して合格し、入った学校は本当に素晴らしい環境のようだし、ご本人が存分に活用していらっしゃるし。

そして

苦しんだ分、治りたい気持ちが強く、ある時期から自分で治していきます。

これ大きいですね。
だって弱視も、喘息も、発達遅滞も全部治った。
そして次は夢に向かって歩いているいぬこ家お嬢さん。

昔昔「治すなんて差別!」と騒いでいた人たちもいましたが、その人たちはお子さんにずっと苦しんでいてほしいんでしょうかね。
そのお子さんの苦しみと何を引き換えにして治らないことを選ぶのか、謎ですね。

さて、たにしさんの大作高松SOUL2021完結を受けて、二回連続高松講演の総括をしました。
轍(わだち)とタイトルを付けました。
たにしさん、M・G・Pさんのおかげでかつて花風社不毛の地だった四国に足跡を残せたし
高知にも行って四国が大好きになったし
そして今後も🚴でたくさん行くだろうなあ、という予感をこめてこのタイトルにしました。

https://naosouhattatushogai.com/all/blogasamijunko/1047/

考えてみれば今年、四国には四回行っているんですよね。
一月の道後温泉&しまなみ海道。ここでサイクリングに目覚めました。
七月に小豆島ライド。
八月に高知講演。
そして十月に高松講演。

奄美にも四回ですから、四国全体で考えると奄美並みに行ってますね。
これはもはやお気に入りの土地ですね。

時々不思議に思うことがあります。

勤め人やめて、起業とかするときに「しばらく休もう」と休暇期間を設ける人がいます。

そういう人ってほぼほぼ浮上しません。
そのまま休みっぱなし(つまり仕事がない)状態になるんです。
たぶん「今まで大変だったからちょっと休もう」と思っていること自体起業に向いていない。

私は違いました。
辞めたときはもう前年度の年収くらいの受注を得て次の日からばりっばりに働き始めました。
一日十四時間くらい働いていたと思います。

それがこの二年は長い休暇を楽しんでいる感じですね。
自分は生涯一日たりとも入院したことないけど、他人が病気になっている(という設定)だから休める期間があったという感じ。

そう思うと、この二年は私にとっては悪いものではなかったのかも。

私にとってはマイナスばかりではなかったこれも、子どもたちにとっては大きなマイナスでした。
人の顔が見えない状態で、酸欠を強いられる状態で、適度な発達刺激など降ってくるはずがありません。

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ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

おはようございます。

今日も考えることがたくさんです。
何から書こうかな。

ブルーさんの連載から。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-50/#comment-7660

なぜ応用力を養わなければならないかの理由の一つは、人間は複雑系だから、っていうのがありますね。神田橋先生が再三強調されていて、私は当初「先生はなんでこんなわかりきったことを何度もおっしゃるのだろう」と不思議に思っていたのですが、ツイッター上のイクラとかコロナ禍におけるイクラとかみているとどうしても人間は複雑系だということがわからない医療従事者がいるようなので、だから神田橋先生はあれほど強調されたのだろうなと思います。

そもそもイクラは国民皆保険を理解していない。理解できていたら花風社をトンデモ扱いするような真似はできないのです。明らかに医療従事者は制度に救われており、花風社のやっていることはその制度を救うものなのだから。私はそれまで、健康な人、所得の多い人は国民皆保険で搾取される側だという構造には気づいていましたが基本的に賛成していた。逆に言うと病弱な人、怪我をした人、そして所得の少ない人を救う再分配制度だから。けれどもそれで食べている医療従事者があれほど社会貢献の意識が低いのをみて、一回無くした方がいいのではないかと思うようになりました。日本の皆保険の呪縛は、逃れられないところです。一抜けた、ができない。いや、ニートとかたまにバイトしているような人だったら案外どうにか抜けているのかも。でもまっとうにフルタイムで働いている人は抜けられません。しかも法改正なしに勝手に上がり放題。これからぐっとツケが来ますよ皆さん。それがコロナで自粛自粛煽った人たちの望んだ状態の帰結なんです。よく覚えておきましょう。

たにしさんが確固たるエビデンスに基づいて「社会は支援してくれている。ならばうちの子を社会を支える側に育てよう」と決意なさったように、高い志というものはある程度の脳みそのキャパがないといけない。国民皆保険に医療が支えられ花風社がやっていることはその皆保険を守っているのだ、という構造を理解するのにも脳みそのキャパはいるだろうし、そのキャパを減らすのが「不安」っていうやつです。はっきりとした不安、あるいはそこはかとない不安、どっちも全体最適化のための脳みそリソースを減らしますね。

さて、応用力について。
この講座を思いついたのは最近「効果が上がらない」と嘆いている人が目につくからです。そしてこういう人たちは、どっちかというと栄養療法に偏りがち。栄養療法の方が身体アプローチよりマニュアル頭にはわかりやすいんです。わかりやすいけど、たんなる餌やりになってしまう。そして効果が上がらない。そういう人が来てくれるかどうかはともかく、なぜ花風社が本をHOW TOに作ってこなかったかは説明しておきたいと思いました。

とくに「よそは治っているのになんでうちだけ」の人たち。これもったいないので。不毛な考えだし。いや、それはご本人たちもわかっているのだろうけど、どうしてもそう考えてしまうのでしょうが、それを解決する方法だってあるし。

それでちょっとFBとツイッターで「なぜうちの子は成果が上がらないのだろう」という悩みを親御さんが持っているとき一般の支援者はどういう対応をするのか」皆さんにおききしました。答えてくださった皆さん、ありがとうございます。そして本づくりのことでやり取りしていた大久保さんにも聞きました。

大久保さんの言語化能力すごいですから、大変長く、そしてクリアに帰ってきました。長くてすみません、とかよく言われるのですが、私は読むの早いので(じゃないと商売にならないですね)長い文章読むのは苦になりませんし、ここまで言語化してくれると本当に助かる、という話。実はこの講座真っ先に申し込んでくださったのが大久保さんで(笑)、しかもお支払いもいただいてしまっており(笑)、なのに大久保さんのみてきたものを盛り込ませていただこうと思います。皆さんのために。そして各地にもっと自由に回れるようになったら(今でも回れますけど会場のうるさい感染対策とかがゆるくなったら)「どこでも治そう」の支援を使って、大久保さんに色々なところで講演してもらいたいなとか思いました。

なぜ今不安に駆られている方が多いか。
その原因の一つ(全部ではない。全部を理解するには流れを理解しなくてはならない)がやはりコロナ禍にあると思います。親御さんも不安定な状況に置かれがちだし、十全な呼吸ができていない時間帯も多いだろうし(職場でマスクマストな方はもちろんのこと)、呼吸が浅くなれば不安は大きくなります。中には職場はマスクマストだから寝る前に必ずヨガをやっているという方もいて、そういう調整は必要な世の中ですね。
そもそもお子さんに普段なら降り注いでくる当たり前の発達刺激がないです。色々制限されている上に周りはカオナシ人間ばかり。遅れがあるお子さんでも自然に治ってしまうことはこれまでもあったけど、そういう自然治癒が起きにくい時代ですよね。

でもまあ生き抜かないといけません。生き抜く方法を考えましょう。

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ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

おはようございます。

まろんさんから治った自慢です。
これは「6歳までに治った」感じですね。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-23/#comment-7655

たにしさんの体験にも通じますが、6歳までに学習の土台ができていると、学校という社会資源を利用できるのですよね。
昨今の学校は色々大変ですが、お子さんは楽しそうに通学していらっしゃるようで何よりです。

ところでこの「6歳までに治るといい」という言い方。
こういう言い方をするとどうしても「6歳までに治らなきゃ絶望なのか」と追い詰められてしまう人もいるようなのですが、そこはやはり(親の中に)小さいころから培ったマニュアル思考が顔を出してしまうのです。
そうじゃないんです。
そうじゃないということを大久保さんは新刊『ポストコロナの発達援助論』の中で上手に説明してくれているなあと思いました。
大久保さんが『親心に自信を持とう!』で書いているように、発達の遅れは8歳が一つの目安です。ところが就学が6歳に来てしまう。そういう制度を乗りこなすうえで「6歳までに」と私たちは言っているわけですね。具体的に言うと6歳までに「学習の土台」が整っていればよいわけで、まろんさんのおうちはそれができていたわけですね。

きたろうさんから自己紹介が。

https://naosouhattatushogai.com/all/55/comment-page-8/#comment-7657

=====きたろうさん引用

発達障害は治らないという考えと発達障害は治るという考えがあります。
私は治りたいと思っています。なぜなら、治る方が仕事面や生活面で伸びしろがあり、未来を切り開いていけると感じたからです。

仕事は、一般雇用1年、障害者雇用3年働いていて、今は就職に向けて動いています。ブランクが長いため、年相応の社会経験を積めていません。社会経験が少ないため、浅見社長の社会や働くことに対する考え方を参考にし、発達障害者が社会で生きるためにできることに取り組んでおります。また、ブルーさんのような当事者の方の生の声も参考にさせていただきます。以前体調を崩して退職してしまったので、フルタイム皆勤で働けるようになることが当面の目標です。また、現在就労支援を受けていますが、支援の限界も感じているので、支援がなくてもできることを今のうちから増やしていきたいです。

=====

治る治らないは一人一人が自分で選べばいいと思います。
治らなくて社会に訴えかけることをメインにしたい人はそうすればよい。でも治った方が未来を切り開いていけるのなら治った方がいいですね。

こじはるファンさんもそうですが、やはり契機になった本が『発達障害、治るが勝ち!』なのですね。
色々な本を出しておくと、色々なところから入ってくださいますね、皆さん。
あの本は現行の支援に疑問符を持った時成人当事者が読むとわかりやすいかもしれないですね。

昨晩応用力養成講座の構成を少し変えること、新刊、そして神田橋先生のお言葉をお知らせするためにMLを流しました。
受け取っておられる方はチェックしてください。

応用力養成講座をやってみようと思った動機はいくつもあるのですが、やはり本を使いこなせなくて悩んでいる人がいるのと、あと無駄な絶望がとてももったいないからです。
治った治ったと喜んでいる人がいる一方で、我が家は全然効果が上がらない、とか悩んでいる方もおられるようですが、ある程度年取ってる人間から見ると、それって絶望するところではないんです。
そういうことを一回きっちりお伝えしたいなと思いました。

こういうところに書いてもいいんですけど、そうすると皆さん読み飛ばしてうんうんうなずいて終わりなんですよね。腹まで落とさない。
だからある程度期間を取りたいと思いました。
そのために配信期間を長くとりたいと思いました。
そのための構成変更です。
ご興味ある方はメールチェックしてみてください。
またMLはいつでも解除可能です。
登録したい方は花風社あてにメールください。
今号からお送りいたします。年内にもう一号お送りする予定です。

新刊『ポストコロナの発達援助論』詳細・お申し込みはこちらにどうぞ。

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ではでは皆様
楽しい一日を。

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浅見淳子

こんにちは。
本日は、お昼の更新です。

たにしさんによる高松SOUL2021
堂々の完結です。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/660/comment-page-8/#comment-7654

本業での副業規定からたにしさんには完全にボランティアでご協力いただき
それでいて本当に社会人力を発揮していただいた二年間でした。
そしてそれが「コロナ禍でのイベント開催」という稀有なめぐり合わせになった二年間でもありました。
二年目は地元高松もマンボウにひっかかりました。
それでも盛況のうちに会を終えることができ、感謝感謝です。

もうこの記事はすべて必読なのですが
とくに強調すべき箇所をいくつか引用させていただきます。
浅見判断で一部太字とします。

=====たにしさん引用

お世話になったら、恩返しをする

僕の考えは去年と変わっていません。

=====

息子は、社会の力をお借りして絶賛発達中です。
これまで何度も書かせていただきましたが、障害発覚時はホントに悲惨でした。
自傷、多傷、睡眠障害、不潔行為、奇行、多動、感覚過敏、コミュニケーション不能等々、困り事のオンパレード。

リハセン、病院、児童発達支援、放課後等デイサービス等々、福祉のお世話になりました。
放デイは今でもお世話になっています。

まだ息子が家で暴れている頃、ふと考えたんです。
このお金、どこから来てるのか?

実費負担だと相当な額。

福祉サービスを利用すると、全体の費用の明細書をいただけます。
額を見て驚きました。大半を公費で賄っていただいています。
いわば、国民・県民・市民の皆様方が納めた税金です。

我が家が納めている税金よりも、サービス利用により負担していただいている公費の方が多い状況。

皆様方に、赤心から感謝しました。
この御恩は忘れません。

社会は既に、理解も援助もしてくれています。

国の今年度予算の33.6%は社会保障費です。他の区分に比べてダントツに多いです。(写真参照)

防衛費の約6倍、公共事業の約5倍です。
この事実を知ったら、感謝こそすれ、社会の理解を声高に唱える行動は、僕はできません。

今は福祉サービスのお世話になっていますが、必ずや息子を、働く社会人に育て、お世話になった分、社会に恩返しをしてほしいと考えました。
社会に支えていただいた分、大人になれば、社会を支える側になってほしい。

社会が手厚くケアをすべき人がいます。
そういった人は社会がしっかり支えないと。

これから人口減、超高齢化社会の進展、度重なる自然災害で、社会的リソースは先細りでしょう。コロナ禍もあった。
そういった時代、我が国を支えるのは、国民の勤労だと思う。

福祉にお世話になる立場から、社会を支える立場に。

=====

僕、億単位の寄付などする財力は持ち合わせていません。
しかし、我が子を、将来働ける大人に育てる子育てには取り組めます。
人様にも、持てる知識はお伝えできます。
社会貢献です。

=====
社会は、一生懸命考え・行動する人に温かいです。理解もあります。

=====たにしさん引用終わり

これで思い出したことです。
高松講演の始まりは大阪講座だったのです。座波淳さんと私が講師で行った大阪講演。集まったとき、饗宴の席で、私は「どこでも治そう」のシステムを使って四国に行けないかたにしさんにご相談した。

じゃあその大阪講座がなんで行われたかというと
座波さんの『発達障害でも働けますか?』の出版に際し記念講演を横浜で行い
そこに大阪の津田さんが来てくれたからです。

そのときに私から津田さんに「大阪でも座波さんを呼びませんか」とお声をおかけし
大阪講演が行われることに。
そこに四国からたにしさんが駆けつけ、饗宴の席で
廣木さんと父親同士がっちり握手していたお姿も覚えています。
まさにその饗宴の席でこのお話が持ち上がり
たにしさんがご自分のお子さんを預けている法人の五周年記念事業と重ねられることがわかり
そして高松講演が二回行われました。

つまり、私が津田さんにお声をおかけしたことで、講演会が三つ実現しました。

なぜ私が大阪に座波さんを呼んでいただきたかったり、栗本さんを四国に呼んでいただきたかったか。
それは「治るよ」と広めたいからです。
私は「治るよ」と広めたい。そのためにぽけっと「広まらないかな~」と待っていたわけではないのです。
座波さんを西日本に広めたいから津田さんにお声をかけ、そして栗本さんを四国に連れていきたいからたにしさんにお声をかけたのです。

何か実現したい人は自分で動くのです。
そしてそれが波及効果を呼ぶ。
これを皆さん覚えておいてください。

そして高松に二回連続行かせていただいたことで
おそらく長期間にわたって何かが変わります。
その予感を得て私は高松から帰ってきました。
それは私のブログで書こうと思います。

そしてたにしさんがまさに、「確固たるエビデンス」を示して
つまり福祉サービスの利用に関する総額や、今年度予算における33.6パーセント以上が社会保障費だという「確固たるエビデンス」を示して「社会は障害を理解も支援もしてくれている」と認識していることに注目してください。

治るより理解・支援をと訴えている人がいるのは知っています。
彼らがこういう「エビデンス」をもとに議論をしているかどうかはわかりません。
なぜなら、これはもうどれだけ非難されようと書きますが
自閉圏の人はその特性として「恩知らず」だということを私は経験してきたから。

ただ、自閉圏の人が恩知らずなのには、悪意がまざっていない場合もあります。
たにしさんほどデータを読み取る力がなかったり
とにかく生きづらくてそもそも脳みそにその余裕がなかったり
自分の苦しさの解決だけを優先させたり
それで恩知らずになってしまうことがある。
その恩知らずが高じて「社会の理解ガー」の活動にばかり走ってしまう人もいるだろうし
「国破れてギョーカイあり」でよいとする福祉産業は自閉圏の人のそういう視野の狭さを飛び道具として利用しています。

これからも治ることより社会に理解してもらうことのほうに尽力する人もいるでしょう。
これは、賭けです。
どちらに実りがあるのか、先はわからない。
私は治る方が早いと思っている。そっちに賭けている。それだけです。

だから、こうやって活動してきました。
たにしさんが親御さんとして見いだされたように「治ることが社会貢献だ」と信じて、非難されようとそちらに物心を注いできました。
このたにしさんの連載を見て思ったことは
こういうコミュニティ、つまりきちんとデータを読みとり「社会は理解してくれている。ならば自分たちが努力する番だ」と明言できるコミュニティは花風社以前にはなかったこと
それを生み出しただけでも花風社の存在意義はあったということです。

そしてその志で私たちはこのコロナ禍に直面し
いざとなったら医療も行政もエビデンスなどかなぐり捨てること
この国は子どもに犠牲を押し付けて恥じないことを知りました。
医療や行政が必要ならば利用すればいい。でもあちらはあちらの思惑があります。
神田橋先生のお言葉を借りれば
弱者を△△△△△扱いにするのが医療です。
(近々出すMLでこの伏字を公開します)
だからできるなら医療からできるだけ遠いところに生きられた方が幸せな、自由な人生。
それを私たちは、健康な子どもたちからも、奪われようとしているのを目にしています。

たくさんの方との交流があり、出会いがあり別れがあり
その時々に出会いと別れの実りを手にしてきました。

コロナ禍はよいインデックスになりましたね。

今、「子どもたちに申し訳ない」という気持ちを持っていない人は
今後長い間仲間ではいられないかもしれないな~とうっすら感じています。

どれくらい仲間がいるかわからないけど
少なくとも大久保さんとは志を一緒にできているようでよかったです。
そしてたにしさんも、かたちは違っても
きっと花風社を応援してくださることでしょう。
つまりそれは、どんどん治るということです。

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「応用力養成講座」も受け付けております。
「応用力養成講座」は、まだ花風社の本の存在に気づいていない人が将来見ても役立つように作ります。
この長期的視野を得られたのは、実は高松での経験かもしれません。

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浅見淳子

こんばんは。

今日は午前中、画伯からいただいた『ポストコロナの発達援助論』巻頭漫画原稿のネームチェックをやっていました。大久保さんからのリクエストとともに画伯に戻しました。

それから大久保さんから本文イラストの原型をいただきました。人災であるコロナ禍が子どもたちの身体のかたちにどう影響を与えたかをはっきりとビジュアル化したのです。大久保さんはコロナ禍の日本を歩きこの世情が子どもたちの「身体のかたち」を変えたことに気づいています。それが今後どのように発達に関係してくるかの予測とそのソリューションまで書いてくれているので、これはイラストにした方がいいと思いました。イラストにしてみると、思い当たる節がある現場の方は多いと思うのです。

最初私が棒人間で描いてみたら、黄色本の「じへいっこ」そっくりになりました。ただ子どもの体形にしたほうがいいかなと思って大久保さんにご相談したら大久保さんがイラストを描いてくれました。ただの「じへいっこ」とコロナ禍が子どもにもたらした身体の変化は違うことがわかりました。まあどっちも首の発達に課題があります。

このイラストに関して、皆さんのお手元に届く完成品は画家である画伯の手になるものですが、とりあえずこの感染予防対策に子どもたちがどのように「無理やり適応」し、結果的に身体をゆがませてしまっているか、大久保さんの原案は非常にわかりやすいと思います。そしてここから、育て直しを考えるのが大人の役目です。

この大久保さん、浅見、小暮画伯のやりとりを、お風呂掃除をしながらやっていました。私のお掃除の師匠はたにしさんなのですが、そのたにし師匠が週末お風呂掃除をやりきっていらしたので、自分も及ばずながら頑張ってみたのです。私にしては上出来ではないかと思います。これで日々のケアを頑張れば快適なお風呂でお正月を迎えられそうです。

そして出かけて、帰ってきたら、ハイビスカスが咲いてくれていました。ハイビスカスは関東でも葉っぱを落としてあげると冬を越せるのですが、今年はあと二つつぼみがついているのでしばらく葉っぱを落とせそうにありません。でも華やかでいいです。冬に咲くと、お花が長持ちします。一応写真撮りましたが、明日また明るくなったら撮影しようと思います。

ではでは皆様、楽しい夜を。
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浅見淳子

おはようございます。

昨日はお昼前からライドに行きました。ほんのちょっとのライドのつもりで出かけたのですが長くなり、結局東京都に入りました(町田ですが)。その間には「田園都市線」の名の通り横浜の農地が広がり、すっかり冬になった景色ときりっとした冬の空気を胸いっぱい味わうことができました。とても気持ちよかったです。でもまたランチは食べ損ねました。ライドの日はなんとなくランチを食べ損ねます。

ので早めに外食に行こうとしたとき、個展終わりで巻き巻きに仕上げてくれた画伯から『ポストコロナの発達援助論』の漫画が。これは楽しみです。取り急ぎダウンロードして、大久保さんに転送し、夜の街へ。居酒屋ズはにぎわっていましたけど私たちは食べる方中心の店で、そこはそんなにこんでなかったです。

今朝見たらブルーさんの連載が更新されていました。専門家の活用法。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-50/#comment-7651

これ、先日のsoyanさんの治った自慢にも通じる話ですね。ブルーさんは専門家を使いこなすのがご自分の当事者としての特徴だとおっしゃってる。それはつまりどういうことかというと、「専門家を主体的に探し、自分の目で選んだことが障害者枠→正社員化→手帳返上」という今日の道につながっています、ということです。これに比してなんとかセンターとかなんとか病院とかにすがるのは基本ガイドラインに縛られた人たちとの当番制出会いですから、運不運に左右されるししょせんガイドライン以外のものが出てこないわけですね。

たとえば私も発達障害者支援センターとかできたときから知っているし、こういうところと組むといいんだろうなとか、講演頼まれるといいんだろうな、とか、講演の後援もらうといいんだろうな、と思っていた歴史がありましたが、知れば知るほど「そうとは限らない」とわかってくる。発達障害者支援センターは国がやるぞ、っていったとき入札に勝った地元の法人が事務所増やして看板かけ替えただけです。どっちかというと、それまで大規模入所施設とかやってた地元の有力法人が入札しただけ。成人当事者を独立させる力をすごく増したわけではない。もちろんもともと力のある法人がやっていたら別だけど、どこでもかしこでもそういうわけではない(婉曲表現)。期待してあげるとかわいそうかもしれないかもしれないのです。

公的支援を頼るとどうしてもそういう偶発性に左右される。そこで主体的に人に会ってまで情報を取りに行ったのがブルーさん。これは成人当事者の特権でもあるかもしれない。親御さんになるとそれほどの時間的余裕はないかも。そのときに本は役立つのですね。そしてsoyanさんはありとあらゆる情報を字のかたちで取り入れ、愛甲さんとはオンライン面談して、もしかしたら他にもそういう手段を使い、そして今のお嬢さんがいる。

この「専門家を選ぶ」という話、大人になって士業の人と付き合いができてくれば選ぶのは当然だし、本はその入り口としてとてもいい。そういう話なんだと思います。

その点でいえば、大久保さんも新刊『ポストコロナの発達援助論』で指摘していますが、未知のウイルスだった新型コロナに専門家がどんどん出てきてどんどん脅しを言うこと自体がおかしいと感じるのがまともなリテラシーの持ち主ではないでしょうか。当初ファクターXはない、とかいやファクターXはマスクだ、みたいな話があったのですがファクターXがあると注射を人々は切望しないし、マスクのおかげにしておけば平和だったんでしょう。でもマスクをずーっとしていても波はあったし、厳密化し法制化した韓国やシンガポールは感染爆発・・・みたいな謎だらけの事態にも専門家たちはなぜか知ったかぶりして自説を繰り返すしかなかった。いや、なぜかはわかりますね。なぜか大衆は専門家たちに「何か」を言ってもらいたいのです。それに知ったかぶりして答えざるを得ない専門家たちが、結果的に混乱を呼びました。

ところがここにきて(私はライドしていたので昨日のネットはよく見ていませんが)煽り専門家の皆さんが手のひら返ししはじめたらしい。これは何が理由か?

春ウコンや金魚体操の危険性を声高に訴えていた人たちが今「子どもにもワクチンを」とか言っていますが、実際に打ってすぐお風呂に入った13歳の子が亡くなっている。自分の呼びかけでそういうことが起きたら、こういうワクチンを勧める人たちは責任をとれるのでしょうか? 自分の子に打つことと他人に呼びかけることとは違う。

結局こういう人たちは宗教染みていて、ワクチンを打つ人が多ければ多いほど自分が守られると思っている。自分の安心のために他人の子が死んでもかまわない、というのが本音なんじゃないかなあ。

さて、手のひら返しですが、こうやってワクチンの危険性がわかってきたところで、頭のいい人ほど抜け出すのでしょうね。それがひとつあると思います。

思えばワクチンに関しては失望の連続だったのではないでしょうか(期待していた人は)。最初は医療関係者に優先的に打てば病床が増えたり妊婦さんがマスク出産しないで済むのかと思ったけどそんなことはなく、医療は一歩も妥協しなかった。ならばこれを打てば集団免疫が成立しマスク外せるとかライブで集まれるとか外国行けるとか言っていた。それが全部裏切られ(外国の状況もあるし)、やがて終生免疫どころか二度副反応に耐えできた抗体が数か月しか持たない、となり、しかも新株の罹患者のほとんどが二回済み。中には三回の人も。そして心筋炎。

こうなると推進していた頭のいい人たちは抜け出すでしょう。

それに加えて大きいと私がひそかに思っているのは、なぜ日本人は新型コロナに強いのか、ファクターXを理研が探り当てたことです。

私が最初から体感していた「土着コロナによる交差免疫」ですね。自分の体感としてこれ以外考えられないです。いやもちろん、発酵食品の多さによる腸内環境が強いとか、そういう食生活のこともあるかもしれないけど(実際このパンデミックの中で発酵食品とるようになった人は増えたような気がします)、fully unvaccinatedでほぼほぼノーマスクで過ごす私がこれほどなんにもかからないのは、交差免疫が一番びんとくるのです。

黄色本こと『自閉っ子の心身をラクにしよう!』のことを思い出してください。あの本の最後に、丈夫な身体の定義が出てきます。丈夫な身体とは疲れない身体ではありません。きちんと疲れて寝ると疲れが取れる身体です。そうやって疲れを蓄積しないお子さんは発達の方にエネルギーが回る。それがあの本が説いたことであり、またこの7年皆さんがたどった経緯です。どうやって疲れをためないか、それをたにしジュニアはこの前の高松の個人指導で栗本さんに習い日々実行して安眠なさっているそうです。

私と土着コロナ(つまり風邪)の関係もそういう感じです。私の場合のどにきやすいですが、ちょっとのどが痛いかな、と思ったらうがいして寝る。ちょっと鼻水出るかな、と思ったらあったかくして寝る。それで寝れば治るのですが、その寝ている間に身体は闘っているはずです。そして朝には土着コロナをやっつけている。つまり治っている。こうやって闘った記憶がある免疫が今度も知らないうちに闘っている。わざわざ💉して抗体を作るほどのこともなく自前で闘っている、というのが実感なのです。私の場合。

だから理研の発表は「やっと理研が私に追いついた」と思っていますが、さすがに理研がこれを出してきたら本当に新型コロナの専門家だったかどうかわからない煽りいくらはそろそろ撤退せざるを得ないんじゃないでしょうかね。

子どもたちには大きな、本当に大きな犠牲を出してしまいましたが。でも、取り戻すしかありません。できることは全部やりましょう。

という思いで出す『ポストコロナの発達援助論』
お申し込み・詳細はこちらからご覧ください。
うちはコロナ関係ない、と思う人でも読んだ方がいいです。なぜなら、発達のヌケを埋めるということについて、大久保さんはこの本に出し切ってくださったからです。

http://kafusha.com/products/detail/56

ではでは皆様
楽しい一週間を。

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浅見淳子

おはようございます。

ずっと前、ねこ母さんから回ってきた署名、鹿児島の子どもたちをマスクから解放しようという署名、どうやら効果があったようです。県内学校に色々通知してくれたみたいですね。

https://voice.charity/events/233/reports/567

という報告はこの記事のついでみたいな扱いで、メインはワクチンパスポート反対署名、っていうことですが、こっちには署名しません私。というのはこれってワクチンパスポートなのか私は疑問だからです。

ワクチンが大して行き渡っていないうちから旅行会社からワクチン関連のDMはばんばん来ていました。9万円の旅行で二回接種済の人3000円割引とかそういうの。あるいは最近航空会社から来るメールだと、宿泊先でワンドリンクサービスとか。さすがに自然免疫で抗体作るまでもなくやっつけている疫病の注射を一杯の生ビール目当てで打つ気はしないので、それが差別だともなんとも思いません。生ビールは対価を支払って飲めばいいのです。「打たないでいる自由」の対価としては、とっても安いですね。

今回の鹿児島の枠パス扱いされているものをみていると、要するにGoTo県内版みたいな神奈川でもやっているやつを鹿児島でもやっていて、それにワクチン・検査証明が必須ということみたいですね。鹿児島と神奈川は相当感染状況が違うはずですが神奈川版県内GoToでは証明不要です(施設が求めるのは自由みたいですがほとんど求めないようです)。それでも予算たった15億なので秒で売り切れたようです。誰もやっていないマスク会食広報に7億使ったようですから、あれをこっちに回せばあと0.5秒くらい伸びたかもしれませんね。

今回の騒ぎで皆さん覚えておくべきことは、行政も誤るということ。だから行政の言いなりになるかどうかは自分で決めなくてはいけないということです。

まあともかく

この鹿児島のやつは行政が絡んでいるので微妙な位置づけですが、私は「打つと割引になる」みたいなやつがワクチンパスポートだと思っていないのです。それはたんなる割引。

医学的な理由で打てない人もいるので、検査パッケージになっているわけですが、私なら3000円の割引のために検査を受ける気はしません。

そうではなくドイツみたいに「打たないとコーヒーもテイクアウトできない」ような状態がワクチンパスポートだと思っています。そして私はこのへんニッポンの資質を見込んで高みの見物をしている。子どもに10万円配るのにこれだけもたもたするジャパン。デュープロセスがすんごい長くて結局なんにも決まらないジャパン。そこまでやれるわけがないと思っている。COCOAは失敗したし、東京ワクションもどうやら盛り上がっていない。わくパスなんかなくても一向に客のこない地方の飲食店等が取り入れるとは思いません。飛行機や新幹線等公金をつぎ込んでいる公共交通機関がやったら憲法問題です。

そもそも多くの人に行き渡っている誤解。政府が一応実証実験を進めている「ワクチン・検査パッケージ」ですが、あれは緊急事態宣言が発動されないと発動されないのです。このへんを誤解して、全国で陽性者数150人レベルの昨今急に電車に乗れなくなるとか、そういうふうに誤解して枠パス反対とか騒いている人たちがいる。これは座波さんが『発達障害でも働けますか?』で言及した「悪しき反射」ってやつです。

私は今後「緊急事態宣言が、ない」とはまだ確信していません。私が一番心配しているのは早めに打ったリスク層の抗体がどんどん切れて冬に突入することです。でもここで尾身クロんという救世主が出てきて、どうやら重症化しないようなのでこれは朗報かもしれませんが、そうなると阿漕な医療は飛行機に乗っていた全員(当然全員検査ワクチンマスク済)を濃厚接触者とかして病床割いているようですね。発熱患者も診なかった医療が今は無症状の人、定義上濃厚接触者ではない人を無理やり濃厚接触者にして診療報酬を得ているようです。ここまでやる医療だからまた無症状者で医療逼迫を演出し緊急事態宣言を引っ張り出すことはありえないシナリオではなく、そうなると未接種者は多少行動を制限されるかもしれませんが、今のところ未接種であることになんの不便もないジャパンです。

お子さんたちにも色々脅しが来ると思う。そしてそれを真に受けるフェーズがあると思う。お子さんたちは未熟だから、脅しに乗りやすいかもしれない。たとえば打たないと部活で試合出れないかもしれないとか。それで打ちたいのなら打てばいいと思いますが(私たちは解毒の方法も知っているし)、喘息とかアレルギーの既往があるお子さんとなれば親御さんとして打ってもらいたくない気持ちも痛いほどわかります。そしてそういうときお子さんに教えるべきことは座波さんの本に学び「悪しき反射を発動させない」ことじゃないかなと思いますね。私もあの本づくりの中で多くを学んだのですよ。

そして悪しき反射を発動させないのにはやはり身体アプローチ、とくに呼吸が役に立つ気がしますね。マスク民は不利かもしれません。お仕事でマスクしなきゃいけない人は悪しき反射が発動しやすくなっているかもしれないので、だからワクチンパスポートではないものをワクチンパスポートと受け取って怖くなってしまうかもしれないので、休日くらいは広い場所を歩いたり走ったりして深呼吸しましょう。もちろん自転車はおすすめです。あ、沼には注意。自転車増えます(笑)。

今この時にはもちろん『ポストコロナの発達援助論』を読んでもらいたいけど

http://kafusha.com/products/detail/56

悪しき反射を発動させないことを今一度振り返るために、『発達障害でも働けますか? 経済的自立とその先を目指すための成長戦略』もおすすめいたします。持っている人は読み返すといいですよ。

http://kafusha.com/products/detail/51

昨日ご紹介したこじはるファンさんは、経済的自立のその先を目指しているのですね。栗本さんの事例に希望を見出してくださいませ。今では何十年も連れ添ったかのようにお似合いのご夫婦です。

ではでは皆様
楽しい日曜日を。

返信する
浅見淳子

こんばんは。

今日は夫が自転車(四台目)を買うのに付き合いました。
自転車は沼にはまると増殖するという噂は本当でした。

名だたる自転車屋さんではなく、小さな町の自転車屋さんになぜか一台だけあった在庫を買いましたので、納車まで三時間(笑)。というわけで夫の新車デビューに付き合ってちょっとライドしてきました。夕方の富士山がとてもきれいでした。

さて、こじはるファンさんが治った自慢に書いてくださいましたね。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-23/#comment-7646

これこそ、私が目指していたものなのです。

自分は20代とか5時まで飲んでて10時から働いて週末は遊んでいて、それだけではなく飲みにいかない日はずーっと原書読んでました。そしていざ転職したい会社ができたとき、そこでリーディングをやらせてもらって入社させてもらったのです。だいたい500ページくらいのものをフルタイム労働のあと一週間で読んでレジュメにまとめて、というのを何か月かやったらこいつは使えるということになりとくに募集はなかったんですが雇ってもらえました。私は正社員二か所やってから独立しましたがどっちも正社員募集していないところに「私を雇いませんか」と押しかけて雇ってもらいました。だから受け身の就活はしたことないんですよね。

受け身の就活の代わりに方々で飲み歩いて人脈を広げていたという考え方もできるので(そういう時代でもあった)どうしても「仕事だけで体力が尽きてしまう」というのがもったいないと思っていました。そんなに体力なかったら人とも知り合えないし研鑽も積めませんし第一遊べません。でも成人の発達当事者は仕事で精いっぱいという人が多く、課外活動や自己研鑽や、いや娯楽にまで体力が残らない。これは不便そうだと思ったのも身体アプローチ方面を追及した一つの動機です。ですのでこういう治った自慢は花風社のDream Comes Trueでとてもうれしいのです。

ライドから帰ったらたにしさんにお送りしたい本が届いていました。
お手紙書きましょう。

皆さんにも週末のうちにメールでお手紙が届くかもです(要するにMLです)。
年内にあと二本届きます。
昨日の伏字をMLご購読者の方には伏字じゃなくしてお届けしようと思います。

MLご希望者の方は随時お知らせください。
花風社あてメールくださいね。

ではでは皆様
楽しい夜を。

返信する
浅見淳子

おはようございます。

今日も盛りだくさんです。
soyanさんの治った自慢から。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/149/comment-page-22/#comment-7644

画面越しにお会いしたことありますが、私がお会いした時点(小学校入学後)はもうしっかりとしたお嬢さんでした。幼稚園のときそういう感じだったとは思えませんが、まさに六歳までに治ったのですね。それとsoyanさんがお使いになっている「目詰まりが取れる」という表現、これよく愛甲さんが使います。最初に登場したのは『脳みそラクラクセラピー』で、そのとき私はこの表現にぴんとこないままとりあえず活字にしました。けれどもその後治っていかれる方たちを見て、まさに「目詰まりが取れる」だなあ、と思うのです。

目詰まりが取れた皆さんはもう関心ないかもしれませんが、今後目詰まりを抱えた人たちがたくさんまた出てくるので、ぜひお時間あるときに治った自慢お願いいたします。

それと、たにしさんから「高松SOUL」がどんどん更新されています。

イベント終了。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/660/comment-page-8/#comment-7642

栗本ご夫妻が記念撮影。去年は一人だった栗本さんがお二人でカムバックしました。
そして私の講演を聞いて「今まで誰もこんなこと言ってくれなかった」と感激してくださった訪問看護の方。その後SNSでフォローしてくださっているようですが、私があまり登場しないSNSなので個人的な交流はまだないのですが、あのコメントをたにしさんから見せていただき思ったのは「医療も患者に自立してもらいたいという気持ちを持っている」ということです。だけど何かと医療や行政に頼ってしまう人の多いジャパンです。けれども、本来自分の健康こそ自己責任のはず。なのにそこを医療や行政に依存してしまうから、ある医療はそれにつけこみ、ある医療は依存させっぱなしにして・・・みたいなのがあるんでしょう。だから私が言う「医療にも行政にも頼らなくていい人になりましょう・育てましょう」をきいて「今まで誰も言ってくれなかった」と思ってくださる看護師さんがいてもおかしくないということなのでしょうね。

そして次の日。午後の便だったので高松で2うどん&観光にお連れいただきました。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/660/comment-page-8/#comment-7643

ここでたにし一家の現在抱えている懸案事項をおききし、たにしさんが書いていらっしゃるようにいつものように押し付けはしないのですが、自分が見てきたままをお話しました。

そしてたにしさんにあまりにお世話になったので、その後帰ってから点心をお送りしました。そうしたらうどんを送ってくださいました。私はだいぶうどんをゆでるのが上手になりました。これも讃岐に通ってうどんの食感に多数触れたからだと思いますが、しゃきっと仕上げることがうまくできるようになりました(当社比)。

そしてふと、たにしさんに読んでいただきたい本を思い付き、今取り寄せています。
来たら手紙をおつけしてお送りする予定です。
ご一家の選択のときに、参考になれば幸いです。
たにしさん、しばしお待ちくださいませ。

さて、雑談のお部屋ではブルーさんの連載が続いています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-50/#comment-7641

これを読んで改めて思ったこと。
・ブルーさんは本当に向上心があり、対価も払ってきた(金銭的にだけじゃなく)
・さて私のメンターは誰?

つねづね思うのですが、私にはメンターっていないような気がします。きっと人の言うこときかないからじゃないかな(笑)。
ただ、その時々で色々な人から学んできました。座波さんの本を作っていた時は座波さんに学ぶところが大きかったし、アンチ考察ではブルーさんからも多くを学びました。彼らの根源に恐怖があると私は思いつきもしなかった。そこがまあ、私らしさですが。

愛甲さんには何かと相談しますし(たぶんなんでも自分で決める私が一番相談するのは愛甲さんかもしれません)、最初に発達障害の世界に入ったときから瀧澤久美子さんは尊敬しています。もうなかなかお会いできない状況になりましたがここは読んでくださっているようです。

なかなかお会いできないけどつながっているのを感じるのは神田橋先生もそうです。
というか、昨日ご紹介したように、神田橋先生が今の子どもたちの置かれている状況に悲しみと怒りを共有してくださっているとわかっただけでなんというか、安堵感があります。

前作は献本が遅れてしまったけれど、次回『ポストコロナの発達援助論』は真っ先に献本しようと思います。
先生ならこの本が今出ることの価値をわかってくださると思います。コロナ禍で生じたヌケを取り戻すだけではなく、発達を取り戻す方法を大久保さんは出し切ってくれました。

詳細・お申し込みはこちらからお願いいたします。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』

http://kafusha.com/products/detail/56

また、1月23日予定、というか先行配信も行う「応用力養成講座」も引き続き募集しております。
ご興味のある方はお申し込みください。

ではでは皆様
楽しい週末を。

返信する
浅見淳子

おはようございます。

まず一つ、お詫びと訂正です。
昨日、1月23日の講座「応用力養成講座」に当日のみのお申し込みをいただいたのですが、事情をお話し、後日配信込みに変更していただきました。
なぜなら、準備を進める中で、これは出来次第配信し、きちんと記録に残し、今後花風社の本を読み始めることになった方にも見ていただきたいと思うようになったからです。
ですので一部できるごとにお送りしていきます。
当日は質問コーナーみたいにしてもいいですね。
視聴機関は2月23日までを予定しております。花風社創立26周年記念日ですね。
まず第一部は年明け早々か、年内にもお送りするかもしれません。
ということで今回は全部配信込みでお受付いたします。
変更についてはまたMLでお知らせいたします。
お詫びして訂正いたします。よろしくお願いいたします。

また、昨日ツイッターでちらりと予告しましたが
神田橋先生から「医者が教えてくれない発達障害の治り方1 親心に自信を持とう!」のご感想をいただきました。
ひみつのお部屋には全文貼ってありますが
ここでは一部伏字にしてお届けいたします。

「親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方1」献本に際しての神田橋先生とのやり取りです。
~~~~~
浅見→神田橋先生

神田橋條治先生
 ごぶさたしております。
 この一年半の私の本業は、怒りを感じることだったような気がします。人々の自由をいとも簡単に軽んじる行政と、自分の保身しか考えていない医療に対して。
 子どもたちの置かれている状況にはとくに怒りを抱き、なかなか本を出せませんでした。けれども、この怒りを結実させて自分のキャリアを締めくくろうと思います。
 ニキさんの世界観を伝え、藤家さんの回復を伝え、神田橋先生という精神医療の巨星を発達障害の世界に引き入れ、そのご縁で愛甲さんのセラピーを読者の方に伝え、栗本さんを世に出しました。もう十分仕事をした気がしていましたがその流れでのコロナ禍です。
 今子どもたちが置かれている状況は危機的です。おそらく数年後に発達の遅れを呈する子が増えるでしょう。ただの遅れを障害ととられるかもしれません。
 そのときのために、もう一人若い支援者を皆さんに少しでも知っていただくことに寄与できればと出した本です。大久保悠さんという方で、函館在住ですがコロナ禍の中も全国を歩き回って発達相談をされていました。
 献本遅れました。申し訳ありません。
 ところでここからは私生活についてのご報告ですが(中略)

 どうぞお体ご自愛くださいませ。
 私は人体実験もかねて、マスクも注射もせずに冬を越してみます。

神田橋先生→浅見
内容の充実し有用な本を出されました。「診断」の発祥は「よりよい未来を見つける」ことにあったのに「アラさがし」になってしまっています。その害を老人・子供・障害者など弱者がこうむっています。まるで△△△△△扱いです。悲しみと怒りを共有しましょう。来年もがんばりましょう。

~~~~~

△△△△△の部分は過激なので伏字にしました。
ひみつのお部屋では公開しています。
ひみつのお部屋入会ご希望の方はFBに登録し私に友だち申請をしてください。
そしてひみつのお部屋に入りたい旨メッセージをください。
花風社の直販で買ったことがあることと、中での私を含めた皆さんの発信の秘密保護が入室の条件です。

ということで、神田橋先生も今子どもたちが置かれている状況に対し、怒りと悲しみを共有してくださっているようです。

大久保さんはこのコロナ禍の間も全国を回られ、子どもたちの身体に変化が表れていること、そして感染予防対策の副作用として今後発達の遅れを呈する子が出てくることを見てきました。
実際にすでに診断を(おそらく不必要に)下されている人のご相談にも乗ってきました。
コロナ禍の対策は、子どもの育ちを抑制します。
抑制された子は自己治療に走ります。力のある子ほど走るかもしれません。それを発達障害の特性ととらえられてしまうかもしれません。

昨日トイトレの話を書いたら、トイトレは子どもたちに快不快を味わわせることによってやり遂げた
という読者のご発言がありましたが
その「子どもたちの快不快」の育ちを無理やり押さえつけているのがコロナ禍です。ウイルスではなく、感染予防対策による発達の抑制。つまり人災です。この人災をせめて家庭では解毒していかなければならないですね。

そういう思いで出す『ポストコロナの発達援助論』
詳細・お申し込みはこちらにお願いいたします。

新刊と講演会二つのお知らせ

お世話になっております。花風社の浅見です。

1 『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』出版のお知らせ。

黙食・マスク強制・行事の中止・・・
花風社では昨今のコロナ禍での国を挙げての感染対策がお子さんの発達に影響することを危惧しています。
そして、子どもたちに発達の機会を取り戻すため、何かできることをしたいと思っています。
その志を共有してくださる大久保悠さんに原稿を書いていただき、コロナ禍がどう子どもの発達に影響し、ここで生じたヌケをどう埋めるか、緊急出版の一冊にまとめました。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今からできること』です。

当HPでお申し込みの方には、書店発売に先駆けて送料無料でお送りいたします。
冊数分のミニクリアファイルもおつけします。
大久保さんの前著『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方1』もたちまち増刷となりましたが、こちらもまだお読みでない方はどうぞこの機会にお求めください。
詳細・お申し込みは下記をごらんください。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』

http://kafusha.com/products/detail/56

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

2 講演会のお知らせ
「応用力養成講座」

読者の方の多くがお気づきのように、花風社では発達援助の本をHOW TO本とは位置づけておりません。
発達の大原則を示し、皆さんにそれぞれのご家庭でカスタマイズしていただけるように作ってあります。
なぜかというと、人間は複雑かつ社会的な生物なので、HOW TOで発達を促すことはできないからです。
けれどもこの「カスタマイズ」が苦手な方、マニュアル思考から抜けられない方、応用力に乏しい方も中にはいます。これは日本の学校教育のかたちから、やむを得ないところもあります。
ただ、花風社の著者の皆様は、同じように日本の学校教育を受けながらも、応用力を発揮してきた方たちです。
その方たちに学びながら、脱マニュアル思考をどうしたら身に着けるか、応用力を発達援助に、そして自分の生き方にどう適用していけばいいか、講座を行ってみます。
詳細は以下の通りです。

「応用力養成講座」
日時 2022年1月23日(日) 午前10時より。90分から120分くらい(途中参加・退出可能です)。
場所 zoom
講師 浅見淳子
料金 後日配信込み(視聴期間は一か月程半度を予定)2500円
お申し込み方法 zoom@kafusha.comあてに、
1 お名前
2 配信先メールアドレス
をお送りください。そのうえで下記の花風社の口座いずれかに料金をお支払いください(口座はお問い合わせください)。ご招待URLとパスワードを発行していきます。

参考文献は以下の通りです。
すべてお読みいただく必要はありませんが、いずれも勉強になる一冊です。

『自閉っ子の心身をラクにしよう!』

http://kafusha.com/products/detail/9

『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』

http://kafusha.com/products/detail/3

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

『NEORO 神経発達障害という突破口』

http://kafusha.com/products/detail/49

そして新刊『ポストコロナの発達援助論』も取り上げていきます。

3 貴重な栗本さんの実技が見られる高松講演動画配信、二次募集のお知らせです。

栗本啓司さんの実技を実際に目にできる機会は、多くありません。
とくにコロナ禍の中では、貴重な機会になりました。
高松講演はプロの撮影・編集の方が入ってくださる貴重な機会だったので、皆様のおうちにいながらにして栗本さんの実践をみていただくことができました。
好評だったため、主催者さんのほうで二次募集をしてくださることになりました。
12月10日までにお申し込みいただければ、12月11日から26日までご覧いただけます。
また一次募集でお申し込みの方は追加1000円であと半月みられるということです。
浅見もコロナ禍で深めた考察「医者に頼らず発達障害を治そう」について思い切りしゃべっていますし、現地の楽しいコンサートもごらんいただけます。盛りだくさんの内容です。

詳細・お申し込みはリンク先をごらんください。
PR動画もついています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/354/comment-page-3/#comment-7587

今後とも花風社関連の本や講演をよろしくお願いいたします。

浅見淳子

ではでは皆さま
楽しい金曜日を。

返信する
浅見淳子

こんばんは。

毎日毎日情報たくさんなので、夕方もメッセージ更新しておきます。

まず高松SOUL2021。いよいよ真打登場栗本さんパート。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/660/comment-page-8/#comment-7636

ちょうど今日FBが何年か前の私の行動を教えてくれて、それによると栗本さんの講座を見張りに行っていたらしい。進行が下手、発言が卑屈、あのころの栗本さんはそれで私に眉をひそめさせていたもんです。で、このあたりを警戒してチェックしに行くと2014年の私が言ってた。

そしてたにしさんがおっしゃるとおり、高松講演2021の栗本さんは堂々としたもんです。本もたくさん出て、お客さんもいっぱいきて、お嫁さんまできて、お嫁さんが出張まで一緒に来てくれて、もうあのころの栗本さんとは全然違う感じだな。第二次配信始まりますので貴重な栗本さんの記録を見たい方はGO! あとでこの下にご案内貼っておきますからね。

さて、1月23日の講座はやはりプレ配信やろうと思います。今日レジュメ書いていました。まずなぜ花風社がマニュアル的に、HOW TO的に本を作っていないか、ていうかなぜ人はマニュアル思考に陥ってしまうのか、30分以内にまとめて入金確認した方からどんどん送っていきますね。用意が整ったらここでもお知らせします。

それと、お待ちかねのトイトレ。
ギョーカイ的には、というか今診断ついたりつきそうだったりするお子さんのトイトレってなんとかセンターあたりではどのような指導をしているんでしょ? トークンとか視覚支援とか? それが無意味だとは思わないけど、花風社の提供している身体アプローチに比べると遠いよね。

で、大久保さんを呼ぶご家庭というのはかなり就学相談を意識されていることがあるようです。当たり前ですよね。親子には大事な分かれ道。その前に発達援助と学校現場の両方を知っている大久保さんにみてもらいたいというお気持ちはよくわかります。そして『ポストコロナの発達援助論』で私も初めて(より)具体的に知ったんだけど、排泄の自立がこれほど重要なのはやはり大事なインデックスになっているからですね、行政的に。どの学校に振り分けるかの重要な目安になっている。

逆に言うと優れたものをもっていても、そこが成り立っていないために、将来の可能性を狭めてしまうことがある。だったらこここそ、六歳までになんとかなっていた方がいいわけです。

そして現行の子どもには過剰な感染予防対策とかにお人よしに付き合っていると、そこ遅れちゃったらどうする、という話。せめておうちでは育ててあげたいところですね。という話。

よく「六歳までに治った方がいい」と私がいうと、非常に強迫的に考えてしまう方がいるんだけど、そこを強迫的に考えてしまうこと自体がマニュアル思考だと思います。私は「六歳までに治らないと人生絶望!」みたいな意味で言っているんじゃないですよ。

では六歳までに治った方がいいのはなぜなのか、大久保さんはすっごいわかりやすく説明してくれるし、とりあえず八歳を越えた成長をみようよ、っていうのは『医者が教えてくれない発達障害の治り方1 親心に自信を持とう!』の大きなテーマでもあったけど、大久保さんだって六歳までに治らないとだめ! なんて思ってなくて、でも六歳までに治っておいた方がずっとあとがラク、みたいなことを非常にわかりやすく説明してくれている@『ポストコロナの発達援助論』です。

私は最近珍しく?まじめに仕事をしているので、しばらく情報量多いから、朝も夕方も更新するかもしれません。平日はね。土日はお天気次第かな。お天気よかったらまたロングライドに行くかもしれないし。神奈川県民割りっていうのもできて💉は関係ないそうです。

そりゃそうだよね。尾身クロんは今日四例目が出たそうだけど、全員💉💉みたいだそうですよ。打率十割。

さて、では新刊と講座のご案内を貼っておきます。
高松講演はお急ぎを。
新刊は「できれば」年内に、遅くとも年明けすぐぐらいにご注文いただけると、ミニクリアファイルが足りなくならないかと怯えずにすみます。
よろしくお願いいたします!

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新刊と講演会二つのお知らせ

お世話になっております。花風社の浅見です。

1 『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』出版のお知らせ。

黙食・マスク強制・行事の中止・・・
花風社では昨今のコロナ禍での国を挙げての感染対策がお子さんの発達に影響することを危惧しています。
そして、子どもたちに発達の機会を取り戻すため、何かできることをしたいと思っています。
その志を共有してくださる大久保悠さんに原稿を書いていただき、コロナ禍がどう子どもの発達に影響し、ここで生じたヌケをどう埋めるか、緊急出版の一冊にまとめました。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今からできること』です。

当HPでお申し込みの方には、書店発売に先駆けて送料無料でお送りいたします。
冊数分のミニクリアファイルもおつけします。
大久保さんの前著『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方1』もたちまち増刷となりましたが、こちらもまだお読みでない方はどうぞこの機会にお求めください。
詳細・お申し込みは下記をごらんください。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』

http://kafusha.com/products/detail/56

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

2 講演会のお知らせ
「応用力養成講座」

読者の方の多くがお気づきのように、花風社では発達援助の本をHOW TO本とは位置づけておりません。
発達の大原則を示し、皆さんにそれぞれのご家庭でカスタマイズしていただけるように作ってあります。
なぜかというと、人間は複雑かつ社会的な生物なので、HOW TOで発達を促すことはできないからです。
けれどもこの「カスタマイズ」が苦手な方、マニュアル思考から抜けられない方、応用力に乏しい方も中にはいます。これは日本の学校教育のかたちから、やむを得ないところもあります。
ただ、花風社の著者の皆様は、同じように日本の学校教育を受けながらも、応用力を発揮してきた方たちです。
その方たちに学びながら、脱マニュアル思考をどうしたら身に着けるか、応用力を発達援助に、そして自分の生き方にどう適用していけばいいか、講座を行ってみます。
詳細は以下の通りです。

「応用力養成講座」
日時 2022年1月23日(日) 午前10時より。90分から120分くらい(途中参加・退出可能です)。
場所 zoom
講師 浅見淳子
料金 当日のみ 1500円 後日配信込み(視聴期間は一か月程度を予定)2500円
お申し込み方法 zoom@kafusha.comあてに、
1 お名前
2 配信先メールアドレス
をお送りください。そのうえで下記の花風社の口座いずれかに料金をお支払いください(口座はお問い合わせください)。ご招待URLとパスワードを発行していきます。

参考文献は以下の通りです。
すべてお読みいただく必要はありませんが、いずれも勉強になる一冊です。

『自閉っ子の心身をラクにしよう!』

http://kafusha.com/products/detail/9

『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』

http://kafusha.com/products/detail/3

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

『NEORO 神経発達障害という突破口』

http://kafusha.com/products/detail/49

そして新刊『ポストコロナの発達援助論』も取り上げていきます。

3 貴重な栗本さんの実技が見られる高松講演動画配信、二次募集のお知らせです。

栗本啓司さんの実技を実際に目にできる機会は、多くありません。
とくにコロナ禍の中では、貴重な機会になりました。
高松講演はプロの撮影・編集の方が入ってくださる貴重な機会だったので、皆様のおうちにいながらにして栗本さんの実践をみていただくことができました。
好評だったため、主催者さんのほうで二次募集をしてくださることになりました。
12月10日までにお申し込みいただければ、12月11日から26日までご覧いただけます。
また一次募集でお申し込みの方は追加1000円であと半月みられるということです。
浅見もコロナ禍で深めた考察「医者に頼らず発達障害を治そう」について思い切りしゃべっていますし、現地の楽しいコンサートもごらんいただけます。盛りだくさんの内容です。

詳細・お申し込みはリンク先をごらんください。
PR動画もついています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/354/comment-page-3/#comment-7587

今後とも花風社関連の本や講演をよろしくお願いいたします。

浅見淳子

返信する
浅見淳子

おはようございます。

応用力養成講座、今のところ全員後日配信ご希望なのですが、もしかしたら後日配信どころか、先だって配信してしまうかもしれません。というのはこれ、すごく力入れているんです。三部くらいに分けて、少なくとも一部先取りして、出来上がり次第送ってしまうかもしれません。もちろん配信期間はたっぷりとります。なぜなら、とても重要なことだからです。なぜ花風社が本をマニュアル的に作ってこなかったのか。そこのご説明から始めようと思います。

今の日本をみてわかるように、みんな誰かの指示に従っているのが安定につながると信じている人が多い。ところが私はずっと自分が少数派だと自覚してきた。どうもこの「少数派であるという覚醒」とマニュアル思考でないことはつながっているような気がしますね。

同じく少数派だと(診断前から)感じていたブルーさんとの会話が楽しいです。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-50/#comment-7630

ブルーさんは少数派で、診断を受けて別の意味で少数派だと悟り、しかもそこで社会の理解ガーに走らず治ろうとした点でも少数派で、配慮のある職場に入り、そこで正社員化し、そして手帳返上、と全部少数派の道をたどってこられましたが、全部いい少数派ですよね。

マスクを外せない皆さんを見ていると(マスクが大好きな人は除く)きっと多数派についていないと身の危うさを感じているのだと思いますが、少数派になることは全然怖くない。むしろサバイバルスキルに(狙ってはいないけど結果的に)なってしまっているかもしれません。

それと、昨日は大久保さんのブログが圧巻でした。

http://terakkojyuku.blogspot.com/2021/12/no1207.html

本当に大久保さんが今度の本、『ポストコロナの発達援助論』に全力投球してくださったのがわかりますし、今すべてを出し切って進んでいく方向にはなるほどと思います。

実はこの本は、コロナ禍で失われた発達を取り戻すだけではなく、もう一つテーマがあります。
それは「首」なんです。首が発達のネックだという話(さりげなくダジャレ)。

私は当初『NEURO』に対して『NECK』というタイトルにしようかと思ったほど、首が発達のNECKだという話に詳しい。けれども大久保さんの希望もあり、『ポストコロナの発達援助論』に決まりました。本当にすごい本です。親御さんには呼んでもらいたいけど、支援の現場を持っている人には必ず読んでもらいたいです。今後数年、たとえばトイトレが遅いお子さんとか出てくるかもしれない。そして就学時それだけの理由で支援校とかに送られると損失になるお子さんもいるかもしれない。そんなとき「あの時期に失ったものを育て直そう」という発想をもっていただきたいのです。

ここからまた話がつながるのですが、それは夕方にしましょうか。
とりあえず講座と新刊のご案内を貼っておきます。
新刊はなるべく年内にご注文いただけるとありがたいです。もちろん年明けでも間に合いますが。
それと、高松講演は明日が締め切りです。
よろしくお願いいたします。

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新刊と講演会二つのお知らせ

お世話になっております。花風社の浅見です。

1 『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』出版のお知らせ。

黙食・マスク強制・行事の中止・・・
花風社では昨今のコロナ禍での国を挙げての感染対策がお子さんの発達に影響することを危惧しています。
そして、子どもたちに発達の機会を取り戻すため、何かできることをしたいと思っています。
その志を共有してくださる大久保悠さんに原稿を書いていただき、コロナ禍がどう子どもの発達に影響し、ここで生じたヌケをどう埋めるか、緊急出版の一冊にまとめました。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今からできること』です。

当HPでお申し込みの方には、書店発売に先駆けて送料無料でお送りいたします。
冊数分のミニクリアファイルもおつけします。
大久保さんの前著『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方1』もたちまち増刷となりましたが、こちらもまだお読みでない方はどうぞこの機会にお求めください。
詳細・お申し込みは下記をごらんください。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』

http://kafusha.com/products/detail/56

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

2 講演会のお知らせ
「応用力養成講座」

読者の方の多くがお気づきのように、花風社では発達援助の本をHOW TO本とは位置づけておりません。
発達の大原則を示し、皆さんにそれぞれのご家庭でカスタマイズしていただけるように作ってあります。
なぜかというと、人間は複雑かつ社会的な生物なので、HOW TOで発達を促すことはできないからです。
けれどもこの「カスタマイズ」が苦手な方、マニュアル思考から抜けられない方、応用力に乏しい方も中にはいます。これは日本の学校教育のかたちから、やむを得ないところもあります。
ただ、花風社の著者の皆様は、同じように日本の学校教育を受けながらも、応用力を発揮してきた方たちです。
その方たちに学びながら、脱マニュアル思考をどうしたら身に着けるか、応用力を発達援助に、そして自分の生き方にどう適用していけばいいか、講座を行ってみます。
詳細は以下の通りです。

「応用力養成講座」
日時 2022年1月23日(日) 午前10時より。90分から120分くらい(途中参加・退出可能です)。
場所 zoom
講師 浅見淳子
料金 当日のみ 1500円 後日配信込み(視聴期間は一か月程度を予定)2500円
お申し込み方法 zoom@kafusha.comあてに、
1 お名前
2 配信先メールアドレス
をお送りください。そのうえで下記の花風社の口座いずれかに料金をお支払いください(口座はお問い合わせください)。ご招待URLとパスワードを発行していきます。

参考文献は以下の通りです。
すべてお読みいただく必要はありませんが、いずれも勉強になる一冊です。

『自閉っ子の心身をラクにしよう!』

http://kafusha.com/products/detail/9

『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』

http://kafusha.com/products/detail/3

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

『NEORO 神経発達障害という突破口』

http://kafusha.com/products/detail/49

そして新刊『ポストコロナの発達援助論』も取り上げていきます。

3 貴重な栗本さんの実技が見られる高松講演動画配信、二次募集のお知らせです。

栗本啓司さんの実技を実際に目にできる機会は、多くありません。
とくにコロナ禍の中では、貴重な機会になりました。
高松講演はプロの撮影・編集の方が入ってくださる貴重な機会だったので、皆様のおうちにいながらにして栗本さんの実践をみていただくことができました。
好評だったため、主催者さんのほうで二次募集をしてくださることになりました。
12月10日までにお申し込みいただければ、12月11日から26日までご覧いただけます。
また一次募集でお申し込みの方は追加1000円であと半月みられるということです。
浅見もコロナ禍で深めた考察「医者に頼らず発達障害を治そう」について思い切りしゃべっていますし、現地の楽しいコンサートもごらんいただけます。盛りだくさんの内容です。

詳細・お申し込みはリンク先をごらんください。
PR動画もついています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/354/comment-page-3/#comment-7587

今後とも花風社関連の本や講演をよろしくお願いいたします。

浅見淳子

返信する
浅見淳子

こんばんは。

今日は『ポストコロナの発達援助論』に集中できた日でした。

京都での悲劇から、トイトレの大切さを改めて感じ、排泄の自立について新刊に大久保さん詳しく書いていたなあ、とそこを集中的に読むつもりだったのですが、結論から言うと、「コロナ禍で子どもたちの身体のかたちはどう変わったか」の観察と説明にうなりました。なるほどそうだ。

そしてそれが今後どのような発達のヌケをもたらしそうか、どうやったら埋められそうか。
大久保さんの指摘はシビアですが、必ず解決策が提示されているのが救いのある本です。

子どもたちの身体がどう変わったか。
これは具体的に、棒人間描いた方がいいかなと思っております。商品になって皆様のお手元に届くときには小暮画伯の手によるものになっているわけですが、原案は私がラフ描いて大久保さんにチェックしていただき最終的に画伯に描いていただき大久保さんチェック・・・みたいな道のりになりますね。緊急出版といえどそのあたりは時間がかかります。現実的には私が再校抱えて年末年始かな。

それでも、前回ミニクリアファイルが足りなくなってひやひやしましたので、できれば直販ご希望の方には年内に、遅くとも1月5日くらいまでにご注文いただけると不足する心配がないのです。

本当にこの本は、読まなきゃ損、です。
今このコロナ禍で、子育てしている人、あるいは教育現場にいる方には必読の書です。自信をもって言えます。

詳細・お申し込みはこちらからどうぞ
目次もご覧になれます。

どうぞよろしくお願いいたします。

http://kafusha.com/products/detail/56

返信する
浅見淳子

おはようございます。

毎日毎日書きたいこと多すぎ、で、夕方も更新しようかと思っていたのですが時間がありませんでした。
本日は「グローバル人材」か「トイトレ」のどっちかを書きたかったのですが、どっちでもなく「欧米人の解像度」について書きます。これは広義の「グローバル人材問題」かもしれません。

昨日の私のメッセージに対し、yasuさんが「グローバル人材を意識した子育てはもうすでに広く行われているのでは」というツイートをくださいましたが、それはyasuさんの置かれている環境だからではないでしょうかね。東京にお住まいでご自身も博士号を持ち、おそらく周囲の交流もその範囲が多いとなると、将来「頭脳流出」と言われる若者たちも周囲から出てくるかもしれない。でもこれからのグローバル人材はそれだけではなく、まさに「食い詰めて外に出なければならない」人たちも含みます。大久保さんと私は、そういう問題意識を持っています。「日本で生きたい人が日本に生きられるように」が私たちの望みでもあるのです。

もちろんより高い賃金、より柔軟性のある社会構造、より開けた社会を求めて海外進出する人がいてもかまわない。でも一方で、ある意味世界一のインフラが今のところ世界一安く手に入るこの住みやすい(今のところ)国にとどまりたいのならそれがかなう社会を作らなければならない。そういう思いを込めて本を出しますし、活動を続けます。

そんなところでブルーさんがまた興味深い連載をしてくださっています。ブルーさんがどういう方々をメンターにしてきたか。これは少数派である発達でこぼこの人にとってのサバイバルスキルでもあるのです。私もレスしていますのでコミコミでお読みください。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/489/comment-page-50/#comment-7626

ここで「欧米人の解像度」という話をしたので、これについて書きます。コロナ禍ではっきりしたもののひとつです。

日本を含めコロナ禍でうまくやっている国はありません。皆それぞれ試行錯誤して失敗したり成功したりしながら最適解を求めています。そして実にその民族性が出ているところが面白いです。

強権発動してなかったことにした中国。人権意識が希薄ですから、ちょっとことあればすぐに隔離できます。これは民主国家では無理なことです。

徹底的に閉鎖したニュージーランドや台湾。結局国境を閉鎖してもウイルスは入ってくることがわかり、もはやもてはやされなくなりました。

アングロサクソンのメンタルの強さというか、危機の時の冷静さはずっと前から知っていましたが、移民国家アメリカや移民が増えたイギリスはここでも崩れず、やはりアングロサクソンが主導する国なんだなあと思っています。

そして普段はエレガーントなフランスはラテン系の地が出ていて興奮しっぱなしですね。かなりダメな対応をしています。

そしてドイツは2Gという強い規制をし、今やワクチンか回復証明書なしではコーヒーのテイクアウトもできない。厳密に厳密にやっているようです。ところが接種率は日本より低くて伸びないのです。ここまでやられても打たない人は打たない。そのへんは頑固。

オーストラリアでは野蛮なことが行われていて、外でピクニックしている人を警察が逮捕したりしている動画が流れてきましたが、もともと原住民の人たちがいたところに犯罪者を島流しして奪ってしまった国土ですからこれも地が出ているといえます。

グローバル人材って、頭脳流出だろうと食い詰め方面だろうと、こういう人たちと競っていくということです。
ただ英語がしゃべれればいいということではありません。
相当タフなメンタルがいります。
そしてそこで、親から受け継いだものなしに一代から始めるのです。

私が若いころは日本の景気がよく、休みのたびに外国に出ました。

土日はきっちり休むドイツ人たち。レストランがことごとく閉まっている中で懸命に働くトルコ人レストラン、モンゴル人経営のジンギスカンレストランなどにはお世話になりました。

出張で行ったフランクフルト書籍見本市ではドイツの食事にへきえきとしていた私たちに、中国人の人が中華料理のお弁当を売りに来ました。闇営業だったようです。

カナダでは韓国系のクリーニングやさんがいっぱいあって、一代目はクリーニングや、二代目は大学に送りホワイトカラーにというのが一般的だそうです。一代目は身を粉にして働いて次世代を育てるのです。

そのころ韓国は自由がなかった。だから新天地を求めていく人が多かった。そこに今や日本は賃金を抜かれているそうです。

日本のゆるさがわかるでしょう。
「お客様、マスクお持ちですか?」と声掛けすればマスクをしてもらえると決めつけている店員も牧歌的なら、それを言われただけで「圧をかけられた」とツイッターに書き込んでしまう人たちも牧歌的。そうやってやすやすと「誰かえらい人がマスクを外していいって言ってくれないかしら」と思っているだけの羊たちがグローバル人材になれるとは私は思えないわけですね。

だったら日本に暮らせたほうがいい、というのももちろんありです。

私は資質的にも環境的にも海外に出やすい人材だったかもしれませんが、ここが一番コスパがいいから日本に生きることを選びました。私の世代はそうでした。

今の子どもたちがどこで生きるにせよたくましくサバイバルしてもらいたいし
自分が比較的ラクをして暮らしてきたこの日本の良さを残したいです。

そういう思いで出す『ポストコロナの発達援助論』です。
お送りするのは年を明けますが
ミニクリアファイルの発注があるので
直販ご希望の方は年内にはご注文いただけますと幸いです。

そういえばこの本にはトイトレについても詳しく書いてあります。
それはまた別の機会にしましょう。
京都で悲しい事件が起きました。
あれを見てまた、トイトレの大事さを思い出しました。

ご案内貼っておきます。
講座情報も貼っておきます。
高松講演はもうすぐ締め切りです。
よろしくお願いいたします。

=====

新刊と講演会二つのお知らせ

お世話になっております。花風社の浅見です。

1 『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』出版のお知らせ。

黙食・マスク強制・行事の中止・・・
花風社では昨今のコロナ禍での国を挙げての感染対策がお子さんの発達に影響することを危惧しています。
そして、子どもたちに発達の機会を取り戻すため、何かできることをしたいと思っています。
その志を共有してくださる大久保悠さんに原稿を書いていただき、コロナ禍がどう子どもの発達に影響し、ここで生じたヌケをどう埋めるか、緊急出版の一冊にまとめました。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今からできること』です。

当HPでお申し込みの方には、書店発売に先駆けて送料無料でお送りいたします。
冊数分のミニクリアファイルもおつけします。
大久保さんの前著『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方1』もたちまち増刷となりましたが、こちらもまだお読みでない方はどうぞこの機会にお求めください。
詳細・お申し込みは下記をごらんください。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』

http://kafusha.com/products/detail/56

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

2 講演会のお知らせ
「応用力養成講座」

読者の方の多くがお気づきのように、花風社では発達援助の本をHOW TO本とは位置づけておりません。
発達の大原則を示し、皆さんにそれぞれのご家庭でカスタマイズしていただけるように作ってあります。
なぜかというと、人間は複雑かつ社会的な生物なので、HOW TOで発達を促すことはできないからです。
けれどもこの「カスタマイズ」が苦手な方、マニュアル思考から抜けられない方、応用力に乏しい方も中にはいます。これは日本の学校教育のかたちから、やむを得ないところもあります。
ただ、花風社の著者の皆様は、同じように日本の学校教育を受けながらも、応用力を発揮してきた方たちです。
その方たちに学びながら、脱マニュアル思考をどうしたら身に着けるか、応用力を発達援助に、そして自分の生き方にどう適用していけばいいか、講座を行ってみます。
詳細は以下の通りです。

「応用力養成講座」
日時 2022年1月23日(日) 午前10時より。90分から120分くらい(途中参加・退出可能です)。
場所 zoom
講師 浅見淳子
料金 当日のみ 1500円 後日配信込み(視聴期間は一か月程度を予定)2500円
お申し込み方法 zoom@kafusha.comあてに、
1 お名前
2 配信先メールアドレス
をお送りください。そのうえで下記の花風社の口座いずれかに料金をお支払いください(口座はお問い合わせください)。ご招待URLとパスワードを発行していきます。

参考文献は以下の通りです。
すべてお読みいただく必要はありませんが、いずれも勉強になる一冊です。

『自閉っ子の心身をラクにしよう!』

http://kafusha.com/products/detail/9

『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』

http://kafusha.com/products/detail/3

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

『NEORO 神経発達障害という突破口』

http://kafusha.com/products/detail/49

そして新刊『ポストコロナの発達援助論』も取り上げていきます。

3 貴重な栗本さんの実技が見られる高松講演動画配信、二次募集のお知らせです。

栗本啓司さんの実技を実際に目にできる機会は、多くありません。
とくにコロナ禍の中では、貴重な機会になりました。
高松講演はプロの撮影・編集の方が入ってくださる貴重な機会だったので、皆様のおうちにいながらにして栗本さんの実践をみていただくことができました。
好評だったため、主催者さんのほうで二次募集をしてくださることになりました。
12月10日までにお申し込みいただければ、12月11日から26日までご覧いただけます。
また一次募集でお申し込みの方は追加1000円であと半月みられるということです。
浅見もコロナ禍で深めた考察「医者に頼らず発達障害を治そう」について思い切りしゃべっていますし、現地の楽しいコンサートもごらんいただけます。盛りだくさんの内容です。

詳細・お申し込みはリンク先をごらんください。
PR動画もついています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/354/comment-page-3/#comment-7587

今後とも花風社関連の本や講演をよろしくお願いいたします。

浅見淳子

返信する
yasu

「グローバル人材」というと、イメージとしてリーダーというか、イニシャチブを取って集団を指揮したり引っ張っていく感じがしますが、与えられた環境で雑草のようにしたたかに生きていく方向もあります。何も外国に出なくても、シャープのように海外資本が入り実質的に外資になったりしますから。実際問題としては海外に出て職を見つけるより、このようなケースの方が多いでしょう。

まあただ、本当はいつでもAIに置き換えられるのだけど、人件費が安いからそうせず敢えて日本人を雇って働かせるというスタンスの外資系企業が幅を利かせるような日本になってしまったら、本当に幸せを感じられるかは疑問ですが。

一昔前と異なり、今では「グローバル化」は「欧米化」を意味しないのも重要なポイントですね。

返信する
浅見淳子

yasuさん

いささか下卑た話題なので持ち出そうかどうかためらうところがあるのですが・・・

バブル時代の日本人男子たちのふるまいも見てきた身にしてみれば・・・

こうなってしまうのが恐怖なのですよね。
こういうみじめな思いを若い人たちにしてもらいたくないのです。
おせっかいなのかもしれませんが、あれはひどかった。
そのためにポストコロナに発達がどうなるかも見届けたい気持ちはありますね。

https://twitter.com/unkotaberuno/status/1468499516219625476?s=20

返信する
yasu

このツイートは私も読みましたよ。

このツイートのやりとりほどこうなる可能性は高くないと思いますが(第二次世界大戦直後のような物資不足ではないし、品質に拘らなければ安価な衣食住は一応ありますので)、住み心地は確実に落ちるでしょうね。コロナ対策は人口減少に少なからぬ悪影響を与えていると思うので、今後ますます個人差というか、自分でちゃんと考えて行動につなげられるかどうかの差が開くでしょう。

返信する
浅見淳子

おはようございます。

昨日、『安いニッポン 価格が示す停滞』(日経プレミアム)という本を読み終わりました。そしてデパ地下に行って美味しそうな塩サバを見つけました。ふだん買わないお値段の塩サバでしたが、美味しそうなので買いました。それを朝ごはんに具だくさんの豚汁、炊き立てのコシヒカリとともに夫に出したら夫が「すげえ! この定食東京駅なら1000円はする」と言ったのですが「こんな立派な塩サバ定食を1000円で食べられるのは日本くらいだろうなあ」と思いました。それくらい日本の物価は安くなっている。何が悪いの? と思われるかもしれませんが安い価格は安い賃金に反映されているし、人件費が安いと人材を買い負けするわけです諸外国に。そしてイノベーションできず経済がますます停滞する。実際この本を読むと、バンコクでさえ賃金が高くてダイソーは100円では売れていないそうです。給与は韓国に抜かれ東南アジアに追いつかれそうなジャパン。それくらい日本の物価は安くそして賃金が安くなってしまった。

「発達障害が治る」っていうことはどういうことか、栗本さんは先日のミーティング(栗本さんと私のマンツーマン)で考えを話してくれたし、大久保さんも話してくれている。そして私の定義では「少しでも自由に生きられる」が大きいと思います。今私が20歳だったらおそらく日本を離れたかもしれないなあ。これだけ感染が少なくてもビビった国に未来はない、と日本に見切りをつけたかもしれない。

2023年には社会保険料等が増大し手取りが額面の50%になるとか。そしてそれだけ増大したのはなぜかというと、人々の健康のためじゃない。発達障害研究に予算が割かれたわけでもない。言葉を引き出せない言語聴覚士とか、「立ち入らない」という名目のもとに上から目線で傾聴するだけの心理士とか、発達凡医とか、アンパンマン放課後デイとか、尾身爺とそのお仲間の幽霊病床に化けたわけです庶民の金が。無症状の人をホテルに隔離する金に化けたわけです。でもそれはコロナを怖がった皆さん、発達障害は一生治らないと洗脳されたままの皆さんに政治が寄りそっただけ。最終的に国をここまで追い込んだのはコロナ怖がった皆さんですよ。結果高負担低福祉の国になっていきますよ。泥船です。

だから私的定義において、今後は、国外で生きていきたいと思ったときに生きていける人になっておくのも(発達水準においては)「治る」に入りますね。そういえば先日の饗宴で読者の方とお話したとき、高校生になったお子さんがユニークな進学先を考えていて、みたいな話になったとき、「それでもこうやって悩めるのがうれしい」とおっしゃっていて、そうだろうなあと思いました。だって小さいときは発達遅滞があると言われていたお子さん。その方が志望の高校に進学し、今ユニークな進学先を考えるまでになっている。もしかしたらそれが将来の資質を活かした職業生活につながるのです。つまり、治ることは選択肢を広げるのです。

そうなると今後国外脱出を考えた場合、障害者手帳なんていうのはない方がいいですね。移民してくる人間は精査しますから、障害とか持病なんていうのはなければないほどいいです。ここも「治るが勝ち」です。こういうこと書くとマニュアル頭の人はまた「移民しろというのか!」ととってしまうかもしれないけど、もちろん日本の中にいて日本を変える一員となる方法もあります。でも全員にそれを強いるわけにはいかないくらいの泥船化のリスクがあるジャパンです。

そういう中でブルーさんが手帳を返上されました。
おめでとうございます。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/151/comment-page-14/#comment-7619

=====ブルーさんコメント引用

返納により、職場では一般雇用へ移行となり
合理的配慮が消失し、要求水準が上がります。
場合によっては年収が下がります。

=====

これくらい前進する資質のある方だからこそ
職場にも恵まれるのだと私は思いますね。
新たな人生を心より応援するとともに
そこに至るまでの道で多少なりとも花風社の本と本がつないだコミュニティが貢献できたことをうれしく思います。

ところで大久保さんは首都圏に来ると、コンビニ等で働く外国人の多さに気づくようです。
そして将来、外国人経営者のもとでレジを打つのは日本人になるかもしれない、と。
そのあたりのことも新刊『ポストコロナの発達援助論』に書いてあります。

私はコロナ前からずっとそれをおそれています。
発達障害の世界を通じて、医療福祉のあり方を知れば知るほど、これだけお上頼みで暮らしていく人が多い国に未来はないような気がしているのです。地方に行ってみると、純粋な民間人が驚くほど少ない。みんな何か行政に頼って生きている。たまに立派な建物があるなあ、と思うとデイサービスとか病院、じゃなければパチンコ屋です。

思い出してみましょう。
日本はほんの何十年前かは、国内で食い詰めた人たちを移民に送り出す側だったのです。
そしてブラジル等に移民を送り、その人たちの子孫がバブル期に日本に出稼ぎにきたことを思い出しましょう。
国内で食べられない人は、外に出るしかないのです。
皆さんのお子さんは、国内で働けるでしょうか?

大久保さんがこの問題を切実に考えられるのは
ご自分も二人お子さんを持つお父さんであることも大きいと思います。
お子さんたちの生きていく日本をよくしたいという思いがあるでしょう。

そうやって送り出す『ポストコロナの発達援助論』です。
お送りするのは年を明けますが
ミニクリアファイルの発注があるので
直販ご希望の方は年内にはご注文いただけますと幸いです。

ご案内貼っておきます。
講座情報も貼っておきます。
高松講演はもうすぐ締め切りです。
よろしくお願いいたします。

=====

新刊と講演会二つのお知らせ

お世話になっております。花風社の浅見です。

1 『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』出版のお知らせ。

黙食・マスク強制・行事の中止・・・
花風社では昨今のコロナ禍での国を挙げての感染対策がお子さんの発達に影響することを危惧しています。
そして、子どもたちに発達の機会を取り戻すため、何かできることをしたいと思っています。
その志を共有してくださる大久保悠さんに原稿を書いていただき、コロナ禍がどう子どもの発達に影響し、ここで生じたヌケをどう埋めるか、緊急出版の一冊にまとめました。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今からできること』です。

当HPでお申し込みの方には、書店発売に先駆けて送料無料でお送りいたします。
冊数分のミニクリアファイルもおつけします。
大久保さんの前著『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方1』もたちまち増刷となりましたが、こちらもまだお読みでない方はどうぞこの機会にお求めください。
詳細・お申し込みは下記をごらんください。

『ポストコロナの発達援助論 発達の機会を奪われた子どもたちに今できること』

http://kafusha.com/products/detail/56

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

2 講演会のお知らせ
「応用力養成講座」

読者の方の多くがお気づきのように、花風社では発達援助の本をHOW TO本とは位置づけておりません。
発達の大原則を示し、皆さんにそれぞれのご家庭でカスタマイズしていただけるように作ってあります。
なぜかというと、人間は複雑かつ社会的な生物なので、HOW TOで発達を促すことはできないからです。
けれどもこの「カスタマイズ」が苦手な方、マニュアル思考から抜けられない方、応用力に乏しい方も中にはいます。これは日本の学校教育のかたちから、やむを得ないところもあります。
ただ、花風社の著者の皆様は、同じように日本の学校教育を受けながらも、応用力を発揮してきた方たちです。
その方たちに学びながら、脱マニュアル思考をどうしたら身に着けるか、応用力を発達援助に、そして自分の生き方にどう適用していけばいいか、講座を行ってみます。
詳細は以下の通りです。

「応用力養成講座」
日時 2022年1月23日(日) 午前10時より。90分から120分くらい(途中参加・退出可能です)。
場所 zoom
講師 浅見淳子
料金 当日のみ 1500円 後日配信込み(視聴期間は一か月程度を予定)2500円
お申し込み方法 zoom@kafusha.comあてに、
1 お名前
2 配信先メールアドレス
をお送りください。そのうえで下記の花風社の口座いずれかに料金をお支払いください(口座はお問い合わせください)。ご招待URLとパスワードを発行していきます。

参考文献は以下の通りです。
すべてお読みいただく必要はありませんが、いずれも勉強になる一冊です。

『自閉っ子の心身をラクにしよう!』

http://kafusha.com/products/detail/9

『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』

http://kafusha.com/products/detail/3

『親心に自信を持とう! 医者が教えてくれない発達障害の治り方 1』

http://kafusha.com/products/detail/55

『NEORO 神経発達障害という突破口』

http://kafusha.com/products/detail/49

そして新刊『ポストコロナの発達援助論』も取り上げていきます。

3 貴重な栗本さんの実技が見られる高松講演動画配信、二次募集のお知らせです。

栗本啓司さんの実技を実際に目にできる機会は、多くありません。
とくにコロナ禍の中では、貴重な機会になりました。
高松講演はプロの撮影・編集の方が入ってくださる貴重な機会だったので、皆様のおうちにいながらにして栗本さんの実践をみていただくことができました。
好評だったため、主催者さんのほうで二次募集をしてくださることになりました。
12月10日までにお申し込みいただければ、12月11日から26日までご覧いただけます。
また一次募集でお申し込みの方は追加1000円であと半月みられるということです。
浅見もコロナ禍で深めた考察「医者に頼らず発達障害を治そう」について思い切りしゃべっていますし、現地の楽しいコンサートもごらんいただけます。盛りだくさんの内容です。

詳細・お申し込みはリンク先をごらんください。
PR動画もついています。

https://naosouhattatushogai.com/all/conference-room/354/comment-page-3/#comment-7587

今後とも花風社関連の本や講演をよろしくお願いいたします。

浅見淳子

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